1. いろはにマネーの「ながら学習」
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2022-11-06 18:47

#341【特別編】Bridge Live Seminar「年末に向けての米国株の行方」~前編~

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特別配信!株式会社インベストメントブリッジがお届けするBridge Live Seminarの講演を配信します。

今回は、元証券ディーラーとして多いときは約10億円の資金運用を託され重圧と戦いながら約50億円の収益を上げ、現在は個人投資家兼経営者として活動されている、たけぞう様に「年末に向けての米国株の行方」についてお話しいただきました。

今後のライブ配信情報⇒ https://www.bridge-salon.jp/premium_salon/2022autumn/index.html?utm_source=podcast&utm_medium=referral&utm_campaign=341

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インベストメントブリッジがお届けする、いろはに投資のながら学習。
本日は、10月29日に開催した投資家向けIRセミナープレミアムブリッジサロンから、
武蔵様による年末に向けての米国株の行方の講演の前半エピソードを配信いたします。
元証券リーラーとして、多い時は約10億円の資金運用を託され、
10月と戦いながら約50億円の収益を上げ、
現在は個人投資家兼経営者として活動されている武蔵様のお話から、
投資のヒントを見つけましょう。
先週、大学生向けの講義に行きましたが、
大学生向けにお話をしても、海外の株に非常に興味を持っている生徒さんがいました。
最近、多くのセミナーなどを、自分が登壇する機会があるのですが、
日本株より、特に去年は米国株や海外の株について教えてくださいというのが増加していることがありました。
今日も、とりあえずアメリカ株を中心にお話しさせていただこうと思っています。
今日の内容は、相場サイクルを見ていきたいと思っています。
なぜ相場サイクルが大事かというと、
私も30数年前に証券会社に入社したときに、
一番最初に読んだ本というのは、相場サイクルの見分け方というのがありました。
この新型コロナウイルスが発生したのが、一昨年の1月、2月ぐらいだったと思います。
その後、3月にFRB中心に、世界の金融機関が大型の金融緩和政策を取った。
それから、今に至るまで、相場サイクルにぴったり2年半、当てはまっているような相場環境ではないかと思いました。
これが一つの、今後の都市に対するスタンスになってもらえればいいかなと思って、
このサイクルがちょうど当てはまるということ。
この2年半で4つのサイクルに当てはまるかなと思ったので、
今日ご紹介させていただこうと思っています。
あとは年末、来年にかけての相場というのは、私の見方をお伝えしたいなと思っております。
では早速、次に行かせていただきます。
相場サイクルというのは、今この4つに大体分かれると言われています。
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一番オレンジ色のところは、金融相場。
これは低金利、株高というのがあると思います。
この金融相場というのは、新型コロナが発生してロックダウンというのがありました。
そのときにアメリカはじめ、世界の景気がどん底に行きそうなということで、
世界の金融市場が大量のマネーを供給したというのがあったと思います。
そうすることによって、低金利だったり、あとはお金を市場に供給することによって、
ある意味、この金融相場を作り上げていったというのが現状だったというふうに認識しています。
これが一昨年の3月ぐらいから始まった金融相場だというふうに思っています。
この金融相場の後に、じゃあどういう業があるかというと、業績相場というふうなのが入ってくる。
これもどういう状況にあるかというと、やっぱり低金利を続ける。
そういうことによって株高が延伸されるというふうになっていくと思っています。
この業績相場というのが、私は昨年の10月ぐらいまで続いていったのかなというふうに思っています。
NASDAQのアメリカの株価というのも、大体11月、12月、上々来高値を更新するような形になっていたのが、昨年までというふうに思っています。
この逆金融相場というのがあると思います。
これは金利上昇、株安というところがあると思うんですけど、
逆金融相場入りというのは、後ほど資料を見て説明させていただきたいと思うんですけど、
後付けになるかもしれませんけど、やはり去年の10月、11月ぐらいから逆金融相場入りというのは始まっているのかなというふうに私は認識しているかなというふうに思っています。
現在非常に難しいんですけど、私は逆業績相場入りというところに、アメリカ経済のところが入っているというところがあると思います。
今あると思うのが、金利上昇、株安というところが逆業績相場の特徴というふうに思っているというところであります。
今この資料を、下のほうをちょっと見ていただきたいと思うんですけど、
ちょうど2020年3月、FRBが市場に供給したのが約4兆ドルぐらいだったのが、9兆ドルまでマネーを供給していたということがあります。
