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株式会社インベストメントブリッジがお届けする、いろはに投資のながら学習。
こんにちは、新しく入ったインターン生の金です。
このポッドキャストでは、スマホ時代の投資、企業分析メディア、いろはに投資の記事をもとに、
投資の基礎知識から最近のトレンドまで幅広くご紹介いたします。
通勤時間などの隙間時間でながら学習をして、さまざまな知識をつけていきましょう。
前回に続き、10月16日に開催した投資家向けIRセミナープレミアムブリッジサロンから、
ブリッジライブセミナー「今後の注目業種・投資戦略を語るⅠ」の音声を配信いたします。
元楽天投資院投資顧問の社長兼チーフインベストメントオフィサーで、
現在、Fund Garageを主催されている大島様のお話から投資の知識をつけていきましょう。
今日ちょっと私、日経新聞を読んで、
ぜひ今日皆様にお伝えしたいなと思った一つの視点がございまして、
今世の中って、
普通に株はリスク悲惨であって、債権は安全悲惨だって言いますよね。
確か今日の日経新聞ですけども、安全悲惨が安全悲惨じゃなくなってきてる
っていうようなことを新聞記事で割とセンセーショナルなイメージな記事になったんですけども、
そういう前提も踏まえてなんですけども、
投資の世界が大きなパラダイムシフトを迎える局面に今あるというふうに思ってるんですね。
何かっていうと、債権が安全悲惨じゃなくなるっていうのが当然な話だということを
ちょっと頭出しをさせていただきたいと思ってるんです。
これご覧いただけるチャート何かっていうと、1985年からのアメリカの金利の変化です。
2年債と5年債と10年債と30年債、それに黒いのがフェデラルファンドレートと言われるものを示してございます。
当然そこそこ波はあるわいなということなんですが、
見ていただきたいのはトレンドとして見ているわけでこの赤い線、右肩下がりですね。
35年間債権の金利っていうのはずっと下がってきてるんです、アメリカの金利。
今週上がった下がったっていう話でやってますけども、
10年債の金利が1.6%前後のことに行ったり来たりしたことに右往左往してるんです。
ちょっと上がるとグロースカバーだめだとか、下がるとOKだとかっていう話を今やってると。
そんなような話なんですが、これだけの期間ずっと下がってくると何が起こるか。
債権買ってりゃ儲かるってのは当然なんですよね。
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債権ってのは買ったら満期まで持っていれば、特にアメリカの国債、アメリカがデフォルトしない限り、
ちょっと最近そんな話もありますけども、基本的には満期まで買ったときの利息は保証されますよね。
利回りは保証される。
仮に自分が買ったときよりもちょっと金利が上がっちゃったと、
この数年の中にも3%引っ掛けて大騒ぎとかっていうようなことがありましたんで、
そういうときっていうのは金利が低いところで買っといて金利が上がったんで、
一旦は評価損がかかえて損が出たとかって驚いても、結局は金利が下がってきてるので絶対債権は儲かってきたんです。
で、35年が過ごしました。
で、私クォンス運用やったってことを申し上げましたけども、
クォンス運用をやる人間が何やるかっていうとデータの解析をするんですね。
過去のデータに検証するんですけど、大体遡ること5年、もしくは長くて10年、そんなところです。
そんなところのデータを使ってリスクリターンを弾いたりするわけですね。
債権、こっからまだ下がるかもしれないです。
最近テーパリングの話とか利上げの話が出てきてるから、
10年債金利が1.6%のあたりから多分反転していくんだろうっていうのが世間一般の読みだと思いますし、
今これがまだ下がるかもしれないっていうのは誰も否定はしませんけども、
少なくともゼロ以下までのところに行くには、もうあと1.6%しか乗りしろはないわけですよね。
ということは何が言えるか。上がる可能性の方が高いですよね。
債権上がり始めると何が起こるでしょう。
買って満期まで持ってればお約束の債権が上がるかもしれない。
買って満期まで持ってればお約束の最初の利回りは得られます。
だけども、基幹投資家、投資新宅、何でもそうですけども、
持ち切ってるつもりでも自家評価されたら、金利が上がったら絶対損になるんですね。
債権ってのは金利が上がれば価格は下がりますから。
ところなんですけども、債権の価格というのは金利が低下すると債権の価格は上がるんですね。
で、評価が良いとすればそれは儲かってますよという形です。
これ金利が逆に上がるという形になれば価格は下がるんですね。
ということで損をするということですよね。
金利が上がっていく局面で債権の運用するのはすっごい難しいです。
