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2025-08-06 10:36

史上初エヌビディアが時価総額4兆ドルを突破!トランプ政策の影響も

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▼エピソード内で紹介した記事▼

エヌビディアの株価は10年後どうなる?事業戦略や業績からどこまで上がるか分析

https://www.bridge-salon.jp/money/us-stock/nvidia-prediction/


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サマリー

エヌビディアが史上初めて時価総額4兆ドルを突破しており、AI時代の象徴として大きく取り上げられています。また、トランプ政権の政策がエヌビディアにとってプラスに働き、中国市場への再参入が期待されています。

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インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
この番組では、インターン生2人が、株、投資、経済関連の気になる情報をわかりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話をながら聞きする感覚で、一緒に勉強していきましょう。
おはようございます。インターン生の古田です。
おはようございます。インターン生の渡辺です。
エヌビディアの歴史的成果
早速ですが、渡辺さん、先月7月にエヌビディアが4兆ドルを突破したというニュースがあったんですけど、
めっちゃすごくないですか?
いやー、本当にすごいですよね。
4兆ドルって聞いても、日本人に正直ピンとこないんですけど、
日本円だと、今だと約590兆円とかですもんね。
日本の国家予算が大体110兆円ぐらいだから、その5倍以上っていうことですか?
そうですね。しかも市場初の4兆ドル企業なんですよ。
Appleでさえ達成してなかったのに、半導体メーカーのエヌビディアが一番乗りっていうのが、
まさにAI時代を象徴してますよね。
本当ですね。でも古田さん、最近AIバブル崩壊とか、
あとディープシークショックとかも話題になってましたよね。
あれで一時期エヌビディアの株価もガクッと下がったって聞いたんですけど、
実際のところどうなんでしょうか?
めちゃくちゃいい質問。
はい。
確かに1月にはディープシークっていう中国のAI企業の影響で、
エヌビディアの株価が1日で17%も下がったんですね。
でも結局今4兆ドル達成してるわけですから、
これは本編でしっかりと解説しますね。
はい、楽しみです。
じゃあその前にいつものコーナー行きましょうか。
はい。それではちょこっと株時点のコーナーです。
今日はバリュエーションについて説明しますね。
バリュエーションっていうのは簡単に言うと、
その株が割高なのか割安なのかを判断する指標のことなんです。
特にエヌビディアみたいな成長株を評価するときに重要な概念ですね。
なるほど。でも具体的にはどうやって評価するんですか?
代表的なのがPER、つまり株価収益率ですね。
現在の株価が1株あたりの純利益の何倍になっているかを示す指標です。
例えばエヌビディアのPERが現在40倍ぐらいだとすると、
今の株価は1年間の利益の40年分の価値があるって市場が評価していることなんですね。
40年分って聞くとすごい高そうなイメージありますけど、これ何か基準あったりするんですか?
はい。一般的には15から20倍が適正と言われることが多いんですけど、
成長期待の高いハイテク株は高くなりがちなんです。
ただ将来の成長を織り込んでいるので、その期待に応えられるかどうかが重要なんですよね。
ということはエヌビディアが今後も成長し続けるかどうかが限ってことですね。
はい。まさにその通りです。
バリュエーションが高い株は期待が裏切られた時の下落も大きくなりがちなので、
投資するときはその会社の成長ストーリーをしっかりと理解することが大事なんです。
なるほど。成長株投資の基本ですね。
ディープシークの影響
それでは本編に入っていきましょう。
まずはエヌビディアの改挙から話していきますね。
2025年7月9日、エヌビディアは上場企業として市場を始めて時価総額4兆ドルを突破しました。
これまでAppleが2024年12月に記録した3兆9150億ドルが最高だったので、本当に歴史的な出来事なんです。
いやーすごいですね。でもなんでここまでエヌビディアが成長したんですか?
それはエヌビディアがAIインフラの中心的存在になったからなんです。
チャットGPTみたいな生成AIを動かすには大量の計算処理が必要で、その処理を担うのがエヌビディアのGPUっていう半導体なんですよ。
なるほどね。やっぱりAIブームでエヌビディアの製品が必要不可欠になったってことですね。
その通りです。しかも面白いのがインドのリライアンスインダストリーズっていう大企業があるんですけど、
2024年の10月にエヌビディアの次世代GPUブラックウェルをデータセンターに導入するっていうような発表したんです。
これエヌビディアの技術が世界的に認められている証拠ですよね。
なんかブラックウェルってかっこいい名前ですね。でも古田さんさっき言ってたディープシークショップもありましたよね。
