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2025-09-22 11:35

日経平均最高値更新!海外投資家が注目する株高の背景を解説

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サマリー

日経平均株価は2025年に入ってから最高値を更新し、特に海外投資家の動向が注目されています。エピソードでは、株価上昇の背景にある要因や今後の展望について詳しく解説しています。日経平均株価の上昇は、国際通貨基金IMFの経済成長率見通しの修正や海外投資家の視点の変化など、複数の要因によって支えられています。特に、構造的な変化が株式市場に与える影響についての理解が重要です。

日経平均の上昇トレンド
インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
この番組では、インターン生2人が、株、投資、経済関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話をながら聞きする感覚で、一緒に勉強していきましょう。
おはようございます。インターン生の斎藤です。
おはようございます。インターン生の中野です。
斎藤さん、最近の日経平均の動きがすごいですよね。
4万円台をキープしながら、最高値を更新し続けているのを見ていて、この上昇トレンドの背景がすごい気になっているんです。
そうですよね。確かに、2025年に入ってからの日経平均って、本当に力強い動きを見せてますもんね。
本日9月16日に収録しているんですけど、本日一時的に初の4万5千円台まで上昇するなど、明らかに上昇モメンタムが続いていますね。
これ、単純な景気回復だけじゃなさそうですよね。複数の要因が重なっている印象なんですが、斎藤さんはどう分析されていますか?
まさにその疑問にお答えするのが、本日のテーマです。
日経平均最高値更新、海外投資家が注目する株高の背景を解説と題して、最近の株価上昇の要因や、今後の展望について詳しく見ていきたいと思います。
楽しみです。ぜひ詳しく教えてください。
はい。
その前に恒例の、ちょこっと株辞典のコーナーです。
今日の用語は何ですか?
今日の用語はフォーモです。
フォーモとは、Fear of missing outの略で、日本語では乗り遅れる恐怖という意味です。
投資の世界では、株価が上昇しているときに自分だけ取り残されるのではないかという心理から、慌てて買い注文を出してしまう投資家心理を指します。
なるほど。行動経済学でいうところの認知バイアスの一種ですね。
はい。
投資家心理が相場に与える影響って、ファンダメンタリズと同じくらい重要だと思います。
はい。まさにその通りだと思います。今回の日経平均の上昇も、このフォーモが重要な押し上げ要因になっています。
テクニカル的にも、上昇トレンドが明確になってきたことで、多くの投資家が買いを入れる好循環が生まれているんです。
株価上昇の要因
ファンダメンタリズとテクニカル両面での上昇圧力ということですね。
それでは、本編で詳しく見ていきましょう。
はい。それでは、最近の日経平均株価上昇について、詳しく解説していきますね。
まず、現状から確認すると、日経平均株価は、2025年に入ってから最高値を更新するなど、明らかに上昇傾向にあります。
なるほど。具体的にはどれくらい上がっているんですか?
はい。時系列で見ると、まず8月に連日最高値を更新するなど、かなり勢いを見せ、
その後、9月8日には前週末比625円上げて、終値で43,643円を付けました。
そして、9月10日には約3週間ぶりに最高値を更新し、
さらに9月11日、12日と3日連続で最高値更新が続くなど、非常に強い上昇モメンタムが継続しています。
いや、これ4万円台の維持は、審美的にも重要な水準ですよね。
はい。
ボリューム的にはどうでしょうか?できたかも伴った上昇なんですか?
はい。いい視点ですね。確かに、できたかも伴った上昇で、特に海外投資家の買いが活発なのが特徴的です。
海外勢の動きが活発ということは、やはりグローバルな要因も起きそうですね。
はい。実はこれだけではなく、複数の要因が複合的に作用しているんです。今回大きく分けて4つのポイントがあります。
4つのポイントですか。詳しく教えてください。
はい。まず1つ目が日米間の関税交渉打結です。日米間の関税交渉が打結し、総合関税率、自動車関税率が15%で合意したことで、投資家審理を大きく改善させました。
前々から話題になっていた関税交渉の決着は確かに重要ですね。
特に自動車業界への影響が大きそうですが、15%という水準は市場予想と比べてどうだったのでしょうか?
いやー鋭い質問ですね。市場では様々な憶測が飛び交っていましたが、15%の合意は比較的織り込み済みの範囲内でした。
重要なのは不確実性が解消されたことです。関税の影響が比較的見通しやすくなったことで、投資家は再びリスク試算である株式を購入するようになったんです。
不確実性の解消が1番のポイントということですね。企業としても設備投資計画が立てやすくなりそうですね。
はい、その通りだと思います。そして2つ目のポイントは企業業績の改善です。
主要企業の決算発表では市場の予想を上回る内容が目立ち、業績に関する不透明感が払拭されつつあります。
つまり決算シーズンでのサプライズが多かったということになりますね。特にどの業種で上振れが目立ったのでしょうか?
はい、製造業を中心に幅広い業種で好調な決算が目立ちました。
企業がしっかり利益を出しているということは、その企業の株を持っている投資家にとっていいニュースですから、株価上昇につながりやすいんです。
一株当たり利益、EPSの改善が株価を押し上げる典型的なパターンですね。
なるほど。
そして3つ目は政策への期待です。石橋省の辞任後、新政権が打ち出すであろう大規模な経済対策への期待感が市場を押し上げています。
政権交代に伴う政策期待ですね。
