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2023-03-11 18:07

#443【いろはに投資ラジオ】米中の経済動向で株価はどう動く?日本株のPBRについてもお話ししています!

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インターン生2人が、普段話せないような投資関連の話題について赤裸々に語る【いろはに投資ラジオ】。

今回は、中国のPMIや米国の金利動向に加えて日本株のPBRまで世界の経済動向について幅広くお話しします!

お話しした内容は情報提供を目的としたものであり、過去の実績・予想・見解・将来の成果を示唆あるいは保障するものではございません。投資のご判断はご自身でしていただくようお願いいたします。

収録日:2023年3月8日


いろはに投資記事

https://www.bridge-salon.jp/toushi/kabu-sihyou/?utm_source=podcast&utm_medium=referral&utm_campaign=443

ラジオの中で日本株の「PBR」についてのお話がありましたが、「PBR」の意味を今一度確認しておきたいという方はこちらの記事をぜひご覧ください!


ブリッジサロン

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株式会社インベストメントブリッジ作成

00:01
インベストメントブリッジがお届けする、いろはに投資のながら学習。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
インターン生の森でございます。このラジオでは、いろはに投資で取り上げられない投資・経済関連の話題について、
アナリストのたまご二人がゆるりとお話ししていきます。では本日は、たかた君です。お願いします。
よろしくお願いいたします。
なんか最近、花粉症がひどくて、ちょっと声がいつもより低い気がするんだよね、私。
分かります。僕もちょっと花粉きついです。
そんな中、株式市場がどうなっているかというところで、たから君はどういうところに注目しているのかな、最近。
そうですね。こないだツイッターを見ていると、ちょうど3月1日に中国のPMIが上昇して、
それに伴ってアメリカ市場だったり、日本市場が業種ごとに上がったセクターがあったというニュースを見て、
僕の方でもPMIあまり詳しくなかったので調べてみました。
まずPMIのおさらいなんですけど、PMIはPurchasing Manager's Index、購買担当者指数の略称。
製造業の生産量だったり、新規受注数、在庫状況、農機、雇用状況などを調査して、
製造業の景気動向を把握するための指標として用いられることがあります。
基本的な情報としては、PMIが50を超えると製造業の拡大を示していて、50未満だと縮小を示しているようです。
そうですね。
中国のPMIということで、中国の経済の状況を把握する指標として使われているようでした。
3月1日に発表された中国のPMIは52.6%であったということで、製造業の拡大が示されているということでした。
これが1月が50.1、だいたいいい分のところから予想以上の上昇を見せたということがありました。
その原因を調べてみると、やはりゼロコロナ政策の割があって、コロナの防疫規制の緩和が進んだというところが大きかったようです。
具体的に調べてみたんですけど、何が緩和されたかというところですと、今までは高リスク地区であったり低リスク地区という指定があったんですが、
そういった指定がなくなって、あとは各種交通機関で乗客に対するPCR検査の陰性証明をしていたというのと、健康コードの確認をしていた。
あと到着地でのPCR検査、そして乗客の体温測定を以前はしていたんですが、こちらはもう実施しないという状況になっているというところから、経済活動の正常化への期待が高まっているようです。
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これらがPMIなどの改善につながったということを、情報として拾ってきました。
確かそれは製造業のPMIだっけ?
そうですね、製造業のPMIです。
確かね、総合PMI、要は非製造業PMIとかも加えた総合PMIっていうのがあるんだけど、確か中国はそれでも50%を上回ってて、
