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インベストメントブリッジがお届けする、いろはに投資のながら学習。
こんにちは、インターン生の坂田です。
本日は、記事のご紹介です。
本日ご紹介する記事は、
FOMCとは2023の日程や市場への影響と今後の見通し解説、です。
まずは結論から3点お伝えします。
1つ目、FOMCとは6週間に1回、年8回開催される米国金融政策の方針を決定する会合。
2つ目、FOMCは世界の株価、カワスに影響を与える。
3つ目、リアギ終了を示唆しているが予想は専門家でも難しい。
FOMCの名前はテレビやSNSで見聞きする機会は多いと思いますが、
実際何をしているのかよくわからないはずです。
FOMCの結果は世界の株価やカワスに大きな影響を与えるため、
世界中の投資家から注目されています。
そこで、今日のエピソードでは、
FOMCの2023年見通しから開催日程までをわかりやすく解説していきます。
まず、そもそもFOMCとは何のことでしょうか。
FOMCとは、Federal Open Market Committee、
連邦公開市場委員会の略称で、
米国の金融政策の方針を決定する会合のことです。
主に政策権利の引き上げ、引き下げ判断を年8回の頻度で行っています。
日本の日銀金融政策決定会合に相当し、
連邦準備先導理事会FRBの最高意思決定機関としても知られています。
開催する目的は米国の雇用の最大化、物価の安定化、長期的金利の見通しです。
米国の金融政策は株価や為替相場に大きな影響を与えるため、
投資家から注目されています。
FOMCで政策権利の上げ下げが発表され、
その結果やFRB議長の会見内容によって株価や為替、
世界中のマーケットが反応するからです。
金利と株価や為替の関係は後ほど解説していきます。
ではFOMCの一体どこに注目すればいいのでしょうか。
FOMC後の次の3つの情報は為替が大きく動く要因となるため確認しておきましょう。
まず一つ目は声明文、
二つ目は記者会見、
三つ目はFOMCメンバーによる経済見通しです。
この中でも議長であるパウェル議長の記者会見は
内容によって為替市場が大きく反応することもあるので
必ずチェックしておきましょう。
ちなみにムームーは世界中の投資家に注目されている次世代金融アプリです。
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ではFOMCがあると相場にどのような影響があるのでしょうか。
米国の金融政策は株価や為替相場に大きな影響を与えます。
金利の上昇下落によってそれぞれどのような値動きになるのか解説していきます。
まずは円相場に与える影響についてです。
金利の高い通貨は金利の安い通貨よりも魅力的となります。
そのため米国金利が上昇すると円安ドル高となり米ドル円は上昇し
米国金利が下落すると円高ドル安となり米ドル円は下落します。
理由として金利が安い通貨より金利の高い通貨を買う動きが出るため
相対的に金利が高い通貨の価値が上がるからです。
日本は長年金融緩和を行っておりマイナス金利を維持していることから米ドル円は上昇しています。
続いては株式に与える影響です。
金利の変動は企業の経済活動に大きな影響を与えます。
金利が上昇すると株価は下落し、下落すると株価は上昇する可能性が高くなっています。
金利が下がると個人は住宅ローなどを組みやすくなり購入する人が増え
企業はお金を借りて設備投資や仕入れを行うため経済活動が活発になり株価は上昇する仕組みです。
続いてここからは2023年のFOMCの開催日程について深掘っていきましょう。
FOMCは約6週間ごとに行われ年8回開催されています。
詳しい日程はいろはに投資の記事でもご紹介しているので概要欄の方からご覧になってみてください。
制作発表は2日目の早朝となっています。
発表時間は夏時間と冬時間で異なっています。
夏時間の場合は午前3時、冬時間の場合は午前4時です。
平日深夜に開催されるため日中働いている方はリアルタイムでの確認は難しいかもしれません。
大幅な値動きをする可能性があるので無理なレバレーチをかけたポジションは整理し資金管理を徹底しておきましょう。
では2022年、昨年のFOMC過去の結果とドル円の値動きを見ていきましょう。
