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2023-11-18 17:10

#604【いろはにマネーラジオ】ツルハHDが非上場化?GPIFのESG運用についてもお話ししています!

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インターン生2人が、普段話せないような投資関連の話題について赤裸々に語る【いろはにマネーラジオ】。

今回は、ツルハHDを例にしたアクティビスト対立や日本のGPIFのESG運用についてお話ししています。

お話しした内容は情報提供を目的としたものであり、過去の実績・予想・見解・将来の成果を示唆あるいは保障するものではございません。投資のご判断はご自身でしていただくようお願いいたします。

収録日:2023年11月16日

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インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
皆さま、おはようございます。インターン生の高田でございます。
このラジオでは、いろはにマネーで取り上げられない、投資・経済関連の話題についてゆるりとお話ししていきます。
今回は、アクティビスト対立についてツルハホールディングスの例を挙げて話す話題、
そして、GPIFのESG運用についてお話ししていきたいと思います。
本日は、脇本くんに来てもらっています。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。インターン生の脇本です。
よろしくお願いします。話題でも言ったんですけれども、
昨日ですね、この収録日が11月16日なんですけど、15日にちょっと僕はニュースで、
ツルハホールディングスがもしかしたら非常上下するかもしれないというニュースを目にしまして、
ちょうど北海道に今年の3月くらいに行ったときに、ツルハホールディングスのドラッグストアがすごいあるなっていうのは思ってて、
ちょっと個人的に気になっている企業ではあったので。
もともとそうだった。
そうですね。ちょっとよく見てみて、気になったところ、特にアクティビストとの対立があったというところに関して話したいなと思って、
こちらのニュースを持ってきました。
よろしくお願いします。
このニュースがブルーブンバーグから報道があって、買収を受け入れることによって非常上下するんじゃないかということが報道されていました。
これはだから、ツルハホールディングスの方からの公表ではなくて、まだ正式に決まったことではないとは言ってるんです。
この報道出て株価が一時的に26%増と一気に上がったということもあって、結構注目が高いニュースだったかなと思います。
この非常上下の背景にあるのは、もともとアクティビストと対立していたということもあって、そういう株主対策から離れて成長戦略に集中したいという狙いがあるそうです。
ここまで海外、特に香港のファンドですかね、アクティビストと結構対立していたというところで、この対立っていうのは経営人ですかね、創業経営が経営を回していたらしいんですけど、
そういう体質が良くないんじゃないかということで、アクティビストから結構出てたんですけれども、それはずっとツルハホールディングスの方は飲まないでいて、今回非常上下でこういうアクティビストからの介入というのを避けるために非常上下するのではないかという報道となっていました。
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このニュースで気になったのは、結構最近ですね、東芝が賠償されたりっていうのもあったし、日本の老舗っていうのが結構海外のファンド、アクティビストに狙われてるんじゃないかっていうのが結構言われてて、
最近だと伊藤洋稼働のセブン&アイとバリューアクトっていうアクティビストが対立して、洋稼働事業、中核事業を辞めてコンビニエンスストア事業に注力したほうがいいんじゃないかというので、経営人と対立するっていうことがあったり、あとはフジテックとかも結構対立してたんですね。
こういったところにはやっぱり共通点があって、先ほども言ったんですけど、日本の老舗っていうところで、ずっと創業者が経営してきたよっていうような企業がちょっと対象が悪いんじゃないかということで、経営体質の改善っていうところでアクティビストが介入していく。
特に日本って今PBR一番我々対策するくらいバリュー、割安っていう結構コンセンサスがあるようで、そういう割安の株に結構介入ってしやすいらしくて、結構狙われやすいところですね。
アクティビスト介入するとそもそもどうなるかっていうと、やっぱりアクティビストとしては株価上げてエグジットするとかが結構主流になってくると思うので、株価上げるために株主還元ということをしっかりやっていく。
