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インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
こんにちは、インターン生の小澤です。
本日は、記事のご紹介です。
本日ご紹介する記事は、
新NISA改正や高級化、無期限はいつから? 分かりやすく解説
拡充内容や、いつ新制度になるかも?です。
2023年も残り1ヶ月を切りましたね。
ということは、2024年から始まる、新しいNISAのスタートも目前ということです。
この記事を聞いて、新しいNISAへの準備を整えましょう。
岸田首相は、ニューヨーク証券取引所で、
資産所得の倍増のためにはNISAの高級化が欠かせないと発言しました。
そして、2022年12月16日に、
自民党のウェブサイトにて、令和5年度の税制改正大綱が発表されました。
今までは、一般NISAと積み立てNISAで違いがありましたが、今後はどうなるのでしょうか。
この記事では、NISA高級化の真相、
現行制度から移行できるのかなどを分かりやすく解説していきます。
まず初めに、新NISAの改正や高級化はいつからか、
そして何がどう変わるのかについて解説します。
新しいNISAは2024年から開始予定です。
そして、新NISA改正に伴い、現行制度は2023年まで、
ジュニアNISAは2023年で廃止となることが見込まれています。
現在の積み立てNISAと一般NISAは、
2023年中であれば新規講座解説が間に合います。
また、現行NISAで保有している資産については、
新NISAとは別枠で、非課税期間が終了するまで保有できます。
非課税期間が終了したら、
現行NISAの資産を売却して現金にするか、
一般講座などに移すか選択しなければなりません。
積み立てNISAを引き出す際には、いくつかの注意点があります。
いろはにマネーでは、積み立てNISAの引き出し方についても解説しています。
ぜひ、概要欄のURLよりご覧ください。
そして、2024年以降の新NISAはどう変わるかについてご紹介します。
大きな変更点としては、投資額が増大したことです。
その他にも、非課税期間が無期限になったり、
投資枠の考え方が変わったりといった点で、
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これまでのNISAとは異なります。
新NISAでは、現在のNISA制度とは分離して管理されるため、
まだNISAを始めていない人は、今のうちからNISA講座を開く方がお得です。
というのも、現在のNISA講座の非課税枠を使い切ったとしても、
新NISAへの投資ができ、今NISA講座を開設しておくと、
将来の非課税投資枠を増やせるためです。
こちらもいろはにマネーで記事がございますので、
気になった方は合わせてお読みください。
新NISAの内容を、現行NISAとの違いに注目し、
もう少し深掘りしていきます。
覚えておきたいポイントとして、以下の3つご紹介します。
1つ目、制度・非課税期間の高級化。
2つ目、投資枠の拡大で最大360万円になること。
3つ目、併用できること。
では、1つ目の制度・非課税期間の高級化がされる、
という点からご紹介します。
今回の改正では、詰め立てNISA、一般NISA、
どちらも制度・非課税期間が高級されることとなります。
ポイントの2つ目、投資枠の拡大で最大360万円になること。
今までは、詰め立てNISAが年間40万円×20年間の800万円、
一般NISAが年間120万円×5年間の600万円が最大投資可能枠でした。
しかし、2024年の改正後は、
詰め立てNISAが年間120万円、一般NISAが年間240万円となり、
投資可能期間は無期限となります。
注意が必要なことは、無期限だからといって、
無限に投資できるわけではないということです。
買い付き算高で1,800万円が最大投資枠となる予定で、
そのうち、一般NISAは最大1,200万円となります。
ポイントとして、買い付き算高で1,800万円のため、
1,800万円投資しても、その後売却すれば再投資が可能となります。
売却をすれば、その枠で新規投資できるということを考えると、
数年スパンで利益確定をして、積極的に再投資する手法も可能です。
詰め立てNISAの醍醐味は、毎月同じ金額を積み立てる
ドルコスト平均法にあるため、なるべく一定額を積み立てるのがおすすめです。
3つ目のポイント、併用ができること
今までのNISAは、積み立てNISAか一般NISA、どちらかを選ぶ必要がありました。
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しかし、2024年以降は、積み立てNISAと一般NISAが併用できるようになります。
そのため、積み立てNISAで毎月積み立てをしずつ、
個別株投資やアメリカ株投資も一般NISAで投資できるようになるのです。
ここまでは、新しいNISAについての基本情報をお伝えいたしました。
では、現在NISAを利用している方はどうなるのでしょうか。
得する方法についてもお伝えします。
新NISAでは、現在のNISA制度とは分離して管理される予定となっております。
現在のNISA利用者も、2024年から新しくNISAを利用できるようになるため、
障害投資枠の1,800万円が満額利用可能となります。
そのため、まだNISAを始めていない人は、今のうちからNISA講座を開くのがおすすめです。
例えば、あと1ヶ月を切ってしまいましたが、一般NISAを今から始めることができれば、
