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株式会社インベストメントブリッジがお届けする、いろはに投資のながら学習。
こんにちは、最近日本食が恋しいインターン生の坂田です。
このポッドキャストでは、スマホ時代の投資・企業分析メディア、いろはに投資の記事をもとに、
投資の基礎知識から最近のトレンドまで幅広くご紹介いたします。
通勤時間などの隙間時間でながら学習をして、さまざまな知識をつけていきましょう。
本日ご紹介する記事は、1月20日に公開した【ETF】SOXLとは、
株価やチャート推移、構成銘柄などを分かりやすく解説、です。
まずはじめにこの記事の結論を3点ご紹介します。
1.SOXLはアメリカのレバレッジ型ETFの一つ。
2.ICT半導体指数の3倍の日時投資成果を目指している。
3.長期的に見ると右肩上がりに推移している。
それでは記事本文に入っていきましょう。
SOXLとはアメリカのNYSEアーカーに上場しているレバレッジETFで、
正式名称はディレクションデイリー半導体株ブル3倍ETFです。
SOXLを運用しているのはレバレッジETFで人気のあるディレクションインベストメント社です。
SOXLの他にもSPXLやTECLなど各種レバレッジETFを展開しています。
1月18日のSOXLの株価は55.98ドルなので、約6300円あればSOXLに投資できます。
アメリカ株はヒト株から買えるので、小額でも投資しやすいと言えます。
ではそもそもETFとは何でしょうか。
ETFとはExchange Traded Fundの略称であり、日本語では上場投資信託と言います。
ETF自体が数多くの銘柄を含んでいるため、1つのETFに投資したとしても
複数の銘柄に投資した場合と同じ分散効果が得られます。
最大の特徴はETFは上場しているため、株式のように取引所を通じてリアルタイムで取引できる点にあります。
では次にICE半導体指数について解説していきたいと思います。
SOXLはICE半導体指数というアメリカ株式市場の半導体セクターで構成されている銘柄と連動するように運用されています。
もともとはフィラデルフィア半導体株指数をベンチマークとしていましたが、
2021年8月25日からICE半導体指数にベンチマークが変更されました。
どちらも半導体分野であるため、重複する銘柄も多くあります。
ただ大きく異なる点としては、フィラデルフィア半導体株指数、SOX指数では不動株率を考慮していませんでしたが、
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ICE半導体指数は不動株率を考慮して算出される点が挙げられます。
不動株とは、企業が発行している上場株式のうち安定した株主が保有していないもので、株式市場に流通し、日々トレーダーによって売買される可能性が高い株式のことを言います。
不動株率が高いと流動性が高くなって売買しやすくなります。
ではレバレッジとはどういうことなのでしょうか。
SOXLはディレクションデイリー半導体株ブル3倍ETFというレバレッジ型ETFです。
レバレッジとはテコの原理という意味ですが、投資の世界では借り入れをして自己資金を膨らませて投資をする方法のことを指します。
レバレッジを大き化することで少ない資金でも大きなリターンが狙えますが、リスクも大きくなるため十分な資金管理が求められます。
レバレッジETFにはブル型とベア型があります。
ブルはオウシが角を下から上に突き上げて攻撃する姿から強き上昇の象徴を表します。
ベアはクマが腕を上から下に振り下ろして攻撃する姿から弱気下落の象徴です。
つまりSOXLはブル型のレバレッジETFなのでベンチマークとしているIC半導体指数が上昇すれば利益を出すことができます。
では次にSOXLの株化推移を見ていきましょう。
2020年3月、コロナウイルスが世界中に蔓延したことでリスクオフの流れが発生しました。
その結果SOXLも2020年2月には20ドル台だった株価も4ドル台まで低迷してしまいました。
ただコロナウイルスにより在宅勤務の増加やクラウド化の流れが増加し半導体需要が拡大。
また、バイデン政権による積極的な財政出動やそれに伴う景気回復により株価はその後10倍以上の成長を遂げました。
2022年現在、アメリカをはじめ各国の中央銀行はコロナショック時に発動した量的緩和政策を終了させ、利上げを実施しようとしています。
これまで市場にあった潤沢なマネーが減り、利上げを行われることで割高なグロース株は売られやすくなる傾向があります。
利上げが行われることでIC半導体指数は上昇しにくい段階になると予測されているため、SOXLの株価も上がりにくいと考えられます。
ただ、半導体は今話題のAIやメタバースにも使われており、最先端の技術には欠かせない存在であることは間違いありません。
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利上げを実施し、割高なグロース株の売却が一順した後には、今後もさらなる成長が期待できる半導体株の買い戻しも期待されています。
しかし、必ずこの転換になるという保証ではないので、投資判断は自分で考えましょう。
SOXLに投資するのであれば知っておきたい特徴がいくつかあります。
