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2023-02-07 14:08

#418 【危険性】SPXLはやめとけ?株価やチャート推移、構成銘柄などを分かりやすく解説

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今注目のSPXLについて、メリット・デメリット、おすすめの投資方法を徹底解説!米国経済の今後の動向も知ることができます。

★参考記事★

【危険性】SPXLはやめとけ?株価やチャート推移、構成銘柄などを分かりやすく解説⇒

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株式会社インベストメントブリッジ作成

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インベストメントブリッジがお届けする、いろはに投資のながら学習。こんにちは、インターン生の谷口です。
本日は、いろはに投資の記事紹介です。
ご紹介する記事は、11月26日に公開された【危険性】SPXLはやめとけ?株価やチャート推移、構成銘柄などを分かりやすく解説、です。
まずは、本記事の結論3点。
1. SPXLは米国のレバレッジ型ETFの一つ。
2. S&P500指数の3倍の日時投資成果を目指している。
3. 長期的に見ると右肩上がりに推移している。
SPXLはディレクション・インベストメンツが運用するレバレッジ型ETFで、積み立て兄者でも人気のS&P500指数の3倍の値動きを目指しています。
SPXLは株価が右肩上がりに伸びていますが、投資対象としておすすめなのでしょうか。
今回は、SPXLに投資する上で知っておきたい特徴や、これまでの株価推移、構成銘柄などを解説します。
まずはSPXLについてです。
SPXLはS&P500指数の日々の値動きの3倍を目指すレバレッジ型の米国ETFで、正式名称はディレクションデイリーS&P500プル3倍ETFです。
SPXLを運用しているのはレバレッジETFで人気のあるディレクション・インベストメンツ社です。
SPXLの他にも、ICE半導体指数の3倍レバレッジETFであるSOXLや、ハイテクセクターの3倍レバレッジETFであるTECLなど各種レバレッジETFを展開しています。
現在のSPXLの株価は約61ドルであり、米国株は1株から投資できるため約8000円あればSPXLに投資できます。
ETFとはエクスチェンジ・トレーディット・ファンドの略称であり、日本語では上場投資信託と言います。
ETF自体が数多くの銘柄を含んでいるため、1つのETFに投資しても複数の銘柄に投資した場合と同じ分散効果が得られます。
ETFと投資信託の違いは次の通りです。
ETFは上場していますが、一般的な投資信託は上場していません。
ETFは価格がリアルタイムで変動します。
一般的な投資信託は1日1回の基準価格です。
ETFでの取引機会は取引所の取引時間内、一般的な投資信託では1日1回となっています。
ETFは上場しているため株式のように取引所を通じてリアルタイムで取引できるのです。
では、S&P500指数についてです。
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SPXLは、S&P500指数の日々の値動きの3倍を目指すレバレッジ型の米国ETFです。
ベンチマークのS&P500は、ニューヨーク証券取引所やナスダックなどに上場している企業から代表的な500銘柄を時価総額で過充平均した指数です。
そのため、S&P500に連動するファンドに投資すれば、アメリカの主要企業500社へ投資しているのと同じ効果が期待できるのです。
ここ最近では若年層からの投資意欲が高まり、積み立てニーサを使ってS&P500に連動する投資信託に投資する人が増えています。
S&Pとは、S&P500を算出している会社の旧社名、Standard & Poor's Rating Servicesの略称で、特に大きな意味を持っているわけではありません。
S&P500は、米国株に投資するときは見ておくべき指標の一つです。
次はレバレッジについてです。
SPXLはディレクションデイリーS&P500プル3倍ETFというレバレッジ型ETFです。
レバレッジとは、テコの原理という意味ですが、投資の世界でレバレッジというと、借り入れをして自己資金を膨らませて投資をする方法のことを指します。
レバレッジを効かせることで、少ない資金でも大きなリターンが狙えますが、リスクも大きくなるため、十分な資金管理が求められます。
レバレッジETFにはブル型とペア型があり、それぞれ次のような特徴があります。
ブルとは、オオシが角を下から上に突き上げて攻撃する姿から強き上昇の象徴です。
ペアとは、クマが腕を上から下に振り下ろして攻撃する姿から弱き下落の象徴です。
SPXLはブル型のレバレッジETFなので、ベンチマークのS&P500が上昇すれば利益を出すことができるのです。
それでは、S&P500の構成銘柄についてです。
SPXLは、S&P500をベンチマークに運用しています。
S&P500を構成している上位5銘柄をご紹介します。
Ticker Apple 企業名Apple 組入比率6.23%
Ticker MSFT 企業名Microsoft 組入比率5.61%
Ticker Amazon 企業名Amazon 組入比率2.37%
Ticker BRKB 企業名Berkshire Hathaway 組入比率1.7%
Ticker Google 企業名Alphabet A 組入比率1.64%
ガーファムを中心として世界を代表する企業がずらりと並んでいます。
500社ありますが、10銘柄だけで30%近く占めています。
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S&P500は、500社に均等に投資する指数ではなく、地価総額過重平均を採用しています。
地価総額過重平均とは、地価総額が大きい銘柄には大きく投資して、
地価総額が小さい銘柄には少しだけ投資する方法のことです。
つまり、地価総額が大きい大企業ほど、S&P500にたくさん組み込まれていることになります。
次に、SPXLの株価推移を見ていきましょう。
