00:02
株式会社インベストメントビリッジがお届けする、いろはに投資のながら学習。
こんにちは、最近筋トレを頑張っているインターン生の星野です。
このポッドキャストでは、スマホ時代の投資・企業分析メディアいろはに投資の記事をもとに、
投資の基礎知識から最近のトレンドまで幅広くご紹介いたします。
通勤時間などの隙間時間で、ながら学習をしてさまざまな知識をつけていきましょう。
本日ご紹介する記事は、6月11日に公開した【日米銘柄も】景気敏感株・ディフェンシブ銘柄とは、
おすすめの投資手法もご紹介、です。
まず最初にこの記事の結論を3点ご紹介いたします。
1. 景気敏感株とは、景気動向によって株価が変動しやすい株のこと。
2. ディフェンシブ銘柄は、景気動向に左右去りにくい株のこと。
3. 景気敏感株を選ぶときには、成長戦略や過去の高値を参考にする。
それでは記事本文に入っていきましょう。
景気敏感株とは、景気動向によって株価が変動しやすい株のことです。
シクリカル銘柄、景気循環株とも呼ばれ、経済危機など市場全体が大きく変動する際に、
一緒の値動きになりやすい株のことを示します。
そのため、景気敏感株は短期間で大きく株価が変わることが多いです。
できるだけ底値のときに買い、高値のときに売れば大きな単発収入が見込めるのです。
ただし、景気敏感株は値動きも激しいため、投資する際には機敏で正確な意思決定が求められます。
少しでも判断が遅くなる、もしくは誤った判断をした場合には大きな損失につながりかねません。
以上から、景気敏感株はハイリスク・ハイリターンな性質を持つと言えるでしょう。
具体的には、景気敏感株の代表的業種としては、自動車などメーカー企業、鉄鋼、化学、紙パルプ、精密機器などの業種が挙げられます。
景気敏感株は景気が良いと物が売れるというシンプルな構図に基づいているのです。
続いて、日本の代表的な景気敏感株を一つ見ていきたいと思います。
本日ご紹介するのは、大和工業です。
大和工業は鉄鋼業の企業です。
鉄鋼はビルや電線などの社会インフラや自動車関連に用いられ、日本経済のみならず世界の景気動向に左右されます。
例えば、21年4月にバイデン大統領が会見で、インフラ投資を軸に追加で経済政策をすると発表したことによって、アメリカに鉄鋼拠点を持つ大和工業は一段高となりました。
03:08
さらに、鉄鋼の需給は中国が世界の約半数を占めているため、鉄鋼株は中国の経済の動向に大きく影響されます。
大和工業が2016年3月期に純利益が30%減になったのも、中国の鉄鋼メーカーによる供給過剰で製品価格が低迷したからです。
また、日本同様、アメリカにも代表的な景気敏感株があります。
今回は一つご紹介したいと思います。
本日ご紹介するのは、フォードモーターです。
大量生産・大規模マネジメントのパイオニアである自動車製造会社です。
昔ほどの勢いはなくなってしまった同社ですが、現在は地域やブランドを絞りつつ、2020年6月にフォルクスワーゲンと提携し、商用車を共同生産しています。
2030年に向けて、常用車を新たに電気自動車やAIに転換する投資計画を掲げています。
そして、景気敏感株の大義語としてディフェンシブ銘柄があります。
ディフェンシブ銘柄は景気動向に左右されにくい株のことを示します。
ディフェンシブ銘柄は身動きが少ないため、安定的な配当利回りが見込めます。
そのため、じっくり試算を築いていきたい方におすすめです。
ディフェンシブ銘柄の代表的業種としては、鉄道、電力、通信、食品、小売などが挙げられます。
つまり、社会インフラに位置する業種ということができます。
ただし、社会インフラとはいえ完璧ではありません。
東日本大震災の際に東京電力の株価は大幅に下落し、震災前に2000円台だった株価は現在300円近辺で推移しています。
そのため、ディフェンシブ銘柄であっても、個別企業の動向をチェックする必要はあります。
では、日本の代表的なディフェンシブ銘柄を一つ見ていきたいと思います。
本日ご紹介するのはヤクルトです。
ヤクルトは乳酸菌飲料で国内最大手の企業です。
また、海外の売上比率が全体の4割を占め、39カ国・地域に進出しています。