これどういうことだったんですか?
これが今日の大きなポイントなんです。
2025年の1月27日に中国のAI開発企業ディープシークが低コストで高性能なAIモデルを開発したというような発表をしたんですね。
市場はエヌビディアのGPUがそんなに必要じゃなくなるかもって考えて株価が17%も急落したんですよ。
17%ですか。1日でそんなに下がったっていうのが当時のニュースでも見ても自分もだいぶ衝撃的でした。
確かに衝撃的な数値ですよね。
時価総額にしては約91兆円が1日で消えたんです。
これアメリカ企業1名柄の1日あたりの減少額としては市場最大だったんですよ。
でも結局今4兆ドル達成しているってことはその心配は機油だったっていう感じなんですかね?
まさにそこなんです。
その後の調査でディープシークの開発コストの審議に疑問が出てきたり、実際にはそこまで確信的じゃなかったりで市場への影響は限定的だったんです。
むしろAIの競争が激化すればより高性能なチップが必要になるっていう見方が強くなったんですね。
なるほど。じゃあ一時的なパニックだったっていうことなんですね。
トランプ政権の規制緩和
そうなるとやはり政治との関わりとかも気になってくるんですけど、トランプ政権の輸出規制の話とかはどうなんでしょう?
さすがいいところに気づきますね。
実はこれもNVIDIAにとってはプラス材料なんです。
トランプ政権はAI半導体の輸出規制を一部緩和して、NVIDIAの中国向け製品の輸出再開を認める方針を示したんです。
となると中国市場に再参入できるっていうことになるんですか?
そうです。特にH20っていうAI半導体の出荷を再開することになったんです。
このH20はもともとアメリカ政府の規制をクリアするために性能を落として開発した中国向けの製品だったんですけど、
それでも規制対象になりそうだったんですよ。
なんかややこしいですね。
NVIDIAは2025年2月から4月期にこの規制の影響で約6700億円の費用を計上してたんですけど、
規制緩和のニュースで株価が4%上昇したんです。
投資家にとっては朗報だったわけですね。
なるほど。
となると他の会社とかはどうなんでしょうかね?
ここら辺の競合みたいなところの動向も気になるんですけど。
いい質問ですね。
まずマイクロソフトがNVIDIAに続いて時価総額4兆ドルクラブの2社目になったんです。
これは7月31日のことでした。
あ、そうなんですね。マイクロソフトも4兆ドル達成っていう感じなんですね。
はい、そうなんです。
マイクロソフトはクラウドを通じてAIサービスを提供することで成長してて、特にAzureっていうクラウドサービスが好調なんです。
株価が一時9%も急進したんですよ。
やっぱ半導体銘柄に続いたAI関連銘柄っていうのも中々注目ではありますよね。
逆に苦戦してる会社とかだとどんなところがあるんですか?
はい、実はAppleが結構苦戦してるんですね。
AI開発で出遅れているのがあって、しかも重要な人材がメタに引き抜かれちゃったんですよ。
AppleのAIモデル開発チームを率いていた人がメタの超知能研究部門に移籍したんです。
それは痛いですね。やっぱり人材って結構大事になってくるんで、そこの奪い合いが激しいとなるとちょっとなかなか痛い感じはしますけど、
やっぱりAppleってなんかハードの目新しさっていうのがなかなかなくなってきている中で、そこのAI的なところもっと重要になってくる可能性ありますね。
これ全体的に見るとAI関連企業っていうのは好調な感じなんでしょうか?
そうですね、ただ気をつけなきゃいけないのはこれがバブルかどうかっていう点はありますね。
NVIDIAの4兆ドル達成は確かにすごいんですけど、技術革新のスピードや知性学的要因、人材獲得競争が複雑に絡み合っている状況なんです。
なので規制緩和の要素だけではバブルにつながるかとかは一概に言えないとは思います。
またこのAI半導体バブルが崩壊するのではないかと一部では言われてますけど、
AI関連企業だからといって手当たり次第に変える状況ではなくなっているのは事実です。
AI業界の全体の動向や政治との関わり合いも重要な要素になりますね。
なるほど、技術革新という一見良さそうな面を見るのではなくて、政治や人材問題なども考慮する必要があるんですね。
いかがでしたでしょうか。NVIDIAの4兆ドル突破は確かに歴史的な出来事でしたが、AI業界全体を見るとまだまだ競争は激しそうですね。
そうですね。
あとトランプ政権の政策変更とか知性学的な要因も株価に大きく影響するってこともわかりましたよね。
はい、AIバブル崩壊説については今のところ機遇だったみたいですけど、これからも注意深く見ていく必要もありそうですね。
はい、技術の進歩は早いですからね。定期的に情報をアップデートしていくことが大切だと思います。
あと、自分が昔書いたNVIDIAの10年後の株価どうなるみたいな記事がいろはにまねの方で上がっているので、ぜひ気になった方はチェックしてみてください。
チェックします。
本日ご紹介した企業は情報提供を目的としたものであり、投資を推奨するものではありません。
投資判断はあくまでご自身の責任にてお願いします。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
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