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インベスタメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
この番組では、インターン生2人が株、投資、経済関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話をながら聞きする感覚で一緒に勉強していきましょう。
おはようございます。インターン生の佐野です。
インターン生の渡辺です。
今回は、2025年もS&P500オルカンだけでいいのかと目を打ってお話しできればと思います。
まずは、2024年を振り返った上で、2025年の展望を語り、最後に2025年注目の他の銘柄を紹介できればと思います。
では、本題に入る前にちょこっと株辞典のコーナーです。
今回はFRBについてご紹介します。
ニュースを聞いているとたまに耳にするかもしれませんが、
FRBとは日本における日銀と同じ、米国の中央銀行制度の最高意思決定機関です。
FRBは議長を含めて7名の理事から構成されています。
会合は約6週間ごとに年8回行われます。
金融政策を占う重要な用語になりますので、ぜひ気にしてみてください。
はい、ありがとうございます。
それでは本題に入りまして、早速2024年を振り返ってみますが、
渡辺さん、相変わらずウォルカンS&P500強かったですよね。
そうですね、強かったですね。
イーマックスシスリムシリーズのS&P500は純資産6.5兆円、
ウォルカンだと5.2兆円と圧倒的な人気を博していました。
それもそのはず、何といってもリターンが高いですからね。
本当ですよね。上昇率30%近いのはさすがの一言ですね。
本当にそうですね。
もし仮に2024年の年初一括で100万円を投資していれば、
30万円の利益ですもんね。
本当に今、銀行の預金なんて雀の涙程度しかもらえないので、
その預金と比べたら夢がありますよね。
しかしながら上昇するっていうことは、反対に疑惑リスクも
はらんでいるんじゃないかなというふうに思いまして、
そういった中でまずは2024年の米国株が上昇した理由というのを
見ていきたいなというふうに思います。
米国株が上昇した理由としましては、
さまざまな理由が考えられますが、大きく3つに分けてみましょう。
まず1つ目は、労働人口の増加や個人消費の向上です。
2022年から2023年にFRBが大幅な利上げを行った影響で、
雇用自体は鈍化しているものの、賃金上昇などから
徐々に労働市場も回復傾向にあるといったことが
個人消費を下支えしています。
はい、そうなんですね。
今指摘していただいた個人消費という観点でいうと、
僕個人的にはBNPLというサービスの拡大に注目しています。
BNPLとはというと、Buy Now Pay Laterということで
その略称なんですけども、クレジットカードのような
後払い決済サービスを想像してもらえればなというふうに思います。
Buy Now Pay Laterということで、今買って支払いは後だよ
ということなんですけども、クレジットカードの発行よりも
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ハードルが低いため、我々学生のような信用力の低い
若年生に特に人気のようです。
ただ、後払いできないことも多々あるようで、
社会問題となっているのが現状のようですね。
実際にその家計債務というのも過去最高を更新していますし、
クレジットカードの延滞率というのは11.13%と
金融危機依頼で最高となっているようですよ。
一見すると華やかに思えるアメリカの経済なんですけども、
消費者目線ではインフレと高金利に苦しんでいると言えるかもしれませんね。
そうですね、後払いサービスから見えるように
後払いサービスって魅力的ではありますけど、
支払いを後付けにしてしまうというところで
なかなか難しいところはありますよね。
おっしゃるとおりだと思いますね。
2つ目は政府やFRBによる大規模な財政金融政策の実行です。
先ほど少し触れましたが、米経済は深刻なインフレに陥っています。
そこで利上げをするなど金融引き締め政策を行っていました。
直近ではインフレ率の低下傾向を踏まえて、金利の据え置きや利下げが決定されています。
最近だとトランプ次期大統領になって金融緩和が行われて
さらにトランプトレードが活発になるのではないかと言われていますよね。
ウォルカンやS&P500も変動していくんじゃないかなと思いますので
トランプ大統領の発言には注目したいなと思います。
本当に今年はトランプ次期大統領の動向が注目されるところだと思います。
最近だと日本製鉄とUSチールに政府が介入するなど
先ほどのFRBの話もあったんですけども
そういう金融会合が行われているのに政府が介入するというのも
結構アメリカならではなのかなというふうに思います。
さて米経済が活発化した3つ目の理由というのは何でしょうか。
3つ目はズバリテクノロジーの進化ですかね。
特に2024年に限っていえばNVIDIAの躍進が挙げられるかと思います。
生成アイブームすごいですよね。
半導体と言いますか日本でも藤倉初見コード5803が爆上げしましたね。
半導体需要というのは2025年も続きそうですか。
そうですねJETROによると2025年の半導体市場全体は
前年比11.2%増の6970億ドルと予想しています。
生成AIに加えてロジックやメモリにおいても拡大が見られて
地域別で見るとアメリカやアジアが市場を牽引していくことが予想されています。
なるほど半導体の市場予測から考えると
2025年も米国株は顕著に伸びそうですね。
