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2025-10-29 11:24

注文住宅銘柄はコスト高騰でやばい?トレンドと将来性について徹底調査!

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サマリー

注文住宅市場のコスト高騰が話題となり、今後のトレンドや将来性に注目が集まっています。特に、景気敏感セクターとしての注文住宅関連銘柄の現状や今後の課題について詳しく解説されています。注文住宅関連の銘柄について議論が展開され、コスト高騰や業績の影響が検討されています。また、自動車業界との関連やリスク分散の重要性が強調され、投資判断のポイントも明確にされています。

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インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
この番組では、インターン生2人が株、投資、経済関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話をながら聞きする感覚で、一緒に勉強していきましょう。
おはようございます。インターン生の山口です。
おはようございます。インターン生の塚田です。
注文住宅と市場の動向
塚田さん、突然なんですが、将来こだて住宅って建てたいと思いますか?
そうですね、あんまビジョン見えないですけど、
自分が結婚するとしたら、ちょっと家建てて、注文住宅とかしてみたいなって思いますけど。
いいですね。
注文住宅って、自分の好きなまどりにできるのが魅力ですけど、
でもやっぱ、なんかちょっとコストかかるイメージとかもあったりしますね。
そうなんですよ。
でも調べたら、意外と日本では注文住宅を選ぶ人の方が多いらしくて。
それ知らなかったですね。
なんか投資的な観点から見ると、注文住宅関連の銘柄とかも気になるところですけど。
そうですよね。
というわけで、今日は注文住宅関連銘柄と将来性について調べてきたので、一緒に見ていきたいと思います。
はい、お願いします。
まず、注文住宅って何かというところなんですけど、
まどりや設備、素材を自分好みで位置から選んで建てる住宅のことを指すんです。
なんかよく対比で建て売り住宅みたいなのが出てきますけど、違いは何でしょうか?
建物が完成していて、土地とセットで売られているので、まどりとか内装を自由に変えられないんですよ。
文庄住宅も建て売りとほぼ同じで、広い土地を区分けして建てた家を販売する形式のことを指します。
そうなんですね。初めて知りました。
日本ではどっちが多かったりするんでしょうか?
これが意外なんですけど、2024年のフラット35利用者調査によると、建て売りが23.1%で、注文住宅が34.9%なんですよ。
注文住宅が最多でしたが、前年度の44.2%から約9ポイント縮小しました。
注文が一番多いんですね。近年では建築コスト上昇の話をよく聞くので、中古住宅だったり、なくても建て売りだったりが多そうだなと思っていたので、結構意外ですね。
おっしゃる通りで、中古住宅、文庄住宅の割合は増加傾向です。
一方で、2021年度フラット35利用者調査によると、注文住宅の割合は65%でした。
注文住宅が最多とはいえ、2021年と今を比較すると注文住宅の割合は大きく下がっていますよ。
最近のトレンドはどうなっているんでしょう?
そうですね。2025年度のキーワードは、スペパ、コスパなんです。
スペパというのはスペースパフォーマンス、コスパはコストパフォーマンスですね。
建築費が平均3415万円と、前年より229万円も上がっていることが挙げられるんです。
129万円ですか。だいぶ厳しいですね。
そうなんですよ。でも面白いのが、今平屋が人気出てきているそうで、平屋だと平均3034万円で建てられるそうで、2階建てよりも490万円安く建てられるそうなんです。
でも広い土地が取得しやすい地域に限られるかなって印象ですけど。
そうですね。今日は住宅関連のトレンドを将来性を抑えつつ、関連銘柄も紹介していきたいと思います。
その前に恒例のちょこっと株辞典のコーナーです。
今日紹介するワードはセクターです。
セクターっていうのは、業種やテーマごとに株式を分類したグループのことですよね。
はい、さすがですね。
また、同じセクターの銘柄は似たような値動きをする傾向があるんですよ。
なるほど。ちなみに、注文住宅関連っていうのはどのセクターにあたるんでしょうか?
建設業セクターに分類されることが多くて、景気動向の影響を受けやすい景気敏感セクターに分類されます。
景気が良くなると上がりやすいけど、悪くなると下がりやすいといった特徴がありますね。
なるほど。景気敏感セクター対比で景気に敏感じゃないやつとしては、エネルギー、食料、そういうのもあげられたりしますけど。
ゲーム株とかもあげられるんですよね。
あったりします。なるほど。
じゃあ、本編に入っていきましょう。
まずは注文住宅の将来性についてあげていきます。
プラス年なんですけど、2024年10月に注文住宅の着工個数が久しぶりに前年を上回ったんです。
コロナ以降ずっと落ち込んでいたので、これは明るいニュースですよね。
回復してきてるんですね。
円安で輸出企業の業績が良くて、ボーナスが増えた富裕層が今こそ家を建てようと動いていたみたいです。
あと省エネ住宅には国の補助金が出ることも追い風になっていますね。
なるほど。補助金っていうのは消費者的にもめちゃくちゃ嬉しい話です。
マイナス面とかあったりするんですか?