年間120万円分の投資、それに加え、新NISAで最大1,800万円、
すなわち最大1,920万円が非課税投資枠として使えます。
NISAを始めるにあたって大切になるのが、証券会社。
おすすめの証券会社に関しては、いろはにマネーの記事でご紹介しておりますので、
概要欄のリンクからぜひご覧ください。
次に、新しいNISAのメリット6点をご紹介します。
1つ目、引き続きの積み立て投資枠の増加。
2つ目、売却した枠の再投資が可能。
3つ目、個別株投資も可能。
4つ目、金融教育とのシナリー。
5つ目、資産作りの選択肢としての魅力が向上。
6つ目、経済や財政への関心の高まり。
1つ目の、引き続きの積み立て投資枠の増加から見ていきます。
これまで紹介してきたように、新NISAになると年間120万円積み立てることが可能となります。
そのため、1ヶ月あたり10万円まで積み立てられます。
現行の積み立てNISAでは、年間40万円、月33,000円ほどしか積み立てられないため、
3倍に投資枠が増加することになります。
長期間、月々10万円の積み立てができるため、安定した資産形成が可能です。
メリットの2つ目、売却した枠の再投資が可能。
新NISAでは、投資できる金額が、生涯で1,800万円と決まっていました。
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ですが、買い付けを行った場合は、売却した枠分を投資可能枠で再投資することができます。
つまり、売却を行えば上限を超える金額も非課税で運用することができるのです。
3つ目のメリット、個別株投資も可能。
2024年から開始する新NISAでは、成長投資枠と積み立て投資枠に分かれています。
このように2つの枠に分かれることによって、個別株にも投資することができます。
個別株は、成長投資枠1,200万円未満の中で投資することができます。
これまでは、積み立てNISAか一般NISAかを選択しなければなりませんでしたが、
新NISAでは投資可能な種類が広がります。
4つ目のメリット、金融教育とのシナジー。
日本人は欧米などと比べて金融リテラシーが低いと言われています。
金融教育の導入により、若いうちから投資することが普及すれば、新NISAの利用拡大にもつながるでしょう。
5つ目のメリット、資産作りの選択肢としての魅力が向上。
金融庁総合政策局によると、現行NISAの開発計画のうち、上場株式が7兆円を占めています。
7兆円という規模の金額が日本経済の成長資金の供給をしているという事実は、政府も認識しています。
そのため、NISAが様々な年齢層、所得、資産階層に利用されることを目指しています。
つまり、日本経済の成長を支えるという観点から政府の後押しを受けて、資産形成を行えることになります。
6つ目のメリット、経済や財政への関心の高まり。
投資をするということは、企業にお金を投じることになるので、経済や財政とも深く関わってきます。
ここまではメリットについて解説してきました。
一方で、新しいNISAにはデメリットもあります。
次はデメリット3つをご紹介します。
1つ目、投資に回せるお金の限度額について。
2つ目、金融所得税増税の可能性があること。
3つ目、海外へ資金が流出すること。
それぞれ解説していきます。
4つ目、投資に回せるお金の限度額について、デメリットとして挙げられます。
2024年の新NISA、一般NISAに代わるものは、
生涯最大投資額が1,800万円となっているため、
金持ち優遇に対して配慮した形です。
2つ目のデメリット、金融所得税増税の可能性があること。
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こちらは、昨年10月、岸田首相は
金融所得税の増税について選択肢の一つであると述べました。
そうなると、市場への投資意識を冷やしかねません。
3つ目のデメリットとして、海外へ資金が流出することが挙げられます。
詰め立てNISAでは、海外株式型の投資進捗への投資額が大幅に膨らんでいます。
これは、国内の投資家が資本効率や成長率に優れる海外企業を好んでいる結果です。
かけやの資金が海外に流出する、キャピタルフライトのリスクを含んでいるとも言われます。
いずれにしても、NISAで長期的に資産形成をすると考えた場合、
日本株だけでは大きな成長を見込めないのは事実です。
海外株や債権など、様々な投資対象を組み合わせた投資進捗が人気を集めているのは仕方ないかもしれませんね。
本記事では、NISAの高級化や、それがもたらすメリット・デメリットについて解説してきました。
最後に、本記事で最も伝えたい重要ポイントを3つにまとめます。
1つ目、NISAは2024年に大変身を遂げ、制度が高級化し、
生涯で買い付け残高が1,800万円まで投資できるようになる。
また、売却すれば枠が空くので、その分も投資できます。
2つ目、積み立て型の投資枠を現在の3倍の120万円、一般型は2倍の240万円に拡大。
3つ目、一般NISAと積み立てNISAの併用が可能になるため、使い勝手が良くなる。
NISAは、配当金や投資の利益が非課税となるお得な制度です。
今のうちからNISAを始めれば、最大の非課税枠を増やすことができるため、
NISAに興味がある方は講座解説から始めましょう。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
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