そのマネーを供給することによって、今ちょっと上のほうをご覧いただきたいんですけど、アメリカの時価総額がどんどん膨らんでいったということがあると思います。
やはりこれ、金利をほぼゼロパーセントにアメリカも引き下げて、FRBはお金を市場のほうに供給していくことによって、ある意味金融相場を作り上げていったというふうに思っていて、
やっぱりちょっとバブルみたいなことが昨年まで行われたのかなというふうに認識しています。
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ただし、去年の10月ぐらいから、この資産を少しずつめべりさせているというのが、今アメリカの金融政策が行われている段階だというふうに思っています。
そうすることによって、株価も少し下落傾向にあるというふうに思っています。
先ほど、去年の10月ぐらいには業績相場もピーク打ったんじゃないかというのがあるんですけど、このFRBが、2020年3月から新型コロナのときから政策を打っていきました。
このとき、国債だったり、住宅担保ローンのMBSというのを、これは無制限に一番最初は、当時はやりました。
その後、金額を決めて、アメリカの国債、これは800億ドル毎月買ってました。
だいたい10兆円ぐらいですかね。
あと、住宅担保ローン、これは400億ドルということになりますので、約5兆円ずつをずっと買っていたと。
ただし、先ほどもお見せしましたけど、株価は急増。
あと、失業率も低下傾向にあって、ご存知のように消費者物価数、こちらのほうもずっと高くなってきたということで、
このテーパリングを順次、毎月150億ドルずつ減らして、今年の3月にはアメリカの国債の買い入れだったり、住宅担保ローンの買い入れもすべて終了しているということが、
アメリカで起こってきた。
要するに、毎年この新型コロナによって、政策をずっと買い入れたものを、それをなくしたことによって、やはりアメリカの株価っていうのが、そこからなだらかに落ちていったかなというふうに思ってます。
あとちょっと見返すと、仮想通貨のチャートがあると思うんですけど、
仮想通貨がだいたい去年の10月を高値に境にして、やはり急降下に下落しているということがあって、
やはりFRBがマネーを供給したそのお金っていうのは、ある程度、投資金にお金が振り向けられたんじゃないかなっていうのが、
このFRBの政策から読み取れるかなというふうに、私自身は感じているというところがあります。
だから今後もアメリカの政策を見ていく必要があるかなというふうに思ってます。
来週11月1日からまたFOMCが開催されて、今4回連続0.75%アメリカが利上げして、
2022年9月の今FFレートは3%から3.25%までアメリカは今来てます。
今後来週の11月1日、このときに0.75%利上げするだろうというふうに今言われてるので、
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その時点にこれを置き換えると、だいたい3.75%から4%までアメリカのFFレートは行くというふうに思います。
私いつも思うんですけど、やはりこの金利が上がる局面において、
やはり株にはネガティブになってくるだろうというふうに思います。
それはなぜかというと、株っていうのはある程度リスク商品になってくるわけで、
今国債が3%から4%、アメリカ国債がつくのであれば、
ある程度資金を債券市場のほうに向ける投資家っていうのが増えてくるっていうことで、
アメリカの株式市場から債券市場のほうにお金が流れていくのもいたしかたない可能性があるというふうには思うということです。
まずこの利上げですね。これがいつ止まるのか。
このあたりが一つの焦点になってくるんだろうというふうに思いますけど、
やはりすぐには物価も落ちてこないと思いますので、
やはりこの金利の高止まりっていうのは、
今後ちょっと続くんじゃないかなというふうに個人的には思っているということです。
あとご存じのとおり、為替市場ですね。
この為替市場が今年に入って、特に115円台ぐらいから、先々週ぐらいまで150円ぐらいまで一気に円安が進んでいるのは、
皆さんご存じのとおりだというふうに思います。
なぜ円安が進んでいるかというと、
やはり昨日日銀の政策会合が行われましたけど、
また日本が大規模緩和継続というところでありまして、
アメリカのほうはずっと利上げを行っていますので、
この金利差というところで緩和継が円安に向かう。
あともう一つは、日本の貿易赤字がずっと拡大中になっています。
それはなぜかというと、原因だかというところが影響していると思いますので、
この貿易赤字が拡大する中で、
やはりこの緩和継市場というのはなかなか円安が止まっていかないというのがあるというふうに思っています。
今日銀のほうが貸入をずっと行っているわけですけど、
なかなか円安が止まらない状況が、
今後もひょっとしたら続く可能性があるかなというふうに思っています。
今日もニューヨークダウンのほうは800ドル高くらいして、
この6日間でも2,000ドル強、ニューヨークダウンは戻してるわけですけど、
それは12月以降、利上げの幅がひょっとしたら縮小するんじゃないかというのが、
交換されているという状況だと思いますけど、
今後さらなるアメリカ市場の上昇というのは、
この金利が上がる状況ではなかなか追いづらいんじゃないかなというのは、
私は個人的な見解をあります。
12:01
