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インベストメントブリッジがお届けする、いろはに投資のながら学習。皆様、おはようございます。
後輩等株が大好きなインターン生の沢崎です。このラジオでは、いろはに投資で取り上げられない投資・経済関連の話題についてゆるりとお話ししていきます。
今回は、6月の権利確定銘柄についてお話ししていきます。本日のゲストは和木本くんです。よろしくお願いします。
はい、インターン生の和木本です。よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。早速なんですけど、最近気になっていることとかありますか?
そうですね。自分はやっぱり6月も終わるってことで、6月の権利確定銘柄が気になってる。
沢崎さんが後輩等の日本株やってるってお聞きしてるんですけど、そこら辺で気になっているのはありますか?ぜひお聞きしたい。
そうですね。結構ありますね。有名どこだとJTとかインペックスとかっていうのを、本当に6月に権利確定するので、
やっぱりその辺は注目してますけど、逆にちっちゃいとこも面白いなっていうのがあるんで、その辺、時間的にもあんまり少ないんですけど、紹介したいなと思います。
ぜひお願いします。お願いしますと。
6月末ってことで、12月期決算なんですけど、結構少ないイメージありますよね、12月期。むしろ3月期がほとんどってイメージないです。
そうですね。3月がほとんどですよね。
ですよね。なんですけど、意外と国税庁のデータとかを見ると、3月期決算って全体の18%しかないんですよ。
18%しかですか?
ないんですよ、意外と。で、12月期決算がその次にあって10%ぐらいということで、意外と3月期少ないよね、みたいな。
そういう堂々いい目指しがあるんですけど、ちなみになんで3月のイメージが強いかっていうと、資本金1億円以上で見ると半数を占めてるからなんですよね。
なるほど。
なので、皆さんが投資しようかなと思ってる会社は、大体資本金1億円以上だと思うので、その会社は基本的に3月期決算が半数を占めてるということで、こういうイメージかなと。
思います。ただですね、資本金1億円以上の12月期決算の会社っていうのも5,000社ありますので、その中でもいい企業っていうのはたくさんあります。
その中から2社をピックアップしてご紹介しようかなと思います。
お願いします。
まず1社目、6697のTechPoint Inc.JDRっていう会社になります。
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初めて知ったね。
ですよね。基本あんま知らないと思います。そもそもJDRって聞いたことあります?
聞いたことないです。
JDRって簡単に言うと上場信託っていうことで、これ外国の株なんですよ。
外国の株なんですけど、日本国内でも売買できるようにしたものがJDRなんですよね。
なるほど。
外国株ってアメリカですとか、外国の口座を開いて基本ドルですよね。ドルで売買しますと。
ただJDRだと日本円で決済できるんですよ。
配当も日本円でもらえる。税制も日本と同じみたいな。そういうのがJDRなんですよね。
その一つが今回ご紹介するTechPoint Inc.というものです。
どんな企業かっていうとHD監視カメラシステムと自動車の車載システムを対象とした独自のHDビデオ接続技術を開発している半導体メーカーになります。
これだけ言ってもちょっと難しいですよね。
半導体メーカーではね。
そうなんですよ。監視カメラとか見たことあります?昔バイトで見たとか。
監視カメラ、もちろん見たことはあります。
監視カメラって監視カメラで映像を撮って、それを映像記憶装置、DVR、デジタルビデオレコーダーと呼ばれるものに送って、そことモニターをつないでモニターに表示されるっていう流れなんですね。
この会社は監視カメラと映像記憶装置、前半の間を担当してます。
ワイドショーとかで例えば強盗がありましたと、犯行の映像がこちらですとか流れると思うんですけど、あれって画質めちゃめちゃ荒くないですか。
荒いですね。
荒いです。荒いからそれをきれいにしよう。低ノイズでかつ長距離の送受信を可能にする半導体を開発してるんですね、この会社は。
そんなに変わる?
