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インベストメントブリッジがお届けする、いろはに投資のながら学習。
こんにちは、合格祝いに大根コスチュームをもらったインターン生の清水です。
本日は、いろはに投資の記事紹介です。
ご紹介する記事は、9月11日に公開されたFOMCとは、日程や市場への影響、役割などを分かりやすく解説、です。
まずは、本記事の結論3点。
1.FOMCとは、フェデラルオープンマーケットコミティの略称で、米国金融政策の方針を決める委員会。
2.FOMCは、世界の株価、為替に影響を与える。
3.今後もインフレと利上げの動向に注目。
FOMCは、今後の金融政策を占う重要な会合です。
FOMCの結果は、マーケットに大きな影響を与えるため、世界中の投資家から注目されています。
今回は、FOMCの概要や役割、今後の見通しなどを解説していきます。
ではまず、FOMCとは何かから見ていきましょう。
FOMCとは、フェデラルオープンマーケットコミティの略称で、和訳は、連邦公開市場委員会です。
金利や為替、マネーサプライに関する金融政策の方針を決定する委員会で、日銀の金融政策決定会合に相当します。
7名のFRB理事、5名の米連邦銀行総裁の計12名によって構成されています。
開催頻度は約6週間に1度、年に8回開催されています。
投資家から注目される理由
経済の中心である米国の金融政策は、世界中の投資家から注目されています。
なぜ投資家から注目されているのでしょうか。
金利と景気、為替は密接に関係しています。
米国の金利が上がればドルは買われ、反対に金利が下がればドルは売られます。
また、金利が上がると、お企業は資金調達のコストが増加するため、景気も下向きになる傾向があります。
金利が与える影響として、為替、景気、株価が上げられます。
為替は、金利が上がると通貨が株で、金利が下がると通貨が売られます。
景気は、金利が上がると資金が借りにくくなり、景気が悪化傾向へ。
株価は、金利が上がると資金のコストの上昇により、下落傾向になります。
金融政策では、インフレ率の管理も重要な目標になっています。
現在のアメリカのインフレ率は8%を超え、家計にも大きな影響を与えています。
政策金利を上げることで、インフレ率を正常な水準に戻すという目的があります。
また、米国市場の動向は、世界の市場に影響を及ぼしています。
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実際に日本の株式市場も、前日の米国市場に連動する傾向がありますよ。
では次に、FOMCによる影響を見ていきましょう。
先に説明したように、FOMCで決定される金利と為替、株価は深く関係しています。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
まずは、金利と株価の関係です。
金利と利息。
そもそも、企業は銀行融資や債券などでお金を借りています。
当然、借りたお金には利息がつきますね。
金利が上昇すると、この企業が支払う利息も大きくなります。
そのため、支払い利息が企業の収益を圧迫することになるのです。
したがって、企業は資金を借りにくくなり、株価が下がることにつながります。
金利と投資家。
金利が上昇すると、国債をはじめとした債券の利回りも上昇します。
すると投資家は、価格変動リスクの大きい株式より、債券で安定したリターンを求めようとします。
そのため、株式市場から資金が流出し、株価が下がる要因となるのです。
続いて、金利と為替の関係です。
金利の高い通貨を持っていると、それだけ利息を得ることができます。
そのため、金利の安い通貨を売って、金利の高い通貨を買おうとする動きが活発になります。
よって、アメリカの金利が上がるとどれ高に、金利が下がるとどれ安になる傾向があるのです。
実際、昨今の日本とアメリカの金利差により、ドル円は大幅な円安、どれ高で推移しています。
日本は金融緩和を続けており、低金利、それに対しアメリカは利上げを行っているためです。
それでは、FOMCの日程と見通しを見ていきましょう。
今年2022年のFOMCは、次の日程で開催予定です。
1月25日から26日、3月15日から16日、5月3日から4日、6月14日から15日、7月26日から27日、9月20日から21日、11月1日から2日、12月13日から14日。
前回FOMCの結果を見ていきましょう。
