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2023-10-25 07:42

#586【書籍紹介】「企業価値評価」企業の価値はどうやって表す?

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このシリーズでは、投資・経済・お金・ビジネス関連の書籍をインターン生がピックアップしてご紹介していきます。 今回は、「企業価値評価」です。 本書は、企業価値の重要性、実際の業績分析、財務諸表の組み換えや資本コストの推定など企業価値について基礎から丁寧に説明しています。 今回は中でも、「なぜ企業価値か?」「ESG施策の評価」「成長とは何か?」の3点に絞りお話しています。 著者:マッキンゼー・アンド・カンパニー 興味を持った方は、ぜひ本を読んでみてください! ⇒https://amzn.to/3ZZIoIo ブリッジサロン ⇒⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.bridge-salon.jp/⁠⁠⁠⁠⁠⁠ いろはにマネー⇒https://www.bridge-salon.jp/money/ 株式会社インベストメントブリッジ作成

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インベストメントブリッジがお届けする、「いろはにマネーのながら学習」
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。インターン生の生田でございます。
このエピソードでは、投資、経済、お金、ビジネス関連の書籍を、インターン生がピックアップしてご紹介していきます。
今回ご紹介するのは、企業価値評価という本です。
著者は、マッキンゼイ&カンパニーというコンサルティング会社で、1926年に、
シカゴ大学経営学部教授、ジェイムズ・オー・マッキンゼイによって設立された、世界有数の戦略系コンサルティングファームです。
1971年には、日本支社も設立され、数多くの著名な経営者を輩出しています。
ズバリ、この本がお勧めの方は、金融関係の仕事に関わる全てのビジネスパーソン、そして企業や企業価値評価に興味がある全ての大学生です。
それでは、内容の紹介に移っていきたいと思います。
皆さん、企業価値と聞いて何を想像しますでしょうか。
皆さんが働いている、または働きたいと思う会社や、普段なんとなく聞いたことがある企業などは、実はどの業種でもある程度その価値を数値化できるものなんです。
本書では、企業価値想像の基本原則として、資本コストを上回る資本収益率で成長する企業が価値を想像するという原則があります。
つまり、価値想像の大きさは、投下した資産に対してどれだけ利益を出すことができたかを示す値、リターンオンインベストメントルキャピタル、通称ROICが企業にお金を投資してくれた方々、株主や再建者等に対するポストに対してどれだけ多く上回るかの組み合わせによって決まるということです。
本書では、なぜ企業価値が重要か、ESGやデジタル施策の評価から、実際の業績分析、財務諸法の組み替えや資本コストの推定、財務モデリングの組み方に至るまで膨大な量の解説があります。
600ページを超える本書を全て紹介するのは困難であるため、今回は、なぜ企業価値か、ESG施策の評価、成長とは何か、以上の3つをご紹介いたします。
では、なぜ企業価値に対する注目が高まっているかに対して、本書では、短期的な利益の最大化を目指す経営者が増えていることが出てきています。
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多くの経営者は、短期的な支障、特に一株あたりの企業の当期準利益を示す値、EPSを基に事業戦略を練り、実行し、それを成果化として報告する際の基準としています。
企業が成熟期に入り、成長率が鈍化すると、高い利益成長率を求める投資家の声明が大きくなり、経営者の短期的な業績を上げることに対するプレッシャーは高まります。
それにより経営者は、たとえ長期的な成長を生み出す努力をしつつも、短期的な利益成長を何とかして達成しようとしたくなり、結果的に長期的な成長はより一層困難になり、悪瞬間が生じてしまうのです。
短期的な利益の最大化と株主価値の創造を明確にし、これらの重要なトレードオフを経営者が理解することが大切であると本書では述べられています。
続いては、ESG施策の評価についてご紹介いたします。
昨今の企業は、ESG、環境、社会、ガバナンスに関する取り組みが加速しており、あらゆるビジネスはESGにおける課題と深く絡み合っております。
ESGへの取り組みは、一見企業がおけようコストのように感じる方が多いかもしれませんが、実はESGに取り組むことによって利益が生まれる投資機会が期待以上に見つかるのです。
本書では、価値評価の原則に基づいて重要な意思決等をする際には、ESG関連事項を考慮に入れるべきであり、ESGによる利益を享受できるプロジェクトへの投資機会を積極的に探すべきであると述べられています。
その理由としては、売上成長の促進、コストの削減、規制や法律による介入の最小化、従業員による生産性の向上、投資と資産の最適化の主に5つの効果が紹介されています。
現在、経営者や投資家はESGの影響や様々な形態のデジタル技術の競合上の意味合いを探ろうとしており、これらのテーマへの反応は流動的なものになると予測できます。
最後に、成長とは何かというテーマについて紹介しようと思います。
結論から申し上げますと、企業価値の創造によって成長が生まれるのです。
その企業価値の創造をするためのドライバーとしてまず考えられるのが、売上高の持続的な成長です。
しかし、売上高の成長を持続することはとても難しいことなんです。
ほとんどの製品には自然なライフサイクルが存在するため、高成長を持続するためには、新製品を加速度的なスピードで市場に投入し続けることが唯一の方法となりますが、
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それを実現するのはほぼ不可能に近いのです。
本書の研究では、実質ベースの売上高成長率20%以上を研いでいる企業は、通常5年以内に成長率が8%程度になり、10年以内に5%程度になるというデータがあります。
本書のデータを考慮すると、売上高の成長は企業価値の創造、ひいては企業の成長に重要な要素ではありますが、
売上高の持続的な成長は無理があるため、売上高が1円増えることで創出される企業価値こそが最も重要なポイントになるのです。
今回は、主に企業価値の向上やEST施策の評価などに焦点を当てて紹介しました。
時間の関係で紹介できませんでしたが、本書では実際の財務諸法を使った理論株価の推定、将来の業績予測、ファイナンスの要点についても紹介されています。
また、本書を読んで実際にExcelを使った財務モデリングをしたい学生や、社会人のための企業価値消化シートが下巻にはついていますので、続きが気になる方はぜひ手に取ってみてください。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。ぜひこの番組への登録と評価をお願いいたします。
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