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  2. 次世代通信技術で成長と競争が..
2025-12-05 15:18

次世代通信技術で成長と競争が加速中!情報通信業界を徹底解説

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サマリー

次世代通信技術の進展により、NTTやKDDI、ソフトバンクなどの企業は新たな取り組みを行い、通信業界は急速に変化しています。光電融合技術やAIデータセンターへの投資が環境や経済の課題解決に寄与する可能性があり、特にサイバーセキュリティの重要性が高まっています。また、データセンター事業が活発化し、NTTやトレンドマイクロなどの各社は新たな競争優位性を築いています。サイバーセキュリティの重要性も急増しており、業界の成長が期待されています。

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インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
この番組では、インターン生2人が、株、投資、経済関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話をながら聞きする感覚で一緒に勉強していきましょう。
おはようございます。インターン生の斉藤です。
おはようございます。インターン生の和子恵です。
通信業界の現状と未来
和子恵さん、最近5Gのスマホに変えたんですけど、変えたからといって正直そこまで速さを実感できていなくて、
通信業界ってこれからどうなっていくんだろうって思うんですよね。
そうですよね。正直5Gに変わることも少ないし、あまり速くなってる気もしないんですけど、
でも実は5Gってまだ本領を発揮していないんですよ。
今日はその通信業界の現状と未来についてじっくり解説していこうと思っていまして、
NTT、KDDI、ソフトバンクの大手3社の取り組みや、投資家目線でのおすすめ銘柄まで紹介していこうかなと思っています。
それは楽しみです。よろしくお願いします。
さて、本編に入る前に恒例のジャコット株辞典のコーナーです。
今日の用語は何ですか?
今日の用語は光電融合技術です。
光電融合技術とは、電気信号と光信号を融合させる次世代の通信技術のことなんです。
ちょっと難しい内容なんですけど、現在のデータセンターは電気信号でデータをやり取りしてるんですけれども、
これは大きな問題があるんです。
どんな問題があるんですか?
そのものの問題ではないんですけど、国際エネルギー機関の報告書では、
データセンターの電力消費量が2024年から2030年の間に倍増して、
日本の総電力消費量を上回る水準になると予測されています。
世界のデータセンターの分野だけで、日本の全ての電力を上回るレベルになってしまうというところで、
これは環境面でも経済面でも大きな課題になってくるんじゃないかなと思います。
データセンターだけで日本が上回っちゃうレベルって相当ですね。
日本社会に与える影響も深刻なのかなと思っちゃうんですけど、
この光電融合技術はその解決策になるんでしょうか?
そうですね。その一つになり得るんじゃないかなと思っています。
光は電気に比べてエネルギー消費が少なくて、知恵も小さいという特徴があります。
NTTが開発したメンブレン技術では、化合物半導体を0.3μmまで薄くすることに成功しました。
これは従来の約10分の1と言われています。
すごい技術ですね。NTTはこの分野でどれくらい進んでいるんですか?
関連分野ですでに100件近い特許を申請していまして、そのうち半分程度がすでに成立しています。
この技術はNTTのIOWN構想の中核を担う技術として注目されているんです。
すごいですね。後ほど詳しくまたお願いします。
それではまず本編に入っていきましょう。
通信業界のトレンド
通信業界のトレンドから見ていきます。
先ほど私5Gに変えたって言ったんですけど、ちょっと遅すぎますよね。
2020年頃から始まっている印象で、もう結構出遅れちゃったなーという感じがしますが、今ってどうなっているんですか?
5Gは現在次のステージに入りつつありまして、
2024年の6月に5Gアドバンストという仕様化が完了しまして、
2025年から段階的にスタートします。
そして2030年頃には6Gの時代が来ると言われています。
もう6Gなんですね。でも正直5Gって期待したほどじゃなかったという声も聞きますよね。
そうですね。本当にその通りで。
通信業界にとってもかなりの投資が必要だった一方で、収益増にはつながりにくかったんですね。
顧客からも4Gで十分だよねという声が多くて、失望感が広がっていたというのが現状です。
私も実際これまで4Gだったんですけど、そんなに不便感じることはなかったなって感じですね。
他にはどんなトレンドがありますか?
大きなトレンドとしてはやはり固定電話の衰退があります。
固定電話使ってないよという人も多いと思いますし、
従来使われていた電話回線を利用して通話とデータ通信を同時に行えるISDNという技術に基づいたサービスであるINSネットは、
2028年に完全に終了しちゃうんですね。
確かに固定電話もないよという過程が増えていると聞きますよね。
衰退の現実はどの程度なんでしょうか?