召集与党という政治状況も意外に市場にはポジティブに受け取られているんですね。
はい、そうなんですよ。通常政治的不安定は市場にとってネガティブなんですが、今回は財政拡張的な政策への期待が勝っています。
主要野党との協力が不可欠なため、むしろ大胆な経済対策を実現する可能性が高いとみられているんです。
政治の制約が、逆に政策の実現可能性を高めているという興味深い構図ですね。
そして4つ目は何でしょうか。
海外投資家の注目
はい、4つ目が最初にお伝えした海外投資家の動向です。
これが今回の株価上昇で特に注目すべきポイントなんです。
海外投資家による日本株の買いが大幅に増加しており、特にアジアの投資家が中国株から日本株へ資金をシフトする動きがみられています。
海外勢の買いが継続しているんですね。
これは中国株からの資金流出の受け皿として、日本株が選ばれているという構図でしょうか。
はい、まさにその通りです。
特にアジアの投資家が中国株から日本株へ資金をシフトする動きが顕著にみられています。
資生学的リスクや中国経済の原則懸念から、より安定した投資先として日本が選ばれているんです。
リスクオフの際の資金の避難先というよりも、積極的な投資対象としてみられているということですね。
はい。
具体的にはどんな理由で日本株が選ばれているんでしょうか。
はい、いくつか理由があります。
まず、欧米株と比較して日本株には出遅れ感があり、割安であるというふうにみられています。
それから日本企業の企業投資改革への期待も大きいようです。
コーポレートガバナンス改革の成果が海外投資家に評価されているということですね。
投資法の市場改革の効果も出てきているんでしょうか。
はい、まさにその通りです。
自己資本利益率、ROEの向上目標やPBR1倍割れ企業への改善要求など、投資者の取り組みが確実に成果を上げています。
企業がより株主を重視した経営を行うようになってきていて、積極的な株主との対話なども進んでいるんです。
海外投資家はこうした変化を高く評価しているんです。
そうなんですね。海外投資家は具体的にどの業種に注目しているんですか。
大手証券のカンファレンスによると、特にAI、防衛、知的財産、金融関連の業種に注目が集まっているようです。
AI関連では、AIサーバーや電子部品など、AI需要の拡大から物色の裾野が広がっています。
セクターローテーションの観点から見ると、グロース株からバリュー株への流れもありそうですね。
株価上昇と要因
ただ、AI関連は成長期待が高いので、この辺りは成長と割安感の両方を兼ね備えた銘柄に注目が集まっているということでしょうか。
非常に鋭い分析ですね。まさにその通りで、単純なグロース外ではなく、成長性がありながらも、バリエーション的に妥当な水準の銘柄に資金が向かっています。
テーマ株投資というよりもしっかりとしたファンダメンタルズ分析に基づいた投資ということですね。
はい。また、防衛関連では製作期待から三菱重工業証券コード7011やIHI証券コード7013などの防衛関連銘柄が買われており、金融関連では金利上昇のストーリーで金融株への関心が高まっています。
いろいろな要因が重なって株価が上がっているんですね。
はい。
でも、これからも上がり続けるんでしょうか。
はい。それが重要な質問ですよね。
楽観的な要因としては、国際通貨基金IMFが2025年の世界経済成長率見通しを情報修正したことであったり、トランプ・アメリカ政権による関税政策の影響が限定的であるという見方もあります。
プラスの要因もありそうですね。
はい。ただ、その一方で注意すべきリスクというのもあります。
アメリカの景気変動や今後の企業業績によっては、株価が逆回転するリスクも存在します。
また、先ほど説明したフォーモ、つまり塗り遅れる恐怖による買いが増えていることも加熱感を示している可能性があります。
うーん、確かにみんなが慌てて買っている状況ってちょっと危険な感じもしますよね。
はい。その通りなんです。投資においては冷静な判断が重要です。
現在の株価上昇は確かな要因もありますが、短期的な心理的要因も含まれているため、今後の動向を慎重に見守る必要があります。
構造的変化の重要性
今日の話を通じて、今回の日経平均上昇は単純な景気循環というよりも構造的な変化を伴った上昇という側面が強いように感じました。
特に海外投資家の日本株に対する見方の変化は長期的な影響を与えそうですね。
はい、まさにその通りです。
企業投資改革、政策期待、知性学的要因、そして投資家心理など様々な要素が複雑に影響し合っています。
短期的な循環要因と構造的変化要因の両方を理解することが、今の相場を読み解く鍵になりそうです。
投資判断においても、こうした多面的な分析が重要になってきますね。
ファンダメンタルズだけでなく、マーケットの構造変化も考慮する必要がありそうです。
まさにその通りです。
そして、今回ご紹介した情報は投資判断の参考情報であり、投資を推奨するものではありません。
投資判断はあくまでご自身の責任にてお願いします。
今日は日経平均株価の上昇について、複合的な要因分析をしていただきありがとうございました。
特に海外投資家の動向や企業投資改革の影響など、構造的な変化の重要性がよく理解できました。
リスナーの皆さんも今回の解説を参考に、日本株の動向をぜひチェックしてみてください。
企業業績、政策動向、そして海外投資家の動きなど多角的な視点から相場を分析することが、より深い洞察を得られると思います。
本日も最後までお聞きいただきありがとうございました。
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また、概要欄にはご意見フォームのURLも貼っておりますので、番組へのご意見もお待ちしております。
いただいたコメントにより改善を進めてまいります。
引き続き楽しんでいただけるよう頑張りますので、これからもよろしくお願いします。
それではまた次回、お会いしましょう。
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