00:01
インベストメンタブリッジが届けする、いろはにマネーのながら学習。
この番組では、インターン生2人が、株、投資、経済関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話を、ながら聞き続く感覚で一緒に勉強していきましょう。
おはようございます。寒さが染みているインターン生の佐野です。
おはようございます。最近、資格の勉強を始めたインターンの古田です。
それでは、本日の本題に入っていきましょう。
本日取り上げるのは、最近広告でもよく見かけると思うんですけども、
カブアンドというところを取り上げたいなと思います。
ファッション通販サイトゾゾタウンで成功し、一躍世界の富豪バンズ家に踊り出た
前澤裕作氏が新たにリリースしたサービスということで、
さまざまなメディアが連日取り上げるなど注目が集まっています。
今回は、そんなカブアンドの内容や実態を解説していきたいと思います。
古田さんはカブアンド知っていましたか?
はい、知ってます。
素晴らしいですね。どんなイメージありますか?
株を配るみたいな、国民株主っていうのを歌ってて、
ちょっと魅力的だなと思って、会員登録もしてみました。
会員登録までしたんですね。
じゃあ、僕より詳しいかもしれないですね。
どうなんでしょう。
じゃあ、概要を説明していこうかなと思います。
お願いします。
では、やや複雑なんですけども、
新たにカブアンド社が展開する電気、ガス、モバイル通信、光回線、
ふるさと納税、ウォーターサーバーの6事業の顧客に対して
カブアンド社の株式を配るという、
先ほど古田さんがおっしゃっていただいたようなことをやっていますね。
全部で6事業、しかも生活の基盤となるようなインフラ的な側面が強い事業を始めるんですね。
はい、そうなんですよね。
これら全てをカブアンド社で賄うことは厳しいと思うのですが、
いわゆる仲介的な役割になるんですかね。
だとすると、どういった企業がパートナーとなっているか気になります。
はい、おっしゃる通りでして、
カブアンド社というのは、それぞれの事業を仲介する役割になっていまして、
それぞれ、電気、ガスは大阪ガス、ふるさと納税はトラストバンク、
モバイル通信はMEEC株式会社、ウォーターサーバーはプレミアムウォーターサーバー会社、
光回線はMXモバイリング株式会社とパートナー契約を結んでいます。
なるほど、実績がまだないサービスなので正直ちょっと怪しいなと思っていましたが、
名の知れた企業とパートナー契約を結んでいるということで、ひとまずは安心しました。
はい、そうですよね。
今度は、株式を配るという部分でちょっと疑問があります。
もし私たちがユーザーとなったとして、どうやって株主になるんですか。
はい、実はこのスキームというか、この方法が一番複雑なんですよね。
まず第一に、ユーザーは株&社のサービスを利用すると株引き会権をもらいます。
こちら具体的には飛行機のマイルであったり、皆さんが普段ショッピングで貯めているようなポイントを思い浮かべていただけるといいかなというふうに思います。
03:07
次に、その株引き会権を前払い式支払いに手段交換します。
前払い式支払い手段とは、スイカやワオン、ビール券やデパートの商品券のように、
先にお金を支払って、後から商品やサービスを受け取れるポイントやチケットのことを言います。
この前払い式支払い手段を株&社に払い込むことで、株&社の株主になることができるのです。
思ったよりも複雑ですね。
そんな回りくどいやり方せず、株引き会権と株は直接交換というのはできないんですか?
はい、こちら結論から言うとできないんですよね。
通常、会社の株主になるためにはお金を支払いますよね。
そのことからわかるように、お金と同等の財が出なければいけないんですよ。
正確には株引き会権は株式と交換できる権利でしかないので、文字通りお金を先に支払っている前払い式支払い手段を経由する必要があるんです。
法的な問題があったんですね。
つまり株&社のサービスを利用することイコール前払い式手段として実質的に株&社の株式を購入することになるという理解であっていますか?
はい、おっしゃる通りです。ですから舞台文句通り、ユーザーからしたら株&社のサービスを利用することで無料で株主になれるという仕組みになっています。
なるほど、理解できました。
もし仮に株主になった場合、配当などはもらえるのでしょうか?
はい、こちらなんですけども、UFOを見ると配当は普通株主と同じように支給されるとなっています。
ただし議決権はないので、会社の経営に物を言うこと、意見することはできないという形になっています。
確かに未上場株となると制限が多そうですね。他にも気をつけるべきことはありますか?
はい、大きなところで言うと、譲渡制限が設けられていることですかね。
保有している株式は勝手に売り替えできませんし、売買には株&社の承認が必要となります。
あとはテクニカルなところで言うと、株主が増えることによる株式の規格化というところも考えられます。
株式の規格化は確かに考えられますね。そもそもこのビジネスモデル自体が多くのユーザーが契約して成り立ちますので。
はい、そうなんですよね。インフラ的な側面の強い事業に取り組むことは非常に面白いというふうに僕自身も思っています。
我々の生活に必要不可欠ですし、ただインフラであるがゆえに電気やガスはマンション等で一括で契約している場合もあるでしょうし、
まだ実績がないとのことでサービス面でやや不安が残りますよね。
そういった懸念点がまず足元の課題になるかなというふうには思います。
ただ好意的なユーザーの意見が蓄積されたり、そういったものが予備ビジネスとなればどんどん広がっていく可能性というのも十分秘めているかなというふうに思います。
UFOを見ると従業員40名に対して平均年収は1000万円を超えていますし、ここまでの話を踏まえても怪しい会社ではないことは理解できました。
06:08
提供しているロックサービスの乗り換えを検討している方は見てみるといいかもですね。
それでは佐野くん、本日のまとめをお願いします。
本日は前田さんのカブ&についてお話ししました。
結論を3つにまとめると、1つ目、カブ&は電気、ガス、モバイル通信といったインフラ的なサービスを提供しています。
2つ目、我々ユーザーはそれらに契約することによって同社の株主になることができます。
3つ目、比較的簡単に株主になれる一方で、株式の契約化やサービス内容に現状やや不安が残るような形になっています。
それでは本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
Apple PodcastやSpotifyなどご視聴のプラットフォームにてぜひ番組への感想評価の投稿をお願いします。
また概要欄にはご意見フォームのURLも貼っておりますので、番組へのご意見もお待ちしております。
直近では内容に関して励みになるコメントをいただきました。
その他いただいたコメントにより改善を進めています。
引き続き楽しんでいただけるよう頑張りますので、これからもよろしくお願いいたします。
それではまた次回お会いしましょう。