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2024-03-06 06:55

#651 【書籍紹介】生涯投資家~村上ファンド創設者の半生と理念~

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このシリーズでは、投資・経済・お金・ビジネス関連の書籍をインターン生がピックアップしてご紹介していきます。

今回ご紹介する本は、「生涯投資家」です。


この本は、村上ファンドで知られる村上世彰の本で、著者の半生や投資に対する考え方、向き合い方が詰まった一冊となっています。


著者: 村上世彰


興味を持った方は、ぜひ本を読んでみてください!

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株式会社インベストメントブリッジ作成

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インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
インターン生の徳本です。
このエピソードでは、投資、経済、お金、ビジネス関連の書籍を
インターン生がピックアップしてご紹介していきます。
今回ご紹介するのは、【生涯投資家】という本です。
著者の紹介です。
この本の著者は、村上ファンドで有名な村上義明さんです。
村上さんは、東京大学を卒業後、通商産業省、現在の経済産業省に入省し、
在籍した16年間、日本のあるべき姿について考えていたそうです。
そこで、日本経済の永続的な成長のためには、
コーポレートガバナンスが大切であることを実感し、
自らがプレイヤーとなって変えていこうと決意して、
40歳は目前にファンドを立ち上げました。
これが有名な村上ファンドです。
その活動の中では、投資対象として会社の株を購入した上で、
利益の上がる事業に専念させて、会社の株主価値向上を目指す投資手法を取り、
物言う株主として注目を集めました。
代表的な案件に、東京スタイル、日本放送、阪神電気鉄道などがあります。
それでは、内容の紹介に移っていきます。
村上さんは、世間では会社を乗っ取ろうとする励高ファンドといった印象を持たれてしまっています。
しかし、村上さんは利益市場主義者では全くありません。
では、著者の目指したところは何だったのか。
今回は、村上さんが本当に目指したかったこと、本書の一貫したメッセージについて簡潔にご紹介していきます。
早速ですが、村上さんが目指したこと。
それは、コーポレートガバナンスの浸透と徹底、それによる日本経済の継続的な発展についてです。
まず、村上さんのキャリアは、経済産業省での公務員生活からスタートしました。
国家公務員としての仕事は、日本経済を良くすることでしたが、彼が入省した当時、日本経済はバブル崩壊後のどん底でした。
経済の健全性は資金の流れに大きく依存しており、その流れが滞ることが不況の直接的な原因となります。
村上さんは、この停滞の背後にある原因を企業に求めました。
企業には大きく分けて、上場企業と非上場企業がありますが、資金調達方法において、根本的な違いが存在します。
非上場企業は、資金が必要になった際、基本的に銀行からの借りる資金を支払うことで、
上場企業は資金を支払うことで、上場企業は資金を支払うことで、上場企業は資金を支払うことで、
非上場企業は資金が必要になった際、基本的に銀行からの借り入れに頼るしかないのに対して、
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上場企業は株式市場を通じて資金を調達できる利点があります。
しかし、当時の多くの上場企業は、この利点を生かしていなかったばかりか、過剰な内部流報を抱え、資金の有効活用を怠っていました。
これにより、経済全体の資金循環が妨げられ、不況の一因となっていたのです。
この問題に対処するため、村上さんは、物言う株主として活動を開始しました。
村上さんのアプローチは、上場企業に対して資金を新しい事業に投資するか、
配当を通じて株主に還元することを提案することでした。
この取り組みの背景には、単に投資家としての利益を追求するのではなく、
企業価値の向上と日本経済の活性化を目指すという大きなビジョンがありました。
村上さんは積極的に上場企業に投資し、経営者との対話を通じて物価を適正な水準に戻すための改善策を提案しました。
このプロセスには、自社株買いの実施や配当の増加、効率的な資本政策の導入などが含まれていました。
このような活動を通じて、村上さんは日本の企業ガバナンスの改善に貢献し、
コーポレートガバナンスの重要性を社会に広く認識させることに成功しました。
村上さんの活動によって、日本経済に新しい風が吹き、
多くの企業が経営の透明性を高め、株主との対話を重視するようになりました。
しかし、村上さんのアプローチは一部で批判を受けることもありました。
特に強引な株主活動が企業経営を圧迫するとの意見も存在しました。
最終的にはインサイダー取引の疑いで逮捕されるなど、論争の的となった村上さんですが、
日本の投資文化や企業ガバナンスに与えた影響は、計り知れないものがあります。
現在、村上さんが提唱した企業価値の向上と株主との健全な対話の重要性は、
多くの日本企業にとって当たり前の考え方となっています。
村上さんの経験からは、一人の投資家が経済全体に与える影響の大きさと、
持続可能な経済発展に向けた行動の重要性を学ぶことができます。
今回は村上よしやきさんの生涯投資家についてお話ししました。
最近、東京証券取引所が資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応等に関する公表を行いました。
海外投資家の日本株に対する期待も徐々に高まっていると感じています。
投資家と上場企業のあるべき姿が明確となり、村上さんの目指してきた方向に進み始めたと言えるのではないでしょうか。
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本書には村上さんが関わった富士テレビや阪神鉄道の案件などに関しても詳しく書かれているので、気になった方はぜひ本書を手に取ってみてください。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
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