なぜかというと、アメリカのCPI、消費者物価指数というのがあるんですけど、
これを見ていただくと、ちょっと小さい字が赤いところにあるんですけど、
やはり今年になってもずっと物価が8%以上上昇しているということで、
なかなか物価が下がらない。
一番最初はエネルギー価格が上昇したことによって、
石油などが上昇することによって、物価が上昇したと考えられたんですけど、
よくよく見ていくと、アメリカの家賃だったり食料品ですね。
この辺の上昇が止まらないということで、
このアメリカの消費者物価指数というのが、
10月13日に発表された消費者物価指数でも、8.2%の上昇というふうにある。
これがエネルギー価格、原油なんかが結構下がってきたので、
この消費者物価指数がある程度低下するんじゃないかというのが、
市場の予想ではあったんでしょうけど、
やはり家賃だったり食料というところがなかなか下がってきてない現状で、
じゃあ家賃というのがすぐすぐ下げれるのかというと、
やはりこれはちょっとまだ先になるのかなというふうに感じると、
じゃあこのアメリカの消費者物価指数というのは、
なかなかこれ下がってこないのかなというふうに感じます。
そうすることによって、またこの金利の再引上げだったりとか、
そういうことになるのであれば、
このアメリカの株価というのは、
ネガティブに反応するかなというふうに個人的には感じているということがあります。
今後も、このアメリカの消費者物価指数というところは、
要注目だというふうに感じています。
あと、失業率なんですけど、
これも今も50年ぶりの失業率というふうになってますので、
このあたりもですね、どんどん利上げの幅というか、
そういうところが多いからになっているかなというふうに思っています。
ちょっともう1ヶ月過ぎちゃったんですけど、
アメリカの上半期というのはどうでしたかというのを、
ちょっとここに示しています。
今最近2,000ドル強戻してるわけですけど、
ニューヨークだと、これ9月の末まで、今年に入って17.1%、
実に5,953ドル安というのをやってました。
あと、NASDAQですね。
NASDAQのほうは25.6%、3,645ポイント安というふうに、
これも本当に大きな下落というふうになっています。
あと、S&P500。
これちらも20.8%下落というふうになっています。
世界の時価総額というのを見ていきますということで、
これ実を言うと、2020年9月末、
これ世界の株式時価総額90.3兆ドルまで減りました。
前年末比で31.2兆ドル。
これが4,300兆円、世界の時価総額が減っているということになります。
率にして25.7%下落しているというふうになります。
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今、この世界の時価総額、どこが一番占めているかというと、
43.8%がアメリカ株で占められているというふうにあります。
だいたい39.6兆円というふうにあるんですけど、
だいたいこれ140円計算でいくと、
5,500兆円の時価総額がアメリカというふうになります。
あと中国が今2位で、これ9月末のところなんですけど、
これも140円で計算すると、
1,330兆円の時価総額があるというふうに。
3番目に日本なんですけど、
日本は今5.3%の時価総額。
4.8兆円、これも140円で計算したんですけど、
670兆円ぐらいというふうになってます。
私よりも全然年配の方が多いわけですけど、
皆さんも本当にご存じの通り、
私が昭和63年に証券会社に入社して、
その次の、確か翌年だったと思うんですけど、
そのとき確か日本が時価総額トップになったというニュースにあったと思います。
そのときの時価総額が、だいたい400兆円ぐらい。
日米の時価総額400兆円ぐらいでトップになったのが日本だったと思います。
それから今ここ、計算したんですけど、
その当時400兆円ぐらいだったアメリカが、
5,500兆円ぐらいまでの時価総額になったということ。
対して日本というのは、そのとき400兆円としたら、
300兆円ぐらいしか残念ながら伸びてないというのが現状ということになる。
去年、米国株米国株という本が書店にすごい並んだわけですけど、
そこの大きな要因というのは、
この時価総額が5,500兆円ぐらいまで膨らんだアメリカ株に目を向けなさいというのがあったのかなというふうに思います。
でも最近になって、本屋さんなんか行くと様変わりして、
去年まであれだけ米国株がずっとあった書店が、
今になったらほぼ売ってないなという状況になってきて、
それが去年の株高というか、個人投資家のアメリカ株の人気が支えたのもあったのかなと思います。
ただしやっぱり日本にずっと住んでる以上、
やっぱりこの日本株はもっと頑張ってほしいなというのが個人的な意見です。
このあとアギアールの説明会もあると思いますけど、
そういう企業の本当に頑張っていただいているアメリカ、
まずは中国を追い越せ、その後はアメリカに追いつけというふうなことを期待したいなというふうに思っています。
いかがだったでしょうか。後半エピソードもありますので、併せてお聞きください。
このように投資初心者の方にも役立つプレミアムブリッジサロンはライブ配信を行っていきます。
説明欄に記載のURLをご覧ください。
18:03
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