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2025-12-01 13:15

防衛株の罠?三菱重工を買ってはいけない理由を徹底解説

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サマリー

三菱重工は防衛関連株として注目されていますが、その購入にはリスクが伴う理由が詳しく解説されます。株価の高騰と業績の乖離、政策への依存度、エネルギー業界の構造変化が主な要因です。このエピソードでは、三菱重工業の投資の魅力とリスクについて詳しく解説され、特に防衛費の増額や核融合技術の可能性が注目されています。しかし、企業の評価が割高であり、エネルギー業界の変化に対する適応の不透明さも懸念されています。

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インベストメントブリッジがお届けするいろはにマネーのながら学習。この番組では、インターン生2人が株、投資、経済関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話を流れ撃ちする感覚で、一緒に勉強していきましょう。
おはようございます。インターン生の渡辺です。
おはようございます。インターン生の塚田です。
塚田くん、最近防衛株って結構話題になってますよね。
そうですよね。特に高市政権になってから、防衛関連の銘柄には注目が集まってて、三菱重工とか、すっごい株価が上がってますよね。
確かにそうですよね。でも今回のテーマ聞いたところによると、買ってはいけない理由らしいんですよね。
こんなに人気そうなのに買っちゃダメなんですか?
そこが今日のポイントなんですよね。人気だからこそ注意が必要というお話で、
本日はあえて三菱重工の影の部分に焦点を当てて話していこうと思います。
ぜひ最後までお付き合いください。
さて、問題に入る前に恒例のちょこっと株自転のコーナーです。
今日の用語は何ですか?
今日の用語はPRです。
前にも触れたことがあるかもしれないんですけど、
PRとはプライスアーニングレシオの略で、日本語では株価収益率と呼ばれています。
株価が一株当たり純利益の何倍になっているかを示す指標で、
株価割る一株当たり純利益で計算されます。
これその会社の株価が割高なのか割安なのか判断する指標としても使われますよね。
具体的にはどれくらいが目安となるんですか?
一般的には日本株だとPR15倍前後が適正水準と言われています。
15倍よりも大幅に安ければ割安、高ければ割高と判断されることが多いです。
ただしこれはあくまでも目安となっておりまして、業界によって結構異なってきたりするんですよね。
業界によって違うんですね。
例えばIT企業だったり成長企業はPR30倍から40倍でも珍しくありません。
将来の成長期待が高いため高めのPRでも正当化されるという側面があるんですね。
ただ成熟産業だったり景気敏感株は10倍前後のこともあります。
だからPRを見るときは同じ業界の他の企業と比較するのが重要となってきます。
なるほど。確かに半導体系の企業とかすごいPR高いですもんね。
その通りですよね。
PRはこの後も触れるのでぜひこの機会に覚えていってください。
それでは本編に入っていきましょう。
三菱重工の概要
本日は三菱重工業の株を買ってはいけない理由について深掘りしていきます。
まずは三菱重工がどんな会社か簡単に説明しますね。
お願いします。
三菱重工は日本を代表する総合重工業メーカーです。
主力事業は大きく3つあって、エネルギー分野、航空防衛宇宙分野、それから産業機械分野となっています。
特に注目されているのがガスタービンコンバインドサイクル発電プラント。
すごい長いんですけど、通称GTCCと言われていて、
これによる火力発電設備でなんと世界シェア36%誇るトップ企業となっています。
世界トップを有してるってことですね。
でもなんだか名前がいかつくてパッとイメージ湧きませんよね。
具体的にはどういったものなんですか?
