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2025-12-03 14:13

交通系ICが進化!teppayで変わるキャッシュレスの未来

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サマリー

2025年に発表される新しい決済サービス、テッペイは、JR東日本とPASMOが共同で開発しています。このサービスは、キャッシュレス決済の形を変える可能性があります。また、既存のスイカやPASMOアプリに機能を追加することで、より便利なキャッシュレス体験を提供することを目指しています。交通系IC「鉄平」は、QRコード決済との新たな融合を目指し、ユーザーの利便性を向上させようとしていますが、残高管理の複雑さや利用可能なクレジットカードの制約などの課題も存在しています。JR東日本は今後、金融プラットフォーマーとしての進化が期待されており、2026年秋のサービス開始が注目されています。

新しい決済サービスの発表
インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
この番組では、インターン生2人が、株、投資、経済関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話を、ながら劇する感覚で一緒に勉強していきましょう。
おはようございます。インターン生の和之江です。
おはようございます。インターン生の斉藤です。
斉藤さん、最近コンビニでの支払いってどうしてますかね?
僕はスイカとかペイペイとか楽天ペイとか、アプリが増えすぎてレジ前でどれを使おうかなってちょっと迷っちゃうことがあって。
いやー気持ちわかります。私も一時期楽天ペイとかペイペイとかいろいろ使ってたんですけど、今では通勤はスイカ、買い物はペイペイみたいに分けていて、
正直いろいろ使うのめんどくさいからあんまり関係なく自分ルールで使っちゃってますね。
そうですよね。やっぱりスイカとか交通系はどうしても使わなきゃいけないし、けど他にもお得なものがあったりしてっていうので迷いますよね。
今日のテーマはまさにこの悩みに関する大きなニュースなんですよね。
はい、そうなんです。
2025年11月25日にJR東日本とPASMOがテッペイという新しい決済サービスを発表したんですよ。
これ、キャッシュレス決済の世界を大きく変える可能性があるんです。
そうなんですね。テッペイ、人の名前でありそうなインパクトのある名前ですけど、
今日は交通系ICの進化系というテッペイで変わるキャッシュレスの未来について詳しく見ていきたいと思います。
お願いします。
その前に恒例のちょこっと株式会社のコーナーです。
テッペイの利用方法
今日の用語は何でしょうか?
今日の用語はスーパーアプリです。
スーパーアプリとは決済、メッセージング、SNS、ショッピングなど複数の機能を一つのアプリに統合したプラットフォームのことを指します。
中国のWeChatとか東南アジアのGrabが有名ですよね。
一つのアプリでいろんなことができるから便利だけど、日本ではあまり見ないサービスなのかなという印象があります。
そうなんですよ。日本では各企業は独自のアプリを作っているので、結果的にスマホの中がアプリだらけになってしまうという課題がありますよね。
今回のテッペイは既存のスイカやPASMOアプリに決済機能を追加することで、スーパーアプリ化を目指す取り組みとも言えます。
なるほど。結構僕のスマホの中にもかなりアプリがあって、友達からありすぎじゃない?と言われたりすることがあるので楽しみですね。
それでは本編に入っていきましょう。
それではまずテッペイについて詳しく説明していきます。
まずテッペイとは東日本旅客鉄道株式会社、つまりJR東日本と株式会社PASMO、そしてPASMO協議会が共同で開発した新しいコード決済サービスなんです。
この2社が連携するのってあまり珍しいのかなと思うんですけど。
ライバルかなと思っちゃいますね。
そうですよね。コード決済っていうと本当にペイペイみたいにQRコードやバーコードで支払うやつですよね。
はい、その通りなんです。
ただこのテッペイの画期的なところは、独立した新しいアプリを作るのではなく、既存のモバイルスイカやモバイルPASMOアプリ内にこの機能を追加するというところなんです。
なるほど。ということは今スイカやPASMOを使っている人は新しくアプリをダウンロードする必要がないってことなんでしょうか?
はい、そうなんです。まさにその通りでアプリのアップデートだけで使えるようになります。
サービス開始はモバイルスイカが2026年、来年の秋、モバイルPASMOが2027年の春を予定しています。
いいですね。結構ペイペイとかだと、ペイペイのQRコードの決済の隣にクレジットカードの方が追加されているかなと思うんですけど、
逆というか逆でもないんですけど、そういう感じで追加していくっていうのは便利ですよね。
正直またこのQRコード決済増えるの?って思っちゃうところもあるんですけど、何がそんなにすごいんでしょうか?
実はこれまでスイカやPASMOには大きな制約があったんです。
それが2万円の壁と呼ばれるものです。