2024年の米国株が躍進した理由は理解できたので
続いて2025年の米国株のシナリオについて考えてみましょう。
まずは上昇シナリオとしては生成AI需要が顕著で
引き続き伸び続けると予想されます。
トランプ大統領の言葉を借りるのであれば
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Make America Great Againですね。
上昇シナリオであれば何も考えずに積み立てていればいいので
特に問題はないですよね。
僕も今実際に積み立てているので
証券会社のアプリを見ては一人でニヤニヤしてしまいます。
そうですよね。
何なら上昇シナリオであれば
証券会社のアプリをほったらかしにしておいてもいいぐらい
本当にそうです。ほったらかし投資でも十分ですよね。
ただ下落トレンドになることも十分考えられますね。
やや悲観的になるかもしれませんが
下落シナリオも考えてみましょう。
そうなんですよね。下落トレンドのところで言うと
個人的にエコノミストのレポートとかを読んだりすると
S&P500の脆弱性というのも指摘されることがあって
そちらについて今から説明できればなと思います。
実はS&P500の指数とISM製造業の指数って
直近20年でかなり相関関係が見られるんですけども
直近1年ほど明らかな違和感が認められているんですよね。
というのもISM製造業が弱い、下落傾向である一方で
S&P500は上昇し続けているんですよ。
なるほど。今のS&P500を牽引している企業
マグニフィセント7が非製造業であることを考慮して
時価総額の大きい銘柄の影響を受けないようにする
均等ウエイトS&P500としてもまだ返りがあるんですね。
おっしゃる通りです。そうなんですよ。
つまりはS&P500にまだまだ下落余地があるということになるんじゃないですかね。
気になる方はぜひISM指数というのも見てみてください。
もし仮に2025年にオルカンS&P500が暴落することになるとしたら
今持っている株価インデックスは売却した方がいいですかね。
基本的には長期で分散して積み立てるというのが大前提だと思うので
たとえ暴落したとしても売却せずに
とりあえず積み立て続けるというのが大事かなと思いますね。
もし積み立てている途中で売ってしまうと
それぞれの効果も最大限受けることができなくなってしまいますし
一時的な下落にも耐えて持ち続けるということが
今後重要になってくるかなと思います。
そうですね。考えようによっては株価が下がるということは
同じ金額でより多く注文できるとも考えられますもんね。
そうですね。
では最後にオルカンS&P500以外のお勧めの投資対象について見ていきましょう。
今回はオルカンS&P500に普段積み立てていて
さらに資金に余裕があって違う銘柄を考えている方向けになります。
例えば金はどうでしょうか。
金であれば投資新宅やETFもありますので
結構手軽に始めることができると思いますね。
そうですね。投資新宅やETFで買えるとなれば
かなりお手軽になりますよね。
そういった金の魅力というのは何ですかね。
そうですね。一つはリスク分散にあると思います。
この配信を聞いている方の中には
日本円で給与をもらっている方が多いんじゃないかなと思います。
さらに投資新宅ではオルカンやS&P500といった
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ドル資産を保有してリスク分散をしていることかと思います。
金というのは株式や債権とは違う値動きをしますし
インフレにも強いという特徴もあるので魅力的ですね。
おっしゃる通りですね。本当に円ももってドルももって
そういった通貨の分散もして
さらには違う金を投資するということで
さらに分散できるということで
これは本当にモテフォンのポートフォリオに
近づいていくんじゃないかなと思います。
そうしましたら続いて2つ目は何になるのか?
2つ目は債権です。
米国債権の10年のもので年利の利回りが4.78%
日本の国債10年の年利回りも1.2%ほどで
元本保証ですから
もし眠っている資金があれば債権に投資するのもいいかもしれませんね。
価格変動が大きいときほど資産を分散させて
リスクフェッチしたいというのが本音ですよね。
ただ個人的に資産が少ない場合は
オルカンやS&P500など
今投資している銘柄だけでも十分良いと思います。
少ない資金を分散させることで
リターンが減ってしまうことも当然考えられますし
結局はご自身の投資パターンにも
よるんじゃないかなと思うんですけども。
そうですね。そもそも投資進捗で分散はちゃんとできていますし
自分とかも本当に月3万以下とかの積み立てなんで
そこで資産を分けようとすると
ポートフォリオ作れないですよね。
おっしゃる通りだと思います。
そしたら本日のまとめを佐野くんお願いしてもいいですか?
はい。本日は2025年もオルカンS&P500だけでいいのか
といったテーマでお話しさせていただきました。
まとめとしましては
多くの方にとっては
2025年もオルカンS&P500だけでいいのではないでしょうか。
一方で下落予知というのも当然ありますので
下落局面においては
長期積み立て投資で保有し続けることが
大切だというふうにお伝えさせていただきます。
また最後に資金に余裕があって
分散投資をしたい方にとっては
金や再建投資がお勧めだというふうにして
今回を締めさせていただきます。
はい。ありがとうございます。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
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