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2025-12-08 12:37

【高ROE企業比較】ROEが高い企業(銘柄)は魅力的?直近の事例も交えて解説

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サマリー

今回のエピソードでは、ROEの重要性が強調され、ROEの高い企業としてHuman Creation HoldingsやLUXが比較され、その成長率や市場での評価について議論されています。特にHuman Creation Holdingsの戦略やM&Aの活用についても詳しく解説されています。高ROE企業は魅力的な投資先として注目されています。このエピソードでは、ROEの重要性や具体的な企業の成長戦略について深く掘り下げられています。

ROEの重要性と企業分析
インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
この番組では、インターン生2人が、株、投資、経済関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話をながら聞きする感覚で、一緒に勉強していきましょう。
おはようございます。インターン生の渡辺です。
おはようございます。インターン生の古田です。
古田さん、銘柄選びするときって、どんな指標を重視してます?
PRとかPBRとかよく言われる、そこら辺の指標を見ますけど、
正直なんか、ヤフーの株価の、ヤフーファイナンスですか?とかを見ると正直たくさんあって、何が何だかみたいな感じで迷っちゃうんですけど。
いやー、そうですよね。なので、今回そんな指標の中から、ROEに注目して企業を見ていこうと思います。
ROEは、言うなれば、株主資本から効率的に利益を創出しているかを測る指標となっています。
ROEですね。聞いたことはあるんですけど、具体的にどう見ればいいかわからないので、ちょっと聞きたいです。
わかりました。ということで今日は、ROEの高い代表的な企業を比較しつつ、
その中でも新たに中長期経営方針を打ち出したHuman Creation Holdings、証券行動7361について深掘りしていきます。
おー、具体的な企業分析も聞けるんですね。楽しみです。
その前に恒例のちょこっと株辞典のコーナーです。
今日の用語は何ですか?
今日の用語はですね、先ほど出したROE、これが自己資本利益率になります。
ROEとは自己資本、言ったら株主資本のことですね。
を活用してどれだけの利益を創出したかが分かる指標のことです。
計算式はROEイコール純利益割る自己資本かける100で求められます。
つまりROEが高いほど株主が出資したお金をもとでに効率よく利益を稼いでいるということですね。
その通りです。ROEが高ければ投資家からの人気は高くなって、低ければ経営効率が悪いとみなされてしまうわけなんですね。
ただし注意点もあって、ROEは企業によって一定程度コントロール可能なんですよ。
コントロールができるんですか?
例えば自社株買いしてそれを消却すれば自己資本が減少するので、分母が小さくなってROEは高まります。
あとは負債の割合が多いほどROEが高くなるということがあるので、
企業間を比較する際には自己資本比率とかも含めてその背景を知るというところが大事なんですよ。
なるほど。ROEだけじゃなくて純利益の成長も一緒に見る必要があるんですね。
はい、その通りです。利益成長とROEの両方を実現することが理想的ということですね。
それでは本編に入っていきましょう。
企業のROE比較
それでは実際に高ROE企業を比較してみましょう。
今回は4社。1社目がLUX証券コード3923。
あとはHuman Creation Holdings証券コード7361。
サンリオ証券コード8136。
ヘンゲ証券コード4475を取り上げます。
どれも聞いたことのある有名な企業ですよね。
はい。まず11月時点の各社のROEを見るとLUXが45.3%。
Human Creation Holdingsが28%。
サンリオが48.6%。
ヘンゲが40.6%となっていて、どの企業も高いROEですよね。
すごい。でも先ほど言っていた純利益の成長とかが気になるんですけど、どうですか?
いいところに気がつきましたね。
これ直近3年間の純利益成長率を見ると、
例えばLUXが528%とかサンリオが411%
ヘンゲとか166%という形で結構大きく成長しているんですよ。
500%上とかあるんですね。
サンリオとLUXはすごい成長ですね。
特にサンリオとかは長期に渡ってすごい業績が低迷していたというのもあったんですけど、
2023年3月期より大きく回復してそこからまた成長を遂げています。
有名ですよね。ニュースにもなっていましたね。
社長変わってから業績良くなったみたいな。
あの社長結構ね。
有名ですよね。
なるほど。ヒューマンクリエーションホールディングスはどうなんですか?
ヒューマンクリエーションホールディングスの純利益成長率は3年間で-9%なので、
他社と比較するとちょっと低水準というかという風になってますね。
Human Creation Holdingsの戦略
それだと投資対象としては微妙な感じがするんですが。
そうですよね。ところが株価指標を見るとちょっと面白いことが分かっていて、
PRが8.9倍、PBRが2.6倍というところは4社の中で一番割安にはなってます。
他だとPR25倍以上とかPBR9倍以上とかもありますからね。
確かに。割安に放置されているっていうことですか?
その可能性全然あると思います。
しかも足元では新たな中長期経営方針を打ち出していて、
ROE30%超えの確保だったりとか、自己資本の有効活用、
EPSの成長といった複数の項目を発表しているんですよ。
なのでこういった材料がまだ株価に織り込まれていない可能性もあるので、
今回はこの会社を深掘りしていこうと思います。
まずはHuman Creation Holdingsの事業内容をお聞きしたいです。
ここはITに関わるコンサルティングから開発保守まで一貫して手掛けている会社です。
特徴的なのは果敢なM&Aで事業領域を拡大してきたという点にありますね。
M&Aを積極的に活用しているんですね。
