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2024-12-02 00:10

エンゲル係数がG7トップに!食費高騰はまだまだ続くのか…

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インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
この番組では、インターン生2人が株、投資、経済関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話をながら劇する感覚で一緒に勉強していきましょう。
おはようございます。インターン生の山口です。
おはようございます。インターン生の斎藤です。
12月に入ってクリスマス近づいてきましたね。
そうですね。クリスマスイルミネーションとかたくさんありますもんね。
山口さんは何か予定とかあるんですか?
私はケーキを作る予定があるんですけど、材料費が高くて、卵とか牛乳も高すぎて迷っちゃいますね。
そうですよね。本当に最近ぶっかだか続いてますもんね。
ということで今回は、エンゲル係数がG7トップに、食費高騰の裏に迫るというテーマでお送りしたいと思います。
ぶっかだかや食費の負担、共働き家庭の実情にフォーカスして掘り下げていきます。
リスナーの皆さんもぜひ自分の家計と照らし合わせながら聞いてみてください。
では本編に入る前に、投資初心者が知っておきたい株用語を解説するちょこっと株辞典のコーナーです。
今日の用語はインカムゲインとキャピタルゲインです。
インカムゲインとは、資産運用を行う際、その資産を保有している期間中に安定的に受け取りできる現金収入を指し、
保有していた資産の価格が値上がりすることによって得られる利益のことをキャピタルゲインと言います。
株式投資で考えると、配当がインカムゲイン、株価の値上がりによる利益がキャピタルゲインということですね。
はい、その通りです。では本題に入っていきましょう。
まずタイトルでもお伝えしたエンゲル係数についてですが、エンゲル係数って最近よく聞きますが山口さんご存知ですか?
そうですね、なんとなくわかる感じですね。
エンゲル係数って、食費が賭けの中どのくらい割合を占めているかという指標ですよね。
でも正直それが高いと何が問題なのか、ちょっとそこまではわからないんですよね。
エンゲル係数が高いということは、生活の中で食費が占める割合が大きい、つまり食費以外の他の支出に回せるお金が少なくなっているということを示しています。
なるほど。
食費は削りにくい上で、食費というのは削りにくい費用なので、食費基準でこういう係数が使われています。
そうなんですね。
最近のデータを見ると、日本のエンゲル係数は2024年の7月から9月期に28.7%、およそ30%に達してJ7の中でトップになってしまいました。
しかもその上がり方というのは本当に急ピッチなんですよね。
28.7%ってほぼ3分の1を占めちゃってるってすごい結構高い数字ですよね。
本当ですよね。こうした背景にはやっぱり円安であったりとか、原材料費の高騰、あとは物流コストの上昇とかもありますね。
そうなんですね。
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あとはやっぱり日本の社会構造って言うんですかね。
共働きの家庭が増えていたり、高齢化が影響していて、総剤とかの中食という需要が増えていることがエンゲル係数上昇の一因になっています。
中食ってあんまり聞いたことないんですけど、それは何ですか?
そうですよね。あまり馴染みがない言葉ですよね。でも聞いてみればなんとなくイメージすぐに湧くと思います。
中食っていうのは外食と内食の間にある食事形態のことで、家庭外で調理された食品を持ち帰って食べることを指します。
なるほど。
例えばですけど、お惣菜のお店でとか、あとはコンビニエンスストア、スーパーのお惣菜コーナーでお弁当やお惣菜を購入したり、あとは外食店のデリバリーを利用したりすることなども中食に入ります。
なるほど。外で買ったものを持ち帰って家で食べることを中食って言うんですね。
中食という言葉自体は聞き馴染みがほとんどなかったんですが、確かにお持ち帰りの需要はとても増えているように感じますね。
スーパーでも一人用とかファミリー用とか、ニーズに合わせた惣菜パックが置いてあるのを見るので、確かにその需要を感じます。
でも、こうした惣菜の需要の増加って具体的にはどんな理由があるんですかね?
この惣菜需要の増加で一番の理由として挙げられるのが、共働き家庭の増加です。
なるほど。
共働き家庭が増えている中で家事の時短が求められていますよね。
そうですね。
やっぱり自習をする時間がなかなか取れない家庭も多いので、例えばですね、正社員同士の共働き世帯では仕事と家事の両立が困難で、少し割高になっても惣菜に頼る傾向が強まっているようです。
確かに私の実家でも忙しい日はよくスーパーのお袖剤を買う日が多かったですね。便利だけどその割高感っていうのは確かにありますね。
やっぱりそうなんですよね。実際、惣菜の価格っていうのは高めに設定されています。
原価率で言うと40%ぐらいになっているみたいで、割高みたいですね。
でもそれでも多くの方が利用しているのは、時間の節約をお金で買っているっていうことになりますね。
なるほど。
家計の調査によると、食品に占める中食の割合は本当に上昇気象になっていて、2023年は15.8%。10年前より3ポイントも高くなっています。
ここまで聞くと家計を支える人たちにとっては厳しい状況ですよね。でもこれって若い世代にどんな影響があるんですか?
