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2025-04-07 08:58

新年度スタートで変わる年金やその他制度をチェック!

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サマリー

新年度の開始にあたり、年金制度やその他の社会保障制度にさまざまな変更が加わっています。公的年金の支給額は1.9%引き上げられ、国民年金の保険料は530円増加しています。社会保障に関連する重要な情報が紹介されています。

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インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
この番組では、インターン生2人が、株、投資、経済関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話をながら聞きする感覚で、一緒に勉強していきましょう。
おはようございます。インターン生の古田です。
おはようございます。インターン生の渡辺です。
新年度の変化
新年度がスタートして1週間経ちましたが、渡辺さんは何か変わったこととかありますか?
そうですね。変わったことは、新規一転お金の管理をちゃんとするように気をつけているところです。
いいですね。具体的にどういったことをやっているんですか?
今までは収支の把握ができていなかったんですけど、最近は家計簿アプリなんかを入れたりして、収支管理を始めたところです。
そうなんですね。
そうやって家計簿をつけてみると、結構コンビニとかでの無駄な出費が多いなと思いますね。
コンビニはやっぱり罠ですよね。めっちゃわかります。
本当にそうなんですよ。1回の金額ってあんまり高くないのに、それを毎日やってしまうと、月で見るとすごい出費になってたりとかして、あんまり貯金できてなかったんだなと思ってちょっと反省してます。
まだ先ですけど、社会人になって税金とか年金とかでお金が足りなくなる前に貯金はちょっとでもしておきたいですよね。
そう思います。
新年度がスタートしたということで、国の制度もいろいろ変わってきています。
特に今回は年金制度の変更点を中心に、私たちの暮らしに関わる制度変更についてお話ししていこうかなと思います。
それは気になりますね。ぜひお願いします。
それでは本編に入る前に恒例のちょこっと株主展のコーナーです。
今日の用語は何でしょう?
今日の用語は権利落ち日です。
渡辺さん、権利落ち日、これ何を意味するかわかりますか?
たぶん権利落ちって言ってるくらいなんで、何かの権利がなくなるってことなんだろうなぁと思うんですけど、何の権利かちょっとわかんない。
その推測正解です。権利落ち日っていうのは、配当金や株式分割などを割り当てられる権利がなくなる日のことですね。
使い方としては、権利落ち日を迎え株価は下落したとか言ったりしますね。
なるほど、今株価下落したって言ってますけど、配当金や株主優待の権利がなくなるっていうのは株価が下落することと繋がるんですか?
株主優待を期待した投資家の会で、株価が上昇することを先取りして株式を買い、株価が上昇する局面で利益を確定させるケースがあるんですね。
確かに株主優待目的だと、権利確定しちゃったらそこで用済みって感じですもんね。だから権利落ち日に株価が下落することがあるんですね。
よくわかりました。ありがとうございます。
年金制度の改定
それでは本編に入っていこうと思います。今回のテーマは、新年度スタートで変わる年金やその他制度を今一度確認していこうという回です。
最近ポッドキャスト聞いてると、年金の増額の話って以前されてましたよね?
はい。2月7日の回です。その回で、厚生年金の保険料が2027年9月から増額するというお話をしました。
詳しくはそちらでお話ししていますが、今回は直近の社会保障制度の変更についてです。
じゃあまたそれとは別の話ってことですね。
そうですね。まず、新年度の4月1日から公的年金の支給額が前年度より1.9%引き上げられます。
年金の支給額ってなんとなく毎年改定されているイメージがあるんですけれども、これは毎年上がり続けているんですか?
鋭いですね。
嬉しい。
支給額は、物価と名目賃金の変動に応じて毎年度改定されています。
例えば、令和7年度、つまり今年度の参考指標ですと、物価変動率がプラス2.7%、名目手取り賃金変動率がプラス2.3%、
マクロ経済スライドによるスライド調整率はマイナス0.4%でした。
これらを踏まえて、毎年度、年金の支給額が決まっているんですね。
聞き取りはしたんですけど、ちょっとわかんない単語がいっぱい出てきたので、まず名目手取り賃金変動率って何でしょう?
名目手取り賃金変動率っていうのは、直近3年度平均の実質賃金変動率と物価変動率、そして箇所分所得割合の変化率を足したものです。
名目なので、実質の賃金変動率とは違うんですが、それだけ抑えてもらえれば大丈夫です。
じゃあ、イメージ物価を加味したというところですかね。
そうですね。
あとは、マクロ経済スライドによるスライド調整率というところも教えてください。
マクロ経済スライドというのは、公的年金をもらう人の変動と平均寿命の伸びに基づいてスライド調整率を設定し、その分を賃金と物価の変動がプラスとなる場合には、改定率から控除するよというものです。
なるほど。マクロ経済スライドはお金の変動というよりかは、質と寿命の変動によって決まっているというところで、なかなか面白いですね。
はい、そうなんですよ。年金額の引き上げは1.9%に引き上げられたんですが、マクロ経済スライドの措置により、引き上げ幅が賃金の上昇率よりは低く抑える措置が取られたため、実質的にはめべりになってますね。
そうか。実質的にめべりとなったらなかなかきついですね。
はい、そうなんですよね。それからこれは年金を払う側、つまり現役世代、私たちの変更点なんですが、毎月の国民年金の保険料が530円増えて、17,510円となりました。
これまた増えるんですね。今学生だから有料期間ですけど、530円っていう差額、なかなか痛いですよね。だってコンビニでおにぎり2,3個買えちゃいますもんね。
はい、何でも買えますね。530円あれば。
ちょっと食いしん坊みたいになっちゃいましたけど。
いいと思います。
年金をもらう側の話にまた戻るんですが、65歳以上で一定の収入がある人は年金の額がさらに減ります。そして公的医療保険は75歳以上の比較的収入が多い人に保険料負担が増えます。
じゃあということは一応現役世代も少し楽になっている側面もあるっていうことなんですね。
これにより高齢者1人当たりの平均で年間1,300円余りが増えるっていう計算になりますね。
じゃあ高齢化が進んでいる中での1,300円余るっていうのはなかなか大きいですね。
人口ピラミッドあるのでしょうがないとは言いつつもやっぱり負担を減らしていくっていうのは大事ですもんね。
そうなんです。高齢化に伴う現役世代の負担をなくそうっていう方針がありまして、一部は出産育児一時金の財源にも充てられるそうなんです。
それは嬉しいニュースですよね。現役世代の目線にはなってしまうんですけれども少子高齢化っていう中でいかに若者の方にも投資していけるかっていうのはなかなか難しいところでありつつ必要だなとは思いますからね。
大事です。
そうですね大事ですね。
まとめと重要なポイント
じゃあ本日のまとめに入りたいと思います。本日は新年度スタートで変わる年金やその他制度をチェックしましょうというお話でした。
まとめとしてはですね。①公的年金の支給額が4月1日から1.9%引き上げられます。
そして②毎月の国民年金の保険料が530円増えて1万7,510円となりました。
そして③公的医療保険は75歳以上の比較的収入が多い人に保険料負担が増え、高齢者1人当たり1300円ほど余り、これの一部が出産育児一時金の資金に充てられます。
年金の話っていうのは年金でほとんどの人が払っているっていうのもあって身近な話だと思うのでそこらへんちゃんとキャッチアップしていきたいですよね。
毎年度ニュースになることが多いのでこの年金の話っていうのは逐一チェックしていきたいなって思います。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
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最後までお聞きいただきありがとうございました。
それではまた次回お会いしましょう。
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