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2025-04-14 10:19

うどん×DX⁉配膳ロボットのすさまじい効果について語りつくす

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サマリー

山田うどん食堂はハイゼンロボットを導入し、デジタルトランスフォーメーションを推進しています。この取り組みにより、顧客層の拡大とサービスの向上が図られ、効率性が向上します。その結果、従業員はより付加価値の高い業務に集中できるようになります。

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インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
この番組では、インターン生2人が株、投資、経済関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話をながら劇する感覚で、一緒に勉強していきましょう。
おはようございます。今週末、お花見に行く予定があって、桜がまだ散らないでほしいと思っているインターン生の渡辺です。
明日、お花見が行くので、ちょっと散ってほしいなって思っているインターン生の古田です。
そんなひどいひどい。
ちょっと散り際が一番きれいじゃないですか。
確かにそうですけど、そしたら僕の行く頃にはもうなくなっちゃってるじゃないですか。
関係ないね。
そんな感じでね、今お花見シーズンではありますけれども、古田さんは春の歌でどんな歌が好きですか?
桜といえばあれですかね。桜桜桜。
ありますね。森山直太郎の桜独唱ありますよね。
僕の好きな歌が一つありまして、それがですね。
世の中に絶えて桜の中りせば、春の心はのどけからまし。
っていう歌なんですけれども、古田さんご存知ですか?
和歌っていう意味?
そうですそうです。
そうなんですよ。
これが六花繊の一人でもある有原の成平が読んだ歌で、
訳としてはこの世の中に全く桜というものがなかったなら、
春を過ごす人の心はどんなにのどかであることでしょうということで。
だから春はのどかな季節なはずなのに、人々は桜の開花を心待ちにして、
咲いたと思えばいつ散ってしまうだろうかと気がかりになっちゃうみたいなところ。
桜って言えば華やかなイメージを持つ人が多いからこそ、
桜の儚さっていうところに着目した歌っていうところで、
自分はすごい好きなんですよ。
なるほど。
すごい。
ということで、春は桜があることで気持ちが落ち着きませんよね。
落ち着かないです。
山田うどんの現状とDX
話は変わりまして、古田さん、うどんがお好きって言ってましたよね。
好きですよ。
埼玉でうどんといえば何を思い浮かべますか?
やっぱり山田うどんじゃないですか。
埼玉県民なら誰でも知っている有名なうどんちえん店ですよね。
そうなんですよ。さすがですね。
実は今日はその山田うどん食堂と、
ハイゼンロボットの意外な組み合わせについてお話したいかなと思います。
山田うどんがハイゼンロボット導入してるみたいな、
そういう意外な感じがしてるんですけど、
早い、安い、うまい、腹いっぱいっていうイメージが強いんで、
意外ですね。
意外に思われるかもしれないんですけど、
山田うどんも今やDX、デジタルトランスフォーメーションに
本格的に取り組んでいるそうでして、
それでいうと、2025年の3月までに50店舗でセルフレジ、
27店舗でハイゼンロボットの導入を完了したらしいんですね。
すごい、そうだったんですね。
でもなぜ今このタイミングでDXに取り組みようになったんですか?
背景にはやっぱり他の外食チェーン、
例えばスカイラークもそれこそハイゼンロボットを導入したりしてますけど、
そういったように人手不足っていうところもあると思うんですけれども、
あとは運営会社である山田食品産業の営業企画課の部長の方が
DX化に関しては単に人の作業を置き換えることだけを目的に
しているわけではないという発言もしているんですね。
どういうことですかね。
そうですね、これは実は2018年以降、
山田うどん食堂はブランドの刷新に取り組んでいるというところで、
新たな野望の正式名称として、
ファミリー食堂を山田うどん食堂というふうに変えたんですね。
なのでファミリー層というところにも力を入れているというところで、
女性や子供、シニアの方でも立ち寄りやすい店舗というのに
力を入れているというところなんですね。
以前はトラックドライバーが立ち寄るみたいな、
早くて安い、ささっと食べれるみたいなイメージがあったんですけど、
言われてみれば最近はファミリー層も増えているように感じますね。
そうなんですよ。なのでロードサイドを中心に出店してきたっていうところもあって、
これまでは車で仕事をしている男性が顧客の多くを占めていたんですけれども、
顧客層の幅を広げるというところで、外観のデザインの一新だったり、
トイレの改装みたいなところも進めてきたというところなんですね。
だからハイゼルロボットの導入も新しい顧客層の開拓が目的になって
入れられたみたいな感じなんですかね。
