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インベストメントブリッジがお届けする、いろはに投資のながら学習。
こんにちは、ゴルフの練習をしているインターン生の酒田です。
本日は、記事のご紹介です。
ご紹介する記事は、
2022年、米国高配当ETFのおすすめランキングを紹介、人気銘柄の配当利回りも比較、です。
まずはじめに、結論を4点ご紹介します。
1.高配当ETFは、米国ETFの中でも人気の商品。
2.FPYDは、高い配当利回りが特徴。
3.VYMは多くの銘柄に投資をしていて、分散投資の効果が期待できる。
4.HDVは、財務健全性が高い銘柄に投資をしている。
それでは、記事本文に入っていきましょう。
最近は、AppleやTeslaなど有名なアメリカ株に投資をする方が増えてきています。
ただ、米国株に投資をしてみたいけど、個別株はちょっとハードルが高いな、と思っている投資家の方も多いはずです。
そこで今回は、SBI証券の年間ランキングを基に、人気の米国高配当ETFをわかりやすくご紹介していきます。
そもそも、米国高配当ETFとはどのようなものでしょうか?
まず、高配当株投資とは、成熟した企業など配当利回りが高い株式に投資をすることで、多くの配当権を獲得する投資手法です。
そして、ETFとは上場投資信託という意味になります。
米国ETFだと、ニューヨーク証券取引所などに上場しているものを指しています。
つまり、米国高配当ETFとは、配当利回りが高い銘柄で構成された米国上場投資信託のことを指しています。
ではここからは、SBI証券の米国株式米国ETFの2021年の年間ランキングの中より、米国ETFのランキングを紹介していきます。
このランキングによると、なんと1位と4位に米国高配当ETFがランクインしています。
それぞれ高配当ETFではあるものの特徴や注目ポイントは異なっていて、投資を検討しているならそれぞれの違いについて理解をしていくことも大切です。
ここからは、先ほど1位と4位にランクインをしたSPYDとVYM、そして人気が高いHDVを加えて、3つの米国高配当ETFについて解説をしていきます。
米国高配当ETFとして人気のSPYD、VYM、HDVですが、どのような違いがあるのでしょうか。
ベンチマーク指数や配当に回り、経費率など投資をする上で知っておきたいポイントをそれぞれ解説をしていきます。
いろはに投資の記事では、表などを用いてわかりやすく解説をしているので、概要欄の方からこのポッドキャストを聞きながらでもぜひチェックをしてみてください。
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この3つのETFを比較すると、SPYDはS&P500の対象銘柄の中で、高配当な約80銘柄に投資ができ、配当利回りが高いことが特徴的です。
VYMは年間の保有コストである経費率が0.06%で安く、銘柄数も多いため分散投資の効果が期待できることから人気を集めています。
HDVは米国のモーニングスター社が選んだ高配当で財務健全性が高い銘柄が集まっているのが特徴です。
ちなみに、経費率とはETFを運用するために必要な費用が、ETFの純資産総額に対してどのくらいの割合かを表したものです。
投資申託の決算期間にファンドに計上された費用と、決まった時点でのファンドの純資産総額を比較した数値を一般的に指しています。
では、一体米国高配当ETFはどうやって購入するのでしょうか。
米国高配当ETFはSBI証券や楽天証券、マネックス証券など様々な証券会社で取り扱いがあります。
特に今回、米国ETFのランキングデータでもご紹介したSBI証券は業界大手として手数料の安さや豊富な取り扱い数を強みとしています。
先ほど紹介した3つのETFは全てSBI証券で購入できます。
さらにSBI証券では売買のタイミングがわからない、奨学からコツコツ始めたいという方に向けて、米国株式ETF定期買付サービスを無料で利用することができます。
概要欄の方に記載してあるので、ぜひチェックをしてみてください。
ここからは、それぞれの米国高配当ETFの具体的な特徴を見ていきます。
まずはSPYD、SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETFです。
ステイトストリート社が運用している米国高配当ETFで、S&P500の高配当名から80種を組み入れています。
過去5年間の配当実績を見てみると、4%から5%の比較的高い配当利回りを維持しているのが特徴です。
SPYDに投資をすると、年4回配当金を受け取ることができます。