いや変わるらしいんですよっていうのを開発制度をしてる会社さんですね。
意外とこのビデオ市場ってニーズが高まっていて、スタティスタっていう、これドイツのデータ収集のプラットフォームなんですけど、
このスタティスタによると2022年のビデオ監視カメラ市場っていうのは350億米ドルでした。
ただ4年後、今2023年なので3年後の2026年には540億米ドルまで成長するって予測されているんですね。
なかなかですね。
そうなんですよ。540億米ドル、円に直すと7.6兆円ということで、市場としても成長しているっていうことで、結構将来性も楽しみな企業としてちょっと注目しています。
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自動車とかも今本当にカメラついてますよね。
そうですね。
以前損害保険の会社の方とお話する機会あったんですけど、交通事故があったとして2台が衝突するわけですけど、
少なくともどっちかにはビデオレコーダー、カメラがついているという状況まで日本も普及していて、他の国でも普及をどんどんしていくということで、かなり将来のニーズもあるという状況です。
ただ問題点ももちろんあって、今まで売上とか伸びてるんですけど、半導体需要がちょっと今落ち込んでるっていうことで減収減益予想だったりとか、売上比率の7割が中国っていうちょっとその辺の偏りがあるリスクもあります。
個人的に結構大きいのがJDR、先ほど大国株を日本でも売買できるようにしたものってお話ししたんですけど、証券会社のアプリとかで見れないってわけでもないんですけど、あんまり情報開示されてないんですよね。
アプリ自体ではって。
そうなんです。アプリとか開くと業績推移とか出るじゃないですか。今の配当利回りとか、そういうのがあんまり出てないんですよ。
ないんですね。
なのでその辺が見づらい、データが見づらいっていうのもやや懸念点としてあるかなと思います。
なるほど。
ただ、高配当株好きな僕としては、配当が6月と12月と0.25ドルずつ、つまり年間0.5ドルですね。
あって、今140円ぐらいなんで、大体70円と。
株価も1000円ぐらいなので今、利回りが7%あるんですよね。
JTとかもそのぐらいありますけど、JTよりも配当成功が低く50%と。
やや高いぐらいの数字なので、結構嬉しい利回りなのかなって個人的に思ってます。
一つちょっと気になったんですけど、売上げの70%ほどが中国っていうお話でしたけど。
はい。
これはデコーダーなんですか?デコーダーなのかそれとも監視カメラとかなんですか?
もう1回授業内容を紹介すると、扱ってるのはカメラでもレコーダーでもないんですね。
カメラとレコーダーの間につなぐケーブルがあるんですよ。
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映像を送るケーブル。
そこのケーブルにつける半導体、ケーブルのとこですね。
なのでカメラとかレコーダーを作って売ってるわけではなく、その間にあるケーブルですね。
ケーブルって考えてください。
ケーブルを作ってる、ケーブルに使われる半導体を作ってる会社さんです。
当然カメラだけあっても映像見れませんから。
そうですね。
なのでほぼニアリーイコールで考えていいと思います。
一応イメージとしては、それを中国の会社が買い取って組み立ててるというようなイメージですか?
とかですね、あと実際中国って本当にカメラ大国って言われていて、
あらゆるところに監視カメラ、監視カメラで見られない場所がないと言われてるほどなんで、
普通に政府が使ったりとか自治体が使ったりとか、そういうイメージでいいと思います。
ありがとうございます。
結構長く話しちゃったんですけど、これが1社目、テックポイントインクっていう会社さんです。
はい、ありがとうございます。
2社目は6143のソディックという会社です。
もしかしたらご存知の方もいるかもしれません。
何年か前にネクストレーザーテックかということでちょっと話題になった銘柄なんですけど、
そこまで伸びてない会社さんですね。
このソディックという会社は簡単に言うと機械を作っている会社。
7割を工作機械が占めています。
特にですね、防電加工機っていう分野では世界トップクラスのマーケットシェアを占めています。
ちなみに防電加工機って何かご存知ですか?
結構難しいですよね。
防電加工機、加工機、加工は加工するの加工ですか?