米国とユーロ圏と日本も全て確か50%を今上回ってるっていう感じだったんだよね。
中国は総合だと56%を超えるって書いてありましたね。
結構どの国でも製造業とか非製造業合わせて上向いてるんだよね。
値で言うと。
なるほど。
っていうのはあるかなっていうところで、
例えばね、そんな中でいろんな指標は結構、
いや株式やばいんじゃないの?みたいになってるかなって個人的にはちょっと思ってて、
例えばS&P500の決算がだいたい終わったんだけど、今。
利益予想を見てみると、実績、まず最初実績から見てみるとマイナス4.6%となっている利益はっていう感じで、
やっぱりどうしても高金利のしわ寄せが来てるかなっていうようなのがやっと数値に現れてきたっていうような感じになるんだけど、
注目してほしいのは、ガイダンスを発表する企業の中で、
だいたい8割ぐらいがネガティブなガイダンスを発表してるっていうところで、
どんどんETS予想っても下がってるんだけど、
バリエーションを見てみると、PED資料は17.5%とかになってて、
結構5年平均とか10年平均の間ぐらい推移してるっていうところで、
結構みんな楽観的になってるっていうところかなっていうふうにちょっと思うんだけど。
そうですよね。特に先週のアメリカの市場を振り返ってみると、
素材であった資本在サービス、エネルギーとか、
あとはこちらちょっとメタの影響なのかもしれないんですけど、コミュニケーションサービスっていうのが上がってきて、
なんかディフェンシブ株っていうところから、ちょっとそういったグロス寄りになってきてるかなっていうのも感じました。
それで言うと、ちょうど収録日の前日にパウェルさんの演説があって、
そこでインフレ全然終わってないじゃんって、どんどん引き締めていく可能性があるよねっていうのをすごい強調しておっしゃってて、
そのせいで金利は爆上がり、株価が出下がり、一気に円安みたいなのがここ一日で進んでて、
そんな中で、さっき言ってくれたように個人の消費っていうのはやっぱり生活必需品のオールマートとかのケースを見てみると結構好調だったりして、
逆に耐久消費剤、エアコンとか洗濯機とかそういうのを扱う企業っていうのは結構難聴な感じになってて、
家計のバランスシートもどんどん実は悪化してるって感じ。
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クレタの延滞率が結構上がってたりとか、逆に貯蓄の段高が減ってたりとかしてるっていうような形で、
思考品、要はブランドものとかそういった車とかに使うお金っていうのがどんどん減って、
生活必需品を買うので結構一杯一杯になってるみたいな状況なのかなっていうような感じがしてて、
これが今後どう株価とかに影響してくるのかなっていうのを考えてるような感じなんでね。
どうなっていくんですかね。ちょっと家計の圧迫っていうのは結構大事なニュースですよね。
そんな中でね、来週13日の月曜日からの週で結構ターニングポイントが3つあって、
まず14日にCPIですね。これはもう多分皆様も、今のご時世一番重要なんじゃないかっていう、
株価を最も動かしようと言っても過言ではないものなんですけど、これが13日発表されるということで、
大体個人的には2月はガソリンの価格が下がってたりとかしてて、逆に1月はCPIがちょっと上振れたっていうのもあって、
さすがに今回は鈍化するんじゃないかなと思いつつ、まだ住居費が全然下がってきてないからちょっと警戒してるっていう感じ。
割と中立、国家的には割と中立かなっていう感じなんだけど。中田くんはどう思う?
そうですね、まだまだ続くと思ってるんですけど、落下ムードは漂ってますよね、ただずっと最近は。
そうだね、そのバリエーションとか見てもそうだし、パウェルさんが牽制してきたのもやっぱりそういったところがかなりあるんじゃないかなっていうふうに思う。
さっき言った個人消費っていうところで言うと、15日に2つ目のファンディングポイントとして氷の売上高が発表されるっていうところ。
ここでも消費がどれぐらい進んでるのか、逆に下がってるのかっていうところを確認してほしいかなっていうふうに思います。
3つ目が、ちょっとこれ多分聞いたことあるかもわかんないんだけど、トリプルウィッチっていうのが17日にあるんだけど、聞いたことある?トリプルウィッチ。
初めて聞きました。
