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インベストメントビリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
おはようございます。インターン生の小沢です。本日は、記事のご紹介です。
本日ご紹介する記事は、つみたてNISAを売却するタイミングは、賢い売り方・終わり方を解説、です。
本記事では、つみたてNISAの賢い売り方を具体的なタイミングとともに、分かりやすく解説します。
まずは、いろはに結論。つみたてNISAは目標金額に達す。つみたてNISAは目標金額に到達したら売却してOK。
短期での売却、損が出た時に売却するのはNG。定率売却と定額売却がありますが、おすすめは定率売却。
次に、つみたてNISAのおすすめの利益確定のタイミングをご紹介します。
2024年からの新しいNISAのつみたて投資枠でも同じように考えてください。
1つ目、目標金額に到達したタイミング。
2つ目、まとまったお金が必要になった時。
まず、利益確定でおすすめなのが目標金額に達したタイミングです。
一番わかりやすい終わり方は、NISAを始める目的としていたライフイベントのタイミングで利益確定をすることです。
例えば、自身の老後や住宅、車の購入、結婚や出産、子供の入学などが挙げられます。
長期のようなライフイベントでまとまったお金が必要となるため、つみたての資産を売却し、資金として活用することができます。
続いて、まとまったお金が必要になった時。
NISAを始めた当初の目的以外であっても、まとまったお金が必要になった時は、売却して不足分を補うことも可能です。
例えば、病気や事故、地震や台風などの自然災害などが考えられます。
ですが、本来これらのことには貯金で対応すべきです。
まずはしっかりと貯金をして、NISAをなるべく長期でつみたてるようにしましょう。
続いて、つみたてNISAの賢い売却方法についてです。
売却は一度にすべてする必要はありません。
具体的には、今投資に回している資産を定率または定額で売却する方法をとりましょう。
定率売却とは、資産に対して何パーセントという一定の割合を乗じた金額を切り崩していく方法です。
一方で定額売却とは、毎月何万円など一定の金額を資産から切り崩していく手法を指します。
定額売却では、賛の時価が下がっても切り崩す金額が一定です。
毎月30万円と決めたら仮に運用している商品の株価が暴落しても、30万円切り崩すため賛の減少速度が加速されてしまいます。
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一方、定率売却では賛の時価が下がった時には切り崩す金額も少なくなります。
その分賛の時価が上がった時にはより多くの金額を切り崩すことになります。
例えば、平均利回りが毎年3%で、毎年の切り崩し率を4%に設定すると、賛寿命は約30年となります。
そのため、おすすめなのは賛寿命が伸びる定率売却です。
定率売却ができる証券会社は限られておりますが、楽天証券なら定率売却をすることが可能です。
ここからは、積み立てニーサでやってはいけない売却方法をご紹介します。
それは以下の2つの方法です。
1つ目、短期で売却する。
2つ目、損が出て売ってしまう。
まずは1つ目、短期で売却するからです。
ニーサを利用して資産形成を目指しているのであれば、短期で売却するよりも長期にわたって投資を続けましょう。
というのも、長期で投資をすればするほどリスクが軽減されて、繰り効果も増えていくためです。
価格が上昇すると、つい今売って利益を確定したいと考えがちですが、10年や20年といった長期間を保有することで、より大きな利益が期待できます。
ニーサ積み立ては非課税メリットがある制度なので、なるべく長期運用をして利益を伸ばしていきましょう。
1つ目は、損が出て売ってしまう。
2021年頃から24年頃まで、日本やアメリカ株はずっと値上がりしてきました。しかし、今後ほぼ確実に値下がり、暴落は来ます。
初めて暴落を経験すると不安になって売ってしまう初心者の方が多いです。
積み立て投資では定期的に一定額を投資し、その金額でその時点で買えるだけの資産を買うドルコスト平均法を実践できます。
そのため、市場が下がった時には多くの単位を、上がった時には少ない単位を買えます。
暴落した時や損が出た時も積み立てを続けることで安く商品を購入することができます。
そのため、損が出た時に売却するのはもったいないです。
とはいえ、実際暴落、損が出ると誰でも焦ってしまいます。
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ここからは、旧積み立てニーザーを売却する際の注意点についてお話ししていきます。
注意点は以下の2点です。
1つ目、非課税投資枠は再利用できない。
2つ目、損益通算や繰り越し控除はできない。
詳しく見ていきます。
まずは1つ目、非課税投資枠は再利用できない。
旧積み立てニーザーの非課税投資枠は年間40万円でしたが、
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保有している銘柄を売却しても非課税投資枠は再利用できません。
例えば、2021年に積み立てた10万円の投資進捗を全て売却したとします。
売却後は、積み立てニーザーで保有している金融商品はないということになりますが、
売却した10万円の非課税投資枠は既に消費されており、復活もしません。
一方で、新ニーザーで買った商品の場合は、非課税投資枠は翌年に復活します。
続いて、損益通算や繰り越し控除はできない。
積み立てニーザーは運用益に対して、非課税となる一方で損失が出た場合、損失は税務上ないものとされます。
独定口座や一般口座では損失が出た場合に、他の利益と相殺する損益通算や損失を
翌年以降の税計算に持ち越せる繰り越し控除を利用して節税できますが、積み立てニーザーではそれらが活用できません。
これは、新しいニーザーの口座でも同様です。
ここまでは、売却方法についてご紹介してきました。
ここでは、長期投資をしている方の銘柄選定が正しいのか、
また、これから始める方にはどのような銘柄を選べばよいのかについて、3つのポイントで解説します。
1つ目、全世界に分散投資されている銘柄。
投資先のおすすめは、全世界に投資をする銘柄を選択することです。
投資先を集中していれば大きなリターンが期待できますが、その分、下落したときの損失も大きくなる傾向があります。
もし、投資先を特定の国だけにして、その国の社会情勢や景気が悪くなると、
ファンドの価格が暴落する可能性もあります。
1つの国だけにとらわれず、全世界の複数の国に分散投資をして、暴落リスクを抑えることが大切です。
続いて、信託報酬が低い銘柄。
手数料である信託報酬とは、ファンドの運用にかかる費用です。
ファンドを保有している期間はずっと手数料がかかるため、選ぶ際には信託報酬が低いことがおすすめです。
最後に、インデックスファンドであること。
投資信託には、インデックスファンドとアクティブファンドの2種類があります。
インデックスファンドは、特定の株価数との連動を目指す投資信託です。
一方で、アクティブファンドとは、ファンドマネージャーが投資商品を選別・運用し、ベンチマーク以上の収益を目指す投資信託です。
長期間にわたって運用するNISAの積み立て投資額では、手数料に低いインデックスファンドをメインにする方が良いでしょう。
NISAの積み立ておすすめ銘柄については、概要欄のURLより、詳しく解説している記事もございます。
こちらもぜひご覧になってみてください。
最後に、本記事の重要なポイントを3つにまとめます。
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1つ目、積み立てNISAは、目標金額に達成したら売却してOK。
2つ目、短期での売却、損が出たときに売却するのはNG。
3つ目、定率売却と定額売却がありますが、おすすめは定率売却。
積み立てNISAは、運用益が非課税になるお得な制度です。
NISAを始めるのは大前提ですが、終わり方も意識して、豊かな未来を描けるようにしましょう。
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