そうですね、加工するの加工で。
防電が全くわからないですね。
まあそんな無理して時間取るところでもないんで。
僕も結構調べるまでわからなかった。結構馴染みのないところだと思います。
これは柔らかい金属を電気のエネルギーを使って、電気エネルギーを刃物のように使って超硬い金属に加工するものらしいんですよ。
溶接ではないんですね。
そうですね、溶接ではなく金属を硬くする技術らしいです。
初めて聞きます。
もちろん何かそれで加工とか切ったりとかする会社です。
食品関係だと製麺機とかを作ったりとか、その辺もいろいろやってる会社で、
あまり馴染みがないので理解しづらい内容かと思いますが、皆さんも気になったら調べてみてください。
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そういった会社さんです。
この会社も現在廃棄通り回り4%ほどで、減廃をしたのは過去一度だけ。
現在7年連続で増廃をしている企業になります。
現在PBRも0.47倍ということで、一倍を目指すべき自社株買いするなど、この辺の期待もあり、
廃棄だけじゃなくて株価上昇も見込める目柄なのかなと思っています。
そうですね。
ただですね、こちらもちょっと人件費とか現在価格の上昇が続いており、
売上高は増える予定なんですけど、利益は減少してしまう予想を出しているなど、
ちょっと業績面で気になるところはあります。
ROEも8%から4%になっちゃうなど、その辺の利益構造もちょっと気になる点ですね。
ただ、結構面白い会社なので、興味ある方はぜひ調べてみてほしいなって思います。
ここまで僕が2社紹介しましたけど、
脇本くんは何か気になっている目柄とかありますか?
6月廃棄で言いますと、僕はAnymindっていう会社が。
あれですね、何回か上場を中止して、この前ようやく上場した会社さんですよね。
そうなんです。
あれって3回目?
3度目の紹介ですね。
上場した会社さんで。
何をやってる会社なんでしたっけ?
その会社はインフルエンサーを使った広告人口になるんですけど、
TikTokだとか、インフルエンサーが企業様からの案件をもらってインフルエンサーが紹介するっていう、
そこの仲介を行うがメインの事業となっています。
そうなんですね。結構今そういったニーズ高まってますし、
多いですよね、TwitterでもYouTubeでもTikTokでも。
多いです。多いんですけど、やっぱり今までにないじゃなかった事業じゃないですか。
そうですね。
だからこそ、実際これからどう伸びるのかっていうところで、上場のテイスト化があったのかなっていう感じなんです。
でも最近上場ってことを考えると、配当とかっていうのはないんですよね、おそらく。
そうですね、まだ配当はないという形になってますね。
まあまあでもしょうがないですね、正直。今成長段階なので逆にそっちにどんどんお金使ってもらってどんどん増えていってほしいなっていうところですよね。
そうですね。ただ本当にタイムリーなことで言えば、
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6月20日にパナソニックとEC契約というか、ECサイトとしてパナソニックの商品を販売委託というような形で契約が作られてて。
それはすごいですね。
そうなんですね。それのおかげでちょっと株価も最近上がり始めているというような。面白いなと。
それは結構期待ですね。パナソニック結構超大手ですから、そこが動くと他の大手も追随するかもしれませんよね。
そうですね。他の電気メーカーも。
その辺は楽しみですね。
そうですね。その辺も期待しながら、12月決算期の第二四半期決算が6月になるということで。
実は今回配当でご紹介しましたけど、株主優待っていう点で言うと、スカイラークとかマクドナルドとかもあります。
また先ほど結構マイナーなところしか紹介しませんでしたが、JTインベックス、住友林業、あとAGCとか結構大手でいい企業さんいっぱいありますので、
気になった方は配当の権利確定前に買った配当をもらうとか、逆に権利確定を過ぎた権利落ちの安いところで買って株価上昇を狙うのもアリなのかなと思います。
本日は以上です。脇本くんありがとうございました。
ありがとうございました。
お話しした内容は情報提供を目的としたものであり、過去の実績、予想、見解、将来の成果を示唆あるいは保証するものではございません。
投資のご判断はご自身でしていただくようにお願いいたします。