実は2024年の新設住宅着工個数は2年連続で減少しているんです。
79万戸で前年比-3.4%となっています。
なんかさっき回復って言ってたような気がするんですけど。
そうなんですよ。
短期的には回復の兆しが見える部分もありますが、長期的に見ると右肩下がりになっています。
野村総研の予想だと2040年までは減少が続くという見込みがありますね。
なるほど。なんか人口減少の影響とかもありそうですよね。
そうですね。それに加えて建材価格も人件費も上がっているし、若い人材が建設業に入ってこないっていう問題もありますね。
29歳以下の従業員の割合が全産業だと16.4%のに対し、建設業は11.5%しかないんです。
かなり結構先行きが怪しいというか厳しめの業界なんですね。
注文住宅関連銘柄の分析
これからは具体的な銘柄の方を見ていきましょうか。
まず1社目はタマホーム証券コード1419です。
これCMでもよく昔聞いたりしましたよね。
木造のローコスト住宅に強みを持っていて、注文住宅がメインの会社となっています。
株価は10月20日終わり値で3540円となっています。
こちら結構有名だなというふうに感じる企業ですけど、業績の方はどうなんでしょうか。
そうですね。正直厳しいと言えます。
2026年5月期の第一四半期は売上が前年比-20.8%で営業損失が44億円となっています。
44億円ですか。かなりきついですね。
そうですね。でも注文住宅の受注等数は前年比104.5%で回復しているんです。
だから今後業績の改善が期待できるんじゃないかなっていう見方もあるんですよね。
注文住宅の方が利益率とかも高そうですし、先行指標としては良いかもしれないってことですか。
そうですね。
こちら配当の方はどうなっているんでしょうか。
配当利回りが5%台と高水準なので、配当目当ての投資家には魅力的だと思います。
ただ、建材価格の高騰とか人件費上昇にどう対応するかが鍵となっていますね。
なるほど。ありがとうございます。
続いて2社目に行きましょう。2社目はどこでしょうか。
VTホールディングスの業績と影響
2社目はVTホールディングス証券コード7593です。
これは注文住宅の会社なんですか。
実はメインは自動車ディーラーとなっています。
ホンダとか日産の車の販売をしていて、名古屋が地盤の会社となっています。
自動車ディーラーが注文住宅関連ですか。ちょっとよくつかめないですけど。
住宅関連事業も展開していて、文庄マンションや注文住宅、小建文庄とか幅広くやっているんです。
株価は10月20日終わり値で498円となっています。
なるほど。こちら業績の方はどうなっているんでしょうか。
2025年3月期は売上が全期費プラス12.8%で増収となりました。
しかし営業利益は全期費マイナス9.6%と減益となっています。
自動車業の中古車販売が好調である一方で、一部の新車販売であったり住宅関連事業がやや低調であることが理由として挙げられます。
住宅関連事業については建設資材価格の高止まりや建設ローム費の値上がりの継続、住宅ローン金利の上昇なども懸念され、建設市場においても先行きの見通しがつきにくい状況と言われていますね。
投資判断のポイントと今後の展望
なるほど。
でもこれ一方で主力は自動車なんですよね?
はい、そうなんです。
だから純粋な注文住宅関連銘柄として見るなら、タマホームみたいな専業企業の方がいいかもしれませんね。
ただ事業が価格化されている分、リスク分散されているというメリットはあります。
配当利回りも約5%と高いと言えますね。
なるほど。これ結構投資スタイルによってどっちを選ぶかっていうのが変わってきそうですね。
そうですね。
というわけで、今日は注文住宅関連銘柄について見てきましたけど、いかがですか?
そうですね。正直思ってたより複雑かなって感じですね。
やっぱその短期的には回復してるけど長期的には厳しかったり、あとはその建築費だったり人材費の推移がちょっと読みづらかったり、なかなかちょっと入り組んでるなって思いましたね。
そうですよね。景気敏感セクターだから経済全体の動きをよく見ないといけないですしね。
はい。投資判断のポイントをまとめると、専業企業は業界の影響を直接受けやすいけど、高価企業はリスク分散されているってことですかね。
その通りです。あと、配当利回りの高さは魅力的だけど業績をしっかりチェックする必要がありますね。
省稲住宅への政策支援は追い風と言えますが、人材不足とか建材価格の高騰っていう課題も大きく残っていますね。
なるほど。これピンチはチャンスに変えてるじゃないですけど、各企業が省稲住宅へどう対応していくかとか、業界再編の動きとかそういうところも注目していきたいですね。
そうですね。リスナーの皆さんも投資判断の参考にしていただければ嬉しいです。
なお、本日ご紹介した企業は主観によるものであり、投資を推奨するものではありません。
投資判断はあくまでご自身の責任にてお願いいたします。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
お聞きのプラットフォームでの感想、評価の投稿や概要欄記載のご意見フォームのURLから番組へのご意見もお待ちしております。
直近ではBGMを小さくしてもらえたら聞きやすいと貴重な意見をいただきました。
ありがとうございます。すぐに改善に努めます。
また、その他にもご意見などありましたらお気軽にコメントやフォームにて送っていただければと思います。
それではまた次回お会いしましょう。
11:24

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