何万円の壁って結構人気ですね。2万円の壁ってどういうことなんでしょうか?
交通系ICカードは改札を0.2秒以内に通過できる高速処理を実現するために、カード内のICチップに残高情報を保存しています。
セキュリティと紛失時のリスク管理の観点からチャージできる上限額が2万円に制限されていたんです。
そういうルールがあったんですね。知りませんでした。
スイカであまり高額な買い物をした経験がないので、こんなことがあるなんて知りませんでしたけど、
確かに家電とか買おうと思ってもスイカでは買うイメージがないですね。
結局クレジットカードを使わないといけなかったってことなんですね。
はい、そうなんです。でも新しいサービス、テッペイは残高をサーバー上で管理する仕組みを採用することでこの制限を突破したんです。
なんと1回当たり最大30万円まで決済できるんです。
30万円ですか。本当にさっきの家電も買えますし、ほとんどの買い物がこのアプリで完結できるってことなんですかね。
はい、その通りです。家具、家電、高級レストラン、旅行商品とかまで、今まで交通系ICで支払えなかったような高額な買い物ができるようになります。
すごいですね。でも使い方ってどうなるんでしょうか。やっぱり複雑なんじゃないかなと思ってしまうんですけど。
株式市場の反応
そこも工夫されていて実はとてもシンプルなんです。
モバイルスイカやPASMOのアプリを開くとトップ画面にテッペイボタンが新しく表示されます。
それをタップするとQRコードやバーコードが表示されてレジで読み取ってもらうだけです。
やっぱり一つのアプリの中に集約されているというのでなかなか使いやすいのかもしれないですね。
テッペイとかと同じ感じなんですね。
はい、そうなんです。さらに便利なのが画面をスワイプするだけですぐにスイカの改札用画面に戻れるということです。
つまり改札を出てすぐ駅中のコンビニで買い物という流れがものすごくスムーズになります。
いいですね、この一連の動線というか流れが見えました。便利そうですね。
使えるお店って多いんですかね?
はい、これも大きなポイントでJCBが提供するスマートコードという決済スキームを採用しているんです。
つまりこれによってサービス開始時点で全国約160万箇所の加盟店で使えるようになります。
いいですね、最初から160万箇所が使えるなんて、すごいスタートダッシュですよね。
はい、そうなんです。ここからはこのニュースを受けた株式市場の反応を見ていきましょう。
発表翌日の11月26日、関連銘柄がどう動いたかが非常に興味深いんです。
はい、投資家たちはどう反応したんでしょうか?
はい、まず東日本旅客鉄道JR東日本ですね。
こちら証券コード9020ですが、株価は一時全日費プラス1.05%の4042円となり、年所来高値を更新しました。
おお、かなりいい反応があったんですね。
はい、そうなんです。市場はてっぺんによってJR東日本が鉄道会社からデータと金融を扱うプラットフォーマーへと進化するという可能性を評価したんです。
決済データを握ることで新たな収益源を確保できますからね。
なるほど、なるほど。他にも値上がりした銘柄あるんでしょうか?
はい、特に注目されたのがTIS証券コード3626です。こちらは一時全日費プラス1.81%の5224円となりました。
TISってシステム開発の会社ですよね?
はい、その通りです。このTISはJCBと資本業務提携関係にあって、スマートコードのプラットフォーム構築における主要な技術パートナーなんです。
もし鉄平の決済処理が増えれば、TISの処理手数料収入が増える可能性があるということで買われたと思われます。
いわゆるインフラの提供側ってことなんですね。
はい、そうなんです。そしてもう一つ、GMOペイメントゲートウェイ、証券コード3769も一時全日費プラス3.66%の1250円を記録するなど大きく上昇しました。
結構いろんなところに広がっているんですね。
はい。
GMOペイメントゲートウェイは決済代行で有名な会社ですよね?
はい、そうなんです。特にEC決済や高金決済に強みを持っています。
鉄平が地域限定バリューという自治体のデジタル商品券のような機能も提供予定なので、そこでの連携可能性が評価されたようです。
将来性みたいなのがかなり織り込みで評価があったということなんですね。
ここまで聞くといいこと尽くしに聞こえますが、実際のユーザーの反応はどうなんでしょうか?
はい、これ実は発表直後からSNSでかなり話題になっていたんです。
とはいえその中心は機能よりも名前だったんですけどね。
ああ、そうですよね。僕も最初に言っちゃいましたけど、本当に人の名前みたいで、「え?」って思いました。
そうですよね。鉄平さんにお金を払うみたいとか、レジで鉄平でっていうのはちょっと恥ずかしいといった声がSNSで上がっていました。
なるほど。公式ではどういう意図でこの名前にしたんですかね?
はい。JR東日本の説明によると、トラベル、イージー、パートナーシップの頭文字でペイを組み合わせて鉄平とのことなんですけど、
鉄平の基本機能と課題
正直最初に鉄平と聞いて鉄道ペイだから鉄平なのかなみたいな連想の方が強くなっちゃいますよね。
そうですよね。覚えやすいという意味では成功かもしれませんね。
名前以外に実際の使い勝手で気になる点はありますか?
