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株式会社インベストメントブリッジがお届けする、いろはに投資のながら学習。
こんにちは、アメリカに留学中のインターン生の佐方です。
このポッドキャストでは、スマホ時代の投資企業分析メディア、いろはに投資の記事をもとに、
投資の基礎知識から最近のトレンドまで幅広くご紹介いたします。
通勤時間などの隙間時間でながら学習をして、さまざまな知識をつけていきましょう。
本日ご紹介する記事は、2021年10月10日に公開したテンバガー銘柄とは、
テンバガー候補は予想できる、です。
まず最初にこの記事の結論を3点ご紹介します。
1.テンバガーとは10倍以上の株価成長を見せる銘柄のこと。
2.テンバガー株の予想は投資経験者でも難しい。
3.大きなリターンを狙えるが、リスクもあり、中長期目線の投資が必要。
それでは記事本文に入っていきましょう。
株価が10倍に成長する。投資家ならこれ以上に嬉しいことはありませんよね。
ですが、そんな記事を簡単に見つけることはできるのでしょうか。
今回は株価が10倍以上に成長した銘柄、テンバガーについて解説していきます。
テンバガーを達成した銘柄やテンバガー銘柄の特徴、予想方法などを詳しく解説していきます。
テンバガーとは株価が10倍以上に成長する銘柄のことを言います。
テンは英語のテンで銃を意味し、バガーは野球のスラングでルイダを意味しています。
テンバガーは銃類だという意味ではなくありえない状態を表す言葉です。
つまり10倍以上のありえない成長をした株がテンバガーなんですね。
ある時点の株価から10倍以上の成長をしたグロース株がテンバガーと呼ばれるんです。
これは中小型銘柄に置きやすい?と疑問に思う方もいるかもしれません。
確かにテンバガーを達成するのは中小型銘柄、時価総額は約数十億から数百億円が多いのが事実です。
これは時価総額が数千億円、数兆円ある企業はすでに成長が株価に織り込まれていたり、
バリュー株となっていることが多いからです。
それに比べて中小型銘柄であれば、まだまだ大きく飛躍する可能性が十分にあります。
銘柄にもよりますが、有名企業でもテンバガーは狙えます。
実際に当初一部に上場しているGMO、Payment Gatewayは約8年間でテンバガーを達成しています。
実はテンバガーには単に株価が10倍に成長する工技のテンバガーと、
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数年または1年で10倍に成長する競技のテンバガーがあります。
テンバガーを長期スパンで捉えるか、短期で捉えるのかで投資をする銘柄も異なってきます。
ここでは実際にどんな銘柄がテンバガーを達成したのかを見ていきましょう。
2021年にテンバガーを達成した代表的な銘柄は、グローバルウェイです。
9党の発端は、2021年7月21日に発表された通期連結業績予想の大幅な情報修正です。
修正前の計上利益が500万円だったのに対して、計上利益をなんと1億3500万円に修正しました。
また、10月と11月に2度の株式分割を実施したり、
同社取締役会長のカカムシがツイッターで頻繁にツイートしていることでも個人投資家の注目を集めました。
しかし、カカムシのツイートに対して否定的な意見も多くあり、また株価水準が高すぎるとの見方も広まり、直近では大きく株価が下落しています。
株価が短期間で大きく上がるということは、短期間で大きく下がる可能性もあるということなので注意が必要です。
ある意味、ミーム株に近い現象とも言えます。
では次に、2021年よりも前に天馬賀を達成した銘柄を見ていきましょう。
上場後のサイヤスネと比較して天馬賀を達成した銘柄を日本株、米国株別に紹介していきます。
まず挙げられるのが、DIP株式会社。
株価を比較すると、なんと約126倍にもなりました。
次に挙げられるのが株式会社ワークマン。
株価は約30倍になりました。
そして桜インターネット株式会社。
約17倍の株価になりました。
どの企業も事業がしっかりと成長したことで、投資家からの株価が高まり、株価が大きく上昇しました。
