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インベストメントブリッジがお届けする、いろはに投資のながら学習。こんにちは、インターン生の谷口です。
本日は、いろはに投資の記事紹介です。
ご紹介する記事は、1月17日に公開された、退職金の運用方法おすすめ4選、失敗しないための注意点やポイントを徹底解説、です。
まずは、本記事の結論3点。
1.退職金を使うときは、まずはフィナンシャルプランナーに相談。
2.銀行口座に入れておくのはもったいない。
3.退職金投資はローリスクのものから始める。
です。基本的に人生で1回だけもらえる退職金。
この時代、コロナ禍において退職金が割増になることもあり、早期退職などの優遇制度を選択する人も増えています。
長く勤めれば勤めるほど高額になる退職金は、無駄遣いせず有効活用したいのではないでしょうか。
受け取った退職金はそのまま放っておくと、増えずに眠ったままになってしまいます。
うまく運用すれば、さらに豊かなシニアライフが待っているかもしれません。
今回は、退職金の上手な使い方や、失敗しないための注意点について詳しく解説します。
まずは、退職金運用の必要性についてです。
会社から高額の退職金をもらえると、それだけで気分が舞い上がってしまうものです。
こんな時は、家族でしっかり話し合いをし、将来に向けてお金の使い方を検討しなくてはなりません。
最近は、銀行ではお金を預けておくと、管理費を徴収されることもあり、マイナス金利という時代になってしまいました。
そこで、退職金は銀行に入れておくだけでなく、運用していく必要が出てきました。
日本は世界の中でも長寿の国で、厚生労働省の2021年の簡易生命表によると、
平均寿命は男性は約81歳、女性が87歳という結果でした。
そして、95歳まで生きる寿命確率は男性が10.1%、女性が27.1%という結果が確認できました。
少子化に伴い、労働力の低下、税金等の納税の低迷から、年金持久年齢も65歳に引き上げられることとなり、
老後の資金をさらに深刻化してきています。
2023年現在は年金がもらえますが、10年後、20年後は年金がもらえるのかすらわからなくなっているのが現状です。
そのため、年金に頼らずとも生活ができる資産を形成する必要があります。
金融審議会市場・ワーキング・グループの報告書が公表され、老後資金2000万円問題が取り上げられています。
退職後は主に年金で過ごしていくことになりますが、その年金だけで生活することは厳しいでしょう。
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同報告書でも、老後の生活では年金などの収入があっても、毎月約5万5000円足りないという資産が出ています。
年金とは別に、10年後20年で1320万円、30年で1980万円必要になります。
そして、この調査では住宅費が含まれていないので、さらに大きな負担がかかるため、2000万円以上の資産を作った方が良いでしょう。
では、退職金はいくらもらえるのでしょうか。
退職金は、退職をする際に会社から退職者に支給されるお金です。
会社によって言い方は様々ですが、退職手当や退職慰労金、制度的に退職金制度とも呼ばれます。
多くの人は勤めている会社にある程度いれば、退職後にお金をもらえると思っていると思いますが、具体的な金額は分かっていないのではないでしょうか。
総務省統計局の平成30年就労条件総合調査によると、平均的な退職金は次の通りです。
定年退職であると、大学・大学院卒の管理・事務・技術職の人は1983万円。
高校卒の管理・事務・技術職の方は1618万円。
高卒で現業職の人は1159万円になります。
早期優遇退職では、大学・大学院卒の管理・事務・技術職の人は2326万円。
高卒の管理・事務・技術職の人は2094万円。
高卒で現業職の人は1459万円となります。
早期退職の方が退職金が高いことが分かります。
次に、退職金の間違った使い方をご紹介します。
せっかくもらった退職金を、次のように使うのを控えるようにしましょう。
1.郵便局や銀行で土地区する。
2.生活費としてそのまま利用する。
3.ご褒美として高い買い物をする。
まずは一つ目の、郵便局や銀行で土地区するについてです。
退職金を郵便局や銀行口座に眠らせておくのはもったいないことです。
郵便局や銀行に退職金を預けたままにしていても、利子は本当にわずかです。
それどころか冒頭で説明した通り、未使用口座については口座管理手数料が毎年1000円以上取られます。
