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2025-02-14 15:52

元ゲームセクターのアナリストが解説!任天堂株が驚異の1万円越えでも上がり続ける理由とは?

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インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
この番組では、インターン生2人が株、投資、経済関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話をながら聞きする感覚で一緒に勉強していきましょう。
おはようございます。インターン生の山口です。
本日は素敵なゲストに来ていただいているんですが、
なんと私たちが所属している株式会社インベストメントブリッジのアナリスト、森本昭さんに来ていただきました。
本日はよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
改めて株式会社インベストメントブリッジのアナリスト、森本昭です。
本日はよろしくお願いいたします。
趣味・前部分などがあれば、ちょっと軽く自己紹介がてらお願いしたいなと思うんですけど。
趣味ですか?
趣味というのはですね、正直これと言ってなくて、とにかく大谷さんが大好きですね。
大谷さんが大好き。ありがとうございます。
大谷さんが大好きな森本さんなんですが。
ゲームの話題も出てくると思うんですけど、ゲームは趣味の一つであるといえば一つの一つであるかもしれないですね。
ありがとうございます。
今日は趣味にゲームがあるという森本さんに、ゲーム株について詳しくお話し聞いていただきたいなと思うんですけど。
森本さんの経歴について軽くご紹介したいと思います。
森本さんは過去に日系の証券会社にて、自動車や金融、ゲームセクターを担当されていたアナリストの方で、豊富な経験の持ち主なんです。
そして年末の放送では、元自動車セクターのアナリストに日本の自動車の未来について聞いてみたというタイトルで、日産本壇の経営統合、将来性も含めて徹底解説していただきました。
そして今回は、任天堂株が2月4日の取引終了後に、2025年3月期の連結業績予想について、
過法修正したにもかかわらず実質上場、高値を更新している理由と、この好調はいつまで続くかな、など今後についても詳しくお話を伺いたいと思います。
よろしくお願いします。
私、Xの方で投稿したんですけど、任天堂が過法修正して、実際PTS価格が下がっていたという時だったんですけど、
もうその時から翌日、2月5日のマーケットが開く前から申し上げていました。
どういうことかというと、注目されていたのは、任天堂がそれまでの決算発表までの過程でずっと上がっていたんですけど、
上がっていた理由というのは、スイッチ2への期待感なんですね、あくまでも。
ですから、もう要するに終わってしまった業績のことは関係ないんですよね、ざっくり言っちゃいますと。
なるほど。
それともう一つ大事なのは、循環物色という言葉を私よく申し上げるんですけど、やっぱり市場のマインドというのも重要です。
市場のマインドが落ち込んでいる時というのは、要は過法修正だからダメだという風になるんでしょうけど、
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やっぱりマインドがそれなりに良いとポジティブに捉えているんですね。
じゃあ今回は市場のマインドがポジティブだったから、過法修正と関係なく上がったという。
そうです。ですから、もうずっと上がってきた理由というのが、スイッチ2への期待感なんで、
だから足元に終わった業績が出てもこれは関係ないですよね。
そうなんですね。
株式市場でやっぱり一番元気が良くなるのは、期待感なんですよ。
期待感のある時というのはとにかく元気が良いです。
そうなんですね。すごい意外でした。
私の中で結構決算発表って投資家にとってすごい重大なイベントで、
その内容によって株価やたり影響が大きいなという風に感じていたんですけど、
それがすごい予想外の動きをしていたので。
そういうことなんですよ。
そうなんですね。じゃあ市場のマインドが高まったからこそ、過法修正に関わらずに一定度の株が上がったという。
上がったんですね。ありがとうございます。
先ほどちょっとチラッと言ってくださったPTSというのはちょっと解説していただいてもいいですか?
PTSというのは施設取引所ですかね。略しますと。
ですから証券会社ではないところで株の取引ができるその場所がPTSというマーケットになります。
なるほど。
PTSの方は時間の方もいつまでやっているのか分からないですけど、かなり夜遅くまでやってまして、
24時間やっているのかもしれないですけど、
ですから随時東京の場が終わっても取引やってますんで。
そういたしますと、例えば引け後に決策発表する会社ってたくさんあります。
Nintendoもそうだったんですけど、3時以降に売買をする方法としてはPTSが最も素早く有効にできるということは言えると思います。
そうなんですね。ありがとうございます。
先ほど言ってくださったスイッチ2に対する期待感が高まるって言ってたんですけど、
どういう理由からスイッチ2への期待感、市場の高まりみたいなのって感じてたんですか?
