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インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習、皆様おはようございます。インターン生の渡辺です。
このラジオでは、いろはにマネーで取り上げられない投資経済関連の話題についてゆるりとお話ししていきます。
今回は阪神優勝に伴う経済波及、半導体工場進出による九州への経済波及についてお話ししていきます。
沢崎君に来てもらっています。よろしくお願いします。
沢崎 よろしくお願いします。 阪神 よろしくお願いします。
そうしたら、じゃあ僕の方から、今回優勝すると道頓堀にダイブすることで有名な阪神のアレについて話したいんですけれども。
沢崎 アレ、ついに慣れましたね。 阪神 アレって、沢崎君ご存知ですか?
沢崎 アレですよね。 沢崎 アレですよね、はい。
アレっていうのは阪神の岡田監督が使っている言葉で、優勝を争っている中で、選手が優勝を意識しすぎないように使っている、優勝の代わりに使う言葉であるんですけれども、
9月14日の木曜日に阪神タイガースの優勝が決まったということで、結構いろいろ話題になっていたかと思うんですけれども、
その経済面でもいろいろ話題になっていることがあって、関西大学の名誉教授である宮本氏が出した関西圏での経済効果の予測っていうのが872億円っていう試算が出ていて、
これがどんぐらいの規模なのかっていうと、結構2022年以前を見てみると、ここ数年で一番高い経済効果の予想となっています。
そうなんですか。
そうなんですよね。
結構大きいですね。
そうなんですよね。で、内訳の予測だと、まずは観客の消費額っていうのが約56億円。
あとはタイガースファンの飲酒代で約325億円。これが結構でかい。
飲酒代すごいですね。
そうなんですよね。
で、あとは宿がセールとかの売上額が約40億円。
で、さらに阪急阪神ホールディングスの株価上昇による効果で約5億円みたいな形で見込んでいるらしいです。
なるほど。じゃあ実質的な勾配だと全体の500億円ぐらいですかね。
そうですね。っていう感じはしますよね。
っていうので、で、あとは比較材料として今年の春に行われたWBCがあったと思うんですよ。
で、それの日本の優勝時の経済効果っていうのが約654億円だったので、だから今回の予測はそれを超える。
そうなんですか。
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はい。っていうのも要因としてはやっぱりコロナ系。
あの時はやっぱり3月とかだったので、まだまだコロナも語呂に移行せずっていうところで、
そこが結構大きい要因だったっていうのであったりとか、
あとはやっぱり地域に根付いてるっていうのが非常にでかいのかなっていうのは結構見られているところではある。
確かに地域密着だとその分熱多い方も多いですからね。
そうなんですよね。
まあ先ほどその冒頭で言ったように、やっぱり阪神といえば優勝すると同頓堀にダイブするみたいなものがあったりとか、
なんか今回もやってたらしいですね。
警備が結構敷かれてたらしいんですけど、あったりだとかしたので、
やっぱ熱量っていうのはやっぱり高いものがあるんだと思いますね。
そうするとやっぱ阪急阪神ホールディングスとかそちらへんの株も結構期待できるんですかね。
っていうふうに思っていたんですけど、意外とそうでもなかったようで、
それこそ優勝前に関しては、
例えば阪神百貨店の持ち株会社のH2Oリテーリングっていうところの株価であれば、
8月以降でどんどん株価が上昇し始めていて、
年初来の上昇率が48%みたいな形で結構加熱していて、
それと付随して、関連銘柄ではないんですけれども、
名前が関連している銘柄に上昇を続けていて、
例えばなんですけど、WBCの時に優勝の際に大谷工業の株が上がったと思うんですよ。
そんな感じで今回もタイガースポリマーっていう会社だったりとか、
あるいはアレホールディングスっていう会社が優勝以前は買われる傾向にあったんですね。
なるほど。
だったんですけど、優勝してしまってからはその材料が出尽くしてしまったっていう影響で、
結構どこも大幅下落になってしまったっていうのが現状なので、
そこまで大谷工業バブルみたいなのは起きなかった。
そうするとあれですかね、すごい結果論ですけど優勝する前に仕込んどかないとダメみたいな。
そうなんですよね。
やっぱりここら辺どこ見てみてもやっぱり8月ぐらいから上昇し始めるみたいなところがあったので、
そこを先に読んでおかないと今回優勝して勝ったのでは遅かったなっていうのが印象ですね。
結構ギャンブル的な要素が非常に強い感じですね。
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ちなみに面白かったのが、タイガースポリマーっていう自動車部品とかゴムシートを作っている企業があるんですけれども、
そこの社名の由来が半信タイガースの春リーグの優勝とか総合優勝に強さを借強したいとの思いからつけたみたいな。
へー、そうなんですか。
そう言っていて、だからもう本当に半信ファンの創業者がつけた名前だったっていうところが非常に面白かったですね。
でもなんか優勝した途端下がるのもなんか嫌ですよね。
そうですよね。
優勝した嬉しさと一気に下がったっていう投資家的な話しさが。
結構Xの方でもなんか下がってしまったってあげてる声が相次いでいたので、
持ち続けていた人も結構いたのではないかなっていうふうに思いますね。
そうすると、来年こそは早めに仕込んどかないとっていうことですね。
ということですね。もしこういうリーグ関連名柄を買うのであれば早めにリーグ優勝を予想しておいて仕込んでおくっていうのが大事になりそうですね。
佐々木くんの方は気になったニュースとかありましたか?