株価40ドル程度に対し、2021年は配当金が1.55ドルとなっています。
5年間の配当利回りを見てみると、4から5%の高い配当利回りを維持しています。
また、SPYDではS&P500の採用名からのうち、高配当名から80種を機械的かつ均等に組み入れています。
構成名からの入れ替えは年に2回行われています。
2022年8月31日のセクター別の組み入れ名からとしては、
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SPYDは金融・不動産・交易事業系の名からを中心に構成されています。
その中でも金融や不動産の組み入れ比率が高いのが特徴的です。
金融セクターや不動産セクターは景気の影響を受けやすいので、価格が変動しやすいと言えるでしょう。
2015年に設定された比較的歴史の浅いファンドにはなっていますが、これまでの価格推移はどのようになっているのでしょうか。
過去5年の推移を見てみると、2020年はコロナショックで暴落していますが、この後は順調に回復しているようです。
ちなみにコロナショック時の価格暴落率は-46.4%となり、今回比較している3つのETFの中では一番大きな暴落率となりました。
現在は40ドル、つまり約5600円程度で投資ができます。
コロナの時以外は比較的安定した価格推移です。
では続いて、次に見ていくのはVYM、バンガード米国広廃等株式ETFです。
世界最大規模の資産運用会社であるバンガードの商品です。
経費率の低さ、構成名からの多さが特徴的で、米国の広廃等企業約400社で構成されています。
VYMもSPYD同様、年4回廃等金を受け取ることができます。
直近1年間の廃等金の推移を見てみると、2021年12月に大きく増廃していることがわかります。
2020年12月の廃等金は0.809ドルだったため、前年比ではプラス15.9%の増廃となりました。
続いて、5年間の廃等利回りを見てみると、3%台の推移となっており、大きな変動もないようです。
安定感があると言えるでしょう。
VYMの組入れ上位の10名柄を見てみると、高い廃等利回りの大型株を中心に構成されていて、リートは含まれていません。
ちなみに構成名がの入れ替えは年に1回行われています。
GAFAが属する情報技術セクターは成長株が中心のため、無廃だったり廃等利回りが低かったりする場合が多いです。
そのためにVYMにそういった企業は含まれていません。
セクター別の組入れ比率に注目をしてみると、金融セクターが多いですが、VYMは米国の高廃等企業約400社に投資をしているため、幅広く分散投資ができます。
次に5年間の価格推移を見てみましょう。
VYMもコロナショックの時に大きく下落していますが、2021年に入り価格を大きく上げています。
コロナショック時の価格暴落率は-35.2%となっていて、今回比較している3名柄の中では下落幅が抑えられています。
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5年前には70ドル台だったのが、現在は100ドル前後まで上昇しているのも特徴的です。
配当金に加え、価格も上昇してきています。
続いてはHDVです。
iSharesコア米国高廃等株ETFは、世界的な資産運用会社であるブラックロックの商品です。
設定日は2011年3月29日で、財務健全性の高いアメリカ名柄に投資をしている点が特徴です。
HDVも他のETF同様、年4回配当金を受け取ることができます。
2021年の配当金の推移を見てみると、他の2つのETFに比べると配当金が高いといえます。
直近5年間の配当利回りを見てみると、3%から4%と比較的高い利回りを維持しています。
HDVの組入上位10名柄を見てみると、主に高廃等米国株を組入れていますが、各名柄の財務健全性を重視して構成されていることがわかります。
1位のEXOMOBILEは組入比率が10%ほどになっていて、上位構成名柄のウェイトがとても大きいのが特徴的です。
市販機に一度採用名柄の入れ替えが行われています。
次に、セクター別で組入比率を見ていると、景気が左右されにくく株価や需要が安定しているセクターが中心的です。
主なセクターとしては、ヘルスケア、エネルギー、生活・執事などが挙げられます。
上位3つのセクターで50%を超えているため、構成に少し偏りがありますが、名柄の入れ替えが頻繁に行われているため、上位構成名柄の入れ替え次第とも考えられます。
HDVの価格推移を見てみると、やはりコロナショックで価格を大きく下げていますが、2021年には回復していることがわかります。
ちなみに、コロナ時の暴落率は-37%でした。
現在は100ドルを超える価格となっていて、コロナショックの影響は一時的だったといえます。
