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インベストメントブリッジがお届けする、いろはに投資のながら学習。
皆様いかがお過ごしでしょうか、インターン生の森でございます。
このエピソードでは、投資・経済関連の書籍をインターン生がピックアップしてご紹介していきます。
今回ご紹介するのは、「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」という本になります。
この本は、投資とか経済について学べる本ではなく、お金を使いましょうという本になります。
皆さんは、アリとキリギリスのお話を小さい頃に聞いたことはありますでしょうか。
有名なイソップ動画で、働き者のアリと歌ってのんきなキリギリスが出てくるお話になるんですが、
冬になってアリは食料を蓄えていたけど、キリギリスには辛い結末が待っているという内容でしたね。
真面目に働きましょうとか、しっかり蓄えましょうみたいな教訓があったりするんですけど、
この本は、アリさんはいつになったら遊ぶんですか?という問い書きをしてくる本になります。
イルハニー投資でも、節約とかお金の増やし方という記事はたくさんあるんですけど、
使い方の記事はないので、新鮮な視点でお届けできるのではないかなというふうに思います。
著者の紹介なんですが、ビル・パーキンスさんという方で、
この方はヘッジファンドマネージャーを本業にしていらっしゃるんですが、
他にもハリウッドの映画プロデューサーなど、多彩なことをやっていらっしゃる方になります。
では早速、本書の結論を3点お伝えするんですが、
1つ目、一刻も早く経験にお金を使うこと。
2つ目、経験は副利。
3つ目、ゼロで死ぬ。という3点になります。
今回はお金に対する考え方をお話しするのが中心になってくるかなと思いますので、
早速見ていきたいと思います。
まず初めに、一刻も早く経験にお金を使うということなんですが、
皆さんは本当にやりたいことや大切なこと、そこから得られる喜びというものを先送りにしていないでしょうか?
手遅れになるまでやりたいことを我慢して、ただただお金を節約する人生というのは本当に豊かと言えるのでしょうか?
やはりお金のために人生というのは犠牲にすべきではないですし、
人というのはどんどん老いていきます。
老化には逆らえないので、だからこそ限られた時間の中で最大限に命を燃やす方法を考える必要というのがあるわけですね。
なので、本書ではお金を無駄にするのを恐れて機会を逃すというのはナンセンスですよ。
大切なのは自分が何をすれば幸せになるのかを知って、その経験に落ちまずお金を使うというのが大事だというふうに書いています。
最大限に人生を楽しむ方法は、ポジティブな経験を最大化することであると、富を最大化することではないというのが非常に重要になってきます。
結局人生の最後に残るというのは思い出になってくるわけなので、一番大切なのは思い出作りと言えるんですね。
ここで経験に使うお金がないというような方ももちろんいらっしゃると思うんですけど、本書では借金をしてでも今しかできないことにお金を使うのがいいというふうに筆者はお勧めをしていました。
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若いうちから経験するのが大事であって、やはり老後になって若い頃のように行動できるかと言われても、普通の人はできないですよね。
それに加えて若い頃にしたいこととか、歳をとってもしたいとは限らないというのもやはりあると思いますね。
小学生の時、中学生の時と今やりたいことって一緒ですか?小学生の頃からゴルフとかやりたかった人って結構少ないと思うんですよね。
なので、やりたいことっていうのは年をとるとともに変わってくる場合がほとんどなので、今のうちにやるのが大事ですよということになりますね。
若いうちの経験というのは将来に大きな成果をもたらしますし、参考までに著者は26歳から35歳の間でお金の価値が最大化されるというふうに結論付けています。
もう若くないですみたいなことをおっしゃる方はもちろんいらっしゃると思うんですが、やはり今日が人生で一番若い日ですから、今日から全然行動できるんじゃないかなというふうに思います。
また、お金の価値っていうのは年をとるとともに低下するとも考えられますよね。
年をとるとお金を使う道っていうのがやっぱり減ってきますし、経験を楽しむ能力っていうのが高いうちにお金を使うっていうのは非常に理にかなっているんじゃないかなというふうに思います。
ここでいう経験を楽しむ能力っていうのはつまり健康とも言えますね。
やはり健康っていうのはお金より重いものですし、いくらお金があってもベッドで寝たきりだったら楽しいことも楽しめないですよね。
健康の改善は人生を改善し人生の充実度に多大な影響を及ぼすと言えるわけですね。
次に経験は福利というお話になってくるんですが、やはり経験っていうのは時間とお金をかけて喜びを得るっていうようなものになってきます。
ここでですね、経験っていうのは尽きることのない配当を生み出すというふうに筆者は考えています。
これは記憶の配当と呼ばれるものでして、
経験っていうのはその瞬間に喜びが生まれるものだけではなく、後で思い出せる記憶っていうのが得られるというふうに考えられるわけです。
例えばですね、友達と共有した経験を振り返って、あの時こんなことがあったよねと話し合っている時間がまた喜びを思い出になるとすると、それは記憶からの配当を生んでいるということになりますよね。