2022年は米国で深刻なインフレを抑制するため急速な売上が行われ円安ドル高が続きドル円は一時150円を超えていました。
ここでは2022年に開催されたFOMCのうち直近2回分の結果とドル円の値動きについて解説していきます。
まずは2022年11月FOMCの内容と値動きを見ていきましょう。
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2022年11月1日2日に行われたFOMCの結果を主に3点にまとめます。
1つ目は4回合連続で0.75ポイントの利上げを決定。
2つ目は12月FOMCで利上げ幅縮小を示唆。
3つ目はターミナルレートの引き上げを示唆したということです。
ちなみにターミナルレートとはFRBが金利を引き上げる際の上限値のことです。
利上げベースの減速を示唆した声明を受けて円高になる場面もありましたが、
パウェル議長が記者会見で金融引き締めの期間が長期化する可能性や
FF金利の到達点が高くなる可能性について言及したことを受けて
147円台後半まで買い戻されました。
続いては2022年12月のFOMCの内容と値動きを見ていきましょう。
2022年12月13日14日に行われたFOMCの結果を主に3点にまとめます。
1つ目は利上げ幅を0.5ポイントに縮小したということ。
2つ目は2023年のターミナルレートは5.1%と市場よりも高くなる見通しであるということ。
3つ目は2024年のターミナルレートは4.1%と2023年から低下する見込みであるということ。
2022年11月のFOMCまで4回連続で0.75ポイントの異例の大幅利上げが実施されていきましたが
2022年12月の会合では0.5ポイントの利上げとなりました。
現在の利上げ局面において今回が初めての利上げ幅縮小となりましたが
予想通りの結果だったためドル円は小さな値動きとなっています。
では続いて2023年のFOMC今後の見通しを見ていきましょう。
FOMCの今後の利上げについて2社の金融見通しと最新のFOMCの結果を紹介していきます。
まずは三井スミットもDSアセットマネジメントによる見通しです。
詳しい内容はいろはに投資の記事でもご紹介しているので概要欄の方から確認してみてください。
まとめますと三井スミットのDSアセットマネジメントの見通しでは
2022年12月及び2023年1月に金利引上げ幅縮小の見通しを立てています。
続いて野村アセットマネジメントによる見通しです。
野村アセットマネジメントの見通しでは
2023年にFF金利は4%まで引き上げられるとみており半年程度その推進を維持すると予想しています。
続いては最新のFOMCの結果を受けての見通しについてです。
2023年1月に行われたFOMCでの結果を3点にまとめます。
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一つ目は利上げ幅は予想通り0.25ポイント。
二つ目はFF金利の誘導目標を4.25%から4.5%から4.5%から4.75%に引き上げ。
三つ目はあと2回程度の利上げに現金を未確定を示唆というような結果になっています。
このような結果を受けて三井スミットもDSアセットマネジメントは次のような見通しをしています。
3月のFOMCで0.25%の利上げが決定され利上げは終了するという予想をしています。
利上げ停止の明示はありませんでしたが利上げサイクルの終了を示唆したことから
今後市場の関心は利上げの終了時期から利下げの開始時期に移っていくでしょう。
今後の見通しは専門家であっても予想するのが難しいため
FOMCの動向は毎回注目しておくといいでしょう。
続いてはFOMCに関する5つの経済指標についてご紹介していきます。
たくさん経済指標はありますがその中でも重要な指標とは何でしょうか。
ここでは主に5つご紹介していきます。
まず一つ目はFF金利フェデラルファンドレートです。
FF金利とはフェデラルファンドレートのことです。
米国のFRSの加盟銀行は預金算額の一定割合を
連邦準備銀行に預け入れることが義務付けられています。
加盟している銀行が準備預金の過不足を調整するために
他の加盟銀行から短期資金をやり取りする際に適用されます。
FOMCにおいてFF金利の誘導目標が示されていることから
政策金利としての意味合いが強い短期の指標金利です。
二つ目の指標は米国雇用統計です。
米国雇用統計とはアメリカの雇用状況を調べた統計のことです。
