1. いろはにマネーの「ながら学習」
  2. #467【特別編】 Bridge Live S..
2023-04-07 16:29

#467【特別編】 Bridge Live Seminar(3/4)~後編~「個人投資家が機関投資家より高いパフォーマンスを出す方法」

spotify apple_podcasts youtube

今回は、3月4日に開催されたBridgeLiveSeminarの後編です。


テーマは「個人投資家が機関投資家より高いパフォーマンスを出す方法」です。

前編を聞かれていない方は、是非前編からご視聴ください!


ブリッジサロン

⁠⁠⁠https://www.bridge-salon.jp/?utm_source=podcast&utm_medium=referral&utm_campaign=467⁠

株式会社インベストメントブリッジ作成

00:00
こちらは、3月4日に開催されたBridge Live Seminarの後半です。
前編を見られていない方は、一つ前に配信された前編から、ぜひご視聴ください。
それで、アナリストやファンドマネージャーに個人投資家を勝つための2つのポイントというところで、ちょっとまとめていきたいんですが、
Blue Oceanで戦うことが重要だと。Blue Oceanって何かというと、基本的には中小型なんですよね。
例えば、ソニーとか三井不動産とか、何十人というアナリストが見ていて、外国人投資家も見ていて、そこで細かい分析をやっているところ。
よっぽどその目柄が好きとかなら別ですけれども、そこで機関投資家に勝つということはあまりできないんじゃないかなというふうに思います。
それから、小型の方がパフォーマンスが高いんですよね、実は。
さっきのシャープレシオとして加味するとまた違うんですけれども、長期的にはパフォーマンスが高いと。
それから、一番機関投資家が参入しにくいということの裏側なんですけれども、中小型株は、個人投資家向けに積極的にIRを行っている会社が多いと。
それとあと4番、時間の部分でうまく絞り込んでいけば、小型株のアナリストにも勝てる可能性があるということです。
これはちょっとアメリカの例なんですけれども、1951年から45年間、アメリカ株の要するに時価総額別のリターンを取ったときに、
一番パフォーマンスが良かったのが、時価総額が0.25億ドル以下、ざくっと30億円ぐらいですか。
ところが、圧倒的にパフォーマンスが高かったんです。ただ、これ一つ問題があるんですよね。
ここの部分って2000社ぐらい入っている。じゃあ、2000社を個人が投資できるのかっていうと、まず投資できないわけですよね。
だから、ここはいかにうまく絞っていくかっていう問題はあるんですが、中小型株っていうのはサイズが小さいほど、パフォーマンスが期待できるというようなところです。
それと時間のところについて申し上げますけど、だいたい標準的な労働時間って、年間1840時間ぐらいじゃないかなというふうに私は算出しているんですけど、
もっと多い人もいるかもしれないですけどね。それを要するに3ヶ月のタームで考えたときは460時間、4で割って460時間。
40社カバーしているアナリストっていうのは、460割る40しか時間が使えないわけなんだけれども、
03:10
でも結局アナリストって調査だけに時間を使っているんじゃなくて、社内の会議とか営業に対する説明とか、場合によってはお客さんへの説明とか、
そういうのにも時間を使っているし、そのレポートを作成する時間も結構かかるし、データ入力なんかもしなきゃいけないとなるとですね、
結構実際に取材して調査して分析している時間っていうのは3分の1ぐらいじゃないかなというふうに思っているんですね。
そうするとですね、1社あたりって3ヶ月で4時間弱ぐらいしか平均すると使ってないんですよ。
もちろんメリハリがあるんでね、10時間以上かけている会社もあれば、本当に2時間ぐらいでサクサクってやっている会社もあるかもしれないんですけど、
非常に1社あたりにかけている時間って限られるわけです。
個人の方でどのぐらい時間があるのかっていうのはなかなか判定難しいんですけれども、
月曜から日曜まで7日間、1日1時間ぐらい時間がある方だったら、3ヶ月で100時間ぐらいあるのかなっていうようなイメージで今計算しているんですけれども、
そうすると、あとカバレッジを15社ぐらいにキュッと絞り込んで、メインをそうやってウォッチしていればアナリストよりも時間があるわけですよ。
1日に2時間かけられる人だったら、アナリストの倍以上の時間があるわけです。