紙の通帳で管理している人は繰り越しをして新規通帳を発行する場合に発行手数料がかかることもあります。
口座を持っているだけでお金がかかる銀行に貯金をしていてもお金が増えることはありません。
2つ目の、生活費としてそのまま使い続ける。についてです。
年金だけでは毎月約5万5000円の不足が生じる資産があるため、それを補うために退職金が生活費に使われてしまうケースが多いでしょう。
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確かにやむを得ない状況ではありますが、もし貯金がゼロであった場合、退職金と年金だけでは残りの人生を過ごすのは厳しくなってしまいます。
後ほど説明しますが、退職金は半分を投資に回して利益を少しずつ確保していくことが重要です。
3つ目の、ご褒美として高い買い物をする。についてです。
一番やってはいけないのが無駄な浪費です。
会社勤めの時はなかなか長い休みを取ることができず海外旅行にも出かける機会がなかったので、夫婦で思い切って海外旅行に出かけたいと思うこともあるかもしれません。
または新しい趣味を見つけてそのために高い買い物をしたくもなるでしょう。
一時的にいきなり手元に数千万円のお金が入ってくるので少々贅沢したくなる気持ちはわかります。
しかしそれは最低限老後の資金に余裕ができたと判断できてからにした方が後悔せずに済みます。
良い思い出作りを先にしてしまうと老後あなたが行動できなくなった時にお金がなく辛い時期を過ごすことになりかねません。
次に退職金の運用で大切な3つのポイントについてです。
退職金を運用するポイントとしては自分らしい投資を考えるのが重要です。
一つ目は長期運用を心がけることです。
長期運用では運用利益が非課税となる積立値差を活用して株価指数に連動するタイプの投資新宅を買うことからスタートするのがおすすめです。
毎月積立を行うので投資タイミングの分散にもなります。
70代以降に取り崩す資金の準備に向いています。
二つ目は余剰資金があれば個別株投資も視野に入るということです。
まとまった余剰資金がある場合は10年以上の長期保有を前提とした株式投資も視野に入れましょう。
ただしどんな有料企業の株でも波はありますし、買った後に半年以下になることもあります。
1銘柄の投資金額は余剰資産の5から10%程度に抑えておきましょう。
三つ目はリスク分散についてです。
投資と聞くと株式を購入するようなイメージがあると思います。
しかしリスク分散のため株式投資未経験の人はまずはローリスク・ローリターンの投資信託から始めるのが良いでしょう。
例えば債権が多めに組み込まれたタイプやインデックスに連動したパッシブ運用型の投資信託が無難です。
最初は自分で投資を行わず資産を高い利回りで安定して増やしていくのがおすすめです。
ある程度資産がある人は株主優待や好きな企業で1銘柄あたりの金額が安い株式から購入してみましょう。
退職金はお金を増やす資産として運用することが大切と分かったところで、おすすめの資産運用方法をご紹介します。
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一つ目は個人向け国債です。
個人向け国債というのはその名の通り国が個人に対して発行している債権です。
最低購入金額が1万円と投資しやすく、デフォルトしない限りは元本割りすることがないので安心できます。
ただし金利は最低0.05%なので銀行に預けるのとほぼ変わらない金利です。
投資で高い利益を得たい人には物足りないかもしれませんが、変動10年なら受け取れる金額が増えることもあります。
二つ目は投資信託です。
投資信託は投資家から集めたお金をまとめてプロのファンドマネージャーが株式や債権などに投資・運用します。
投資信託の商品はたくさんの会社の株や債権などで構成されています。
つまり一つの商品を買うだけで分散投資になるということです。
購入した商品の運用成果がそれぞれの投資家に分配される仕組みになっています。
投資信託にはアクティブファウンドとパッシブファウンドがあります。
アクティブファウンドとはプロが株や債権を選んで運用します。
今後成長する会社や国などを調べてプロが運用するという方法で、うまくいけば利益が大きくなります。
パッシブファウンドとは日経平均やDAO工業平均などの指数に連動する投資信託です。
指数に従って機械的に買うのでアクティブファウンドと比べ利益の変動が低い傾向にあり安定した利益を得ることができます。
3つ目は不動産投資です。
