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株式会社インベストメントビリッジがお届けする、いろはに投資のながら学習。
こんにちは、最近筋トレを頑張っているインターン生の星野です。
このポッドキャストでは、スマホ時代の投資・企業分析メディアいろはに投資の記事をもとに、
投資の基礎知識から最近のトレンドまで幅広くご紹介いたします。
通勤時間などの隙間時間で、ながら学習をしてさまざまな知識をつけていきましょう。
本日は、実際に株式投資をする上で大切な、投資先の選定にまつわるトピックです。
いろはに投資のながら学習では、投資の基礎知識やトレンドを幅広くご紹介していますが、
実際に株式投資をする際に、どの企業を選べばいいかわからないですよね。
そこで今回はエピソード80に引き続き、いろはに投資の姉妹サイトでもある、
IR株式投資情報サイトブリッジサロンより、今注目の企業をご紹介いたします。
企業紹介エピソードでは、いろはに投資編集長でもあり、
ブリッジサロンを運営するインベストメントブリッジ社長室長の曽根原さんにお話を伺っていきます。
曽根原さん、本日もよろしくお願いいたします。
はい、本日もよろしくお願いします。
先日は、マザーズ上場のクダン株式会社をご紹介いただきありがとうございました。
プレミアムブリッジサロンも見てみたのですが、
高CEOのお話、とても興味深かったです。
今回はどういった企業をご紹介していただけるのでしょうか。
プレミアムブリッジサロンも見てくれたんですね。ありがとうございます。
質問も非常に多かったし、個人投資家から注目されているんだなと僕も感じました。
今回は人材ビジネスを展開している株式会社ウィルグループをご紹介しようと思います。
改めてですが、今回含め今後も私が紹介する企業はあくまでも注目している企業でして、
必ずしも成長や株価の値上がりなどが保証されているわけではない点はご了承ください。
また、当該企業への投資を含め投資判断を推奨するものではありませんので、ご了承ください。
では本題に移りましょう。
保志野さんは人材業界やウィルグループについて何か知っていますか。
そうですね。人材業界でいうとコロナ禍でかなり苦戦をしていた印象があります。
派遣社員の方が契約を切られてしまうというニュースでしたり、
タクシー運転手さんの大量解雇などあまりポジティブなニュースがなかったですよね。
またウィルグループですが、私はちょっとブリッジレポートを読んだことがあるくらいで、あまり細かくは知らないです。
どういう企業なのでしょうか。
そうですね。まずは人材業界の話からしてみましょう。
確かにコロナ禍でかなり人材業界は苦戦していましたし、株価が下がった企業というのも数多くありました。
ただコロナが少し落ち着いてきて、現状人材業界というのは少しまた盛り上がってきているんですね。
特に今デジタルトランスフォーメーションというところが、企業が非常に重要視している分野でして、
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そういった意味でエンジニアだったりデザイナーだったりといったようなIT系の人材というのはとても今転職が盛んになっています。
またですね、やっぱり医療従事者というところも今かなりフォーカスされていますが、
医療従事者だけでなく介護職というところもですね、現在非常にニーズがありまして、
そういった医療、介護、IT系というところでは、今人材の募集金額だったり、
人材会社の単価というのもかなり上がってきているということは言えると思います。
そうだったんですね。確かにDXの需要がコロナで増えたと聞いたことがあります。
エンジニアの求人件数は多そうですね。
あとはやはり医療従事者の方や介護事業者の方はまだまだ不足しているんですね。
そうなんですよね。実際にWill Groupも介護、保育領域だったりエンジニア領域の人材紹介もしています。
Will Groupの会社概要なんですけれども、まず事業内容から見ていきましょう。
事業内容はですね、セグメントを国内ワーク事業、海外ワーク事業その他という3セグメントになっています。
国内ではセールスアウトソーシング領域だったり、ファクトリーアウトソーシング、また介護保育領域などカテゴリーに特化した派遣とか紹介業務権を行っていたりですね。
あとスタートアップ企業への人材支援も手掛けています。
スタートアップ企業の方は子会社がFor Startupsという会社がありまして、こちらがMothersに上場している企業なんですけれども、
こちらを通じて人材支援をやっているという状況です。
海外ワーク事業ですね、こちらはアセアンとオーストラリア地域において政府系だったりエンジニア、ファイナンス、リーガルといった人材派遣とか人材紹介を行っています。