そうですね。私たち若者世代として感じるのは、共働き世代で育った子どもたちへの影響です。
親が忙しい中で、やっぱり中食だったり外食だったり依存する家庭が増えてくると、家庭料理の文化がだんだんと薄まっていってしまう可能性があります。
確かに。
やっぱり今レシピとかもネット検索できちゃうので、そういうのもあって家庭の味とかお袋の味というものがなくなっているように私自身も感じますね。
確かに家庭の味ってなんだろう。失われつつある気がしますね。しかもお惣菜や外食は栄養バランスが偏りがちになりそうですよね。
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便利さを求める一方で、将来的な健康リスクを考える必要も生まれてきますね。
本当にその通りなんですよ。こうした中食の広がりというのは、家庭の味の喪失であったり栄養バランスの偏りの原因になってしまっています。
そして何より、出費が大きくエンゲル係数上昇の一因になっています。
そうですね。
お惣菜や中食の価格は原材料費や物流コストの上昇も影響して、さらに値上がりしているので、今回の物価高が家計全体に与える影響というのは非常に大きいです。
確かに最近先ほどケーキの話でもあったように、スーパーで卵や牛乳、お米のお値段がすごく上がっているなと感じる瞬間が多いですね。
お惣菜に頼るとなると、さらに負担が増えてしまうそうです。
本当に先ほど言ったように、お惣菜の価格が高くても購入するというのは、家事と仕事を両立する時間が足りないからなんですね。
ここに日本の構造的な課題が明確にしています。
働き方改革が進まずに、共働き世帯が時間をお金で買う形になっていますね。
そうですね。
これは所得の伸び悩みと物価高というダブルパンチが家庭に及んでいる現実を映し出していると思います。
でも物価高が起きているのは日本に限った話ではないですよね。
どうしてG7の中でトップになってしまうほど、日本のエンゲル係数が上昇してしまったのでしょうか。
実は先ほども申し上げた通り、エンゲル係数が上昇した背景には、日本独特の社会構造が影響しているんです。
なるほど、社会構造ですか。
はい。エンゲル係数が高いのは単に食品の負担が増えたという話に留まらず、
家事や育児の負担が依然として女性に偏りがちで、
友が働き世代の仲直依存を加速させているという現状があります。
そして生産性向上が進まない中で、所得の伸びが追いつかず物価高が直撃しています。
なるほど、そう考えると家計のやりくりを工夫するだけでは限界があるように思いますね。
その通りです。
ここで必要になってくるのは家計だけでなく、企業や政府による支援策です。
例えば中小零細企業への助成や消費税の見直しなど、
行き継ぎができる政策が求められています。
現状、物価高に見合った所得増がないため、
多くの人が消費や賃上げに余裕を持てていないのです。
逆に生産性の高い働き方が実現されれば、
余暇や持継の時間が増えてエンゲル係数の低下と生活の質向上、両方が期待できますよね。
このような課題に取り組むことが、
未来の持続可能な成長につながりそうですね。
本当にそうですよね。
ここまで家計や社会構造の課題についてお話ししましたが、
食品業界にはどんな影響が出ていますか?
はい。注目されるのは消費者の中食需要や物価高いの多様力です。
例えば、最近値上げを発表したキリンホールディングス、
こちらの証券コード2503や証券コード2211の富士屋、
証券コード2002の日清製粉グループといった企業は、
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価格転換に成功すれば収益改善が期待されています。
また、先ほどの中食需要に関連して冷凍食品を展開するテーブルマークホールディングスも、
中食需要増加の恩恵を受けることになるでしょう。
なるほど。こうした食生活の変化に対応できる企業は今後も成長が期待できるんですね。
はい。ただし重要なのは、こうした企業が価格以上の付加価値を提供できるかどうか、
です。付加価の中でも買いたいと思わせる商品やサービスが求められます。
確かに値上げの影響からか、小さな小分けのパッケージで売っているお菓子が増えたように感じます。
少量なら安く買えるので、買いたいと思わせることもできますよね。
今回はエンゲル係数がG7トップに、存在需要と家計負担の実態について掘り下げました。
エンゲル係数の急上昇が日本の構造的課題や付加価の影響を示していることが分かりましたね。
厳しい状況の中でも人々が生活の質を維持しようとする適応力を見せているのは日本の強さです。
ただその一方で生産性向上と所得増が鍵になる中、政府や企業によるサポートも必要になってきそうですね。
皆さんも自分の家計や投資先を見直すきっかけにしていただければと思います。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
アップル・ポッドキャストやスポティファイなどご視聴のプラットフォームにて、ぜひ番組への感想、評価の投稿をお願いします。
また概要欄にはご意見フォームのURLも貼っておりますので、番組へのご意見もお待ちしております。
直近では内容に関して励みになるコメントをいただきました。
その他いただいたコメントにより改善を進めています。
引き続き楽しんでいただけるよう頑張りますので、これからもよろしくお願いします。
それではまた次回お会いしましょう。
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