もちろんそのエグジットするためではなくて、本当にこの企業をエンゲージメントによって企業の価値を上げていくっていうことも多分あると思うんですけど、その中で方法としては増配したり、っていうところでやっぱりアクティビスト介入すると株式市場での反応っていうのも結構大きいようですね。
そうですね、エンゲージメントなんで対応していかなきゃいけないのかっていうと、やっぱり株価いっぱい持ってるっていうところで、アクティビストから何か言われたときにそれを飲まないってなると、じゃあ株全部売っちゃいますよみたいな、ちょっと強い言い方になってしまうんですけど、もしそれで株が売られてしまうと売り圧力強くなって株価下がってしまうこともあるし、
もちろん株主総会での発言力の強さってあると思うので、なかなかうまく経営を回していけないっていうところで、今回アクティビスト対応にちょっと疲れてしまうというか、アクティビスト対応から離れて一般の成長路線進んでいきたいっていう企業も多分増えてくると思います。
成功例失敗例多分あると思うんですけど、ちょっとこのニュースで気になったのは、日本の総業権が回してくるような企業っていうのは、最近では結構こぼれたガバナンスが言われるようになったと思うんですけど、まだまだだっていう企業多分あると思うので、そういうところを見ていくと逆に投資家としてはアクティビストが介入するだろうなっていう企業は見つけていきやすいのかなと、なんか個人的には思いました。
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そこをこれは本当に非常に良くするのかっていうのは、もうすぐ決してたんですかね、があると思うので、そこで注目したいなと思っております。
僕はそんな感じのことが気になったんですけど、バケモト君は何か気になったことはありますか?
そうですね、今の話で言うと、やっぱ海外って直接運用めっちゃ多いと思ったんですね。
最近すごく話題変わる。
GPIF。年金のほうの運用できるお金をもらった上で運用するという機関。
一応名前としては年金積立金管理運用独立行政法人。
年金管理機構とは違う形にはなってるんですけども。
そこと勉強会というかそういったものにESG投資をしっかりやっているということで、それについて聞いてきたんですけども。
そもそも海外のファンドとかは、さっき言った直接運用だとかアクティビストだとかが多い中で、
こちらのGPIFさんはある程度の方針を決めて、その上でアセットマネジメントさんにお願いするというような間接運用をしているっていうので。
そういう意味でもすごい文化の違いっていうのがあるなと思います。
ちょっと気になりますね。ESGの勉強会。
そうでしたね。すごく僕面白いなって思いました。
GPIFさん。僕今まで名前がすごく大きいところなんで迷わせる必要があるんですけど、規模感とか中身とか全然わかってなかったんです。
それで言うと僕も大きいくらいしかわからない。具体的にどのくらい大きいのかっていうのはわからない。
運用額としては、2022年で220兆円。
日本の国家予算が100兆円近い規模なんで、めちゃくちゃでかいのはわかるんですけど。
しかも一応世界一ではあるんですね、運用額も。
世界一なんやっていうので、すごく驚かされたっていうのがありますね。
それと、その説明会というか勉強会でお聞きしてすごく驚いたのは、最近音フォリをめちゃくちゃ変えてて。
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バランスを変えてて、そのおかげで2019年のときに運用額が150兆円だったのが、今2分20兆円になってるんですよね。
具体的にどう変えたらそうなったんですかね。
そもそも長期的な運用目標を変えたということで、名目賃金上昇率プラス1.7%を達成したいってなったときに、
結局フォートフォリオは変えていかないといけないってなって。
最終的なフォートフォリオとしては、まず50%50%で債権と株式。
それぞれ外国と国内で、それぞれ半分半分っていうことで。
つまり25%ずつですよね。
変えるっていう形にして、それで2019年頃に変えたと。
そこからの収益が本当にすごいなと思ってて、さっきもお話ししたんですけども、
実際の収益も、2019年までの20年間ぐらいの累計が60兆円なんですね。
そこから一応2022年までで120兆円まで累計が増えた。
すごいですね。
倍になってるんですよね。しかもこの規模で。
60兆稼いだってことですね。
そうですね。
っていうのを聞いて、本当に人のためにもなることじゃないですか、増えるっていうのは。
っていう意味ですごい社会貢献になってるなっていうので、すごいなっていうのと、
あとこの、さっき25%25%25%って言ってたじゃないですか。
なんか投資初心者でもいけそうじゃないですか。