不動産を自分の資産運用に組み入れることで自分の投資の幅を広げていくことができます。
不動産は大変高額ですが定年近い年齢から住宅ローンを組むこともできないので原則一括購入となります。
さすがに不動産投資は高くてリスクを感じる。
そんな方は1万円から始まれる不動産クラウドファンディングがおすすめです。
不動産投資クラウドファンディングはみんなでお金を出し合ってマンションや商業施設を購入し投資した不動産割合に応じて配当を得るというものです。
1万円からと奨学で始められる場合が多く、不動産投資が初めてでも気軽に始めやすい点が魅力の一つです。
4つ目は株式投資です。
ある程度投資の知識が増えてきた人は株式投資にチャレンジしてみましょう。
株式投資は資産運用の定番ですが、自分の知識などを使って実践的に資産を増やすことになります。
安い時に買って値上がりした時に売るというのが株式投資の基本です。
一見簡単そうに見えますが、日々の値動きや経済状況を把握する必要があるので、大きく資産を増やしたいと思っている人は日々の勉強が必要です。
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退職金を使って資産を増やすことはとても良いことですが、その前に必ず行ってほしいことがあります。
まずは家族と情報を共有することです。
退職金の使い道は自分や家族の人生に大きく影響します。
仮に退職金を全部使って老後資金が足りなくなってしまった場合、本当に生活ができないギリギリまで家族に打ち明けないとどうなるでしょうか。
介護に必要なお金を退職金から賄う予定だったのに、となるかもしれません。
介護する家族も心情的にも人生的にも何も準備することができません。
特に生活にかかる資質は夫婦で共有しておくことで日常的に減らすことが可能かもしれません。
次に、必ずお金のプロであるフィナンシャルプランナーに相談するということです。
退職金を使って投資をする前に、お金の専門家であるフィナンシャルプランナーに相談をしましょう。
フィナンシャルプランナーはあなたの残りの人生に必要となる資産形成の相談に乗ってくれるお金のプロです。
自分がどんな投資に向いているのか、そもそも投資をする前に減らせる資質があるかもしれません。
投資だけでなく家計の見直しや住宅ローンについても聞くことができるので、退職金を使って何かしようと思い立ったら、まずはフィナンシャルプランナーに相談してみましょう。
ここまで退職金の使い方について詳しく解説しました。
最後に今回最も重要な3点をまとめます。
1.退職金を使うときは、まずはフィナンシャルプランナーに相談。
2.現行口座に入れておくのはもったいない。
3.退職金投資はローリスクのものから始める。
近年、老後2000万円問題、人生100年時代と言われており、退職金と年金だけでは老後を快適に過ごすのが難しくなっています。
退職金以外にも数千万の貯金があれば苦労はしないと思いますが、定年まで働いたとしてもそこまで貯めるのはなかなか難しいです。
そこで、退職金という大きなお金をうまく運用していくことで、少しでも資産を増やしていくのが重要です。
まずはフィナンシャルプランナーに相談して、退職金をどのように使っていくか一緒に決めてみてはいかがでしょうか。
それでは本日の息抜きです。
最近、ネットフリックスのゴシップガールにドハマりしています。
2年前にシーズン5まで見ていたのですが、なぜか初めから見始めてしまいました。
一度見てしまうと、なかなか読めることができません。
それくらいとても面白いです。
ゴシップガールの概要を少しお話しします。
ゴシップガールは、アメリカで2007年から2012年にわたって放送されたニューヨークのセレブな高校生たちの生活を描いたドラマです。
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アメリカの高級住宅街のアッパーイーストサイドを舞台に、セレブの高校生が事件を巻き起こします。
人間の弱さ、友情の形や愛の形など身近に感じられる要素がある反面、
かけ離れて理解し難い部分もあります。
知らない世界を登場人物を通して知れることがとても魅力です。
シーズン6まであり、長いですがとても面白いので、リスナーの皆さまもぜひ見てみてください。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
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ありがとうございました。