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2025-06-11 10:43

株価が急落したらすぐに売るべき?買うべき?

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サマリー

株価の急落が投資家に与える影響や、どのように対処すべきかについて議論されている。特に、長期投資の視点からの判断や、有力企業の株価が下がる時の買い増しのチャンスが紹介されている。このエピソードでは、株価が急落した際の対応策とディフェンシブ銘柄の重要性が解説されており、武田薬品工業やケアネットなどの企業のポートフォリオ見直しのポイントに焦点が当てられている。

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インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
この番組では、インターン生2人が、株、投資、経済関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話をながら劇する感覚で、一緒に勉強していきましょう。
おはようございます。インターン生の和之江です。
おはようございます。インターン生の斉藤です。
株価の急落と投資家の心理
斉藤さん、ここ数ヶ月、どの銘柄も株価のアップダウン激しくて、
投資家の皆さんはもちろん、僕ら記事を書いている側も結構困っているんですよね。
いや、本当にそうですよね。私が実際に自分で持っている個別株見ていても、日によって上がったり下がったりで、
もう、なんでしょう、気分もいきいちしちゃいますし、逆に株価の分析記事とか書いている中で、
下がってきたからそっちの局面で書こうかなと思ったら、今度は上がり調子になってきて、
あれ、どうしよう、書き直さないと、みたいな場面も多かったりしますよね。
そうですよね。ここまで結構波が激しいと、計画を立てるにしても結構困っちゃうんじゃないかなというふうに思っています。
お聞きの方も影響を受けているかもしれません。
SNS上で見ていてもかなりの損失が出たとか、売るべきか迷うなというふうな声が見受けられました。
そうですね。あとは、投資ニーサーとかで投資を始めたばかりの人がいきなり影響を受けてやるんじゃなかったみたいな声とかもありますよね。
今回のトランプ関税みたいな市場全体の問題への対処って本当に難しいですよね。
そうですよね。そこで今日は株価急落のトレンド、売るべき?買うべき?というテーマでお送りします。
お願いします。
ポートフォリオの重要性とリスク管理
さて、ここで恒例のちょこっと株式店のコーナーです。今回はバランスのいいポートフォリオについてです。
投資におけるポートフォリオとは、投資方法や投資先の銘柄をどのように組み合わせるかというもので、投資を始める際にまず考えなければならないものですよね。
その通りです。これは投資のリスクを分散させるために非常に重要なんです。
なるほど。具体的にはどのような対策ができるのでしょうか。
まず、投資家ご自身の投資目標とリスク許容度というものを明確にしましょう。
次に資産クラスの分散、例えば株式、債権、現金など、それから地域的分散、国内にするのか海外にするのか、業種分散、どこのセクター、どこの業種に投資をしていくのかというものを意識していきます。
また定期的な見直しとリバランスも重要です。市場の変動で最初に考えていた配分比率が崩れることもあるんです。
まさに市場に大きな変化があったときに関わってきますもんね。
はい。
投資上級者の方も状況に応じて定期的に見直さなければならないような重要なものですね。
おっしゃる通りです。分散投資が機能しているかどうかで、今回のような事態の際にも受ける影響の大きさというものが変わってくるんです。
投資をする全ての人が常に考えていなければいけないものといえます。
以上、ちょこっと株自伝のコーナーでした。
はい。さて本題に戻りましょう。やはり日経平均であったりとかDAOが一気に変化すると不安になって売りたくなってしまう方が多いのではないでしょうかね。
そうですよね。市場が急落すると多くの人は感情的になってしまって、恐怖とか不安といったものが判断を鈍らせることがあります。
今回のトランプ関税による市場全体の下落でも、ニュースを見たらすぐに売らなければと考えた人も多いのではないでしょうか。
なるほど。心理学的に見ても、やはり人間は得をしたいというものよりも損失を避けたいという方が強い要求がありますもんね。
はい。
その衝動的な判断が長期的には失敗につながることもありますもんね。
はい。そうなんです。
こういった状況ではどのように考えるべきなんでしょうか。
そうですね。まず大切なのは自分の投資目的を再確認することです。
短期の利益を狙っている方なのか、それとも長期的に何十年というプランで資産形成をしようと考えている方なのか。
多くの個人投資家の方は、後者の方も多いと思います。
うん。そうですよね。確かに今は長期投資の方が一般的になりつつありますもんね。
はい。
ってことはやっぱり今回みたいな有楽とかで短期的な変動で一気一流するのではなく、あくまでも短期のものが長期的に見たら上がるだろうというような形で長い目で見ることが大事ですよね。
そうですね。
その通りですね。やはり株式市場は短期的に変動が大きくても、長期的に見ては上昇トレンドを維持するということが何回も起きています。
過去の金融危機や市場暴落の後も市場は必ず回復してきたという背景があります。
