00:03
インベストメントブリッジがお届けする、いろはに投資のながら学習。
こんにちは、インターン生の坂田です。
本日は、記事のご紹介です。
本日ご紹介する記事は、
現在のNISAから新NISAへロールオーバーできる?新NISAの特徴や積立NISAの今後を解説、です。
まずは、結論を3点お伝えします。
1.現在のNISAから新NISAへロールオーバーはできない。
2.NISAの非課税期間が終了する際は、課税口座へ移行するか売却するか選択。
3.新NISAが始まる前に、現在のNISA口座を開設することで、非課税投資枠が増える。
NISA口座では、得た利益や配当金は非課税になるなどのメリットがあります。
これまでNISA口座を利用していた方の中には、今運用中のNISA口座の株式を、
2024年に始まる新NISAへ移行したいと考えている方もいるでしょう。
しかし、新NISAと現在のNISAは別枠であるため、結論、ロールオーバーはできません。
ただ、別枠であることからNISA口座を2023年のうちに開設しておくと、非課税投資枠が増えるメリットもあります。
本日のエピソードでは、NISAのロールオーバーをするメリット・デメリットや、
新NISAが始まる前にすべきことについて解説していきます。
では、そもそもNISAのロールオーバーとは何でしょうか?
NISAのロールオーバーとは、非課税期間が終了した金融商品を、
翌年の非課税投資枠に移管することで、非課税期間を延長する制度です。
本来は、5年間の非課税期間といった株式を、
翌年のNISA口座を使って、さらに5年間、非課税期間を延長できます。
同一の金融機関で運用する必要があるなどの条件はありますが、
上司に活用すれば大きなメリットを得られます。
次からは、ロールオーバーをするメリット・デメリットを簡単に解説していきます。
まずは、メリットについてです。
NISA口座で運用している株式が値上がりして年間の非課税枠を上回っていても、
5年経過後には、全額を再度5年間保有することができます。
本来の非課税枠である120万円以上の金額を、非課税で運用できるのです。
また、値上がりすると予想して購入したものの、世界情勢の悪化などで
一時的に値下がりした銘柄を保有しているときに、売却をしたくない人も多いでしょう。
そんな場合にロールオーバーを活用すると、売却せずに保有し続けられます。
世界情勢が改善され、今後5年間で価格が上昇したときに売却できるため、振り時を探れるのです。
続いて、NISAでロールオーバーを選択するデメリットを解説します。
NISAのロールオーバーは自動ではできません。
03:01
自分で決められた期限までに書類を提出する必要があります。
また、ロールオーバーしたい銘柄を購入したときと、新たにロールオーバーする際の金融期間が異なっているとロールオーバーできません。
2024年からはこれまでのNISA制度が終了し、新NISA制度が始まります。
全く別のものとして扱われるため、これまでNISA講座で運用していた株式を新NISAの講座へ移行することはできません。
新NISAでは最大1800万円まで投資できるため、フル活用すれば老後2000万円問題はほとんど解決するほどの魅力を秘めた制度です。
新NISAについてはいろはに投資の別の記事でもご紹介をしているので、ぜひ概要欄の方からご覧になってください。
ではここからは詳しく新NISAのメリットについてご紹介していきたいと思います。
ここでは主に3つご紹介していきます。
まず一つ目のメリットは、制度と非課税機関が高級化されるということです。
これまでは一般NISAが2023年まで、積立NISAが2042年までの制度で、今学生の方などにとっては不利な制度でした。
しかし今回の改正により制度と非課税機関が高級化されることになります。
非課税機関が高級化されるのはかなり大きなインパクトですよね。
続いて2つ目のメリットは、投資枠が拡大されるということです。
今までは一般NISAが年間120万円×5年間、つまり600万円、積立NISAが年間40万円×20年間で800万円、これが最大の投資可能枠でした。
もし1年間で投資枠を使い切らなければ、その投資の枠は消えてしまい、翌年以降に持ち越すこともできません。
しかし2024年の改正後は、積立NISAが年間120万円、一般NISAが年間240万円となり、投資可能機関は無期限となります。
年間の投資枠は最大の枠が定められているだけで、いつ投資枠を使ってもいいため、枠を使い切れなかったとなることはないでしょう。
買い付け残高で1800万円が最大投資枠となる予定で、そのうち一般NISAは最大1200万円となります。
買い付け残高で1800万円のため、1800万円分投資してもその後売却すれば再投資が可能になります。
売却すればその枠で新規投資できることを考えると、数年スパンで利益確定をして積極的に再投資する手法も可能です。
積立NISAだけの場合は積立金額に応じて、15年から50年ほどは投資を続けることができます。
積立NISAの醍醐味は、毎月同じ金額を積立てるドルコスト平均法にあるため、なるべく一定額を積立てるのがおすすめです。
06:05
ちなみにドルコスト平均法とは、同じ金額を一定の期間で投資することで、平均投資単価を下げる手法のことを指しています。
