00:03
インベストメントブリッジがお届けする、いろはに投資のながら学習。
こんにちは。よく見たらお弁当がキャラペンでした。インターン生の清水です。
本日は、いろはに投資の記事紹介です。
ご紹介する記事は、11月9日に公開された
NISAの恒久化はどうなる?制度改革や時期について分かりやすく解説、です。
まずは、本記事の結論。
1.NISAは2024年に大変身を遂げ、制度が恒久化し、魅力が大幅にアップする予定。
2.新たなNISAのスローガンは、簡素で分かりやすく、使い勝手の良い制度に。
3.NISAが恒久化すれば、長期分散投資をしやすくなり、理想の資産形成が可能に。
岸田翔は、9月23日にニューヨーク証券取引所で、
資産所得の倍増のためには、NISAの恒久化が欠かせないと発言しました。
しかし、本当に恒久化されるのかは微妙なところです。
今回は、NISA恒久化の真相、メリット・デメリットについて解説していきます。
まずは、NISAは恒久化するのかどうか見ていきましょう。
そもそも、恒久化とは何のことでしょうか?
金融庁が2023年税制改革に盛り込んだNISA拡充案によると、大きく2つの恒久化に焦点が置かれています。
1.期限が限られているからこそ必要だった管理がなくなる制度自体の恒久化。
2.運用面でも腰を据えて投資できる非課税機関の恒久化。
利用できる制度を知るためにも、まずはこの2つについて分かりやすく解説していきます。
まず、制度の恒久化。
従来のNISAとは違い、いつでも始められて、いつまでも運用することができるとなると、制度の複雑さや若者への不公平感も改善できます。
現状の積立NISAの投資可能期間は2042年までとなっています。
2022年に積立NISAを始めれば、毎年40万円で20年間投資できますが、2032年に始めたら10年間しか投資できません。
つまり、現在の小学生や中学生などが成人した時にはNISAの投資可能期間が短くなっており、世代間の不公平感が目立ってしまいます。
次に、非課税機関の恒久化。
さらには、運用面でも腰を据えて長期投資に向き合えるという点が、非課税機関の恒久化という意味で大きな点です。
現状のシステムでは、どうしても最後の非課税期間までに利益を確定するマインドが働いてしまいます。
なぜなら、NISAは利益を非課税にできる制度なので、非課税期間中に利益を確定してNISAの恩恵を受けたいという人が大半のためです。
03:04
さらに、損益通算が認められていないこともあり、NISAでの短期売買が存在することも現状の課題となっています。
これらの問題を抜本的に解決できたら、資産形成に役立ちそうですよね。
では次に、所得倍増プランについて見ていきましょう。
ここでは、NISA恒久化の背景を踏まえた上で、首相キモ入りの所得倍増プランについて解説します。
所得倍増プランには大きく分けて3つの柱があります。
1.NISAの抜本的な拡充
2.出子制度の拡充
3.金融教育の実現
これらの3つの柱は、貯蓄から投資へや、資産所得倍増計画の岸田首相を筆頭に政府が本腰を入れている政策になります。
3つの柱のそれぞれを順に見ていきましょう。
1.NISAの抜本的な拡充
NISA導入の背景として、国民の資産所得の増加があります。
将来にわたって個人の金融資産を増やすためには、原油金から投資へと個人の資産の流れを変え、それによって企業価値が向上し、その恩恵が個人に及ぶというような循環を政府は目指しています。
家計金融資産の半分以上が原油金である日本の現状を踏まえれば、NISAをさらに簡素でわかりやすく、使い勝手の良い制度にすればこのチャンスはあるといえます。
2.井出子制度の拡充
井出子とは、老後のための資産確保を目的に、一定の家計金を支払って自分で資産運用をする私的年金となります。
政府は2022年5月より、井出子の加入年齢を60歳から65歳まで引き上げることによって、より長期で積み立てできるようにしました。
3.金融教育の実現
上記の政策に合わせて個人の投資を促すためには、個人が最低限の金融リテラシーを身につけていることが必要です。
幅広い世代にわたって金融リテラシーを向上させるにあたり、まず学習指導要項の改訂を行い、金融教育を国家戦略の一つとして体制づくりを目指す方針をとっています。
投資しやすい環境を整えた上で、国民に資産形成の知識もつけることが大切なんです。
では次に、新NISAのメリット・デメリットを見ていきましょう。
まず、メリット。
1.金融教育とのシナジー
2.資産づくりの選択肢としての魅力向上
3.経済や財政への関心の高まり
では、それぞれ順に見ていきましょう。
まず、メリット1。金融教育とのシナジー。
日本人は欧米などに比べて金融リテラシーが低いと言われています。
06:02
昔は、預金金利が高くて投資の勉強をする必要がなかったり、バブルで投資イコールギャンブルというイメージになってしまったことが影響していると考えられます。
超低金利政策が終わらない今、銀行にお金を預けていても資産形成はできません。
金融教育の導入により若いうちから投資することが普及すれば、新NISAの利用拡大にもつながるでしょう。