私のイメージだと今までNintendoのWiiUとかの流れでいくとあまり期待感が高まらないような気がしてたんですけど。
あると思います。これもやっぱり市場のマインドなんですね。
だからNintendoに限らず、他のメーカーでも徐々に上がり始めて、半導体関連もそうですし、銀行とかもずっとお勧めしてるんですけど、上がってきてて。
マーケットが循環物色に入っていこうとしてる時ですね。
そうするとやっぱり半導体が一通りちょっと動いたら一休みして、じゃあ次どこに行こうかっていう。
なるほどね。
特に短期的な資金はそうなんですけど、それでどこに行こうかっていうことで、じゃあちょっとNintendo面白そうじゃないかっていうふうなこと、なんとなくそういう向きになっていくという。
じゃあスイッチ2がトリガーとなってっていう感じなんですね。
あくまでも循環物色の理由付けに好きないっていうのが正直なところなんですよね。
話題性が高いっていうのも期待感が高まる原因の一つだと思います。
それとNintendoだけではないんですけど、結局トランプの関税政策、そういったことに影響を受けないっていうことで買われたという側面があるんですけど、市場のマインドがいい時っていうのはそんな大したことじゃないことでも買ってくるということなんですよね。
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関税を受けないっていう面ではゲームメーカーであるからこそ、あまりブランドとして立ち上がっているので、貿易関係が関係ないっていう部分が結構強みかなっていう。
そうですね。それともう一つ別の見方なんですけど、景気動向に左右されないっていうふうにゲーム株は言われますよね。
ちょっと詳しく聞いてもいいですか。
これはよく言われるんですけど、景気が良くなっても悪くなってもゲームを買う人は買うんで。
なるほど。
景気動向に左右されないっていうことで、ある意味ディフェンシブという言葉になるかもしれないですけど、それの代表格として言われやすいのも事実ですよね。
確かにコアなファンが多いイメージですよね。
そうなんですよ。
今回のスイッチ2も5、6万くらいの価格帯で売られるそうなんですが、サイズとかもアップしているんですけど、形はあまり変わってなくて、っていう面で5、6万ってすごい高いなっていう、私ゲームはやらないのでイメージだったんですけど。
昔はもう任天堂といえば、ハードではほとんど利益を取らずにソフトで利益を稼ぐっていう構図だったんですね。
ところが今やハードでもしっかり稼ごうって言って、値上げっていうのは今はもう世界中で容認される世界に入ってきてますんで、ですからそういう意味でも躊躇なく値上げできるんじゃないかと。
そうです。今回の価格帯は世界基準に合わせた、日本国内だけではなく世界中に売り出すっていう目的でも少し強気な値段設定っていうのもあるんですかね。
それはあると思います。
ありがとうございます。今、任天堂株にフォーカスを当てて話しいただいたんですけど、先ほど話しいただいたゲーム株の動きっていうのはどういった特徴があるんですか。
先ほどのようにお金の回り方はすごくよく回ってるんだけど、どこに行こうか躊躇したときにゲーム株って急に動くことがあるんですよね。
ですからお金の動きが良くて循環物色になってくるようになるとですね、ところが例えば今で言うと半導体とかがぐっと動いて、もうちょっとこれ上がりすぎだなっていう風になったらまた他のとこ行かないといけないんでお金がですね。
そういった意味でゲーム株が集中されやすいっていう特徴があるんですね。
逆に商店ボケになってるというか、お金はいいんだけど何をテーマにしていいかわからないとか迷ってるときに割とゲーム株ってポンと動き出すときがあるんですよね。
これ任天堂に限らず言えるんですけど、流れで来るときももちろんあるんですけど、そういうちょっとした特徴がありますよね。
先ほど言っていた関税対策みたいな関係ないっていうのも結構深みなんですね、ゲーム株の。ありがとうございます。
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今後のゲーム株や任天堂株についてお話いただきたいと思うんですけど、今後の見通し、任天堂株って今1万千円前後で動いて、どんどんどんどん上がってるんですが、これってバブルみたいな感じで急落しちゃったりしないんですかね。
それともまだまだ持ちがあるんですかね。
正直言ってちょっとしんどいところまで来てると思いますよね。
Xとかでは問題なく上がるだろうって言いつつも、どこで止まるかって正直怖いですよね。
そうですよね。
場合によっては今度4月に発表になるとか言われているTwitch2なんですけど。
そうですね、春頃に発売されるっていう。
要するにそういうもしかして良いことが出ると逆に出尽くし感になるかもしれないですね。
そういうのはやっぱり気をつけなきゃいけないのはPRがもう50倍近いんですね、47倍。
だからSwitch2が出て利益貢献してもそんなに貢献するわけじゃないんで、すでに今のSwitchが高い利益率で貢献しているわけですからPRが50倍近くまでになっているっていう認識だけは必要ですよね。
ちょっと期待感の方が上回ってしまっている傾向もリスクとして考えなきゃいけないという感じなんですね。
ですから現実のものとして出てくるとか、あるいは今回の決算は関係ないと申し上げていますけど、やはり今度第1期の決算というのは本決算発表の時なんで、