ここから重要なポイントなんですけど、実はスイカの残高と鉄平の残高は別々に管理されるんです。
どういうことなんですか?
つまり、スイカに2万円入っていてもそのお金をそのまま鉄平の支払いには使えないんです。
それってちょっと便利ではなさそうなシステムですよね。同じアプリなのに。
そうなんですよ。別途鉄平残高にチャージする必要があるって結構面倒くさいですよね。
しかも鉄平残高からスイカ残高へ移すっていうことはできるんですけど、その逆はできなくて一方通行なんですよね。
ここがユーザーから分かりにくいという声が上がるポイントです。
確かについついやっちゃいそうなところはありますからね。他にも制約はありますか?
もう一つ大きな点がチャージに使えるクレジットカードはJR東日本グループのビューカードのみという制約です。
僕持ってないですね。他のカードしかなくて使えないんですか?
そうなんですよ。現時点の発表ではビューカードのみとされています。
ペイペイとか楽天ペイとかは他社のカードも使えるのに対してこれは大きな制約になってしまいますよね。
そうですよね。やっぱりペイペイをメインで使っている友達とかも他社のクレジットカードを利用しながらやっているところの印象があるので、
スイカとペイペイを併用すればいいんじゃないかというような意見が出てきそうです。
はい、まさにその通りです。
すでにペイペイなどの他社経済圏でポイントを貯めている人にとっては、わざわざテッペイに乗り換える理由が弱いという指摘もありますよね。
そうですよね。じゃあ結局テッペイって復旧していくんでしょうか?
まだ何とも言えませんが、ターゲット層を絞れば可能性はあるのかなと個人的に思います。
特に毎日JRで通勤・通学をしていて、すでにビューカードを持っている人にとってはアプリ一つで完結する便利さというのは大きなメリットになってきそうです。
確かに改札を通ってそのまま駅中で買い物という流れはスムーズですもんね。
はい、そうなんです。それにテッペイには他のQR決済にはない地域限定バリューという機能があります。
これは旅行先で使えるデジタル商品券のようなもので、鉄道事業者だからこそできる付加価値なんです。
なるほど、いつぞやかにあったGo to travel的な感じでセットで販売できるような感じなんですかね。
はい、そうなんです。新幹線のチケットを買うと現地で使えるポイントが付いてくるみたいなイメージみたいです。
これは観光型のマウス、つまり輸動サービスとして捉える取り組みも連動していて、ペイペイなどには真似できない強みになり得るかなと思います。
JR東日本だからこそできるというところですもんね。物理的なカードはどうなるんでしょうか。
はい、ペイペイはスマートフォン専用の機能なので、現在モバイルスイカではプラスチックのスイカカードを使っている方もいると思うんですけど、
そちらのカードでは使えません。これによって物理カードからモバイルへ移行する動きが加速するのかなというふうに見られます。
なるほど、投資家目線ではどのあたりに注目すべきですか。
やはり一番のポイントは、2026年秋のサービス開始に向けてJR東日本がどんなキャンペーンを打ち出すかですね。
実際今では当たり前のように使われているペイペイが市場を制圧したのも大規模な還元キャンペーンがきっかけでしたからね。
なりましたね。本当に何パー還元するんだみたいなのがあったので、20%の還元とかやったら結構話題にはなりそうですよね。
そうですよね。逆に言えばそういう大きな還元がないとなかなか普及するのは難しいのかなと個人的には思いますね。
そうですね。
それとTISやGMOペイメントゲートウェイなどのようなインフラ提供側の銘柄は、
ペイペイの成長と性の相関関係にあると思うので、長期的な視点で注目する価値があると思います。
本日の内容をまとめてみると、ペイペイは交通ケアICとQRコード決済を融合させた新サービスで
2万円の壁を突破して最大30万円まで決済できるという画期的なものだということが多かったかなと思います。
そうなんです。ただし、残高管理の複雑さやブルーカード縛りなど課題もあります。
JR東日本の未来展望
テッペイという名前の是非はさておき、JR東日本が鉄道会社からデータと金融を扱うプラットフォーマーへと進化しようとしているというのが今回の本質だと思います。
そうすると2026年秋のサービス開始が楽しみですね。
皆さんも普段使っているスイカやパスモがどんなふうに進化していくのか、他のサービスも含めて注目してみてほしいなと思います。
本日ご紹介した企業は、市間による情報提供であり、投資を推奨するものではありません。
投資判断はあくまでご自身の責任にてお願いいたします。
本日も最後までお聞きいただきありがとうございました。
Apple PodcastやSpotifyなどお聞きのプラットフォームにて、ぜひ番組への感想、評価の投稿をお願いします。
また、概要欄にはご意見フォームのURLも貼っていますので、番組へのご意見もお待ちしています。
いただいたコメントにより改善を進めています。
引き続き楽しんでいけるよう頑張りますので、これからもよろしくお願いします。
それではまた次回お会いしましょう。
14:13

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