1社あたり考えたときに。
そうすると実際に小型株のアナリストよりも企業に詳しくなるんですよね。
私なんか非常に知らない会社のときはまず掲示板とかよく見るんですけどね。
そうするとこちらが見落としていることも掲示板を書いている人は結構指摘してたりとかですね。
こんなことを見落としてたなみたいな、そういうの実際にあるような状況で、
そういう意味では個人の方で優れた方っていうのは結構たくさんいるというふうに思ってます。
それからですね、そろそろ時間なので最後に1個ですけど、
個人投資家の方は自分でお金をかけているので、負ければお金がなくなるというのでリスクが大きい。
で、基幹投資家やアナリストはファンドとか投資評価が外れたとしても、
自分のお金は直接は損しないからリスクは小さいというふうに考えることもできるんですが、
じゃあ実際そうなのかっていうとですね、
06:02
結局アナリストはいつも外しっぱなしだったら仕事がなくなっちゃうわけですよね。
外資系だったらクビになるし、国内系でも成績の悪い人はどこかの違う部署に転勤させられたりする可能性もあると。
ですからそういう意味では個人投資家の方がちゃんと他に収入がきちんとあるのであれば、
リスクは小さいんじゃないかなというふうに私は個人的には思ってます。
またその分ですね、本当に勝負できるのはどっちかというと、
基幹投資家じゃなくて個人の方の方だというふうに思ってます。
私も早く皆さんの側に行きたいなと。
こういう商売してるとですね、自分でなかなか投資、売り買いできないんで、
ちょっと年金がもらえる年になったらですね、皆さんの方に行きたいなというふうに思ってます。
本日のまとめはこんな感じで、ここはちょっと端折っていきます。
実際に仮想ポートフォリオっていうのを作ってですね、
マネック証券にもこのレポートとか出してたんですけれども、
2011年から10年間Tiwの銘柄という条件をつけて運用して、
運用というか仮想ポートフォリオをやってみましたということで、
これが大体年率平均で20%ぐらい回りましたと。
ここの期間って割とトピックスも良かったんで、9%ぐらいでしたという話ですね。
だからこのぐらいはですね、皆さん軽く出せるんじゃないかなというように思います。
あとですね、最近実践教育プログラムみたいなことを今、
iPSインベストメントさんと共同で今やってますけれども、
ちょっとここに書きましたが、もしご興味のある方はですね、
メールマガジンのご登録をしていただけるとありがたいというふうに思ってます。
すいません、最後駆け足になってしまいましたが、
以上で私の方の説明は一旦ここで終わらせていただきます。
藤井さんどうもありがとうございました。
非常に面白いお話を聞けたかなと思います。
ネットの方でちょっと質問が入ってるんで、いくつかお願いいたします。
まず、藤井さんの紹介しているページに、
組織形態とビジネスモデルの適合性というアプローチに近年取り組んでいるとあったんですけど、
今非常に話題になっている人的資本経営との関係というところでは、
09:00
どんなようなお考えとかどんな取り組みをなされているか、
ちょっと簡単にコメントいただければと思うんですが。
まず組織形態として、私は昔から就寝雇用の年効序列型の組織っていうのが嫌いなんですね。
だから外資系に出てしまったっていうところもあると思うんですけれども、
その形態を維持したまま、いわゆるジョブ型制度を取り入れるとか、
そういうことを今進めている会社が結構あって、
それってかなり、かえってリスクなんじゃないかなというふうに思っています。
そういう会社さん、今瞬間的には業績がそれによって向上している部分っていうのもあると思うんですけれども、
ジョブ型で就寝雇用にすると何が起こるかっていうと、
親まの対象がいっぱいできちゃう気がするんですよね。
そうすると親まの対象が上の方に結局いるっていう形が固定化しちゃうと、
どっかでまた左前になってしまう可能性があるんじゃないかなと思っていて、
そういうところを割と最近は見ているような感じです。
ちょっと答えになってるかどうかわかりませんが。
ありがとうございます。
続きまして、お話の中でベンチマークに勝つことだけを目的にしていないファンドもあるというお話があったんですが、
これは投資新宅じゃなくてヘッジファンドのことでしょうか。
絶対リターンを追求する投資新宅、いわゆる日本の投資新宅のことをおっしゃってると思うんですけど、あるんでしょうか。
またラップコードですね、この利用については藤根さんどのようにお考えですかという質問があります。