2022年年初までSPXLが大きく成長してきたのには理由があります。
一つ目の理由は、米国の経済成長力が高いということです。
SPXLは、S&P500をベンチマークにしているため、S&P500の成長率が大切になります。
S&P500は、米国株式市場の地価総額の約80%をカバーしており、
カーファムなど世界を代表する企業が組み入れられています。
また、2020年に発生したコロナショック時を見てもわかるとおり、
世界的なかびやす局面が来た時でも、米国経済はいち早く回復しました。
力強い企業がある上、米国の政策がマッチすることで、
米国の経済成長力が底上げされ、S&P500資産も連動して成長していったのです。
二つ目の理由は、公正銘柄が常に入れ替わるということです。
S&P500は独自の委員会で話し合いが行われ、市販機ごとに銘柄の入れ替えを行います。
2020年には、電気自動車大手のテスラがS&P500に採用されて話題となりました。
時代の流れや各企業の業績、今後の見通しなどを総合的に判断し、
米国の主要業者の主要企業をカバーできているか見極めているためです。
時代に合わせて公正銘柄を入れ替えることで、
米国株式市場全体の時価総額比率の約8割をカバーできるよう調整されています。
公正銘柄が入れ替わることで、時代に合った銘柄に投資することができます。
次に、SPXLの今後の見通しを見ていきましょう。
2022年、米国ではコロナショック時に発動した両敵緩和政策を終了させ、利上げを実施してきました。
これまで市場にあった潤沢なマネーが減り、利上げが行われることで成長重視のグロース株は売られやすくなる傾向があります。
SPXLのベンチマークであるS&P500は、ハイテク株などのグロース株が多いため、
SPXLの株価も上がりにくいと考えられます。
SPXLに投資するかはそれぞれの判断となりますが、
下落相場の中でもS&P500が値上がりすると思う局面で投資するのであれば、リターンを得られる可能性は高いですね。
また、CFDであれば売りからも取引ができるので、下落を予想する方は、CFD取引するのも一つの手です。
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次に、SPXLに投資するメリット・デメリットを見ていきましょう。
SPXLに投資するのであれば、知っておきたい特徴がいくつかあります。
1つ目は、高いリターンが見込めるということです。
SPXLの最大の魅力は、高いリターンが見込めることです。
先ほども紹介したように、コロナショックで株価が落ちてしまったときに、
SPXLを買っていれば、1年程度でおよそ4倍もの株価になっていました。
ただ、3倍のレバレッジをかけている分、ボラティリティが高いことも事実です。
実際にコロナショックの際には、80ドル手前から20ドル台へと約70%の下落を経験しています。
レバレッジをかけているため、高いリターンが見込めるものの、下落幅も大きくなってしまいます。
そのため、このような変動にも耐えられるほどの余剰資金で投資するようにしましょう。
2つ目は、減価リスクがあることです。
SPXLなどのレバレッジ投資には減価リスクがあることに注意しましょう。
減価リスクとは、指数となるS&P500の動きが横ばいでも、SPXLは損をするケースがあるということです。
このようなレバレッジETFはやめとけと言われることもありますが、上昇局面では、副利効果が効いて大きく上昇するという特徴があります。
しかし、プラスとマイナスが交互にやってくるレンジ相場だとSPXLは苦戦する傾向もあります。
3つ目は、為替数量・為替リスクを考慮する必要があるということです。
SPXLは米国株ETFのため、ベイドルで購入する必要があります。
証券口座に日本円相当額を入れておけば大丈夫です。
購入する際に決済方法を円化決済にすれば、自動でベイドルに了解されてからETFが購入されます。
しかし、その際に為替数量がかかってきます。
また、ベイドルで株式ETFを付与すると為替リスクを負うことになります。
利益になることもありますが、もちろん損失になることもあります。
これが為替リスクを抱えているということ、米国株に投資するということです。
2022年は急激に円安が振興しました。
2021年から米国株を付与しているならば、かなりの為替債域が出ていることになります。
しかし、現在ここまでドル高が振興しているということは、
日本から見て2021年に比べ米国株が割高になっているということです。
逆に、今から円高ドリアスに為替が振れれば、為替破損を抱えるということは覚えておく必要があります。
次は、SPXLに投資する方法についてです。
SPXLに投資する方法には、現物取引をすると、CFD取引をするの2種類があります。
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CFD取引とは、株式、商品、経済指数、先物などあらゆる金融商品を、索金決済で行う取引のことです。
現物取引のように、現金で株式を購入して保有し、売却するような現物の売買は発生しません。
現物を実際に保有しないため、証拠金を預けて売買でき、売り注文からの取引もできます。
ここまで、S&P500のレバレッジETFであるSPXLに関する情報を中心に、メリットやデメリットについて解説してきました。
最後に、今回最も重要なポイントを3つまとめます。
1. SPXLは米国のレバレッジ型ETFの1つ。
2. S&P500指数の3倍の日時投資成果を目指している。
3. 長期的に見ると右肩上がりに推移している。
SPXLのベンチマークであるS&P500指数に投資することで、アメリカの主要企業500社へ投資しているのと同じ効果が期待できます。
そのため、今後もアメリカ経済が成長していくと考えている人は、SPXLに投資するのも選択肢の1つです。
ただ、投資の世界では何が起こるのかわからないため、レバレッジETFに投資する際には徹底したリスク管理が求められます。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
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ご視聴ありがとうございました。
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