他にも長期スパンではいくつもの天馬賀銘柄が日本にはあります。
あなたの知っている有名銘柄も実は天馬賀だった可能性もあります。
では続いて、米国の天馬賀銘柄を見ていきましょう。
まず挙げられるのがテスラ。
株価は約296倍にもなりました。
そしてネットフリックス。
株価は約528倍になりました。
米国の天馬賀銘柄の中には、現在は世界最大規模の企業に成長している銘柄が多くあります。
とはいえ今挙げたような銘柄は、IPO後から今まで大きく株価が変動したことのある銘柄です。
そのため天馬賀投資はリスクを踏まえた上で挑戦してみましょう。
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これまでに紹介してきた過去の天馬賀銘柄から、少しずつ天馬賀銘柄の特徴が見えてきました。
1.大きなキャピタルゲインが狙える。
2.天馬賀達成には時間がかかる。
3.配当金がない場合が多い。
これら3つが過去の天馬賀銘柄から見える特徴です。
それぞれを詳しく見ていきましょう。
まず初めに、大きなキャピタルゲインが狙えるという特徴についてです。
大きなキャピタルゲインのために天馬賀を狙う投資家は多いと思います。
保有している銘柄の株価が10倍以上に成長すれば、あなたの資産も大きく成長します。
しかし、保有銘柄が成長したからといって満足してはいけません。
利益確定のタイミングには注意が必要です。
保有銘柄を売った後も株価が上がり続けたら損した気分になるかもしれません。
だからこそ適切なタイミングに売るのが大切です。
とはいっても、適切なタイミングに売るのはどんな一流投資家でも難しいことです。
また、まだまだ上がると思っていたら株価が下がって損してしまった投資家もいます。
2つ目に挙げた特徴、テンバガー達成には時間がかかるということについて見ていきましょう。
テンバガー達成にはグローバルウェイのような一部例外を除いて数年の年月がかかります。
テンバガーの多くは元は中小型銘柄のパターンが多いために大きなキャピタルゲインを得る可能性がある反面に、
短期的には大きく値下がりするリスクもあります。
テンバガー達成までには長中期目線での投資が必要です。
3つ目に挙げた特徴、配当金がない場合が多いということについて見ていきましょう。
多くのテンバガー銘柄ではテンバガー達成前には配当金がない、または少ない傾向にあります。
その理由は事業投資にお金を使うからです。
配当金を目的に投資をしている人はテンバガー銘柄への投資は向いていません。
では、テンバガー候補は予想できるのでしょうか?
結論、投資初心者にはテンバガー候補の予想は極めて難しいでしょう。
その理由を予想・分析方法とともに解説していきます。
一般的な株式投資には次の2つの分析方法があります。
1つ目はテクニカル分析です。
テクニカル分析とは銘柄の株価やでき高をグラフ化したチャートから時系列パターンを分析し、将来の値動きを予測する分析方法です。
投資家なら一度は耳にしたことはある、ロウソク足や移動平均線がここに含まれます。
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買い時と売り時を見定めるときに有効な方法の一つです。
2つ目の分析方法はファンダメンタル分析です。
ファンダメンタル分析は国や企業の経済状況から株価の値動きを予測する分析方法です。
企業の場合は売上高や利益といった業績、資産や負債などの財務情報などが該当します。
一般的にファンダメンタルの内容がすぐに株価に反映されることは多くありません。
しかし、テンバ川のような長中期投資であればファンダメンタル分析も非常に大切です。
中長期で見ると企業の本質的な価値が株価に反映されることが多いからです。
テクニカル分析もファンダメンタル分析もテンバ川候補の予想には必要ですが、
必ず理論通りに株価が推移するわけではないため予想することは難しいです。
では次に、2021年のテンバ川予想は当たったのかを見ていきましょう。
ここではネット内で2021年、テンバ川候補として予想されていた銘柄の実績を検証してみます。
1つ目、ソースネクスト。
2つ目、ウィンテスト。