例えば、毎月1万円を投資する場合、対象商品の価格が1万円なら1個、8000円なら1.25個、13000円なら0.83個と、高い時は少なく、安い時は多く買うことができます。
これにより、平均投資単価を下げてリターンを上げやすくするのです。
例えば、20代のうちは毎月3万円、30代になったら毎月5万円などと、収入に応じて10年単位で積立金額を変えるアイデアもあります。
では続いて、新NISAの3つ目のメリット、それは併用ができるという点です。
今までのNISAでは積立NISAか一般NISAどちらかを選ぶ必要がありました。
しかし、2024年以降は積立NISAと一般NISAが併用できるようになります。
そのため積立NISAで毎月積立をしつつ、個別株投資やアメリカ株投資も一般NISAで投資できるようになるのです。
まずは積立NISAから始めて、慣れてきたら個別株投資にもチャレンジしやすくなります。
ここからは新NISAが始まる前にすべきことについてご紹介していきたいと思います。
新NISAでは現在のNISA制度とは分離して管理される予定です。
現行のNISA利用者も2024年から新しくNISAを利用できるようになるため、障害投資枠の1800万円が満額利用可能となります。
まだNISAを始めていない人は今のうちからNISA講座を開く方がお得です。
というのも、現在のNISA講座の非課税枠を使い切ったとしても新NISAへの投資ができ、今NISA講座を開設しておくと障害の非課税投資枠を増やせるためです。
例えば2023年から一般NISAを始めることができれば、年間120万円分の投資、プラス新NISAで最大1800万円分で最大1920万円分が非課税投資枠として使えます。
NISA講座の開設には数日かかるので早めに申し込んでおくのが大切です。
いろはに投資の記事ではさらに新NISAにもおすすめの証券会社もご紹介しているので、ぜひ概要欄の方からチェックしてみてください。
ではここからは新NISAロールオーバーに関するよくある質問に答えていきたいと思います。
まず一つ目の質問は、現在のNISAから新NISAへロールオーバーできますか?という質問です。
現在のNISAから新NISAへはロールオーバーできません。
そのため現在のNISA講座で運用している株式は非課税期間が終了すると課税講座へ自動的に払い出しされます。
09:05
今のNISAと新しいNISAは別物だと捉えてよさそうです。
続いての質問は、新NISAにロールオーバーはありますか?という質問です。
新NISAで購入した銘柄は永年非課税で保有できます。そのためロールオーバーという概念も必要ありません。
今回のエピソードでは、現在のNISAから新NISAへロールオーバーできないこと、また別枠であることから今行うと得することについて解説してきました。
最後に、本日のエピソードで最も伝えたい重要ポイントを3つまとめます。
1つ目、現在のNISA講座から新NISA講座へロールオーバーはできない。
2つ目、NISAの非課税期間が終了する際は課税講座へ移行するか売却するか選択。
3つ目、新NISAが始まる前に現在のNISA講座を開設することで非課税投資枠が増える。
NISAは配当金や投資の利益が非課税となるお得な制度です。
今のうちからNISAを始めれば最大の非課税枠を増やすことができるため、NISAに興味がある方は講座開設から始めてみましょう。
本日の息抜き。
私は今実は最近韓国に滞在をしています。生活をしていて少し気づいたことをお話ししていきたいと思います。
日本では現在例年よりも多くの花粉に多くの方が悩まされていると思います。
私も花粉症がかなりひどい方なので韓国に来たら花粉症がなく快適な生活を送れるだろうと思っていました。
しかし花粉症ほどではないのですが、韓国でも鼻水とくしゃみが出るのでなんでだろうと思っていました。
この原因は皆さんも聞いたことであろうPM2.5です。
PM2.5とは大気中に浮遊する粒子状の物質のうち2.5マイクロメートル以下の大きさのもののことを指しています。
一次粒子の発生源は自動車や船、飛行機などの汚染が代表的です。
二次生成粒子は火力発電所や工場などから排出される窒素酸化物、塗料や石油などから蒸発する気圧性有機化合物が大気中で光や汚染と反応して生成されるそうです。
特に中国でのPM2.5の発生がひどいと言います。
韓国でもPM2.5はひどく、それらの多くは中国から来ているとも言われています。
実際に韓国の高速道路の道路情報版ではPM2.5がどのくらいひどいかが表示されているほどPM2.5は日常生活を悩ます課題とされているのです。
コロナが落ち着いたとはいえ、どこに行ってもマスクは手放せそうにありません。
12:04
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
ぜひこの番組への登録と評価をお願いいたします。
ホットキャストのほか、公式LINEアカウント、ツイッター、インスタグラム、フェイスブックと各種SNSにおいても投稿しているので、そちらもぜひフォローをよろしくお願いいたします。
フローマーシで、あっといろはに投資です。
また、株式会社インベストメントブリッジは、個人投資家向けのIR、企業情報サイト、ブリッジサロンも運営しています。
こちらも説明欄記載のURLよりぜひご覧ください。