むちゃくちゃ難しいです。
自家評価されますからどんどんどんどん下がるわけです。
1%ずつの利息をもらいながらも3%下がったら2%やられますよね。
債権は上がっていれば1%で回ったという風になったとしても途中でやられるんです。
だから債権の運用、この金利が上がる局面では難しいんですね、今後。
そうすると今まで35年間、債権は安全悲惨だと言われていたこの神話が崩れるというのがここから始まるんだろうなというのが、
債権に対する物の見方。
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今まで安全悲惨だと言われてきて、それは上がり始めたらやられるよという、
ここからその局面になったら全部投資理論、今ひっくり返っていくはずです。
アセットアロケーションという話も全部ひっくり返っていくはずです。
これはクウォン通信をやっている人間として言い切れる話なんですけども。
そうするともう一個皆様にお伝えしておきたいのが、
基幹投資家というのはお金を預かったらその分信託報酬をもらいますね。
投資信託でもそう、年金でもそう、必ずお金を何パーセントという、
何十、0.何パーセントというレベルでももらって運用するんですね。
もらっている以上、お金を全部コールローンとかに出しっぱなしにしておくことはできないんです。
何をしなくちゃいけないか。何らかの有価証券に投資しないといけないわけです。
すなわち株を何らかの局面で一旦売ります。
で、しばらくは待機資金として置いておくことはできます。
でも、それをずっと続けてはいけないんです。
ずっと続けたらお客さんから返せって言われますから。
何かのところに振り向けなきゃいけない。どこ振り向けますかねと。
金利が上がり始めているという状況になった時に、再現に持っていくんでしょうか。
そこは皆様のご判断だとは思うんですが、ずっと投資しないといけないんです。
そこは皆様のご判断だとは思うんですが、ずっと投資を続けなくちゃいけない。
途中で逃げられないんですよということだけはキーメッセージとして、
今日は僕はどうしても皆さんにお伝えしたいなと思っておりました。
企業の方は、こうやってマーケットの方から回ってくるお金をもらって、
それはリスクを覚悟しているお金ということ。
融資のお金ではないですから、それが企業の成長を促すものに使うことができるということなんで、
今、片手ではESGとかSDGsとかいろんなことが、
僕はちょっと半分切れ言だなと思って斜めに聞いているんですけれども、
そういうような話のためにも有効に使われるのが資本市場のお金ということであれば、
ここから金利が上昇、長い意味では大きく上昇していく流れに入るんじゃないのということを考えると、
いろんなものが見えてくると思うんじゃないかなと。
ちょっとあんまり端的なことは僕は何も言えないので、
あれなんですけれども、ご想像していただくと、
ここからも楽しい投資の世界が広がるんじゃないかというふうに思います。
今ちょっと補足と言いますかね、簡単にお話をしますと、
パラダイムシフトが起こるということは、
例えば皆さんが株式投資をしているのであれば別です。
株式100%の投資金額を持っていれば別です。
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そうではなくて、アセットアロケーションで海外の債権を非常に高く持っているところを含めてなんですけれども、
そうなってきた場合にちょっとパフォーマンスというところが、
これは変化をする可能性がありますよと思います。
ということをですね、ちょっと大島さんのほうがちょっと債権を一つの例にして出したというところです。
ということなので、いわゆるファンドですよね。
投資金額に関しても何でどういうふうに運用されているかということに関しては、
きっちりと把握をされて運用を委託すると、
そういうものを持つということがとても重要ですよということになりますね。
次回の30日に関してはちょっと個別のところ、日本って捨てたもんじゃないよという話をしてもらいます。
質問なんかも来てますんで、その辺をちょっと大島さんのほうに投げかけてみたいというふうに思います。
では最初のご質問です。
大島さんがウィズアフターコロナで注目している業種はどこでしょうか。理由も教えてくださいとあります。よろしくお願いいたします。
業種というよりは、私の場合ですといつも得意なのが、大きな右肩上がりのビジネストレンドという言い方をしているんですが、
先ほど来のこれですね。
大きな右肩上がりのビジネストレンドがあれば、その中心のメインプレーヤーというのは必ず投資で収益が出ますということ。
それで一番注目しているのは、まずAI。
これはもう使い古されているように思われるかもしれませんが、実はAIというのはまだ全然身を結んでいない世界であります。