トリプルウィッチはアメリカの株式市場において、株式の先もの取引、株価指数オプション取引、個別株オプション取引の3つの取引の期限満了日が重なる日のことを言うんだよね。
ちょっとこれ専門的なんだけど、オプションの最終日って、いろんな思惑が重なって上がったり下がったり、株価を上げようとか下げようみたいな思惑がすごいいろんな方向から来るっていうことで、
すごいボラティリティが上がったりするっていうのがあるっていうのは多分なんとなくわかるよね。
それが3月、6月、9月、12月の第3金曜日に来るっていう形になるんだけど、この3月の第3金曜日っていうのが来週の17日になってて、
SQって言われる特別生産指数の算出に伴って、このさっき言ったように取引量が増加することから、相場が荒れやすい、波乱が起こりやすいっていうのがあるのが17日になってて、
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3つのターニングポイントがあるから、結構上がったり下がったりするんじゃないかなっていう風に個人的に思ってるんでね。
日経のオプション、先ほどの生産日っていうところで、日経が今上がってるっていうのはそういった背景があるってことなんですかね。
トリプルイッチは一応これ米国市場のような。
ちょうど日経もSQが今週の金曜日でした。
日経もそうだね。オプションの生産日は結構荒れるね。
それが3つ重なってるっていうところで、トリプルイッチっていう名前がついてるんだけど。
それがアメリカ市場のっていうことですね。
そうそう。
っていうのがあって、ちょっと来週は荒れるかなっていう感じなんだけど。
なんか普通に結構難しいかな、今の相場。
本当に上がる下がるっていうのを公言してる人は結構ガッツリ割れてるかなっていう印象がする。
著名人のこれは下がるんじゃないか上がるんじゃないかみたいなのが割れてるっていう印象がすごいあって。
なんかそんな中で、一個シラーPRって聞いたことある?
シラーPR、知らないです。
これシラーPRってノーベル経済学賞を受賞してるロバート・シラー教授っていう人が考案したPRで。
普通のPRって例えば来年の予想EPSから持って行ったりするんだけど、
これって過去10年間の人がばったりの純利益、要はEPSの平均値をインフレを調整した実質純利益でPR計算するっていう結構ちゃんと計算してるPRなんだけど。
今さっきS&P500の普通のPRは大体17点いくつですよっていう話をしたと思うんだけど、
このシラーPRじゃあ今いくつですかって言われると28。
ほぼ29。28.95でほぼ29っていう値なんだけど、
これがですね、ブラックマネーの最高値と同じくらいの水準で結構高い。
通例、これは大体10倍前後で推移するっていうのが普通だと言われてる。
後半から10から20倍あたりで推移するのが普通だよねっていうふうに言われてるんだけど、
それが今かなり高水準になってるっていうところで、結構アメリカ株のリターンはここ数年低くなるんじゃないかっていうふうに言われてるっていうのは、
理にかなってるんじゃないかなって思う。このシラーPRを見てみると。
ちょっとそうなると、楽観視には疑問がちょっとつきますね。
そうだね。結局インフレと金利動向っていうのが今一番アメリカ経済では重要だし、
逆に日本を見てみると日本でも金融政策がどう変わるかみたいなのもやっぱり今一番重要なんじゃないかなっていうふうに思うよね。
さっき中国の話してたんですけど、ちょうど今月中国の指標も結構出る予定で、
12:04
例えば貿易統計だったり小売の売上だかっていうのが発表されるんですけど、
ちょうど春節があったっていうことで、今月の発表が1月と2月の累計の発表になるってことで、
特にPMIが今上昇してるっていうところから、今後具体的な項目別の行が進んでって、
中国経済の回復動向っていうのが明らかになってくると、またちょっと株式市場にとっては、
例えば中国事業の売上比率っていうのが高い企業とかにとっては高材料なのかなっていうふうに見てます。
確かにそうだね。
ちょうどゴールドマンサックスがアップルの開評価を久しぶりにつけた、30年ぶりとかですか?
あの後アップルの価格が上がってたらしいね。
結構アナリストのレイティングもかなり、ゴールドマンサックスレベルになると市場動かしちゃうっていうのもあったりとかして。
そうですよね。スマホ、パソコンの需要減ってるっていうのも結構言われてますけど、
アップル、中国で結構生産してるんで、そこの需要が上手く戻ってくればっていうところなんですよ。
