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インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
この番組では、インターン生2人が、株、投資、経済関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話をながら聞きする感覚で、一緒に勉強していきましょう。
おはようございます。ヨーロッパ旅行が楽しみなインターン生の佐野です。
おはようございます。末端冷え性で、電気毛布にたくさん助けられているインターン生の古田です。
それでは本日の問題に入っていきましょう。
本日は、年末にかけて株価の上昇を期待できそうな銘柄を3つご紹介していきたいと思います。
そもそもなんですけど、株式市場にはアノマリーがあると言われているんですよね。
例えば、今回ご紹介するように、年末にかけて株価が上昇しやすいという、投備の一心。
投備という言葉には、物事や文章の終わりに勢いを振るうこと、また最後という意味があり、
年末に向けた株価の上昇の期待感が込められているんです。
私もアノマリー知ってますよ。
一般的に夏枯れと呼ばれ、多くの市場参加者が8月中旬のお盆期間を中心に夏季休暇を取得することが多く、
株式市場では相対的に取引量が減少する傾向があるとされていますよね。
年末にかけて上がりやすい理由は何でしたっけ?
一つは、アメリカは12月決算の企業が多いことから、通企業積への期待から買いが先行しやすい。
良くも悪くも、日本の株式市場はアメリカの影響を大きく受けるんですよね。
二つ目は、12月は複密損を解消するために株式を売却する傾向があります。
それらが一場にするクリスマス後から年末にかけて、期間投資家が年末にかけて買い注文をすることから年末が上がりやすいと言われています。
消費者の観点から見ても、年末ということでお財布の紐が緩み、いろいろ買ってしまいますもんね。
私も先日買っちゃいました。
自分のご褒美としても買っちゃいますよね。
はい、そうです。
そんなアノマリーの存在する年末にかけて、特に期待ができそうな業界、ないし銘柄を3選ご紹介したいなと思います。
はい、お願いします。
まず1つ目なんですけども、銀行銘柄ということで、先日メガバンク3行が純利益予想を情報修正し、同時に自社株買いを発表するなどした結果、
投資家から買いが集まり上昇しています。
また日銀の金融政策とも密接にかかっていまして、こちら古田さん、なぜ日銀が利上げをすると銀行株が上がるかわかりますか?
まずは、そもそも銀行がどのようにして利益を稼いでいるかを考えてみますね。
大きなところで言うと、企業にお金を貸すことで、利子をつけてそういった企業から返してもらう。
一方で、我々の預金を預かることで利子をつけていますよね。
この差を利座屋と呼び、この利座屋こそが銀行の収益となります。
一般的に利子は長期国債に基づき算定されるはずなので、利上げが行われれば貸し付ける際の利子を上げることができ、先ほどの利座屋は増え、収益も上がることになりますね。
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はい、おっしゃる通りです。素晴らしいですね。本当にバッチリです。
任せてください。
では、実際に利上げはいつ行われるんですか?
こちらは市場のコンセンスで色々あると思うんですけども、日銀のスタンスとしては経済や物価の上昇に対して金融可能な度合いを調整していくという風に既に発表していますので、
加えて物価上昇や賃金上昇もありますし、円安の振興も利上げの要素の一つになってくるとは思います。
そういったことも踏まえて、今後も引き続き日銀総裁上田さんの発言には注目したいと思っています。
個人的になんですけども、年内の利上げは固いのかなと思っていまして、逆にもし行われないのであれば、来年3月以降にもかなり長期的に延期されていくのではないかなと思っています。
なるほど。年内に利上げ観測があるとすれば、メガバンク参考は押さえておきたいですね。
仮に年内に利上げが行われなくても、金融の正常化を目指し、利上げする方向は固いとしたら注目したいところです。
続いて2つ目は何ですか?
2つ目なんですけども、ズバリiスペースですね。証券コード9438です。
今注目されている宇宙系のベンチャー企業になります。
昨年の上場時は打ち上げに失敗してしまいましたが、もともと12月に再度打ち上げを予定していたんですけども、来年1月に延期されてしまったんですけども、そういった中で来年1月に打ち上げを計画しています。
打ち上げ時期が近くなれば、IPO上場時のように期待感が高まって株価も応じて高くなっていくんじゃないかなと思っています。
なるほど。iスペースは具体的にどのような事業を行っているのですか?
月面探査車と月面着陸船の開発を軸に月面探査のための物資を運びたい顧客をターゲットとする輸送サービス。
2つ目はiスペースの月面探査車が収集した月のデータを顧客に提供するデータサービス。
最後3つ目が月面着陸船や探査車に顧客のロゴを載せるパートナーシップサービスの3つのサービスを展開しています。
またこちらの3つのサービスは既に規約実行済みというふうにホームページに書いてありました。
そうなんですね。11月22日時点の終わり値で521円と比較的安価な点も魅力ですね。
将来性も加味して長期保有が前提であれば面白そうな銘柄です。
そして最後3つ目の銘柄は何ですか?
こちら3つ目なんですけども百貨店というセクターを挙げさせていただければなと思います。
年末年始なんですけどもお祝いごとが多く百貨店の需要が高まります。
例えばクリスマスのケーキであったり年末年始ということで外出機会が増加して
そちらに伴い化粧品であったりジャケット、主服等の購入も考えられます。
また各企業の賃上げから所得が徐々に増えているデータがありますので
さらにそれらは特別給与、いわゆるボーナスによるものであるということを考えると消費が増える可能性がありますよね。
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確かにクリスマスやお祝いごとでのプレゼントの購入なども考えると
電化製品やゲーム関連も上がりそうですね。
先日お買い物してしまいましたが1年間のご褒美をまた買いたいです。
そうですね、そういったご褒美を買うことによって企業の業績も上がって
さらにそれが賃金に反映されてという好循環ができていければなと思います。
それでは佐野君、本日のまとめをお願いします。
本日は年末にかけて株価の上昇期待銘柄、内資・セクターというところで3選お話しさせていただきました。
結論を3つにまとめます。
1つ目は株式市場全体として年末に上がりやすいというアノマリーがあります。
2つ目、今回ご紹介したのは銀行株、宇宙株、そして百貨店株の3つでした。
最後に3つ目ですね。割安に放置されている銘柄を探して今後に仕込んでいきましょうということでした。
はい、ありがとうございます。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
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それではまた次回お会いしましょう。