1. いろはにマネーの「ながら学習」
  2. #425 日銀の金融緩和とFX(為..
2023-02-15 11:52

#425 日銀の金融緩和とFX(為替)取引の関係を分かりやすく解説!

spotify apple_podcasts youtube

今回は異次元の金融緩和を続けてきた日銀の今後やそれに伴うFX取引への影響などをわかりやすく解説しています!


★参考記事★

日銀の金融緩和とFX(為替)取引の関係を分かりやすく解説!⇒

https://www.bridge-salon.jp/toushi/nitigin-kanwa/?utm_source=podcast&utm_medium=referral&utm_campaign=425


ブリッジサロン

https://www.bridge-salon.jp/?utm_source=podcast&utm_medium=referral&utm_campaign=425


株式会社インベストメントブリッジ作成

00:03
インベストメントブリッジがお届けする、いろはに投資のながら学習。
こんにちは、インターン生のしむらです。
本日は、いろはに投資の記事紹介です。
ご紹介する記事は、2月8日に公開された
日銀の金融緩和とFX取引の関係を分かりやすく解説、です。
まずは、本記事の結論3点です。
1つ目は、日銀の金融緩和は円安政策でもある、ということ。
2つ目は、アフターコロナで各国は金融引き締めを開始している、ということ。
3つ目が、2023年4月から日銀の過度な金融緩和は修正される可能性が高い、ということです。
経済の低成長が続く日本で、日銀はコロナ前から金融緩和を行っています。
しかし、主要国は、コロナ禍の落ち着きとともに金融緩和縮小の方向に舵を切っています。
今後、日銀の金融緩和がどうなるのか、そしてそれがFX取引にどのような影響を与えるのか不安に感じている方もいるのではないでしょうか。
今回は、そもそも日銀の金融緩和とは何か、金融緩和の環境下のFX取引の注意点について分かりやすく解説します。
金融緩和の内容を理解してFX取引を有利に進めましょう。
そもそも日銀とは何でしょうか。
日銀は日本銀行の略称で日本の中央銀行、銀行の銀行です。
日本唯一の銀行権を発行できる銀行として、各種金融機関との間でお札の受け払いを通じて様々な業務を行っています。
主な業務は3つです。
1つ目が銀行権の発行、流通、管理。
2つ目が決済に関するサービスの提供。
3つ目が金融政策の運営となっています。
日銀は銀行権の発行、流通、管理が有名ですが、金融政策の運営もになっています。
日銀は金利のコントロールなどの金融政策を通じて日本経済に大きな影響力を持っているのです。
次に日銀が金融緩和をしている理由についてです。
日本経済は失われた30年と言われるように長期間にわたり強い経済成長とは無縁の状態です。
日銀は日本経済を成長させるために通貨供給量を増やし、また金利の引下げを行う金融緩和を続けています。
また、2012年の第二次安倍内閣の発足後、アベノミクスが開始され金融緩和がさらに加速して現在に至りました。
アベノミクス開始以降の金融緩和政策は異次元の金融緩和とも言われ、大規模な金融緩和が実施されています。
加えて、2013年の日銀黒田総裁の就任で金融緩和は加速しました。
対して、アフターコロナで主要国の金融緩和は縮小方向に向かっています。
03:05
主要国はコロナ禍による経済の落ち込みを回復するため、新型コロナウイルスの流行を契機に一気に金融緩和に舵を切りました。
しかし、2022年半ば頃にはコロナ禍は落ち着きを見せ、金融緩和を進めた各国は金融引き締めに舵を切っています。
中でもアメリカのFOMCは株式市場やFX取引でも大きな注目を集めています。
2022年から米国など複数の国でコロナ禍の中で引き下げられた政策金利の引上げが始まりました。
各国で中央銀行による通貨供給料と金利を利用した金融政策が取られているのです。
金利引上げの状況は株式や為替相場の大きな変動要因になっています。
複数の国で金融緩和へと方向転換がなされる中、日銀の金融緩和は今後も続くと予想されています。
コロナ禍で金融緩和を進めた米国などに対し、日本はコロナ前から金融緩和状態にありました。
そのため、コロナ禍が落ち着いても金融引き締めを行う理由には乏しく、今後も金融緩和は続くと予想されます。
ただし、アベノミクス以降の異次元の金融緩和は弊害も生じました。
例えば、直近のインフレでも利上げができなかったり、円安が進行したことなどが金融緩和の弊害として挙げられます。
日本以外の各国の利上げもあるため、今後は行き過ぎた金融緩和の修正が生じると予想されます。
日銀・黒田総裁の任期は2023年4月8日までであり、次期総裁により行き過ぎた金融緩和の修正が進む可能性が高いでしょう。
しかし、日本経済は低成長が続いているため、行き過ぎた金融緩和の修正は行われても、金融緩和という方向性自体は当面維持されるでしょう。
次に、日銀の金融緩和下におけるFX取引の注意点についてです。
注意点は3つあります。
1つ目が円安に進みやすいこと。
2つ目が行き過ぎには介入リスクが存在するということ。