うん。それはよく言いますもんね。
はい。
ただそうは言ってもなかなか難しいところもありますし、後は持ち続けるって言っても全ての銘柄に当てはまるわけではないような感じがしてしまうんですけれども。
はい。ここで重要なのがどの企業を選ぶのかということです。
財務体質が健全で競争力のあるビジネスモデルを持つ企業、それから安定して需要を得られる企業は今回のような一時的な市場の混乱を乗り越えられるかもしれません。
なるほど。こういったところまで見るのが大事なんですね。では具体的にはこうした株価増落時にはどういった行動をとるべきなんでしょうか。
株価急落時の戦略
はい。先ほども申し上げたような長期投資家であればむしろ買い増しのチャンスかもしれません。
有料企業の株価が不当に安くなっている今回のような時代の時、それは将来のリターンにつながる可能性もあるんです。
なるほど。いわゆるバーゲンセールみたいな感じですね。
はい。
確かに有料企業が安く買えるっていうことで買い増しと考えれば気持ちもちょっと楽になりますよね。
でもどんな基準で買い増しを考えていけばいいんでしょうか。
そうですね。いくつか方法はあるんですけれども、ここでは価値評価に基づく方法を紹介します。
例えばPER、株価収益率やPBR、株価純資産倍率などの指標が過去の平均や業界平均と比べて著しく低くなっているというような時代では割安と判断できる可能性があります。
そういった指標を参考にすればいいですね。
ただですね、具体的な買いのタイミングっていうのはどこで見分ければいいんですか。
さすが斉藤さん、観点が鋭いですね。
タイミングを完璧に当てるというのは難しくて、僕らのインターン生のテクニカル分析に詳しい方も半分以下でしか当てることはできないというふうに言っていた通り、段階的な買いを検討するほかないと思います。
例えば株価が10%下落したら資金の3分の1を投入する。15%下落したらさらに3分の1を投入していくという具合に分散買いの戦略を立てておくと良いかもしれません。
株価急落時の対応策
なるほど。こういった戦略ってゆけいに精神的な負担もありますけど、このように市場全体が下落しているときこそ自分の投資プランを見直すいい機会になるんですね。
ポートフォリオのバランスが適切かであったりとか、リスク共用度は変わっていないかなど再確認することが大切なんですね。
まさにおっしゃる通りだと思います。自分が投資している銘柄を一つずつよく確認して、自分の投資目的や将来性といった観点から先ほど申し上げたポートフォリオを再構成してバランスを修正していくことが求められています。
なるほど。ではポートフォリオの見直しの際にも重要になってくると思う、市場の変動に強いディフェンシブ銘柄についても教えてほしいです。
はい。ディフェンシブ銘柄とは、景気の影響を受けにくい生活必需品やインフラ関連の企業のことを指します。
特に医薬品業界は典型的なものでして、経済に関わらず安定した需要があります。
それはコロナ禍の時もそうだったようにですね。
その中で僕は今回、武田薬品工業証券コード4502をご紹介いたします。
日本を代表するグローバル製薬会社なので、知っている方も多いと思うのですが、世界各国に拠点を持っていて、地域リスクを分散、
希少疾患やオンコロジー、がん治療のことですけど、こちらのような成長分野に注力していて、将来的な収益拡大も期待できます。
さらに、一時期話題になったシャイヤー社の買収の後、財務改善も進んでいて、不才の削減や利益率の向上というものも期待できます。
なるほど。こうした武田薬品工業大型株ですけれども、逆に小型株とかで有料なディフェンシブ銘柄ってあったりしますか?
そうですね。最近僕が注目しているのが、こちらも医療業界になってしまうんですけれども、証券コード2150のケアネットというものも注目です。
医師や医療従事者向けの会員制サイト、ケアネット.comというものをプラットフォームにしていて、製薬会社のマーケティング支援や医薬品情報提供サービスを手掛けています。
こちらDX事業主力としていて、医薬品情報をネットで配信するサービス、こちらMRプラスというらしいんですけれども、こちらを展開しています。
ここで注目なのがサブスクリプションモデル。最近話題ですけれども、こちらの安定した収益が見込めますし、医療EXのど真ん中にいる企業でグローバルな成長も期待できるんです。
なるほど。あまり聞き馴染みのない都度ですけど、医療DXのど真ん中ということもあって、チェックしてみた方が良さそうですね。
はい、その通りですね。
ここまで、最近の市場の様子だとか株価急落の際の対応についてお話ししてきました。では和之谷君、最後にまとめをお願いします。
注目の企業紹介
市場急落時に最も大切なのは、やはり感情に流されずに長期的な視点を持つことだと思います。
今回ご紹介したようなディフェンシブ銘柄を検討してみたり、あるいは割安になった有料企業もよくチェックしておくことで、危機をチャンスに変えられるかもしれません。
本日ご紹介した企業は主観による情報提供です。投資を推奨するものではありません。投資判断はあくまでご自身の責任でお願いいたします。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
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引き続き楽しんでいただけるよう頑張りますので、これからもよろしくお願いします。
それではまた次回お会いしましょう。
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