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2023-07-19 10:25

#530【書籍紹介】村上世彰、高校生に投資を教える。

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このシリーズでは、投資・経済・お金・ビジネス関連の書籍をインターン生がピックアップしてご紹介していきます。

今回は、『村上世彰、高校生に投資を教える。』です。

 

本書では、投資のリスク管理や売買のヒントなどがわかりやすく説明されています。

 

著者:村上世彰

 

興味を持った方は、ぜひ本を読んでみてください! ⇒⁠https://amzn.to/3NHeAud

 

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株式会社インベストメントブリッジ作成

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インベストメントブリッジがお届けする、いろはに投資のながら学習。皆様、いかがお過ごしでしょうか。インターン生の岡村です。
このエピソードでは、投資、経済、お金、ビジネス関連の書籍を、インターン生がピックアップしてご紹介していきます。
今回ご紹介するのは、村上世彰、高校生に投資を教える、という本です。
この本は、アクティビストとしても活躍した村上世彰氏が、投資経験のない高校生に対して、投資とは何かを基礎から解説した本です。
著者のご紹介をします。この本の著者は村上義明氏です。
現在の経済産業省である通商産業省に16年間勤務し、その後約7年間自身で出立した村上ファンドを運営していました。
現在はシンガポールに在住し、投資家として活躍されています。
この本の内容紹介に入る前に、ずばりこの本がお勧めな方は、投資を始めようか検討している方、投資を始めて経験が浅い方などです。
この本では、投資家に求められる条件やお金の本質など、投資について様々なことを解説していますが、今回は中でも第7章、リスク管理を考える、
上がり始めたら買え、下がり始めたら売れをご紹介します。
この章ではタイトルの通り、投資のリスク管理や売買のタイミングについて解説しています。
まず章の前半で解説されているのがリスク管理についてです。
リスク管理について押さえておくべき前提は、投資に失敗はつきものだということです。
投資家は常に、もしかしたら失敗するかもしれない、という挑戦する恐怖と背中合わせにいるべきであると筆者は考えています。
しかし、怖がりすぎる必要はありません。リスクというのは、意識して対処すればある程度はコントロールできます。
投資の場合、一つ一つの投資においてある程度損することは仕方がないことです。
大事なことは、致命傷を避けつつ、勝ったり負けたりしながらトータルで利益を上げていくことです。
では、具体的にはどのようにリスク管理をしたらよいのでしょうか。
大切なことは2つあります。
1、投資金額を適正にする。
2、失敗したと認識したら素早く損切りする。の2点です。
まずはじめに、1、投資金額を適正にするについてです。
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株やFXには自己資金を超えて投資する仕組みがあり、うまくいけば小さな手元資金で大きな利益を得ることができます。
ですが、その逆ももちろん起こり得ます。
自己資金を超えて大きな損失を出した場合、その全額を支払う必要があり、初心者にとっては非常に危険です。
株の信用取引では、レバレッジをかけると自己資金の3.3倍の金額まで投資することができます。
例えば、30万円の自己資金があったとすると、100万円の株を買うことができます。
しかし、この投資では株価が30%下落すると自己資金のすべてを失うことになります。
これでは一時的な価格変動に耐えられません。
もちろん株価が上昇すれば大きな利益を得ることができますが、自己資金めいっぱいで投資することは非常にリスクが高いと言えます。
投資金額は貯金などの一部を使い、原則として自己資金の範囲内で損失をカバーできる範囲で決めるべきです。
どのくらいの投資金額が適しているかは、資産の状況や事情、各自の投資の実力などによって異なってきます。
ですので、このくらいの投資金額であればビクビクしすぎずに、常に冷静に対処していけるという金額を各自探しましょう。
次に、2、失敗したと認識したら素早く損切りする、についてです。
投資で成功できる人とそうでない人の大きな違いは、失敗したときにそれをきちんと認めて迅速に損切り処理できるかどうかです。
ここで言う損切りとは、株を売却して損失を確定させることであり、精神的には辛いものがあります。
しかし、失敗した株をずるずると保有し続けると大きな損失につながりかねません。
もうダメだと思ったらきっぱりと諦めて、その資金を他の銘柄に回し、リカバリーを図る方が良いです。
株は予想外に大きく下がってしまうことが多々あります。
高値から反面になったからもうあまり下がらないだろうと思ったら、そこからさらに反面になるということだってざらにあります。
このように見通しが立たなくなった状態の株を保有し続けるのはとても危険ですので、失敗したと認識したところで気先よく損切りしましょう。
そして次のチャンスを探しましょう。
ここまでがショーの前半のリスク管理についてです。
ショーの後半では売買タイミングについて解説されています。
売買のタイミングについて、筆者は筆者の父の言葉をいつも心に留めています。
それは、上がり始めたら買え、下がり始めたら売れというものです。
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この言葉は株の日々の価格の動きだけでなく、経済にも相場にもトレンドがあり、そのトレンドを見極める判断力や感受性を養え、
これが売買のタイミングということです。
バブルが弾けたり、金融危機などが起きたりして、株価が大きく下落したら、基本的には買いのチャンスです。
しかし、底根を判断するのはなかなか難しいです。
昔からよく言われている格言に、落ちてくるナイフは掴むなというものがあります。
この格言でも、下落している最中の株を買うのはどこまで落ちるかわからないのでやめたほうがいい。
そこを打ったことを確認してから買えということを伝えています。
具体的な売買については、買いと売りに分けてそれぞれ解説されています。
まず、株を買うにあたっては、バリュー的な根拠が必要です。
業績、将来性、資産などの面から会社の株の価値を検討してみましょう。
その会社の株が下がったときには、要因についていろいろと検討し、
悪材料が株価に織り込まれてこれ以上下がりようがない、
さらには上がり始めた、バリュー的にもかなり魅力的だという状況になってきたところで買いという判断ができます。
一方で売りタイミングについては2つあります。
1、十分に目標を達したと判断したとき。
2、シナリオが間違っていたと判断したときの2点です。
1、十分に目標を達したと判断したときに関しては、
まず株を買う視点で、株価がこのくらいまで上昇するのではないかとシナリオを考え、それに達したら売りでいいでしょう。
ただ、若い会社やサービスが伸びている会社については目先の利益で判断せずに、
あくまで自分のシナリオが崩れていない限りは持ち続けると良いでしょう。
2、シナリオが間違っていたと判断したときに関して。
リスク管理で述べられていた通り、自分の判断が間違ってシナリオ通りにいかなければ、基本的には売りという判断になります。
これ以上株価が上がっていくイメージが言い訳ないのであれば、もう少し株が戻ったら売るのになど躊躇せず速やかに売った方が良いです。
以上が売買のタイミングについてです。
そしてこれが7章の内容となります。
この章をまとめると、まずリスク管理において重要なことは、
1、投資金額を適正にする。
2、失敗したと認識したら素早く損切りする。の2点です。
そして売買タイミングについては、上がり始めたら買え、下がり始めたら売れという言葉が重要になるということです。
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今回の書籍紹介では村上義明、高校生に投資を教えるのうち、第7章リスク管理や売買タイミングについてお話ししました。
投資をするにあたり、投資の基礎を理解することは非常に重要です。
当初では他にも高校レトガバナンスといった論点や、AI時代を生き抜く投資と仕事など様々な論点を挙げて解説しています。
ぜひ皆様も投資を手に取って、投資についての知見を改めて深みましょう。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
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