はい。例えば2016年のM&Aではエンジニア派遣の領域を拡大したりとか、
2019年には受託開発に拡大したりとか、
2021年のM&Aではコンサルティングの方にも領域を広げています。
最近だと2025年にM&A仲介の領域にも踏み入れているんですよ。
なるほど。M&Aって1個ぐらいの領域しかないのかなって勝手に思っていたんですけど、
結構多角的な感じで広げているんですね。
そうですね。
特にその中での強みというのは何なんでしょうか。
作業のエンジニア派遣を起点にしてM&Aも駆使しながら
受託開発だったりコンサルティングとかに領域を拡大していくと、
ITコンサルティングから開発保守までそこのプロセスが一気通貫で対応できるというところが強みになってきているんですよ。
ワンストップで対応できるということですね。
顧客にとってすごい便利かなと思います。
本当にそうだと思います。
エンジニア派遣で顧客の現場が分かるからこそ、やっぱり深みのあるソリューションを提供できるというところですよね。
あとはHuman Creation Holdingsではコンサルティングとか受託開発というのを戦略領域というふうに位置づけています。
戦略領域?
これ、素行でもあるエンジニア派遣で安定収益を稼ぎつつ、利益率の高い戦略領域を拡大することで事業構造の転換と規模の拡大というのを目指しているんですよ。
なるほど。でも肝心の業績はどうなんでしょう?
はい、これ業績、2025年9月期の業績ですと、売上高、営業利益ともに全期比で20%を超える成長率でした。
いずれも情報修正後の計画を上回る高決算だったということがあります。
それはいいですね。利益が向上した理由とかは何でしょう?
これは戦略領域事業の拡大とM&Aの貢献によるものです。
戦略領域事業というのは売上高が全期比で66.3%増という形で大幅に進捗していますね。
66%成長、すごい伸びですね。
ROEの重要性
はい、ここから先は先ほど少し言っていた中長期経営方針についても見ていきましょうか。
具体的にどんな目標を掲げているんですか?
はい、これ2期後の2027年9月期に向けては、M&Aを含む積極投資での規模の拡大と事業構造転換を図っていて、
売上高が2025年9月期で89億なんですけど、それを2027年9月期に120億とすることを目指しています。
そして2030年9月期に向けてはROE30%超を目指すとしています。
出ました、ROE。ちゃんと利益成長によるROEの向上を目指していくっぽいんですね。
ちなみに事業拡大による利益創出で増えたキャッシュとかはどう使うんですか?
ここが投資家に嬉しいポイントでして、成長加速のための再投資と株主還元にバランスよくアロケーションしていって、成長と株主還元を両立するという方針らしいんですよ。
株主還元って具体的には何を打ち出すんでしょう?
基本方針としては連続増配を維持して、総還元成功を30%以上目標とした株主還元を実施するとしています。
また、自己資本比率40%を超える資金については、追加の株主還元原資とするらしいです。
なるほど。それって企業にずっと貯めておくんじゃなくて、ちゃんと株主に上げていくということですよね。
株主にとっては嬉しい方針かなと思います。
そうなんですよ。資金効率よく創出キャッシュを再投資と株主還元に振り向け続けることを通じて、一株当たりの価値の最大化にコミットしていくというわけなんですね。
なるほど。いいですね。来期の2026年9月期はどうなる予想ですか?
来期の予想ですと、売上高が全域比約12%増、営業利益はほぼ横ばいの0.5%成長を見込んでいます。
特に戦略領域は約24%の増加と引き続き大きく拡大する予定です。
あれ、売上は伸びるのに営業利益の伸びが小さいですね。
いい指摘ですね。これはSESの積極採用だったり、戦略領域の採用強化に伴った人件費とか採用関連費の増加を先行的に見込んでいるというところがあります。
ただ、この人員増強策は2026年9月期に効果が現れ始めて、この人員の増加というのが売上拡大につながる見込みなんですよ。
なるほど。先行投資ということですね。
はい。
配当はどうですか?
配当はですね、来期の見通しは1株あたり44円と、17円増配の予想となっています。
配当成功も31.2%となる予定で、基準とする総歓迎成功30%はしっかり満たしていますね。
なるほど。Human Creation Holdingsって、コ-ROEを維持しながら、新中長期経営方針で明確な成長戦略を打ち出している企業なんですね。
そうなんですよ。コ-ROE企業からスクリーニングをかけると、どうしてもPRやPBRが高い企業が多くなってしまいますが、
一社一社深掘りしていくと、割安感があって、今後の見直し余地がある企業も見つかるんですよ。
Human Creation Holdingsの新中長期経営方針の特徴は何でしたっけ?
はい。これがもうおさらいになりますが、事業課題への対策に加えて、株主還元と成長を両立するための積極的な財務戦略を打ち出したというのが特徴になります。
今期以降の進捗とともに計画が評価されれば、同社のPRやPBRが高くなって、株価も上昇する可能性はありそうですね。
ROEという指標の見方から具体的な企業分析までとても勉強になりました。
企業の成長戦略
ROEを見るときは、純利益の成長や自己資本比率なども一緒に確認することが大切なんですね。
はい。その通りです。皆さんも銘柄選びをする際には、単一の指標だけでなく、複数の指標を組み合わせて総合的に判断してみてください。
なお、本日ご紹介した企業は、主観による情報提供であり、投資を推奨するものではありません。
投資判断はあくまでご自身の責任にてお願いします。
本日も最後までお聞きいただきありがとうございました。
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また、概要欄にはご意見フォームのURLも貼っておりますので、番組へのご意見もお待ちしております。
いただいたコメントにより改善を進めてまいります。
引き続き楽しんでいただけるよう頑張りますので、これからもよろしくお願いします。
それではまた次回お会いしましょう。
12:37

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