はい、そうですね。九州の半導体工場進出の件ですね。
これは本当前々から言われていることなんですけど、ちょうど8月30日に九州フィナンシャルグループが、
電子デバイス関連産業集積に伴う地域経済への波及効果の見直しについてっていうものを出していました。
これ最近ちょっと見つけたので、それについてのお話といいますか、気になっている九州の名柄についてのお話をしようかなと思います。
まず、もともとPSMC進出を起点とした経済波及効果っていうのは、2022年の9月時点で10年間で累計4.3兆円と算出されていました。
今回はその対象を電子デバイス産業全体に広げて、そして最新情報をもとに再度算出したところ、
4.3兆円のものが6.8兆円、2.5兆円ぐらいさらに追加で増えたんですね。
GDPに対する影響額もプラス1.3兆円の3.5兆円ということで、大幅に拡大していると。
そしてその経済波及、具体的にどんな産業に波及するのかっていうのを、
こちら熊本県内の各産業への経済波及効果推計っていうスライドを取り上げます。
1位はやはり電子部品ですね。2番目が対事業所サービス。3番目が卸売、小売。
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4位が電力化す。5位が運輸、郵便。で、不動産、生産用機械、情報通信、金融サービスといったふうに続いていますと。
これをもとに経済波及競うような要旨の中で、何かいい感じの銘柄があるかなっていうのを探してました。
何があったんですか?
まず1個目、これ不動産なんですけど、コーセRE3246が銘柄ですね。銘柄コードが3246の企業です。
これは本当にファミリーマンションですとか、資産運用型マンションの販売、不動産の賃貸管理を行う会社です。
一応中心というのは福岡なんですけど、九州各県でも新築のファミリーマンションを育て、中古ファミリーマンションの販売を行っています。
やはりこれはもう九州へのオーズを期待してという感じですね。
直近決算どうなのかっていうところ、これ9月11日ちょうど今週ですね、2024年度1月期の第二四半期決算が出てます。
これがとんでもない数字でして、売上高が前年度大ききの192%、営業利益なんと1647%。
いやーすごいですね。あんまり見たことない。1000%超えっていうのはあまり見たことがない。
正直僕も初めて見ました、こんな数字は。
これはどういった要因があってのなんですかね。
そうですね、単純に3倍近い物件がたまたま売れたからなんですね。
本当にわざわざ大きすぎるので別でリリース出してるんですよ。
あ、そうなんですね。
確か240個ぐらい一気に売るみたいな。
一気に売りますと。それを仮利益の返済に使いますという、使用先までちゃんと書いたことを発表していて、すごいなんかいいなというのは個人的に感じました。
そのおかげで、もともと自己資本比率60%ぐらいあったんですけど、これをさらに塞い圧縮したことで70%まで向上して、財務的な健全性というのも大きく増しています。
ただやっぱ気になる点としては、下半期、今後の売上がすごい少なそうなんですよね。
そうですよね。
大借大消費を見ても、販売用不動産という項目が前期末から7割ぐらい減ってるんですよ。
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残りがほとんどないと。売るものがもうなくなってしまっていると。
そうなんですね。
第2四半期末の契約残高を見ても前年度大ききで50%ということで、今後売る予定のものもあんまりないということで、
実際会社側も通期の業績予想を据え置いていて、売上高が前年比-2%、純利益が-9%という数字になっています。
じゃあそこまで売り上げていても、やっぱり通期で見ると控えめなんですね。
という予想を会社はしてるんですけど、進捗率を見ると売上高が66%までいってて、
同期純利益ってもう93%いってるんですよ。
なので、超えるんじゃないかなというのは個人的にちょっと思ってますね。
しかも割安っていうのもすごい良いとこがあって、
PER8.6倍、PBR0.98倍ということで、掛け合わせたミックス係数が8.6倍と非常に割安です。