3つ目、NCS&Aです。
それぞれ変異株などによる経済状況の変化で大きな影響を受けています。
まず初めに、オリンピック無観客開催の影響を受けたソースネクストについて見ていきましょう。
ソースネクストは、AI翻訳機ポケトークを手掛ける過去にテンバ川を達成したことのある銘柄です。
東京オリンピック開催で外国人の流入が見込まれAI翻訳機の活躍が期待されていました。
しかし、東京オリンピックは無観客で開催され、ソースネクストの株価は下落してしまいました。
ただ、海外旅行が再開されることになれば株価の回復が期待される銘柄の一つです。
2つ目に、世界的半導体不足でダメージを受けたウィンテストについて解説していきます。
ウィンテストは半導体検査装置の老舗企業です。
近年、デジタル化やそれに伴うインフラ装備など半導体の需要が高まっていました。
半導体の需要の高まりとともにウィンテストの半導体検査装置の需要も拡大することが期待されていました。
しかし、世界的半導体不足がウィンテストの業績にも影響し、思うように株価を伸ばすことができませんでした。
とはいえ、半導体不足解消後にはまた需要が回復することも期待でき、まだまだ目が離せない銘柄です。
3つ目にご紹介するのは、IT投資の拡大で期待されたNCS&Aです。
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NCS&Aは独立系ソフトウェア開発の老舗企業です。
TX関連銘柄として期待されている銘柄でもあります。
しかし、新型コロナウイルスの影響で企業のIT投資が予想ほどは伸びず、同社の株価も期待通りには上昇しませんでした。
以上、3つのどの銘柄も成長が期待されていましたが、新型コロナウイルスの変異株拡大などの要因は誰も予想できませんでした。
結果、テンバガーという予想は外れてしまいます。
正直、1年という短期では運要素が強いのがテンバガー投資です。
プロの投資家であっても予想は難しく、今後の成長を中長期目線で待つのが大切です。
これまでテンバガー銘柄について解説してきました。最後にもう一度要点を確認しておきましょう。
1、テンバガーとは10倍以上の株価成長を見せる銘柄のこと。
2、テンバガー株の予想は投資経験者でも難しい。
3、大きなリターンを狙えるがリスクもあり中長期目線の投資が必要。
テンバガーは夢のような銘柄ですが、その分株価が下落することもあります。
リスクとリターンを十分に理解した上での投資が必要です。
本日の息抜き。
私事ではありますが、今年の年越しはニューヨークに友達と訪れていました。
お正月は毎年家族と過ごしていたため、今年は初めて友達と過ごした年になりました。
コロナウイルスの感染者が増加していたので、感染対策はしっかり行って過ごしていました。
ニューヨークの主要スポットはほとんど全て巡ることができました。
映画やドラマの舞台といった土地をこの目で見ることができて本当にいい思い出になりました。
特に訪れてよかったなと感じたのは、メトロポリタン美術館やニューヨーク近代美術館、自然史博物館などの美術館や博物館たちです。
日本にはないような巨大さ、展示数にとても驚きました。
しっかり鑑賞すると半日以上はかかってしまいます。
資料や写真でしか見たことがないものを見れたこともとてもいい経験になりました。
そして世界中でニューヨークが一年で一番盛り上がる瞬間、タイムズスケアカウントダウンに実は参加してきました。
しかしタイムズスケア周辺は早くから人数制限をしていたためにタイムズスケアの見れない周辺で周りの人たちと盛り上がりながらカウントダウンをすることになってしまいました。
タイムズスケアを見れずに意味はあるのかなと少し思ってしまいましたが、町全体のパーティーのような雰囲気はとても楽しかったです。
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さすがのニューヨーク、町全体がカオス状態でした。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
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