総務省の情報通信白書によると、NTTが管理する固定電話の契約数は2001年度から2023年度の22年間で5分の1にまで減少しています。
今はIP網への移行が進んでいて、通信業界も大きな転換点を迎えているんです。
なるほど、時代の流れを感じますね。他には何かありますか?
一方でこの厚いトレンドというところでいくと、AIデータセンターへの投資が上げられるかなと思います。
1個前の首相の石場さんは、2030年までに10兆円の公的支援を表明しましたし、
AWS、Amazonウェブサービスは約2兆円、マイクロソフトも4400億円の投資を日本で行うというふうな発表をしています。
すごい金額ですね。データセンターと通信業界はどう関係してくるのでしょうか?
ここでビッグデータ活用の話になるんですけれども、
5Gの多数同時接続という特徴によって、IoTデバイスから膨大なデータが集まります。
このビッグデータを分析、活用しようというのがデータセンターの役割なんです。
データが増えるということは、いろいろ問題もありますよね。
そうですね。リスクみたいなセキュリティリスクもありまして、
総務省が2019年の8月に発表したIoT5Gセキュリティ総合対策では、
5Gのサービス開始に伴い、新たなセキュリティリスクが指摘されています。
具体的にどんなリスクが指摘されているんですか?
5Gで通信インフラの利用範囲が広がり、
IoTデバイスやコネクティットカーなどの接続端末が急速に増えていくことで、
サイバー攻撃の対象が増加するんです。
IoTデバイスの多くはセキュリティが不十分なまま接続されているため、
これらが攻撃の入り口になりかねないということなんです。
なるほど。便利になる一方でリスクも増えるんですね。
確かにサイバー攻撃というと、最近でも大企業がサイバー攻撃の被害に遭っていたりとか、
私たちの暮らしに影響が出た事例ってありましたもんね。
そうですね。だからこそサイバーセキュリティ企業の重要性が高まっているんです。
これについても後ほどご紹介しようかなと思います。
大手通信3社の戦略
それでは大手3社それぞれの強みと今後の取り組みを見ていきたいと思います。
大手通信3社、まず1つ目はNTT証券行動9432ですね。
2025年度第2四半期の業績は営業収益が約6兆7700億円で、前年同期比プラス2.8%。
営業利益は約9500億円でプラス2.7%と非常に緊張かなと思います。
そうですね。順調そうに見えます。
注目すべきポイントとかってあったりしますか?
まさにサイバーセキュリティみたいなところを担当しているグローバルソリューション事業のセグメント利益が前年から8割以上も伸びています。
また中間配当も2.65円と前年同期から0.05円増配しているのも特徴です。
そして先ほど株式会社で出てきたアイオン構想ですね。
アイオン、正式名称で言うとInnovative Optical and Wireless Networkの略なんですけれども、これがNTT最大の強みかなと言えます。
先ほど説明した高電融合技術を核として従来の100倍の電力効率を目指しているんです。
100倍?それはすごい革命的ですね。
こうした流れが関連事業の成長につながっているんですね。
はい、おっしゃる通りでNTT東西の不調により一時不安定された株価も現在は好調となっているんじゃないかなと思います。
なるほど、じゃあ技術力と特許でしっかり守られているということですね。
では続いて2社目、ケイリー・リアイお願いします。
はい、こちらは証券高度が9433ですね。
2026年3月期第2四半期の業績は、売上高が約2兆9000億円でプラス3.8%、営業利益が約5700億円でプラス0.7%、こちらも順調です。
配当も80年、配当成功は40%超えで株主関係も充実していますよね。
そうなんですよ。それに加えて自社株買いを4000億円実施していまして、発行済株式のおよそ4.5%を消却しました。
これは株主関係に積極的な姿勢の表れなんじゃないかなと言えます。
このケイリー・リアイの強みというのは何でしょうか。
こちらの強みはスペースX社とのスターリンクの連携です。
2022年よりAU基地局にスターリンクを導入し、2025年4月から直接通信サービスがスタートしています。
なるほど、スターリンクってイーロンマスクの会社が運営している衛星通信でしたよね。
そうです。従来の静止軌道衛星が地上から約3万6000kmの高度にあるのに対して、
このスターリンクの直接通信向け衛星は約340kmとかなり地上から近いのが特徴なんです。
なるほど、それでこれはどんなウェリットがあるのでしょうか。
従来県外であった場所でスターリンク衛星との通信が可能です。
これによって山間部や離島、災害現場などでもSMSやiメッセージ、Googleメッセージなどを使うことができまして、位置情報の送信も可能になったんです。
なるほど、それはすごいですね。災害時の通信確保は本当に重要ですもんね。
そうなんですよ。もう一つの強みがありまして、それが事業の多額化といえます。
金融、エネルギー、そしてローソンという小売事業まで手掛けていまして、通信以外での収益源を確保しているんです。
次世代通信技術とデータセンター
そうか、ローソンまで手掛けているんですね。では最後にソフトバンクをお願いします。
はい、ソフトバンクの証券行動はQ4・Q3・Q4です。
