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インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。皆様、いかがお過ごしでしょうか。インターン生の町田でございます。
このエピソードでは、投資、経済、お金、ビジネス関連の書籍を、インターン生がピックアップしてご紹介していきます。
今回ご紹介するのは、難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください! という本です。
まず初めに、著者をご紹介します。
著者は、山崎はじめさんと大橋浩介さんのお二人です。
山崎はじめさんは、1981年に東京大学経済学部を卒業し、三菱商事に入社、その後、投信運用会社、保険会社など12の金融関係の仕事を経て、
最終的には経済評論家、楽天証券、経済研究所の研究員、株式会社マイベンチマーク代表等、様々な分野で活躍されました。
また、山崎さんは、雑誌の掲載や金融関連書を数多く書き、世に出回る情報を疑い、
自身が正しいと信じる資産運用の心得や、お金との向き合い方を発信してきました。
この本もまた、世の中の常識を覆すお金についての考え方を、読者に教えてくれます。
本書の内容紹介に入る前に、この本がお勧めの方は、
タイトルにあるように、お金について詳しいことはわからないという方、
資産運用、投資、ニーサなどに興味はあるが、具体的に何をすればよいかわからないという方、
保険や家などの大きな買い物を控えているという方、こうした方々にお勧めです。
それでは、内容の紹介に入っていきます。
本書はお金のスペシャリストである山崎さんと、金融については初心者の大橋さんとの対話形式で進められており、
読者は大橋さんとともにお金の考え方や具体的な使い方を学ぶことができます。
今回は本書の中から3つの教えをご紹介します。
1つ目は、投資信託はとにかく手数料の安いものを選ぶべきだということです。
山崎さんは、どの投資信託がより儲かるかは誰にもわからないものだと言います。
その例として、1990年代に作られたLTCMという投資信託を挙げています。
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この投資信託は、ノーベル経済学賞の受賞者2人を含む当時最強の頭脳の人々が運用を行ったものでしたが、わずか5年で潰れてしまいました。
このように、いくらお金のプロであっても、先のことは誰にもわからないし、当て続けることはできないのです。
よって、投資信託を買う上でもっとも意識すべきなことは、手数料の安いものにすることなのです。
2つ目に、医療保険に入るべきではないということです。
山崎さんは、保険は損なかけであると言います。
なぜなら、保険は保険会社の社員の給料や、CM、保険金詐欺の金額までを想定した保険料を支払っているからです。
保険料の内訳は公表されていませんが、約3から5割ほどがこのように保険金以外に使われているそうです。
こう聞いても、やはり保険に入らないのは不安だという方もいらっしゃると思います。
そこで、山崎さんは高額療養費制度の活用を進めます。
高額療養費制度というのは、一定額以上の医療費を国が負担してくれるという制度で、国の健康保険に加入している人はみな使用できる制度です。
この制度で、高額な医療費を抑え、あとは保険に入ったと思い、保険料分のお金を貯金する方が合理的であり、流動性もあると言えます。
3つ目に、家を買うべきなのかということです。
山崎さんは、人々は自分のものになるということを過大評価しすぎだと言います。
家も立派な資産であるため、本当にその価格を払うべきなのか考えて決めるべきなのです。
これから人口が減少して住宅の需要は減るし、マンションは土地の所有権がほとんどないため、老朽化したら価値は残りづらいです。
また、大概ローンを組んで買うため、家の価格にプラス手数料を払うことになるし、持ち家を売るときも貸すときも、武道さん屋に手数料を払う必要があります。
つまり、価格が安ければもちろん買うべきですが、これからの人生が動く若い人には賃貸の方が無難なことも多いということです。
このように本書では、世の中の常識とは一線を隠す山崎さんのお金の教えを学ぶことができます。
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他にも、普通預金も安全だとは限らない。外貨預金は銀行の鴨になる、など詳しく説明しています。
気になった方はぜひ本紙を手に取ってみてください。
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