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インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
この番組では、インターン生2人が株、投資、経済関連の 気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話をながら聞きする感覚で 一緒に勉強していきましょう。
おはようございます。インターン生の塚田です。
おはようございます。インターン生の斎藤です。
最近、なんか最近っていうのでもないんですけど、 昔よくBDRとか流行ってたじゃないですか。
減ってましたね。
私の周りでも結構みんなやってたんですけど、 なんかちょっとずつやる人が減ってったりとか、
最近、私たち含めてZ世代の流行りによって 生活様式が変わるのに、それこそBDRでいうと、
写真撮らなきゃってなるのに、そういう流行りが すぐ終わっちゃうようなことを感じるんですけど、
なんかそういうの感じたりします?
そうですね。僕も昔とか、インスタのストーリー 毎日上げなきゃって思ったんですけど、
いつの間にか面倒くさくなって、 上げるのやめちゃったりとか、そういうのあったりします。
そうですよね。ちょっと気難しいじゃないですけど、 そういう流行に敏感だからこそ、
すぐにそういうのも飽きちゃうね。 熱しやすく冷めやすいような世代って感じもしますよね。
タピオカとかね。鬼滅とかね。
いや、本当に。
ということで、本日ぜひZ世代をターゲットにして、 成功している企業を紹介してもらいたいなと思ってます。
はい、そうですね。今回は銘柄紹介。
Z世代がターゲット、若者に刺さるビジネスということで、
Z世代をターゲットにしたビジネスを行う企業を 厳選しました。
事業内容や業績、現在の株価などを 詳しく紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。
その前に、今回のちょこっと株次典です。 塚田さん、今日の用語は何ですか?
今回のちょこっと株次典は、東商プライム、 スタンダード、グロースの3つ。
東京証券取引所、通称東商の 市場区分についての解説になります。
まず、東商プライムについてです。
東商プライムとは、機関投資家の 投資対象になる規模の会社が対象で、
時価総額250億円以上、流通株式時価総額 100億円以上などが条件になっています。
続いて、東商スタンダードは、 プライムよりは上場のハードルが低く、
流通株式時価総額10億円以上などが 条件になっています。
そして最後、東商グロースですね。
こちらは、流通株式時価総額が 5億円以上などが条件になっていて、
グロースにおいては、赤字企業でも 上場可能なんですけれども、
高成長を実現のための事業計画開示の 必要があります。
また、企業規模が小さくリスクは 高めなんですけれども、
グロースという名前の通り、高成長企業が 多い市場とも言われていますね。
そして、今回はグロース市場に上場している 企業をご紹介していきたいと思いますので、
ぜひ、このキーワードに注目しながら 聞いてみてください。
早速、本編に入っていきます。
はい、ちょっと待ってくださいね。
その前に、そもそも私もさっきZ世代 と言っちゃったんですけれども、
Z世代の定義とかってあるんですかね。
なんか若者みたいなイメージなんですけど、 そういう認識であってますか?
そうですね。ではまずは、Z世代という 言葉について解説していきましょう。
はい、お願いします。
Z世代の語源、由来はアメリカから 伝わってきました。
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世代分類を指す言葉で、広がったのは アメリカのジェネレーションZから来ています。
そこからZ世代という言葉で、日本国内で 広がるという形になったわけですね。
年齢は明確に定義されていないんですけれども、
おおよそ1990年半ばから2010年代生まれの 世代を指すことが一般的とされています。
なるほど。アメリカから来てるんですね。
でも、そもそもアメリカのジェネレーションZ、 このZって何のZなんですかね。
はい、米国で1960年代中盤から1980年頃生まれが X世代と名付けられたことに始まり、
その後の1980から90年代生まれがY世代、 カッコミレニアル世代とも呼ばれていました。
それに続くという形でXYと来ているので、 Z世代、ジェネレーションZと呼ばれているそうです。
なるほど、XYZと来てるんですね。
X世代、Y世代という言葉も実は存在していたんですね。
実は存在していたんですね。知らなかったです。
でも、今回Z世代がこういうふうに 注目されているというのは何でなんでしょうか。
一言で言えば、将来的に与えるインパクトの 大きさから得られているという形になりますね。
現在、米国ではZ世代が人口の約3割を占めるとされておりまして、
2020年代半ばまでに多くのZ世代が 老上主尊に出るため、
社会や経済に対して与える影響が 大きいことから注目されています。
またですね、生まれた時点でインターネットが利用可能な、 いわゆるデジタルネイティブの始まりの世代と言われておりまして、
スマホを日常的に使いこなしたり、 SNSにも視写心できたことから、
ソーシャルメディアでのコミュニティ形成を重視する 特徴として挙げられて注目されております。
なるほど、確かに私たちも本当に デジタルネイティブって感じですもんね。
本当にそうですね。
なるほど、そういった点から注目されてるんですね。
では、そんなデジタルネイティブな私たちZ世代を ターゲットにした企業を見ていきましょう。
はい、今日紹介するのは株式会社ゆとり5892です。
Z世代を主要ターゲットに30以上のファッションブランドを 自社ECサイトや株式会社ZOZOの運営するZOZOTOWN、
オフラインテンポを中心に展開しています。
20代の若手社員が半数以上を占め、 年齢的にターゲット層も近く、
消費者目線を持つクリエイティブ担当者が 当事者意識を持ちながら、
才能を活かしてスピーディーにブランドを 立ち上げている会社になっています。
2023年の12月に東京証券取引所のグロース市場に 上場した目ならとなっております。
なるほど、そうなんですね。
ZOZOTOWNって私も本当によく使うので、
もしかしたら今回紹介していただいたゆとりのブランド、 買ったことあるブランドがあるかもしれないです。
もしかしたらそうかもしれないですね。
ゆとりは既存ビジネスの成長のベースに、
顧客層の拡大及び別商材の展開による成長を 拡大の戦略としておりまして、
年内10ブランド以上を立ち上げ、
5年後の2029年3月末のブランド数は 70ブランドになることを目標としているそうですよ。
70ブランドってすごい数ですね。
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ゆとりって紹介してくださった時に 聞き覚えがあるなって感じしたんですけど、
去年M&Aで話題になっていた企業じゃなかったでしたっけ?