メリット2。資産作りの選択肢としての魅力向上。
金融庁総合政策局によると、現行NISAの買付額のうち上場株式が7兆円を占めています。
7兆円という規模の金額が日本経済の成長資金の供給をしているという事実は政府も認識しており、NISAが様々な年齢層、所得、資産階層に利用されることを目指しています。
つまり、日本経済の成長を支えるという観点から、政府の後押しを受けて資産形成を行えることになります。
メリット3。経済や財政への関心の高まり。
様々な層への資産形成を促す新NISAは、経済や財政への関心の高まりの普及にも貢献します。
投資をするということは、企業にお金を投じることになるので、経済や財政とも深く関わってきます。
では次にデメリットを見ていきましょう。
1.投資に回せるお金の限度額。
2.金融所得税増税の可能性。
3.海外への資金流出。
順に見ていきましょう。
まずデメリット1。投資に回せるお金の限度額。
新NISAに向けた制度拡充で議論されるのが、金持ち優遇であるという点です。
NISAでの投資金額が大幅に増えても、大きな金額を投資できるのはお金持ちであり、給与が少ない人は小額からしか投資ができません。
この点、2024年から2028年の新NISAは、年間投資額が122万円となっており、月換算で約10万円と、一般の人では全額投資が難しい制度となってしまっています。
デメリット2。金融所得税増税の可能性。
新たなNISAの導入とともに、政府で議論されていたのが金融所得課税の見直しです。
昨年10月、岸田首相は、金融所得課税の増税について、選択肢の一つであると述べました。
しかし、金融所得課税を増税すれば、政府の本腰の政策である、諸地区から投資への方針とは逆をすることとなり、地上の投資意欲を冷やしかねません。
デメリット3。海外への資金流出。
積み立てNISAでは、海外株式型の投資進捗への投資額が大幅に膨らんでいます。
09:03
これは、国内の投資家が資本効率や成長性に優れる海外企業を好んでいる結果で、家計の資金が海外に流出するキャピタルフライトのリスクをも含んでいると言われます。
いずれにしても、NISAで長期的に資産形成をすると考えた場合、日本株だけでは大きな成長を見込めないのは事実です。
海外株や債券など、様々な投資対象を組み合わせた投資進捗が人気を集めているのは仕方がないかもしれません。
今回は、NISAの高級化や、それがもたらすメリット・デメリットについて解説してきました。
最後にもう一度、今回の最も重要なポイントを3つおさらいしましょう。
1.NISAは2024年に大変身を遂げ、制度が高級化し、魅力が大幅にアップする予定。
2.新たなNISAのスローガンは、関数でわかりやすく、使い勝手の良い制度に。
3.NISAが高級化すれば、長期分散投資をしやすくなり、理想の資産形成が可能に。
4.NISAは、配当金や投資の利益が非課税となるお得な制度です。
今年の末に政府から発表される新たなNISAの概要を注視しつつ、早いうちに積み立て投資は始めておきましょう。
それでは本日の息抜きです。
先日の投稿日、珍しく母がお弁当を作ってくれました。
最初は変哲もない普通の美味しいお弁当だと思っていたのですが、よく見ると白米に凹凸があり、黒ゴマが二粒乗っかっていました。
目のように見える黒ゴマに、口と手味のような凹凸。
全く何のキャラクターか見当がつきませんでしたが、もしや住みっ子暮らしでは?と考えをめぐらせていました。
その夜母から、お弁当にキャラクターがいたのは気づいたか?と連絡があったので、住みっ子暮らしのペンギンだったのでは?と聞いたところ、見事住みっ子暮らしであることは的中していました。
しかし肝心のキャラクターは白クマだったようです。
イラストを検索してみると、ペンギンも白クマもフォルムは類似しており、色と耳の有無くらいしか違いがありません。
もう一度お弁当の写真を見返してみると、やはりどこにも耳はなく、どちらにも似ているけれど、死というなら耳がないのでやはりペンギンにでした。
それにしてもキャラ弁というのは、普通のりや卵、桜でんぶなどを使って色も合わせて似せるものですよね。
ここまで雑なキャラ弁も珍しいなぁと思いましたが、改めて今写真を眺めてみると、何とも言えない寸胴のフォルムに、ふてぶてしい顔で、もはや愛くるしく感じてきました。
お弁当自体はおかずも大変美味しく、ユーモアのあるお弁当を作ってくれた母には感謝しかありません。
12:07
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
ぜひこの番組への登録と評価をお願いいたします。
ポッドキャストのほか、公式LINEアカウント、ツイッター、インスタグラム、フェイスブックと、各種SNSにおいても投稿をしているので、そちらのフォローもよろしくお願いします。
ローマ字で、アットマーク、いろはに投資です。
また、株式会社インベストメントブリッジは、個人投資家向けのIR企業情報サイトブリッジサロンも運営しています。
こちらも説明欄記載のURLより、ぜひご覧ください。