GTCCは簡単に言えば天然ガスによる火力発電用の設備というイメージでOKです。
従来の発電方法に対してエネルギー効率が段違いで良くて、
あと温室効果ガスの発生量も少ないことから、環境にも優しい発電プラントとして注目されています。
ニュースのせいもあってか三菱重工といえば防衛のイメージが強かったんですけど、意外なところで世界トップシェアを持ってたんですね。
確かにあんまりニュースでGTCCとか聞かないですよね。
でももちろん渡辺さんがおっしゃった防衛分野も有名で、護衛艦だったり戦闘機の製造で日本の安全保障を支えています。
2025年8月にはオーストラリアから護衛艦を初受注して話題となりましたね。
最近ニュースで聞くことも多いですけどやっぱりすごいですね。
でも改めて聞いてもかなりの有料企業層とは聞こえるんですけれども、
なんでこれは買ってはいけないんですか?
買ってはいけない理由の検討
では理由3つほど挙げていきますね。
まず一つ目なんですがバリエーションの極端な割高感が上げられます。
バリエーションってつまり株価の割高割安を測る指標ってことですかね?
その通りです。
先ほど出たPRの話するんですけど三菱重工今50倍超でPBRの方5倍超なんですよね。
めちゃめちゃ高いんですよ。
PRは15倍が目安ってさっき話してましたけど50倍ってそう考えるととんでもないですよね。
でも業界的に重工系がPR高めってことはないんですか?
すごい鋭い指摘ですね。
確かに重工系って平均と比べると若干高めなんですが、
それでも共合のIHIが約22倍また川崎重工も約20倍なことを踏まえるとやっぱり三菱重工だけ異様に高いんですよね。
なんか業界トップとはいえど全然違いますね。
どうしてこんな高いんでしょうか?
いろいろ理由はあるんですけど防衛意識の高まりを中心とした株価の急増が原因とみられています。
2024年年初には900円台だった株価が2025年10月末には1時4600円台まで上がりましたから2年弱で株価5倍以上の急増。
直近5年のスケールで見ると10倍以上というとんでもない急増がみられるということですね。
いわゆる天馬があったやつですね。
はい。
でも業績自体は10倍になっているわけではないんですかね?
そこがポイントなんですよね。
5年前と比べて売上は1.7倍、利益は2倍程度にしかなっていないんです。
やっぱり改めて数字で聞くと株価との乖離はすごいですね。
はい。防衛費増額だったりでその耕材料というのは転がっているんですけど、やっぱり期待先行で買われすぎているという状態がみられますね。
実際に民株のAI株価診断で割高と判断されています。
どんな魅力的な企業でも足元の株価が割高だとなかなか手を出しにくいですよね。
そうですよね。
それでは2つ目の理由についてお話ししていきます。
2つ目は政策依存度の高さです。
これさっきも冒頭で触れてた高市政権の話ですね。
はい、その通りです。
三菱重工は高市トレードの中心銘柄として買われてきたんですけど、高市首相が防衛費増額を掲げているので、防衛の二文字で買っている投資家の方も多いんじゃないかというふうに思いますね。
でも防衛費が増えるなら良いことなんじゃないですか?