そうだね、それに関してはちょっと前にアップルとか結構他の半導体関連の企業が脱中国みたいなのを、脱ロシアの流れでやってたみたいなのが、
やっぱそろそろちゃんと数字で出てくるのかなとか、ちゃんとバランスがあるのかなと思ってて。
やっぱりそんなに経済的治安がいいわけじゃないから、やっぱ不安定だったりするし、
中金平さんの一言とかで結構ガラッと市場が変わっちゃうようなところだから、結構そこら辺が不安定で、
他のアジアのベトナムとかそこら辺に、日本とかにもTSMCが2つ目の工場を作るとも言ってるし、
そういった流れがすごい加速してるっていうところで、結構中国の動向に左右されなくなってくるのかなと思ってて。
脱中国っていうところも注目ポイントなんですね。
そんな中で、日本とかでは、さっき言ったように金融の緩和を続けるみたいなのが、
次期総裁の上田さんはおっしゃってるんだけど、党省も結構圧力をかけてきてて、
ちょっと前にPBRが低い、低すぎるよみんなみたいな感じで、
あまりに低いと25年あたりに上場廃止にするからなみたいなお出しを出したじゃない、党省が。
そんな中で、いろんな企業が地下株買いとかして頑張ってPBR上げようとしてるみたいなのが結構最近の流れかなっていうふうに思ってて。
そこで、いわゆるバリュー株って言われるやつでね、低PBR株っていうのがすごい最近変われてるなっていうので、
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そこら辺も日経平均とかトピックスを底上げしてる一つの要因になるんじゃないかなともちょっと思ってるんでね。
長期的な目線での買いっていうところですか。
もちろんそれもあるし、低PBR株で言うと、
例えばちょっと前のラジオとかでも話せたデッコー株とか日本製鉄とかJFイスチールみたいな株はもともとPBRが0.4、0.5ぐらいしかない株だったし、
そういうのがトレンドが来てるっていうのとか、銀行株とかも金利が上がるのであればやっぱり買われるし、
また最近だと三菱商事、ろ過が5000円回復してみたいな感じで、
消費者株も結構景気敏感株だからPBRが1ぐらいか、前後してて、
そういったところでPBRが1前後、もしくはそれに満たないような株っていうのが最近結構トレンドになってきてるっていうのも一因なんじゃないかなと思ってる。
海運とかもそうですか。
海運もそうだね。
海運はバルチック海運指数っていうのが確かあって、コンテナ価格の指数なんだけど、それがちょっとずつ上がってきてるみたいなのがあって、
ちょっと買われてたっていうのはちょっと前あったね。
今どうなってるのかわからないけど。
でも結構海運のコンテナの価格は落ち着いてきてるから、今後どうなんだろうね。
海外の動向次第ではまた上がってくるんじゃないかなっていうのはあるけど。
JPXの取り組みっていうのは市場全体のニュースになります。
やっぱこう、緩いからね、基準が。
やっぱNASDAQとかに比べて。
そうですよね、やっとユーチューとかもちゃんと上場基準満たす割合になりますよね。
公開株式ですか。
公開株式が。
89%を政府が持ってたんですけど、そのうちの上場基準が、プライムの上場基準が60%公開。
最上株主がってこと。
そうですね。なので、差分の29%をこの間、企業。
その影響で株価が下がってたと思います。
そうだね、政府保有株みたいなのも対象になってくるのかって考えると。
同窓って一応一般企業のはずなんだけど、政府の道具も変えちゃうんだね。
ちょっと本気度は伺え、ちょっと明るいニュースなのかなって思います。
いやもうほんと明るいニュースだと思う、やっぱり。
そういうところで、S&P500みたいな、すごいちゃんとしたインデックスみたいなのもどっかが作ってくれないかなって思ったりしてるんだけど、結構厳しいやつ。
それにパッシブで買ってくれる人がいるんだったら、日本のほうにもマネーがパッシブで流れてくるんじゃないかなと思ってたりするんだけど。
そこらへんはぜひロゴをチェックしながら、また他のマジオでも話していけたらいいね。
そうですね。
お話しした内容は情報提供を目的としたものであり、過去の実績、予想、見解、将来の成果を示唆、あるいは保証するものではございません。
投資のご判断はご自身でしていただくようお願いいたします。
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