そうですね。その側面もありますがそれだけではないということで、
山田うどん食堂というのは従業員が顧客に目配りできる環境づくりというのを
重視しているというところで、水汲みとかちょっとした声かけを従業員が
どれだけ増やせるかというところでファンの定着の鍵を握っているというところを
考えているみたいですね。
なるほど。ロボットに任せられる仕事はロボットに任せて、
それで人間はより付加価値の高いサービスにガッと集中するということなんですね。
ハイゼンロボットの導入効果
本当にその通りだと思います。山田うどんが26店舗を対象に調査したところ、
配膳ロボットの導入によって1店舗平均で月72時間の稼働時間の削減につながったということで、
この時間を使って人にしかできないサービスを充実させていっているというところですね。
72時間というとかなりの削減になりますね。
山田うどんのように埼玉を中心に展開している地域密着型のチェーン店でも
こうした最新技術を取り入れることで効率的なお店の稼働になっているということですね。
そうですね。
それにしても配膳ロボットの導入効果ってすごくないですか?
そうですね。やっぱり一般的な導入効果としては4つ大きくあるかなというところで、
1つ目が維持費用が人件費に比べてまず低いというところですね。
これはイメージしやすいんじゃないでしょうかね。
初期費用を除けば電気代とメンテナンス費用だけで済みますしね。
2つ目は何ですか?
これが人員確保ができないリスクが減るというところですね。
やっぱり飲食業界って慢性的な人手不足に悩まされていますが、
ロボットというのは24時間稼働できるというところで、
急に休んだり辞めたりというところもなかったりしますから、
そういったところで効果はあるかなというふうに思いますね。
なるほど。
サービス品質の向上とかにもつながったりはしないんですか?
でも本当にそうですね。
3つ目はサービス品質の向上ですね。
やっぱり山田うどん食堂のケースでも、
配膳ロボットが提携業務、スタッフがそれ以外の業務というところで、
より付加価値の高いサービスに集中できるというところで、
新しい顧客層の開拓だったり、ファン層の定着だったりというところは狙えると思います。
最後の4つ目はどんなメリットですか?
4つ目はルーティン業務の自動化になりますね。
山田うどん食堂では配膳ロボットだけではなくて、
セルフレッジの導入も進めているというところで、
そういった自動化によって、
さっきも言ったように、スタッフはより創造的な業務に集中できるというところですね。
なるほど。スカイラークとほぼ一緒な気もするんですけど、
セルフレッジも導入しているということで、
でも気になるのは、ロボット導入でスタッフの雇用が減ってしまわないかという点はちょっと気になりますね。
そうですね。ただ先ほども言ったように、
やっぱり人でしかできないサービスを充実させるというところを、
山田うどんも目的としているというところで、
より同じスタッフ数で質の高い接客ができるというところで、
狙いとしてはあるのかなというところを自分としては思っています。
投資家の視点で見ると、
地域チェーン店のDXへの影響
こうした地域密着型のチェーン店のDXの動きというのは、
どう捉えればいいんですかね?
そうですね。これは非常に重要なポイントでして、
大手チェーンだけでなく、そういった地域に目指した中小規模のチェーン店でのDXの波というのが、
今回広がっていったというのが、山田うどん食堂の特徴だったかなと思います。
なので、配膳ロボットやセルフレッジなどの技術が、
より広い市場で求められているということを示しているんじゃないでしょうかね。
それは確かに投資のヒントになりそうですね。
関連名柄としてはどんな企業が考えられますか?
そうですね。やっぱり飲食業界のDX化というところでいくと、
アルファクスフードシステムであったり、NECネッツ、オムロンなどの企業が考えられます。
今回もありましたけれども、
特に地方や中小規模のチェーン店向けのソリューションを提供する企業に注目すると、
なおいいかもしれませんね。
なるほど。山田うどん食堂のように、
埼玉を中心に1都6県で展開している企業が、
こうした最新技術を取り入れていることには驚きましたね。
これからの飲食業界にもじわじわと広がっていきそうで、
変化がますます楽しみになります。
そうですね。やっぱり山田うどん食堂は、
うどんに限らず豊富なメニューを出しているというのが特徴ですし、
さらには新業態の端面専門店みたいなところも展開しているということで、
DXと合わせて新しい挑戦を続けているということで、
飲食業界のこの変化についても、
ちょっと敏感に見ていきたいところでありますね。
そうですね。ありがとうございます。
では今日のお話で、地域密着型チェーン店のDXについても、
理解がめちゃめちゃ深まりました。
次回も楽しみにしています。
はい。ありがとうございます。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
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