まだレースで言うならば、そうだな、第一コーナーを回ったくらいというふうに言えるんじゃないでしょうか。
あと5Gもそうですね。
5G使うようになって、今5G対応のスマホをお持ちの方、5Gのメリットってまだ何も受けていないと思うんですよね。
これからなんですね。
5GのIoTとエッジコンピューティング、エッジAIと言われるような流れがあります。
これが非常に大事。
AIというのは基本的には大きなものはデータセンターにあるんですね。
クラウドの中にあると。
クラウドの中で全部計算させていたら、末端のもの、例えば代表的なのは自動運転の車。
この車が、すみませんこれ前の車止まりますかねってことをAIにクラウドの中で判断させて戻ってきた時にはもうぶつかってますよね。
そんなものどんなに5Gが速かろうが間に合うんということで、車のところで考えなきゃいけない。
エッジというのは端末という意味です。
そのところでのAI、エッジAIというような単語はあるんですけども、こういうような流れが出てきていると。
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捨てたもんじゃないんだよ日本はっていう話をしたいのがこの自動車のケースという話ですね。
ケース、コネクティブ、自動運転、シェアリング、電動化。
とりわけこの電動化の世界、世の中がものすごい誤解をしているなというふうに私は技術的な方を追っかけてて思ってます。
あと自動運転、この辺の話っていうのは大きな注目点なので、こういったものに魅力があろうかなというふうに思ってます。
もう一問ご質問が来ております。
再建のお話がありましたがGPIFのように再建にアロケーションしているところは今後どうするのでしょうかというご質問です。
お願いいたします。
おそらく一部は再建の運用をやっている時にGPIFみたいな時には2つの視点を持っているはずなんですね。
持ち切って安定的に利回りを確保しましょうと。
特に年金のGPIFみたいな運用っていうのは持ち切ることが可能ですから、投資スパンが長いということがありますのでそれはできる。
ただ一方で短期的にパフォーマンスを稼げって言われている投資顧問会社があるんですが、
委託先でそういうところは再建の運用をしているというのは辛くなるので、
教科書的にはラダー型の運用をやればいいとかいろんなことを言って逃げると思うんですけど、
多分振り分けている量は減るだろうなと。
ラダー型とは?
ラダー型というのは2年5年10年30年というような形で満期までの期間をハシゴ状にする運用という、そういう意味ですね。
そういう運用で常にそういうふうにしていきましょうという運用があるんですけど、
ちょっとそれも難しくなるはずなので、と思います。
ありがとうございます。
では30日の段階ではちょっと個別のいわゆるトレンドと言いますか、
そのような話を大島さんにはしていただきたいと思います。
今日はあくまでも大島さんの考え方とか、今までこう見てきたよというところとか、
皆さんこういうとこ注目してきた方がいいよという話をしていただきました。
インベストメントブリッジ、ずっとこういう企業説明会をやっています。
先ほど大島さんがイメージクも言っていただきました。
今日出ていただけます会長、社長、ビジネスモデルを含めて、
いわゆるこのコロナ禍で覚悟を持って会社を経営しています。
そういう方々のプレゼンテーションをする、その姿勢というのをぜひ見ていただきたいなというふうに思いますし、
私どもいろんな意味で新しいメディア、イロハニ投資なんかもやってますので、
そういうところも含めてなんですけども、そこでちょっとポッドキャストというところで音声のところもやってます。
今日のこのアーカイブというところは、当然のことながら映像でもやりますけども、
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ポッドキャストのほうでもやりますので、ぜひ皆さん、特に僕なんかも弱視なんですけども、
目が不自由な方に対しても、いわゆる公平な学びになる形のものの情報発信をしていきたいと思ってますので、
よろしくお願いいたします。
では今日ですね、パンドガレージの大島さんのほうに第一部という形でお話をいただきました。
皆さん盛大な拍手をよろしくお願いいたします。
いかがだったでしょうか。このようにインベストメントブリッジでは、投資初心者の方にも役立つIRセミナーを開催しています。
詳細は説明欄記載のURLよりご覧ください。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
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