ラップ講座について言うと、私はあまり詳しくないんですが、今あるラップ講座って投資新宅が中心だと思うんですよね。
投資新宅って結局二重に手数料を取られているような気がするので、あんまりお勧めできないような気がします。
だから本当の意味でのラップ講座っていうのはアメリカ型のものが出てくれば別なんでしょうけれども、
投資ラップっていうのはどうなんだろうというのはちょっと思ったりしてます。
それからファンドもいろいろあって、ただヘッジファンドってなかなか個人の方で投資することができないですよね。
だから一般に売られている投資新宅っていうと、どっちかというとベンチマーク運用的なところが中心なんじゃないかなという気はしてます。
ありがとうございます。
私は投資新宅にも投資してますが、藤根さんが指摘されたように、規模が大きくなるとインデックス運用と同じパフォーマンスになるので、中古型に長期分散投資をメインに資産形成しています。
12:02
当社が今行っているこのブリッジサロンのように企業のトップお話を聞き、長期投資をして企業を把握する際に一番重要なポイントは何でしょう。
どんなところを見たり、どんな質問をすればいいんでしょうかというような質問だと思うんですけど、いかがでしょうか。
個人の方が企業に質問するときのプレゼンテーションを聞いたりとかですね。
そうですね。私はですね、意外と見てるのは、社長さんのプレゼンもそうなんですけれども、社長さんと他の一緒にいらっしゃる方との関係性とか雰囲気とかいうのを結構ですね、こういうリアルで見れるような機会の時はよく見てますね。
具体的にちょっとヒントをどんな感じだといい会社だなと思ったりとか。
やっぱりフラットな関係で社長とか他の役員の方とかが何か話をされてたりとかいうような雰囲気が感じられたらいい会社のような気がします。
なるほど。ありがとうございます。いわゆる忖度とかあまりなさそうな感じのということですかね。
続いて掲示板の話が出てたんですけど、掲示板具体的にどこ見てらっしゃるんですか。ヤフーファイナンスでしょうかという。
主にはヤフーファイナンスです。
分かりました。それから会場の方からももし質問があれば一問ぐらい取りたいと思うんですけど、いかがでしょうか。どなたか。せっかくの機会なので、一人ぐらいは時間はあるので取れるんですけど。
はい。じゃあ一番前の前列の方お願いします。簡潔でお願いします。
丁寧なご質問ありがとうございます。よくですね、いいニュースが出たなという企業の開示が出たときに大手の丸村さんとかが、いわゆる売りに切り替えてしまうケースっていうのが時々大手のところで見受けられるんですが、
あれっていうのは自分たちとしてここでもう利益取っちゃいたいから売りっていうふうに取っちゃって個人としてはいいんですかね。そういう意味合いなんですかね。
それをよく知らないので何とも言えないんですけれども。
いいタイミングなんだろう。いいタイミング来てるよなというところで、もう潮時と見て売りって出してるような気がするんですけど。
元々設定しているターゲットプライスっていうのは多分あって、それにほぼ到達するっていうような感覚で変えてらっしゃるんじゃないかなという気がするんですけれども、具体例を見たことがないんでちょっと何とも言えないですね。
ありがとうございます。
15:00
よろしいですか。ありがとうございます。
それではですね、そろそろお時間も来ておりますので、本日のブリッジライブセミナー、藤根さんのお話ありがとうございました。
藤根さんにはですね、今度4月8日のこのプレミアムブリッジサロンでもブリッジライブセミナー、次回のテーマは自分に合った投資スタンスを確立して継続することが何より重要だというお話をいただく予定になっておりますので、ぜひそちらの方もご期待いただきたいと思います。
藤野さん今日はどうもありがとうございました。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
ぜひこの番組への登録と評価をお願いいたします。
ポッドキャストのほか、公式LINEアカウント、Twitter、Instagram、TikTok、Facebookと各種SNSにおいても投稿しているのでフォローもよろしくお願いいたします。
いろはに投資でぜひ検索してみてください。
また株式会社インベストメントブリッジは、個人投資家向けIR企業情報サイトブリッジサロンも運営しております。
こちらも説明欄記載のURLよりぜひご覧ください。
16:29

コメント

スクロール