前回の7月26日から27日では、政策金利の目標レンジを2.25から2.50%に引き上げることが決定されました。
これは、前々回の6月14日から15日より0.75%の利上げになります。
また、目標インフレ率2%の達成のため、継続的な利上げを行っていく方針をまとめました。
ちなみに、政策金利2.25から2.50%は、2018年の利上げにおけるピーク水準でもあります。
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これは利上げの節目として捉えられていますが、米国インフレ率は未だ高い水準にあります。
そのため、利上げはまだまだ続くと予想されています。
今後の見通し
次回のFOMCは、9月20日から21日に予定されています。
インフレを抑えるという目標がまだ達成されていないため、今後も利上げが続くと予想されています。
逆に、利上げをしないとなれば、株価にはプラスになるかもしれません。
どちらにせよ、FOMCの動向には毎回注目しておくのが良いです。
次に、FOMCで重要な経済指標を見ていきましょう。
FOMCや金融政策の決定には、様々な経済指標が影響を与えています。
これらの指標が、金融緩和や引き締めを判断する一因となっています。
代表的な経済指標には、FF金利、雇用統計、GDP、CPI、ISM製造業、景況指数などが挙げられます。
それぞれの指標について、詳しく見ていきましょう。
まずは、FF金利。
FF金利は、米国の政策金利の名称で、FRBが行う金融政策の誘導目標金利です。
FOMCでFF金利の誘導目標が決定されます。
2022年は、1月から2月が0.25%、3月から4月が0.50%、5月が1%、6月が1.75%、7月が2.50%と上がってきました。
次に、雇用統計。
雇用統計は、アメリカの雇用の状況を表す指標です。
代表的なものに、失業率、非農業部門雇用者数、平均時給などが挙げられます。
雇用情勢を見ることで、景気の良し悪しが分かり、今後の金融政策に影響を与えます。
GDP。
GDPはグロスドメスティックプロダクトの略で、国内総生産のことです。
こちらも雇用統計同様、その国の経済、景気の良し悪しを表します。
実質GDPは、2022年第一四半期でマイナス1.4%、第二四半期ではマイナス0.9%でした。
CPI。
CPIはコンシューマープライスインデックスの略で、消費者物価指数のことです。
ものやサービスの価格を表しています。
その国のインフレ率を図る重要な指標であり、インフレの促進や抑制など、金融政策に大きく関わってきます。
最後に、ISM製造業傾向指数。
ISM製造業傾向指数は、米国における製造業の傾向感を示す指標です。
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各企業役員に、生産・価格・受注などの項目を、良い・変わらない・悪いの3段階で評価してもらい、指数を算出しています。
50%が中立で、それを上回ると景気拡大、下回ると景気交代を示しています。
2022年のISM製造業傾向指数は、1月から8月を通して、常に50%を上回ってきました。
これらの指標や金融政策については、証券会社などのニュースやレポートで詳しく知ることができます。
SMBC日報証券では、講座解説をするだけで、アナリストレポートなど様々なコンテンツを見ることができますよ。
概要欄にSMBC日報証券のリンクを貼っておきます。
ご興味のある方は、ぜひそこから講座解説をしてみてください。
今回は、FOMCの概要から影響、今後の見通しまでを解説してきました。
最後にもう一度、今回の重要なポイントをおさらいしましょう。
1. FOMCとは、フェデラルオープンマーケットコミュニティの略称で、米国金融政策の方針を決める委員会。
2. FOMCは、世界の株価・為替に影響を与える。
3. 今後もインフレと利上げの動向に注目。
いかがでしたか? FOMCについてよく学ぶことができました。
それでは、本日の息抜きです。
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全ての着ぐるみはミサイが作っているそうです。
私もいつかコスプレの種類をしんちゃんに追いつけるように頑張りたいと思います。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
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