Nintendoだと4月の終わりか5月の頭に発表になると思うんですけど、そうすると業績予想を出します。
そこの業績予想は逆に要注意なんですよね。
それは今回株の価格に反映されてくるかもしれないということですね。
ですから本決算発表に前後して、あるいはSwitch2の発表ですよね。
これの前後のところまでというのは勢いが続くのかもしれないですけど、その後はちょっと逆に怖いかもしれないですよね。
なるほど。
Nintendo Switchの具体的な発売日とか仕様がどんどん出てくれば出てくるほど現実味を帯びて、それが急落の危機にリスクになるかもしれないという感じですね。
よく株式省で言われるのは出尽くし感ですよね。
上がっているからこそ買い増しをする声とかも聞こえてきますけど、買い増しするにしても価格が価格でちょっと難しいところもありますよね。
ですからこの勢いというのも時間軸でいくと、いくらまでいくとは申し訳ませんけど、時間軸でいくとあと2ヶ月ぐらいをめどに考えておいたほうがいいのかもしれないですね。
なるほど。ありがとうございます。
ゲーム株の今フォーカスとしてNintendo株だけに当たっていると思うんですけど、他のゲーム株でそういった良い影響というか。
そんなことないですよ。例えばバンダイナムコは、これゲームだけでないですけど、漢語もやってますけど、業績かなり良かったんですよね。
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昨日ですかね、大幅高してるんですよね。
そうなんですね。
コード番号7832なんですかね。昨日10%以上上がってますよね。
なるほど。これはまた業績が良く。
これはもう明らかに業績ですね。
この辺りというのは、業種でいうとその他製品という業種なんですけど、その他製品はNintendoの影響が非常に大きいんですけど、
昨日についてはバンダイナムコがその他製品を牽引してたような感じですよね。業種別の大幅な数と。
ゲーム株全体と言っていいのか分からないんですけど、的に好調な気配があるという。
それは言えると思うんですね。売れてるというのもあるんですけど、バンダイナムコの場合ですと、今回はそれほど大きな情報修正ではないんですよね。
営業利益で200億円ほどの情報修正なんですけど、ただやっぱり株を巡る流れですよね。
要するにゲーム株を巡る流れが良くなっているので、ですから昨日大幅高しても今日まだ上がってますよね。
今日8%ぐらい今上がってますよね。
なるほど。ゲーム株に対する全体に対する期待感みたいなのもあるかもしれないですね。
またあとゲームって結構日本国内だけじゃなくて、最近のインバウンドの効果と言いますか、外国人観光客も結構電気屋さんで買っていくイメージが強いので、
そういった面も売上とかに反映されていってるのかなっていうのもありますね。
十分考えられますね。
ありがとうございます。本日は任天堂株とゲーム株の動きについて説明していただきました。何か他に付け足すこととかありますか?
付け足すというかですね、私はいろんな業界担当してた中で、やっぱりゲーム業界は最高に面白いんですよね。
とにかく面白いです。
始まるまで行ってくださってましたね。
そういう意味では楽しんでいただいてもいいんじゃないかというふうには思いますよね。
ありがとうございます。
それともう一つ、ゲームが好きな方が聞いてらっしゃったらそうなんですけど、マーケットはそういう人気を享受するのが遅れます。
ですから早めにそういうことを知っている方は早めに手を打つことが可能かもしれないですね。
それはあると思います。
自分の目で見て知った情報をどんどん顔に取り入れてくるっていうのがすごくいいって。
ゲーム好きの方はもうそれあると思うんですね。
そうですね。ありがとうございます。
じゃあぜひもしゲーム関係に敏感な方がいらっしゃったらぜひぜひ迷わずに買ったほうがいいっていうのもありますね。
ただ保証するものではないので、自己責任でっていうところもお忘れなくお願いします。
ありがとうございます。
本日のまとめに入りたいと思います。
本日は任天堂株が業績を過方修正したにもかかわらず、実質上場以来高値を更新している理由と、その好調はいつまで続くのかなど今後についてお話しいたしました。
任天堂株が上層した理由としましては、スイッチ2への期待感とゲーム株市場全体への期待感っていうのもあるというふうに工藤が解説していただきました。
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今後は任天堂スイッチ2の具体的な発売日と仕様が発表された後の動きを注視することが重要だというふうにまとめさせていただきます。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
アップル、ポッドキャスターやスポティファイなどお聞きのプラットフォームでの感想、評価の投稿をお願いします。
また概要欄にはご意見フォームのURLも貼っておりますので、番組へのご意見もお待ちしております。
いただいたコメントにより改善を進めてまいります。
引き続き楽しんでもらえるよう頑張りますので、これからもよろしくお願いします。
それではまた次回お会いしましょう。
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