米国の景気の実態を知る上でも最も重要な指標の一つとなるため
しっかりとチェックしておくことが大切です。
三つ目は消費者物価指数CPIです。
消費者物価指数はCPIとも呼ばれ
コンスーマープライスインデックスの略称です。
国内の物価上昇や加工などの変動を表す経済指標で
アメリカの労働省が毎月中旬に発表しています。
国のインフレ率を図る重要な指標であり
大幅で年動きになるため発表前後はポジションに気を付けましょう。
2022年10月のCPIでは予想下回ったため
ドル円は146円台前半で推移していましたが
140円20銭までドル安円高が進みました。
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CPIについては基礎から解説をしている記事が
いろはに投資の記事にもございますので
ぜひ概要欄の方からチェックしてみてください。
四つ目は国内総生産GDPです。
国内総生産とはGDPとも呼ばれ
Gloss Domestic Productの略称です。
国内総生産は速報値、改定値、確定値の順に発表され
その中でも金融市場に大きく影響を与えるのは速報値です。
アメリカの経済状況はさまざまな金融市場に影響を与えるため
チェックしておきましょう。
最後にご紹介する指標はISM製造業景気指数です。
ISM製造業景気指数は米国における製造業の景況感を示す指標です。
全国の製造業約350社の購買担当役員に
次の項目についてアンケートを実施し
良い、同じ、悪いの回答に基づいて指数を算出します。
そのアンケート項目とは生産、新規受注、在庫、価格、雇用です。
景気の先行指標とされ50ポイント上回ると景気感が良い
50ポイント下回ると景気感が悪いと判断します。
アメリカはGDPランキングトップの国であるため
ISM製造業景気指数は世界経済を知る上で重要な数値です。
ヒロハニー同士の記事では
FOMCに関するよくある質問についてもお答えをしているので
概要欄の方から気になる方は確認をしてみてください。
このエピソードではFOMCの基本情報や日程だけではなく
今後の見通しについても解説してきました。
最後に今日のエピソードのポイントを3つにまとめます。
1.FOMCとは6週間に1回、年8回開催される
米国金融政策の方針を決定する会合。
2.FOMCは世界の株価・為替に影響を与える。
3.利上げ終了を示唆しているが予想は専門家でも難しい。
FOMCは年8回行われ、会合の結果は世界の株価や為替に影響を与えます。
FOMCの結果は専門家でも予想が難しいため
当初するのであればFOMCの結果はチェックしておきましょう。
本日の息抜き
WBCから数日が経ちましたが、まだWBC熱は皆さん冷めていないと思います。
先週22日、WBC決勝戦、アメリカ戦で日本チームが優勝を手にしました。
お仕事があった方が多いとも思いますが、
仕事をしながら試合の様子を伺っていた方も多いようです。
私は時間があったため、朝から友達の家に行き、手に汗を握りながら試合を見守っていました。
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準決勝のメキシコ戦では一人で朝テレビをつけて見ていたのですが、
決勝戦では高ぶった感情を誰かと共有したかったがために朝から友達の家に行きました。
日本の世界のトッププレーヤーが集まるサムライジャパンのプレーは
どの試合もびっくりするようなもので、野球素人の私でも脳裏に残るような試合ばかりでした。
特にメキシコ戦では3点選手されたり、アロザレーナ選手のホームランキャッチのような名場面があったにもかかわらず、
最後には村上様のさよならヒットで勝利を手にしました。
後からの会見で栗山監督が
村上様にかけた言葉やその裏にあるストーリーには本当に感動しました。
アメリカ戦では最後の大谷選手とトラウト選手の一騎打ちは脳裏に焼き付く名場面でした。
日本に感動をもたらしてくれたサムライジャパン、本当にありがとうございましたと伝えたいです。
もう少しでプロ野球が開幕しますが、あとちょっとWBCの余韻に浸りたいなぁと個人的には思っています。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
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