そうですね。パッと考えてとりあえず半分ずつ半分ずつってやったような感じがするんですけど。
はい。なんですけどこれもGPIFの方がおっしゃってたんですけど、
なんかすごい適当に決めた感じがあるんですけども、実はこれめちゃくちゃ計算してやってるんですよ。
すごい金融工学とかちゃんと使ってやってるらしくて、そしたら最終的に25%になったというので、
それもある意味すごいよねっていうので、面白いよねっていうので。
そこが結構面白かったですね。
なんかいいですね、そういう機会があって。
はい、僕もすごい今回の勉強が面白かったなと思って。
一応そのメインテーマが、そういったGPIFの概要についても教えてもらったりしたんですけども、
一応テーマはESG投資。
GPIFってさっきほどお話しさせていただいた通り、運用額がすごくでかいじゃないですか。
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ってことなんで、例えば日本のプライム市場だったら全体の7、8%ぐらいがGPIF持ちなんですね。
ってなってくると、例えばESGとかで、もしESGをしなかったときに見過ごされていくというか、
国家が損をかぶるってことじゃないですか、社会。ESGをやらないってことは今。
そこで損をかぶってきたところが、めぐりめぐって自分の損になっていくっていうふうなとこになってきちゃうんですよね。
大きすぎて。
そうですよね。影響力強いですね。
なんで、一応ここの原点としての目的は、もちろん資金をしっかりリターン持って増やすことじゃないですか。
それを達成するためっていうのにESGが必要になってくるんですね。
そのストーリーがすごくきれいだなと思いましたね。
今まででどんなESG投資について、もちろんいろんな素晴らしい活動をなさっている方がたくさんいらっしゃるんですけど、
一番自分ごと化できてるなっていう感じ。すごくよかったですね。
大きいからこそインパクト与えられますもんね。
与えられますし、そもそもが長期投資だし、そこは自分の身に振りかかってくるし、
ピークスを上げていくことこそが自分たちの収益につながっていく。
でなると、結局ESG投資をやるっていうのがベストの選択。
なるほど。ありがとうございます。
僕も夏くらいですかね、ラジオのときにESGをテーマにしてラジオでもお話しさせていただいたんですけど、
そのときもGPIFは大ベストをメントしない。
基本的には投資撤退によって意見を通すっていうよりかは、
エンゲージメントとして株主ではいるよっていう立場っていうのはやっぱり規模が大きいからこそ、
責任ある投資家として経営陣と会社企業側と対話をして続けるっていうのはすごい大事なんだっていうのを
ESGの活動報告書とかにも言ってて、やっぱり大きいからこその役割っていうのをすごい認識してるし、
それによってやっぱりインパクトが絶対にあるようなところなので、
そういう、しかも実績も残してますし、っていうところを見るとやっぱりESGってすごい大事なんだなっていうのは
すごいですよね。
そう思いますね。
個人投資家の方だと全然気にしないですね。
張り切ってる方も多いというか、もちろん日々の動きには全然影響してくるところではないんだなと思うんですけど、
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一番根本的なモラルというか、そういうところが本当に大事なところだなと思います。
積み立てとか始めてる方とかでもESGファンドっていうのを選んでみてもいいのかなと思いましたね。
長期で積み立ててるっていうところを考えてね。
関節運用っていうのがやっぱりGPIFの特徴だな、おっしゃって。
世界一の運用資産区がGPIFで、その次がノルウェーだったりするんですね。
アコは確か石油の方で得た資源を全部剥がしてっていうので、アコもすごい賢いなと思うんですけど、
そういうところは直接運用っていうので、文化の違いなんだなっていうのは先ほどのアクティビストの方に思いましたね。
海外の方でも、そういうアクティビストがいるからこそ非情報化するみたいなのはあったりするのかなとかはちょっと気になったりもしますね。
そうですね、ちょっと調べてみたいですよ。
そもそもすぐに業績上がって上場するっていう考え方が違うのかもしれないし、
ちゃんと成長してからっていうのも。
日本は結構老舗が多いっていうのも特徴らしいですし。
そうですよね。
そういったところを注視していければなと思います。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
お話しした内容は情報提供を目的としたものであり、過去の実績、予想、見解、将来の成果を示唆あるいは保証するものではございません。
報酬のご判断はご自身でしていただくようお願いいたします。
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