かなり幅広い領域で人材支援をされているんですね。しかも海外でもやっているのは知らなかったです。
結果を見てみると売上、利益、ともに業績予想はまんまっていますが、減収、減益だったんですね。これはやはりコロナの影響があったのでしょうか。
そうですね、売上収益は前期費3%減の1,182億4,900万円でした。
こちらは海外の人材派遣売上げは増加したんですけど、やっぱり国内のセールスアウトソーシング領域だったりファクトリーアウトソーシング領域が新型コロナウイルスの影響を受けて減少したというのが要因で考えられます。
営業利益は2.8%減の40億ですね。こちらはセールスアウトソーシング領域だったりファクトリーアウトソーシング領域の利益の減少はあったんですけれども、
海外での雇用支援補助金の収入だったり国内での雇用調整助成金といったものが計上したというところ、また有給休暇の引当金が減少したというのもあって、
こちらはほぼ前年並みの利益を確保できたという状況で予想値は大きく上回りました。
なるほど、意外と助成金や補助金が利益に影響するんですね。
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また中期経営計画がアップデートされているというのも拝見いたしました。
現在の営業利益率は3%程度ですが、将来的には2桁の利益率を目指すといった点やポートフォリオシフトによる収益性の改善、デジタルシフトによる生産性の改善、
次なる戦略投資領域の探索、財務戦略といった4つの戦略を推進していくんですよね。
はい、そうですね。中期経営が今回アップデートされています。
アップデートのポイントなんですけれども、社会、企業、求職者といった領域ですね、こちらは外部環境なんですけど、
これがこれまで予想されていた変化がコロナ禍によって一気に加速して、
働き方の未来が数年前倒しにされたと同社は考えていると、これを踏まえたアップデートになります。
そして今回同社はですね、ワークシフト戦略による高収益体質化というものを掲げています。
ワークシフト戦略というものはポートフォリオシフトとデジタルシフトによって営業利益率を高める戦略のことです。
まずポートフォリオシフトなんですけれども、こちらは人材紹介や専門性の高い領域への人材派遣といった
無期雇用、これをパーマネントですよね。パーマネント雇用をパーム領域という風に言っていまして、
こちらを拡大して成長機会を最大化最適化していくと、これをパームシフトと呼んでいます。
このパーム領域というのは21年3月期ではあらり率が35%あります。
もう一つのデジタルシフト、こちらは人材派遣や業務受け負いなど有期雇用、これはテンポラリーなので添付領域と呼んでいるんですけれども、
この添付領域のデジタル化推進によって生産性向上だったり、事業の安定性を軸とした雇用機会の最大化最適化を目指すという戦略です。
こちらの添付領域の21年3月期のあらり率は14%となっています。
もう一点注目したいのが、今やはりどの領域でもテクノロジーというのは大事になってきているんですね。
今回、ウィルグループさんはHRテックの領域でもどんどんトライアンドエラーを繰り返しながら戦略投資事業を探索していくといったような戦略も掲げています。
現在はAIを活用したエンジニア人材紹介のラプラス、外国人就労管理ツールのアワマネ、ビザマネ、インバウンドサービスのエンポートなどを手掛けているので、
この課題を解決しながら先行投資を行って、成長事業へこれらを育成するべきかどうかちゃんと検討していくといったような戦略を掲げています。
今回の業績だったり中継というところは、ブリッジレポートにもっと詳しく書いてありますし、
ちょうど今週の土曜日にウィルグループの大原社長がプレミアムブリッジサロンという投資家向けセミナーに登壇されるので、
そちらで大原社長から直接今後の戦略というところも聞くことができますので、ぜひライブ配信をやりますのでご覧いただければと思います。
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なるほど、戦略を細かく調べていきたいと思います。とても勉強になりました。
今週のプレミアムブリッジサロンも非常に楽しみにしております。ライブ配信でぜひ見てみようと思います。本日もありがとうございました。
そう言ってもらえると嬉しいです。ぜひライブ配信も見てください。今後も知目企業をご紹介していきますのでお楽しみに。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。ぜひこの番組への登録と評価をお願いいたします。
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