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インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
この番組では、インターン生2人が、株、投資、経済関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話をながら聞きする感覚で、一緒に勉強していきましょう。
おはようございます。総計生員見に行って、しか勝つことができたインターンの佐野です。
おはようございます。最近、ジブの鍵をなくしてしまったインターン生の山口です。
番組を始まる前に、嬉しいコメントが届いていました。
前回、私と佐野さんが担当したセブンイレブン買収のエピソードに、
いつも更新を楽しみにしている。聞くのを楽しみにしています。とのコメントをいただきました。
嬉しいですね。励みになります。
これからも分かりやすい解説を心がけます。
今回は収録場所がいつもと異なるので、ノイズ等で聞こえづらい点があるかもしれませんが、
編集で工夫していますので、よろしくお願いします。
続きまして、本編に行きます。
本日は、代名にあるIPOの目玉企業、JX金属を紹介していきたいと思います。
事業内容などを含めて、買いかどうかを最後にお話しできればと思います。
先日上場した東京メトロは、都内のインフラを想定価格ベースで約7000億円で買えることや、
想定利回りが3%を超えていたことから、個人投資家からかなりの注目を浴びて上場しましたよね。
そうですね。東京メトロの注目度はすごかったですよね。
いろはりマネーの記事でもかなり閲覧数が見られていて、約1万PV近づく勢いでしたね。
これだけ多くの人に注目されたIPOは、すごく久しぶりな気がしますね。
今回紹介するJX金属は、それすらも凌ぐ勢いということですか?
そうなんですよね。想定価格ベースではJX金属の方が上回っているんですけども、
東京メトロの加熱感というのがあまりにもすごかったので、上回ることは正直言って難しいかもしれないんですよね。
ただし、大型IPOに関しては変わりありませんし、時価総額は7000億円を超える見込みだそうです。
前回の東京メトロのように、個人投資家マネーを取り込むことができれば、メトロ越えもあるかもしれませんね。
それでは、JX金属の上場概要の解説に移りましょう。
上場時期に関しては、来年の2025年の3月から4月が予定されています。
どれほどの売り出しになるかというのは今は定かではないんですけども、大規模になることは間違いないので、
投資家からしても企業からしても資金の分散は避けたいところだなと思います。
ここまで冒頭から駆け足で来ちゃいましたが、ところでJX金属はどんな会社か山口さんは知っていましたか?
実は知らなかったです。JX金属は金属系だと思うんですけど、JX金属ってどんな会社なんですか?
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実はJX金属って皆さんも知っているオレンジ色で有名なエネオス証券コード5020の子会社なんですよね。
主に銅やレアメタルなど、否徹金属製品の製造であったり販売を行う会社なんですよね。
エネオスの子会社ならそのままでも安泰そうだなって思ったんですけど、
どうしてわざわざ子会社から外れて上場するメリットとか狙いが何かあるんですかね?
今回JX金属がIPOを上場することによって、エネオスとJX金属の両者にメリットがあるんだということを今から説明していきたいと思います。
まず親会社であるエネオス側なんですけど、山口さんはエネオスと言ったら何を思い浮かべますか?
やっぱりガソリンスタンドのイメージが強いですね。
おっしゃる通り、エネオスはまず石油の生成をやっていますよね。
さらには資源の精錬までやっていると。
加えて半導体もやっているとなると、各事業ごとに利益率も違えば当然コストも変わってきますよね。
そういった多額的な経営をしている企業は企業の価値が各事業の単体の企業価値の合計より低くなるコングロマリットディスカウントを受けやすいんですよね。
そこで今回エネオス側のメリットとしては事業を切り離すことによってコングロマリットディスカウントの解消というのがあると思います。
なるほど、事業を多く展開しすぎてバラバラな企業というのは一つの事業に特化した企業よりも安く評価されがちですから、それを解消するために子会社を切り離すという目的があるんですね。
はい、おっしゃる通りです。
それではJX金属本体のメリットは何ですか?
はい、今回のIPOの狙いとしては主力事業であった資源精錬から現在世界シェア6割を持つ半導体の材料分野へとシフトしていきたいという思惑があると思われます。
足元では両事業とも数百億円程度の営業利益で大きな差というのはないんですけれども、2040年には半導体材料事業で2000億円を目指していきたいというふうに会社のリリースがあります。
実際にJX金属はチリの鉱山の圏域の一部をカナダの企業に売却しているんですよね。そういったところからも資源分野を縮小していく選択と集中を行っているというのがわかると思います。
すでにコープレートアクションが行われている点は会社として注力していきたいという熱意が伝わってきますね。
ここまで振り返ってみてIPOの狙いや会社の方針はすごくよく理解できました。
その3はJX金属申し込みますか?
そうですね。これは無難な答えにはなってしまいますが、想定価格であったり周りの投資家であったり温度感と相談しながらというのが答えになるんじゃないかなというふうに思っています。
所管なんですけれども、やや売り出しが多くなりそうなイメージなので、しっかり市場で昇華されるような水準であれば申し込むかもしれませんねというところです。
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それでは今回のまとめ、山岸さんお願いします。
今回はJX金属の上場観測について紹介しました。
本IPOはエネオスの売り出し案件で事業の転換が図られています。
今最も注目されている半導体関連銘柄になるので、想定価格と今後のリリースに注目しましょう。
もしIPOを狙いに行くのであれば、メインの証券講座だけではなく、今のうちに複数の証券講座を解説しておくのもいいかもしれませんね。
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