1. いろはにマネーの「ながら学習」
  2. #616【書籍紹介】「教養として..
2023-12-06 08:17

#616【書籍紹介】「教養としての金利」金利の意義、しくみ、歴史的背景について詳しく解説!

spotify apple_podcasts youtube

このシリーズでは、投資・経済・お金・ビジネス関連の書籍をインターン生がピックアップしてご紹介していきます。 今回は、「教養としての金利」です。 本書は金利の基礎から債権や政策との関係まで、経済の初心者でも金利について1から学べる内容となっています。 今回は中でも、これからの時代における金利を学ぶことの重要性についてお話ししています。 著者:田淵直哉 興味を持った方は、ぜひ本を読んでみてください! ⇒⁠⁠⁠⁠https://amzn.to/40WhtO5 ブリッジサロン ⇒⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.bridge-salon.jp/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ いろはにマネー⇒⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.bridge-salon.jp/money/⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 株式会社インベストメントブリッジ作成

00:02
インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
インターン生の徳本です。
このエピソードでは、投資、経済、お金、ビジネス関連の書籍を
インターン生がピックアップしてご紹介していきます。
今回ご紹介するのは、「教養としての金利」という本です。
著者の紹介です。この本の著者は、金融アナリストである田渕直哉さんです。
1985年に一橋大学経済学部を卒業し、同年に日本長期信用銀行、
現在のSBI新生銀行に入校しました。
田渕氏のキャリアには、デリバティブの商品開発やディーリング業務、
さらには、ロンドンにある海外証券子会社である長期インターナショナルでの
デリバティブディーリングデスクのチーフとしての勤務が含まれます。
その後、UFJパートナーズ等身、現三菱UFJ等身で
ファンドマネージャーとして運用業務に従事し、
最終的に株式会社ミニタツファイナンシャルコンサルティングを設立しました。
田渕氏は、金融関連書で多くの料書を著しており、
読者からの支持が高いことで知られています。
教養としての金利は、金融の基本的な理解を深めたい人におすすめの本です。
特に以下のような方々に適しています。
金融や経済に興味があるが、基本的な知識が不足していると感じている人。
投資や資産形成に関心があり、金融市場の動きをより深く理解したい人。
経済学や金融の学生、および金融業界のプロフェッショナルで知識を広げたい人。
この書籍は金利の意義、仕組み、およびその歴史的背景について詳しく解説しています。
金融市場や経済全体への影響を含め、金利の理解は金融における重要な要素です。
田淵直也氏の豊富な経験と専門知識に基づいたわかりやすく読み応えのある内容は、
金融に関する教養を身につけたいあらゆる読者に役立つと思います。
それでは内容の紹介に移っていきます。
今回は本書で述べられている、これからの時代における金利を学ぶことの重要性についてご紹介したいと思います。
金利は経済の基本要素であり、その影響は個人、企業、国家レベルにまで及びます。
金融市場は大きく二つの部分。
借金や債務などを扱うデッドと、株式や自己資本などを扱うイクイティに分けられ、
金利は特にデッドに関わる分野で中心的な役割を果たします。
03:00
2021年末時点で、世界の金融市場の規模は約235兆ドル。
日本円で言うと約3系円とされ、金利の影響範囲の広さが示されています。
金利は一見地味で取り扱いが難しい概念ですが、
その全体像を把握するには利回り曲線などの金利の基幹構造を理解する必要があります。
日本では長期にわたる超低金利時代が続いており、金利のニュースが少なく一般の関心も薄れがちです。
しかし金利の変動は経済に甚大な影響を与え、
2022年の金利変動は特に重要な転換点となる可能性があります。
現在、日本の10年もの国債の利回りはわずか0.5%と低いですが、
これは住宅ローンなど個人の生活に直接影響を及ぼします。
例えば、新築物件の平均住宅ローン借入額は約3000万円、国債の発行残高は1000兆円、
株式市場の時価総額は700兆円に上ります。
これらの数値は金利のわずかの変動がいかに大きな影響を持つかを示しています。
2022年にはアメリカで金利が大幅に上昇し、
これが家計や世界経済に与える影響は非常に大きいです。
金利は経済ニュースではあまり取り上げられず、
株式市場や為替市場のような柔道性が少ないため、
報道の観点からは魅力に欠けるとされがちです。
しかし金利の重要性はそのような報道の少なさによって低下するわけではなく、
むしろ金利を理解することは経済理解の鍵となります。
金利の変動を追うことで経済の動きをより深く理解できるようになり、
金利の微妙な変動が経済全体に及ぼす影響を把握できるでしょう。
金利は単なる数字ではなく経済活動の基本的なドライバーとして、
私たちの日常生活や経済活動に直接的な影響を与えています。
その理解を深めることで、これまで見えていなかった経済の様々な側面が明らかになります。
金利の小さな変動が大きな経済的波及効果を持つこと、
そしてそれが個人の財布や国家の財政にどのように影響するかを理解することは経済活動において非常に重要です。
例えば、今までの低金利環境では借り入れが安くなり、
人々はより多くのお金を借り入れて消費や投資を行う傾向にありました。
一方で、貯蓄者にとっては利息収入が減少するため、他の投資方法を探す必要が生じます。
06:07
金利の変動は企業の資金調達コストにも影響を及ぼし、
その結果として投資決定、雇用、給与などにも影響を与える可能性があります。
また、金利は政府の財政政策や中央銀行の金融政策によっても影響を受けます。
中央銀行は金利を操作することで経済を安定させたり、景気を刺激したりすることができます。
金利の変動はインフレ率、国際市場、株式市場など経済の様々な側面に影響を及ぼすため、
政策立案者にとって重要な課題となります。
このように金利は経済の様々な側面に影響を及ぼし、
私たちの日常生活に直接的な影響を与える重要な経済要素です。
金利の理解を深めることで経済の動向をより正確に把握し、
個人としても賢い財務決定を行うための基盤を築くことができるのです。
今回は金利がいかに私たちの生活と結びついており重要かについてお話ししました。
最近金利に関するニュースが増えてきており、これからの時代必ず知っておくべき知識となるはずです。
金利が大きく動こうとしている今、金利を学び自身の投資に役立てるためにも、
ぜひ本書を手に取ってみてください。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
ぜひこの番組への登録と評価をお願いいたします。
Podcastのほか、Xなど各種SNSにおいても投稿しているので、フォローもよろしくお願いいたします。
いろはりマネーでぜひ検索してみてください。
また株式会社インベストメントブリッジは、個人投資家向けのIR・企業情報サイトブリッジザロンも運営しています。
こちらも説明欄に記載のURLよりぜひご覧ください。
08:17

コメント

スクロール