そこにですね、配当売り回りが3.7%あるんですよ。
さらにクオカードの株主優待もあるということで、株主還元はすごいしっかりしていると。
なので結構配当を好きな人間として、割安×クオ株主還元ということで結構注目していますね。
ひとかぶ自体900円後半、1000円弱なので、そういった買いやすいっていうのもまた魅力の一つかなと思います。
おそらくこの上半期の売り上げであったりっていうのは結構予想外なものであったと思うので、
その会社にとっても予想外であったと思うので、
第1期以降はどういう方針なのかっていうのが結構注目していると思います。
そうですね、その辺はすごい注目して。
1月期決算ということで、他があんまないので注目もしやすいのかなと思いますね。
いいですね。確かに注目しがいがあります。追いたくない。
とりあえずムーム証券のデモトレードでちょっと買ってみて、様子見てます、今。
もう1社は本当に有名な九州リースサービス、8596ですね。
これは本当に対事業所サービスというところで注目をしています。
なんですけど、実はこの会社って意外と不動産もやってるんですよ。
セグメント内訳的には全体の6割がリース業、3割が不動産、残りで金融とか。
ということで、経済波及する予定の業種を結構網羅しているということで、いいんじゃないかなと。
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ただ、やっぱりリースってオリックスとか三菱、HC、キャピタルとか、他が強い、非常に強いんですよね。
なので、わざわざここを買うかっていう、ちょっと考えるところもあります。
今後を考えても、もちろん九州的なもので伸びる可能性もあれば、
今、自己資本比率21%なんていうことで、有利支付債非常に多いんですね。
そうして金利が今後上がってくると、いわゆる返さなければいけない利息っていうのは増えていくわけなので、
現役補足になるんじゃないかなっていう、ちょっとそういった不安材料もありますね。
なるほど、結構あれなんですね。金利がやっぱり高くなりそうっていう気運って、やっぱり有利支付債とかで結構影響してくるんですね。
そうですね、結構そこには関わってくるんじゃないかなっていうのは個人的に思ってます。
なるほど、結構その見方は僕知らなかったので、勉強になりました。
実際、業績予想も一応通期だと売上が-13%、純利益が-55%ですね。
ということで、長期で見ると面白いんですけど、直近で見るとちょっと不安な材料も多いかなっていう目柄になります。
なので今後もウォッチはしていきたいんですけど、今すぐ株価って言われるとちょっと微妙ですね。
こんなのを障害するなっていうところはあるんですけど。
でも結構あれですよね、佐々木くんは長期的に見て面白そうなのをピックアップする傾向にありますよね。
あと株価も、木曜日の終わり値で928円ということでやりやすいので。
そんな感じですかね。
他には半導体の部品をちょっとかじっている三井ハイテクとか、あと氷のイオン吸収とかもその辺もちょっと面白いかなとは思うんですけど、
割安な目柄2つを今回紹介しました。
今後吸収はどんどん伸びていくと信じているので、この辺はしっかり見たいですね。
直近の投稿にも注意しつつも、やっぱり吸収全体に目を向けて注目、今後もしていきたいですね。
そうですね。
あとリーグ優勝、野球とかサッカーとかその辺なら優勝しそうな早めのうちに仕込んでいくのが重要ってことですね。
そうですね。そこはもう外れるかもしれないですけれども、早めに仕込んでおくっていうのが大事だと思いましたね、今回で。
完全にギャンブルですけどね、投資というよりは。
そうですね。では本日もありがとうございました。
ありがとうございました。
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本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
お話しした内容は情報提供を目的としたものであり、過去の実績、予想、見解、将来の成果を示唆あるいは保証するものではございません。
投資の判断はご自身でしていただくようお願いいたします。
ありがとうございました。