例えば、高いリターンが見込めること、そして、奨学から投資できること、経費率が高いことなどが挙げられます。
詳しく見ていきましょう。
まずは、高いリターンが見込めるということについてです。
レバレッジ型のETFのため、半導体指数が上昇すれば大きく利益を得ることができます。
先ほど紹介したように、コロナショックで株価が落ちてしまったときにSOXLを買っていれば、1年程度でおよそ10倍もの株価になっていました。
ただ、半導体関連は株価の変動が激しく、価格の変動率が高いことも事実です。
実際にコロナショックの際には、20ドル台から4ドル台へと約80%の下落を経験しています。
高いリターンが見込めるものの、価格の変動率が激しいETFでもあるため、変動にも耐えられるほどの余剰資金で投資をするようにしましょう。
では次に、小額から投資ができるということについて解説していきます。
SOXLの現在の株価は55.98ドルなので、約6300円あればSOXLに投資ができます。
日本株だと100株単位で購入する必要がありますが、アメリカ株は1株から購入できるため、資金力が少ない人でも投資がしやすくなっています。
では次に、経費率が高いということについてです。
SOXLは経費率が高い点には注意が必要です。
経費率とは、ETFの準資産額に対する運用手数料のことです。
SOXLの経費率は0.95%となっています。
アメリカを代表する指数S&P500に連動するVOOの経費率は0.03%であることを考慮すると、SOXLの経費率は高いことがわかると思います。
ただ、レバレットETFを取引するのであれば、どれも経費率は1%なので、SOXLの経費率だけがあまりにも高すぎるというわけではありません。
では次に、SOXLに投資をする方法を見ていきましょう。
SOXLに投資する方法には、現物取引をする、そしてCFD取引をするの2種類があります。
CFD取引とは、株式、商品、経済指数、先物などあらゆる金融商品を先決済で行う取引のことです。
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現物取引のように現金で株式を購入して保有し、売却するような現物の売買は発生しません。
現物を実際に保有しないので、証拠金を預けて売買ができ、売り注文からの取引でもできます。
では最後に、SOXL投資におすすめの証券会社を簡単に説明していきます。
まずはIG証券です。
45年以上の歴史を持ち、世界中で約24万人以上が利用している大手証券会社のIG証券。
IG証券では、SOXLをはじめ、1万7千以上の銘柄のSFD取引を行います。
SFD取引では、現物を実際に保有せずに取引ができるため、下落相場でも利益を出せる売り注文からの取引ができます。
続いておすすめしたいのがSBI証券です。
SBI証券は、ネット証券国内株式個人取引シェアNo.1を誇る人気のネット証券です。
ネット証券最低水準の手数料やTポイントとの連携も人気を集めています。
SOXLをはじめ、アメリカETFのラインナップも充実しているので、手数料を抑えて投資をすることができます。
そして最後におすすめしたいのが楽天証券です。
楽天証券は楽天カードとの相性も良く、様々なキャンペーンを実施することで人気な大手ネット証券です。
取扱アメリカ株名からは、4582件と充実した品ぞれを展開しています。
特定校舎やニーサ校舎にも対応しているため、気軽にアメリカ株投資に挑戦することができます。
今回は今注目のSOXLに関する情報を中心に、メリットやデメリットについて解説をしてきました。
最後に最も重要なポイントを3点まとめます。
1.SOXLは米国のレバレッジ型ETFの一つ。
2.ICT半導体指数の3倍の日時投資成果を目指している。
3.長期的に見ると右肩上がりに推移している。
SOXLは数年で株価が10倍以上になるなど話題性があるため、個人投資家から人気のあるレバレッジETFの一つです。
ただ、2022年にはコロナショック時に発動した両手機関話政策を終了させ、利上げが実施される予定です。
そのため、今後はICE半導体指数が上昇しにくい段階になると予想され、SOXLの株価も上がりにくいと考えられます。
ただ、半導体は今話題のAIやメタバースにも使われており、最先端の技術に欠かせない存在であることは間違いありません。
本日の息抜き
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2月11日の今日は何の日か皆さんご存知ですか?
金曜日が祝日なので三連休を楽しむ方も多いかもしれません。
2月11日の今日は建国記念日です。
建国記念日と聞くと、日本が建国された日?と連想する方もいるかもしれません。
実は、建国記念日は日本が建国された日ではなく、建国を忍び国を愛する心を養う日として1966年に定められました。
紀元はなんと紀元前まで遡り、初代天皇とされるジム天皇の即位日とされているんです。
現在の歴史学ではジム天皇の存在に確証がないため、正確に建国された日とは実は言えないのですが、建国を忍び国を愛する心を養う日というのには変わりはありません。
では皆さん貴重な祝日、休日を楽しんでください。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
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