3つ目が若干の政策変更でも過度に反応しやすいということです。
1つずつ詳しく見ていきましょう。
まず1つ目の円安に進みやすいことについてです。
金融緩和は、金利を下げて通貨供給量を増やすという、基本的には通貨価値に対してマイナスの影響がある政策です。
日銀による金融緩和は円安政策にもつながり、アベノミクスと共に始まった異次元の金融緩和で急速に円安が進みました。
そのため、日銀による金融緩和が続く間は円安が進みやすいと言えるでしょう。
2019年には1ドル105円近辺でしたが、2022年には1ドル150円近辺にまで円安が進行したことは記憶に新しいでしょう。
06:07
次に、行き過ぎの円安には介入リスクが存在するということです。
日銀による金融緩和は円安政策でもありますが、急速な円安が進むと政府・日銀による為替介入が行われる可能性があります。
実際に、2022年秋に急速な円安が進み、1ドル151円台まで上昇した際は、政府・日銀による為替介入が行われました。
その結果、介入前後のタイミングが天井となり、ドル円は急落しています。
最後に、若干の政策変更でも過度に反応しやすいということについてです。
日銀は2013年3月に黒田総裁体制となって以降、異次元の金融緩和が継続中です。
コロナ禍が明けて各国が金融政策を緩和から引き締めに舵を切る中で、日銀のみが異次元の金融緩和を続けるのは難しいでしょう。
金融緩和の基本スタンスは維持される一方で、若干でも政策の見直しがなされるとこれまでの反動が生じる可能性もあります。
軽微な政策変更でも為替市場は大きく反応する可能性がある点には注意が必要です。
ほぼ毎月開催される日銀政策決定会合の日は、取引に十分な注意が必要です。
次に、日銀の体制変更でFX取引はどうなるかについてです。
2023年4月に日銀の体制変更が行われるため、FX取引を行う際は注意が必要です。
4月8日に日銀黒田総裁が退任するため、2023年は金融緩和の状況下でも様々な変化が生じると予想されます。
2023年以降、日銀の金融緩和状況下におけるFX取引の注意点は2つあります。
1つ目が円高に触れる可能性があること。
2つ目がドル円のボラティリティ消滅の可能性があることです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
まず1つ目の円高に触れる可能性があるということに関してです。
黒田総裁の退任後も金融緩和自体は続くと予想されますが、着実に変化は生じるでしょう。
2013年3月からの黒田総裁の退政下で、河西市場は日銀の政策イコール円安政策という図式に慣れてしまいました。
しかし、2023年4月の日銀総裁の交代により、軌道修正が行われると予想されます。
2023年の日銀総裁交代を契機に日銀の政策イコール円安という構図が変わり、円高に触れる可能性もあります。
次にドル円のボラティリティ消滅の可能性についてです。
09:03
ドル円はもともと1日に1円も動く日はあまりないような値動きの少ない通貨ペアとして知られていました。
しかし日銀黒田総裁による異次元の金融緩和の開始以降、ドル円は1日1円以上の値動きを見せる日は珍しくありません。
ボラティリティがあれば正しいトレンドの方向にポジションを持てば一度の取引で大きな利益を出せます。
しかし黒田総裁の退任後に日銀の政策の軌道修正がなされると、ドル円のボラティリティが少なくなる可能性もあります。
2023年4月の日銀の体制変更以降は、ドル円相場があまり動かない時代に逆戻りする可能性も否定できません。
ここまで日銀の金融緩和の説明や金融緩和の環境下でのFX取引の注意点などをお話ししてきました。
最後に今回のポイントを3つまとめます。
1つ目が日銀の金融緩和は円安政策でもあること。
2つ目がアフターコロナで各国は金融引き締めを開始しているということ。
3つ目が2023年4月から日銀の過度な金融緩和は修正される方向にあるということです。
日銀は当面金融緩和を続けると予想されますが、2023年以降は引き締め方向に変化が生じる可能性もあります。
これまで円安一変等でも利益が出たFX取引ですが、今後は円高への警戒心も十分持った上で取引を行いましょう。
最後に本日の息抜きです。
このラジオの公開日は15日ですが、毎月15日はお菓子の日と制定されているそうです。
このお菓子の日は1981年に全国菓子工業組合連合会により制定された日です。
15日がお菓子の日なので、2月は2月14日がバレンタインで、2月15日がお菓子の日という並びになっているということですね。
私自身、お菓子が大好きなのですが、最近は低糖質のものや低カロリーのものなど様々なお菓子が出ているので、
そういったものも取り入れつつ、健康に気をつけながらお菓子を楽しみたいと思います。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
ぜひこの番組への登録と評価をお願いいたします。
ポッドキャストのほか、公式LINEアカウント、ツイッター、インスタグラム、フェイスブックと各種SNSにおいても投稿しているので、フォローもよろしくお願いします。
いろはぎ投資でぜひ検索してみてください。
11:52

コメント

スクロール