またですね、その楽しく話している時の経験も思い出としていつか語られる日が来るのであれば、思い出は福利が利くというような形になります。
ここで人生っていうのは、あなたという存在っていうのはやはり経験の合計であるというふうに言えるわけです。
ただここで、やはり老後に備えてお金を貯めておくっていうのも大事なんじゃないかなっていうふうに考えられる方もいらっしゃると思います。
アリとケリギリスでもアリが不意に備えて食料を蓄えていたようにですね。
もちろん老後に備えておくっていうのは必要になってきます。
ここで著者が強調しているのは、将来のために貯蓄すべきではありませんと言っているのではなくて、
必要以上に溜め込んでしまうこと、またお金を使うタイミングが遅すぎるっていうのが問題だというふうに指摘しているわけです。
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何よりですね、老後で価値が高まるっていうのは思い出になってくるわけですよね。
先ほどお金の価値っていうのは年を取るとともに低下すると言ったんですが、逆に思い出の価値っていうのは高まるわけです。
年齢を重ねるごとに驚くほど多くのリターンっていうのが得られるわけですね。
米国では老後のために貯蓄すると言って、老後に貯蓄したお金を使っていない人がやはり非常に多いっていう芸術があります。
そこで筆者は参考までに45歳から60歳ぐらいに資産を取り崩し始めるのがいいんじゃないかなっていうふうに指摘していました。
これは体力があるうちに取り崩すのがいいですよっていうことですね。
最後にゼロで死ぬという話になってくるんですが、ここであるアンケートをご紹介しようと思います。
ブロニー・ウェアさんという方が書かれたトップファイブリグレッツ・オブ・ザ・ダイイングという本に載っているものなんですが、
これは余命数週間の患者たちに人生で最も後悔していることは何ですかというふうに聞いたアンケートを元に書かれた本になります。
ここで第1位と2位を紹介しようと思います。
1位は勇気を出してもっと自分に忠実に生きればよかったという後悔でした。
自分の心の赴くままにやりたいことをやればよかったということですね。
第2位が働きすぎなければよかったという後悔でした。
もっと家族との時間を大切にすればよかったなというような後悔だと思うんですが、経験を十分にしてこれなかったという後悔がやっぱり上位に来るわけですね。
人っていうのはお金を使わないまま死ぬまで貯め続けてしまうっていう人がやはり大半だということで、
考えてみてほしいんですが、自分が死ぬ時に使い切れなかったお金っていうのはその分ただ働きしたのと同じことになっちゃいますよね。
なので、生きているうちに使い切るっていうのがやっぱり大事なんじゃないかなというふうに思いますね。
そこである一つの対策として、筆者は寿命を予測するのがいいですよというふうに書かれていました。
自分があとどれくらい生きられるかっていうのを真面目に考えるのが大事だということですね。
ここで寿命計算アプリっていうのは結構出てたりするので、参考にするといいんじゃないかなというふうに思います。
やはり死から目を背けると人生っていうのは最適化できないわけで、
自分にあとどれくらい時間が残っているのかっていうのを意識して始めて、その時間っていうのを最大限活用しようっていう意欲が高まるわけです。
物事を先送りしなくなりますよね。
ではまとめに移ろうと思うんですが、本書の結論は3点でした。
一刻も早く経験にお金を使うこと、ポジティブな経験を通して思い出を作るのが大事であり、若く健康なうちの方がいいとされています。
経験は副理ということで、思い出は記憶の配当を生み、それは雪だるま式に増えていくということでした。
最後、ゼロで死ぬという回では、死ぬまで貯め続けるのはやめて、生きているうちに使い切るのが大事ですよというようなお話でした。
アリとキリギリスのお話で例えると、キリギリスはもう少し節約すべきだったし、アリはもう少し今を楽しむべきだったと言えるわけですね。
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他にも子供がいるのにどうすればいいんですか?といった、皆さんが疑問に思うような質問とかも回答されているので、ぜひ本商店にとってみてはいかがでしょうか。
聞いてくださっている方は30代から50代の方が非常に多いので、かなり刺さるような内容になるんじゃないかなというふうに思います。
試しに寿命予測計算アプリを使ってみたんですが、どうやら私は88歳くらいまでは生きられるみたいなので、残りの時間を大切に生きていこうかなというふうに思います。
お金の使い方に関しては、面白い考え方がTwitterで紹介されていたので、ちょっとシェアしようかなと思うんですが、
一緒にお風呂に入れるものにお金を使うのがいいですよという考え方は非常に面白いなと思いました。
例えば服とかアクセサリーとか車って一緒にお風呂に入れないので、お金を使うときは慎重になった方がいいですよというふうなことで、
逆に歯とか肌とか健康とか知識っていうのはやっぱり一緒にお風呂に入れるわけで、
そういったものにお金を使うと満足度が高くなるんじゃないですかっていうような考え方があって、これは確かに一理あるなと思いましたね。
このエピソードが皆さんの今後を考える上で何かのヒントになっていただければ幸いです。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
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