2026年3月期の第二四半期決算では、売上高、営業利益、純利益のすべてが過去最高を記録したんです。
それはすごいですね。これちなみにすべてのセグメントで好調だったんですか?
はい、すべてのセグメントで達成していまして、特に注目したいのが旧シャープ工場の堺にあるところでAIデータセンターの開発を行っているんです。
なるほど、じゃあソフトバンクもデータセンター事業に参入しているんですね。
そうなんです。AIブームを背景にしていて、この大手3社をはじめとした通信キャリア各社がデータセンター事業を強化しているというのがトレンドなんじゃないかなと思います。
なるほど、ありがとうございます。
それでは、投資家目線でおすすめの銘柄を教えてください。
まず一つ目、何かありますか?
はい、これはやはりNTT証券コート9432ですね。
やっぱりそうなるんですね。改めておすすめの理由をお願いします。
はい、先ほども言っちゃったことなんですけれども、アイオン構想による次世代技術での競争優位性が上げられますし、
この高電融合技術で100件近くの特許を持っていて、もう半分近くが成立済みというのは他社では簡単にできないような強みなのかなと思います。
なるほど、やっぱり長年培ってきた技術的な優位性というのがしっかりしているということですね。
そうですね、また少し前にNTTデータを完全子会社したことでニュースにもなりましたけど、この事業拡大、事業展開みたいなのもどんどん進めている印象があります。
なるほど、やっぱりデータセンター市場の成長というのも追い風になりそうですね。
グローバルでデータセンター事業を拡大していますし、AIデータセンター投資の波にも乗っています。
また、NTTは安定配当と株無し還元に定評がある銘柄なので、長期保有にも向いていると思います。
ちなみに続いて2つ目のお勧めの銘柄、こちらは通信業者以外ということでしたが、どこの会社になるんでしょうか。
はい、2つ目はトレンドマイクロ証券行動4704です。
ウイルスバスターで有名な会社ですよね。周りで利用している人をたまに見かけますね。
そうですね、僕も今利用している企業なんですけど、このトレンドマイクロは国内最大手のサイバーセキュリティ企業で、
2025年12月期第3四半期累計の業績が非常に好調なんですね。
えー、好調なんですね。では具体的な数字も教えていただきたいです。
はい、売上高が2030億円くらいとほぼ横ばいながら、営業利益が約445億円で、前年同期比プラス13%ほどでした。
経常利益も3.1%アップ、通期計画の450億円に対する進捗率は87.8%に達しているんです。
おー、なるほど。第3四半期の時点でも87%で相当ですね。
これ売上横ばいなのに利益が大きく伸びているんですね。
そうなんです。費用の抑制というのが高層していまして、収益性が大きく改善しているのがいいポイントかなと思います。
なるほど。では改めてこのトレンドマイクロをお勧めする理由というのは何ですか?
はい、まさに5GやIoTの普及に伴ってサイバーセキュリティの重要性が高まっているからです。
この将来性というのは非常に高いと思いますし、デバイスの進化だけではなくサイバー攻撃の被害も拡大しているので、セキュリティ需要は今後も確実に伸びていくと予想できます。
なるほど。通信インフラの進化とセキュリティはセットで考える必要があるということですね。
まさにその通りです。トレンドマイクロは5Gセキュリティ分野にも取り組んでいて、2018年からNTTドコモと5Gの実証実験を行っています。
また、パナソニック、ヒタチなどとも自動車セキュリティ関連で共同開発を行っているのです。
なるほど。新しい分野でもしっかり展開しているんですね。
はい。本当に業績も安定していて、先ほど言ったように収益性の改善も進んでいるので、通信業界の成長とともに伸びる関連銘柄としてポートフォリオの分散にも有効かなと思います。
なるほど。ありがとうございます。では、今日の内容を簡潔にまとめていきましょう。
はい。通信業界は5Gから6Gへの移行期にあって、データセンター投資が加速しています。
ビッグデータ活用が進む一方で、サイバーセキュリティの重要性も高まっています。
NTTのアイオン構想、KDDIのスターリンク、そしてソフトバンクのAIデータセンターと各社それぞれ強みを持っていましたね。
そうですね。この投資をどこにしているのかというのが特徴なのかなと思います。
また、お勧め銘柄としては、実在技術で優位性を持つNTTと、セキュリティ需要の高まりで成長が期待できるトレンドマイクロを紹介しました。
サイバーセキュリティの重要性
データセンター市場は今後最注目の業界の一つですし、通信業界とその関連分野は今後も注目ですね。
はい。ただし、投資判断はあくまでご自身の責任でお願いします。
本日紹介した内容は、2025年11月時点に基づく情報なので、最新のものは各社の公式発表をご確認ください。
本日も最後までお聞きいただきありがとうございました。
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いただいたコメントにより改善を進めていきます。
引き続き楽しんでいただけるよう頑張りますので、これからもよろしくお願いします。
それではまた次回お会いしましょう。
15:18

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