それはそうなんですけど、問題は政治の安定性に株価が左右されすぎるっていうところなんですよね。
実際、2025年10月に公明党が自民党との連立離脱を表明したときは、高市関連銘柄が一斉に売られて三菱重工もかなり影響を受けたんですよね。
政治リスクってやつですね。
他にも11月半ばには日中関係悪化のリスク回避からかなりの売りが入って、日経新聞の方でも高市トレードのマイナス面が見えてきたと報じられたんですよね。
結構期待先行で買われまくっているからこそ、ちょっとでも不安材料が出たときに下がりやすくなっているっていう感じなんですかね。
そうですね。防衛銘柄の人として政治系のニュースにはやっぱりかなり敏感なところはあると思います。
そんでもって政局次第で株価が乱攻撃するのは、投資家にとってリスクが高くて買いづらい理由の一個にはなってくるのかなというふうに思いますね。
エネルギー業界の変化
そうなんですね。じゃあ3つ目の理由は何でしょうか。
3つ目はエネルギー業界の構造変化への対応が不透明な点です。これが一番深刻かもしれませんね。
エネルギー業界の構造変化と言いますとどういうことでしょう。
簡単に言えば脱炭素ですね。三菱重工の主力だった火力発電設備事業が先細りになる可能性が高いんです。
特に石炭火力発電は先進国で2030年代までに廃止する動きが相次いでいます。
環境問題の影響が大きそうですね。
そうなんですよね。実は三菱重工の石炭火力って部品交換だったり保守サービスで安定した収益をもたらしてくれる事業だったんですけど、
それも大幅に縮小すると予想されていてかなりのダメージになってきそうなんですよね。
ただ冒頭で触れたGTCCあるじゃないですか。さっき世界シェアトップって言ってましたよね。
確かにGTCCは環境に優しめというところで短期的には成長ドライバーなんですけど、長期的には天然ガスによる発電も減らしていく方向なんですよね。
結局は化石燃料というところで。計算省が出している目標によると天然ガスによる発電量を全体の30%ちょいから2030年には20%ぐらいに減らすことになっているんですよね。
なんか発砲下がりな感じもしますが、原子力はどうでしょう?三菱重工って原子力にも強いって聞いたことありますよ。
まさしくその通りでかなりこちら原子力にも期待がかかっているんですけど、やっぱりガスタービン事業GTCCが世界シェア36%っていう巨大ビジネスですから、その穴を原子力だけで埋められるのかっていうのが不透明なところではあるんですよね。
そうしてエネルギー業界の大きな変化に対応しきれるかがちょっと見込みが立っていないっていうところが軽減点として挙げられるかなというふうに思います。
なるほど、これ結構深刻な問題ですね。
機体専攻で投資されている分、ビジネスの持続性は普通の銘柄以上に求められそうですし。
まあそうですよね。技術はある企業なのでうまく対応はしてほしいところなんですけど、現状では不透明感が残ると言わざるを得ないかというふうに思います。
ただし三菱重工の魅力も無視できないのでそこも一応触れておこうと思います。
バランスとってますね。
このままだとただのメガキャンになっちゃうんで。
三菱重工の魅力と防衛費増額
まず防衛費増額は確実に追い風ですね。
たとえ政権が変わったとしても安全保障のジレンマからして防衛費を避けるっていうのはなかなか考えづらいかなというふうに思います。
一時的に積極に振り回されやすいとは言っても防衛費自体は下がりにくいんですかね。
その通りです。
それからこちらは一位的になる可能性もあるんですけど、高市首相が国家戦略技術として重点投資すると発表した核融合分野での活躍も期待できます。
核融合ってなかなかSF映画みたいな近未来なワードがしますね。
未来って感じしますよね。
三菱重工は日立などと並んで核融合を研究している民間企業の筆頭でもあるんですよね。
やっぱりまだ進行分野というところで期待しすぎは禁物なんですけど、技術が確立すればかなり大きい成長ドライバーになってくるというふうに思います。
核融合技術が確立したら是非ともここを期待したいところですね。
そうですね。三菱重工の総評としては足元で防衛費増額や核融合など魅力的な材料が出ているもののPRの割高感、
政策に振り回されがちな点、エネルギー業界の変化への適応が不透明な点を考えると、
防衛という言葉に考えなしで飛びつくのではなく、慎重に見極めた方がいいといった具合になると思います。
なるほど。人気だからこそ冷静に見てみるって必要があるってことですね。
まさにその通りです。
特にPBR50倍超っていう水準はよほどの成長期待が織り込まれているっていうことですので、
その期待が裏切られたときの下落リスクっていうのもしっかり理解しておく必要があるというふうに思います。
確かに。今日の話なんか投資初心者の方にはすごく参考になると思います。
嬉しいです。ということで本日は三菱重工業の株を買ってはいけない理由について解説しました。
三菱重工はかなりやっていることが専門的だったりもするので、ぜひご自身でも調べていただければと思います。
なお本日の内容は情報提供を目的としたものであり、投資を推奨するものではありません。
投資はあくまでも自己判断にてお願いします。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
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