広範囲投資の記事では、このほかにも多くの広範囲投資ETFをご紹介したり、おすすめの証券会社もご紹介しています。
ぜひ興味がある方は概要欄のほうからチェックをしてみてください。
ここからは続いて、米国広範囲投資ETFに関するよくある質問についてお答えしていきます。
では、まず1つ目の質問です。
広範囲投資の基準はありますか?という質問についてです。
広範囲投資株の定義は人それぞれなのですが、一般的に配当利回りが高い株式のことを指しています。
配当利回りが4%以上であれば広範囲投資の基準とされやすく、もらえる金額も多いため、投資家から人気を集めています。
とはいえ、広範囲投資株は配当利回りの高さが重視されているだけなので、これだけで購入する株式を選んでしまうのは危険です。
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購入の際には株価や業績、事業内容、成長性にも注目して株式を選ぶようにしましょう。
株価が低迷しているために高い利回りである銘柄も多いので注意をしましょう。
続いての質問。
米国の広範囲投資ETFはどんな方におすすめですか?という質問についてです。
広範囲投資ETFは安定したインカムゲインを得たい方におすすめです。
ちなみにインカムゲインとは資産を保有していることで得られる利益のことで、企業からもらえる配当金などが含まれます。
株価の短期的な値動きに左右されず、安定的に利益を得やすいことが特徴です。
一方でキャピタルゲインは資産の売却によって得られる利益のことで、株式が売買して得られる利益が含まれています。
インカムゲインと比較してハイリスク・ハイリターンであり、うまく株式を売買できれば一気にお金を増やすことも可能です。
安定した利益を求める方に広範囲投資ETFはおすすめです。
では最後の質問。米国の広範囲投資ETFを積立購入できるか?という質問です。
米国の広範囲投資ETFは積立購入ができます。
例えば、SBI証券では米国株式ETF定期買付サービスを、楽天証券では米株積立を提供しています。
他の証券会社でも米国広範囲投資ETFを積立購入できる場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
今回のエピソードでは、米国の広範囲投資ETFの特徴や組入名柄などを解説してきました。
最後に重要なポイントを復習していきましょう。
1つ目、広範囲投資ETFは米国ETFの中でも人気の商品。
2、SPYDは高い配当利もありが特徴。
3、VYMは多くの名柄に投資していて、分散投資の効果が期待できる。
4、HDVは財務健全性が高い名柄に投資をしている。
広範囲投資ETFでは、1つのETFを買うだけで複数の企業に分散投資ができ、さらに配当金まで受け取ることができます。
配当金を受け取ることで、福利の力は生かせなくなってしまいますが、定期的にお金を受け取りたいという方にはおすすめの商品です。
本日の息抜き。
先週、AppleがiPhoneの新作発表を変えて、iPhone14の発表を行いました。
注目のポイントは、携帯電話の電波が届かない地域でも、通信衛星経由で事故や火災などを通報できる緊急SOSの機能です。
Googleなどのライバルに先駆けて、11月にアメリカとカナダでサービスを始める予定です。
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利用者は専用アプリで緊急通報の種類や状況を選び、アプリの指示に従ってiPhoneを衛星の方向に向けることで、SOSのメッセージを送信できるそうです。
電話による通報が必要な場合には、メッセージを受け取ったApple側が警察や消防などに救援を依頼します。
さらに新しい機能としては、暗い場所での撮影機能です。
従来の機種の2倍も性能が上がるそうです。
フラッシュも改良されて、焦点距離に連動して最適な明るさになっています。
動画では、激しく動きながら撮影しても映像がブレにくいアクションモードも搭載されているようです。
新機能が続々と備わって進化していくiPhoneですが、値段は円安の影響もあり、11万円以上ととても高額になってきています。
高すぎて買うのは気が引けますが、Appleのファンの方は早くも購入している方はいるのではないでしょうか。
もし早くも購入したという方がいれば、Twitterなどで感想を教えていただければ幸いです。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
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