おっしゃる通りですね。
2024年の8月に元AKB48の小島春奈さんが経営する 株式会社ハートリレーションのグループジョインが
最大となりましたね。
HPがめちゃくちゃ可愛くて印象に僕も残っているんですけど。
確かに元アイドルってこともあって、小島春奈さんが 経営するハートリレーションのグループジョインというのは
顧客層の拡大であったり別商材の展開とかに 大きく貢献しそうですよね。
ところで業績はどうなんでしょうか?
まさしくおっしゃる通りかなり伸びていると 言えると思います。
業績は2025年3月期第2四半期決算では 増収減益、売上高、売上総利益は紙期の過去最高を更新した形になります。
売上高は前年同期比34.7%増の23億6千万円。
各ブランドともに順調に推移していっています。
新規出店拡大でオフラインが大きく成長したのが 売上増加の要因になっていると考えられています。
調整後、営業利益は同30.2%減の1億1千3百万円。
営業利益は同68.0%減の3千5百万円となっております。
売上高も売上総利益も紙期の過去最高を 更新してあるなんてすごいなと思ったんですけど
やっぱり現役というところがちょっと気になってしまいました。
営業利益が減少した理由というのは何なんでしょうか?
やっぱり気になりますよね。
主に営業利益が減少した理由は仕入れコストの増加であったり
在庫消化のためのセール実施などによるものだとされています。
アパレルとかだと多少はしょうがないことになってしまうのかなという感じですね。
それでも直近の目標というのはどんどん更新されていておりまして
特にM&Aによる業績取り込みによって
2025年3月期の売上高、売上総利益の予想というのが 情報修正されております。
売上高は前期費62.0%増の70億円。
創業以来7期連続の増収を見込んでいます。
売上総利益についても同32.7%増の42億2100万円を予想しております。
すごい好調そうですね。情報修正もしていますし。
株価の方も見ていきたいなと思います。株価はどうなんでしょうか?
株価は1月30日の終わり値が2165円。
時価総額は99億1100万円となっております。
1月31日、今日時点でPERは36.08倍。
PBRは15.57倍となっております。
業種別単純平均PERでの小売業の水準は22前後。
36.08倍はやや割高と言えるかもしれません。
2024年3月期の配当は0円で、前年同様無敗。
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次期配当も0円の予測となっております。
株価はM&Aが注目された2024年の夏頃から急遽していますね。
11月に一度下落していましたが、現在それを持ち直して
2024年12月から現在まで株価の横ばいが続いていますね。
アパレル業界は一発当てることができたとしても
それ以降継続的にできるか、再現できるかという点が非常に重要となってきます。
先ほどPRがやや割高という話もしたんですけれども
その分ここにも期待がかけられているとも捉えられるかもしれませんね。
戦略的なブランド展開の成功の再現性を示唆しているという感じですね。
また業績を見る限り今後の伸びがすごい期待できそうな会社でもあります。
あとあとから知ったんですけれども
いろはにマネーの方で株式会社ゆとりの片井氏社長にインタビューをされておりました。
本当ですね。こんな記事も出てたんですね。
ブリッジサロンのウェブサイトの方から確認できますので
ぜひこれを機に検索してみてください。
今ちょっとチラッと見ただけでも
Z世代に人気のテムやシーンは脅威ではないのかなと
本当に切り込んだ質問にお答えいただけているようなので
とても興味深い内容です。
私もこの記録終わった後に読んでみようと思うので
興味があるリスナーの皆さん覗いてみてください。
ぜひお願いします。
それでは本日のまとめです。
株式会社ゆとり5892を紹介させていただきました。
Z世代を主要ターゲットに30以上のファッションブランドを
自社ECサイトや株式会社ゾドの運営するゾドタウン
オフラインテンポを中心に展開しています。
2024年の8月に元AKB48の小島春名さんが経営する
株式会社ハートリレーションのグループジョインが話題となりました。
戦力的なブランド展開で今後の株価にも期待が持てそうな目柄となっております。
本日ご紹介した企業は主観にある情報提供であり
投資を推奨するものではありません。
投資判断はあくまでご自身の責任にてお願いします。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
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