ヤクルトは定期購入とヤクルトリリーによる販売拡大戦略で、中長期的に業績を拡大しています。
続いて、アメリカの代表的なディフェンシブ銘柄を一つご紹介したいと思います。
ダラー・ゼネラルをご紹介いたします。
ダラー・ゼネラルはアメリカ南部を中心に安価な食品・日用品を提供する小売企業です。
1ドルから10ドルと比較的安価な商品を提供しているので、景気が悪くなればむしろ顧客の増加が見込まれます。
06:02
新型コロナウイルスのロックダウン中も生活必需品を提供する企業とみなされ、営業が許可されたことによって、さらに売上が上がっています。
景気敏感株の概要と対義語を見ていったところで、続いては景気敏感株の選び方を3ポイントで見ていきたいと思います。
まず1点目です。業績・成長戦略を確認。景気敏感株に関わらず、投資をする際には中長期業績や成長戦略を確認しておきましょう。
例えば、前年比で増収増益という短期的な数値よりも、中期経営計画で示した業績予想数値を織り込んで株価が上昇することもあります。
指標はもちろんのこと、個別企業としてのポテンシャルを早いうちに見抜くことが重要です。
2点目は、過去の高値を参考に目標株価を設定することです。
景気敏感株では、3つの年で高値をつけた銘柄が多く、最も高い順に2006年前後、2015年前後、2018年前後という傾向があります。
この傾向にあたる場合、目標株価を2018年の高値に設定してみて、達成したらついで2015年、2006年といったふうに目標株価を上げていきます。
もし株価が短期間で目標株価に達したときには、保有株を部分的に売却して利益確定ができます。
もちろん過去の高値や値動きはあくまでも過去の低下のため、過度に依存しないようにしましょう。
そして3点目は原則25日移動平均線を割り込んだら無理です。
景気や個別企業の状況によっては、過去の高値を大幅に超えていくことも考えられます。
その際は投資の基本原則である25日移動平均線を割り込めば無理、超えれば買いを実践することで上昇トレンドに乗ることができます。
では本日のまとめです。
景気敏感株とは景気動向によって株価が変動しやすい株のこと。
ディフェンシブ銘柄は景気動向に左右されにくい株のこと。
景気敏感株を選ぶときには成長戦略や過去の高値を参考にする。
景気敏感株とディフェンシブ銘柄はどちらにも良さがあります。
うまく組み合わせて自分に最適なポートフォリオを築いていきましょうね。
本日の引き抜き
徐々に肌寒くなってきてようやく秋が到来しましたね。
スポーツの秋ということで今日はスポーツについてお話をしていきたいと思います。
ただ少し風変わりなスポーツをご紹介いたします。
皆さんはワイフケアリングというスポーツを聞いたことはありますでしょうか。
09:01
このスポーツは名前の通り妻を運ぶスポーツになっています。
男性が女性を背中で担ぎながら障害物コースを走り抜けてタイムを競うというスポーツになっています。
走る側も大変そうですが運ばれる側も非常にしんどそうなスポーツですよね。
そしてこのスポーツはフィンランド発祥で毎年フィンランドでチャンピオンシップが開催されています。
そしてこのレースのショーも非常に独特で面白いんです。
なんと勝者は妻の体重分のビールをもらえるようです。
今では人気を集めこの大会の予選はアメリカ、オーストラリア、ポーランドなどと世界中で行われています。
今日ご紹介したワイフケアリングは少し大変で難しそうですが
スポーツの秋ということで私も何か新しいスポーツに挑戦していきたいと思います。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
ぜひこの番組への登録と評価をお願いいたします。
ポッドキャストのほか公式LINEアカウント、ツイッター、インスタグラム、フェイスブックと各種SNSにおいても投稿しているので
そちらのフォローもよろしくお願いいたします。ローマ字であっといろはに投資です。
また株式会社インベストメントブリッジは個人投資家向けのIR企業情報サイトブリッジサロンも運営しています。
こちらも説明欄記載のURLよりぜひご覧ください。