1. iPad Workers
  2. #124: iPadで始める3Dプリント

👋 こんにちは、はるなです。

今日のテーマは「Shapr3Dで手軽に3Dデータが作れてちょっと感動した話」です。

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🎨 Shapr3Dのチュートリアルが非常に優秀

3Dモデリングには、高度な技術と特別なソフトウェアが必要と思っていませんか?かつてはそうだったかもしれませんが今は違います。

iPadで使える3Dモデリング用アプリには、Shapr3DNomad SculptForgeruMakeなどがあります。

今回私が使用したのは無料でも使えるShapr3Dです。無料だと2ファイルまでしか作成できず、書き出しも低画質設定のみなのですが、無料のままでもプリント用データ作成が可能でした。

特に、Shapr3Dのチュートリアルは、数あるiPadアプリのチュートリアルの中でも、ものすごくわかりやすいと思います。画面内に小さく操作方法説明用の動画が表示され、動画を見ながら進めることができます。

小3の息子でもチュートリアルをこなすことで、3Dデータの作成ができました。

オブジェクトの選択や編集はApple Pencil、画面の視点移動は指という感じで操作が分けられているのも使いやすい点です。初心者からプロフェッショナルまで使える、直感的な3Dデザインアプリです。

🛠 実際に3Dプリンターで作ったもの

続きはこちら👇

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00:02
スピーカー 1
iPadのことばかり、iPad Onlyなポッドキャスト、iPad Workersポッドキャスト。
今日は、3Dデータが作れるShaper3Dっていうアプリの話をします。
スピーカー 2
3Dプリンターのデータを作るやつ。
スピーカー 1
そうです。3DのデータをiPadで作るってなると、有名どころが一番に出てくるのが、Shaper3Dっていうアプリ。
スピーカー 2
他にはあんままだない?
スピーカー 1
Fusionじゃなくて、360みたいなオートデスクのやつがあるんだけど、
あれってiPadアプリ、実質プレビューのみで、iPadアプリで作るっていうことはできないアプリになってたりする。
他の3D系のアプリは、どっちかっていうと、粘土みたいなのをぐりぐり増やしたり削ったりして、立体物を作っていくのが強いアプリ。
とかは何個かあるんだけど、CADっていう工業的なデザインで立体の作るのにすごく簡単にできて、しかもiPadで使えてってなると、多分Shaper3D一択ぐらいになる。
スピーカー 2
まず3Dデータを作る、いわゆる立体お絵かきっていうのは大きく2つのやり方があるってことなんや。
そもそもの話で言うと、粘土から減らす系のものと増やす系のものっていうの。
スピーカー 1
Shaper3Dも足したり引いたりっていうのはもちろんできるんだけど、なんかそれがそのぐりぐりなんていう、本当なんか粘土を持ったりヘラとかで削っていくようなやり方。
ペンを使って、iPadの場合特になんだけどApple Pencilを使って、なんかちょんちょんちょんちょん押していくとか、引っ張るみたいなことをすると伸びる、出てくる、飛び出してくるみたいな。
そういうのと、Shaper3Dはどっちかっていうと、なんかイラストレーターみたいな図形を描いて、その図形を引っ張ったり下げたり減らしたり引き算したりみたいな。
スピーカー 2
すごい雑な言い方をすると、お絵かきっぽいツールと、もうちょっと算数数学より理系っぽいツールの2種類があって、Shaperは理系っぽいツールみたいなニュアンスなのかな。
スピーカー 1
今回、3Dプリンターっていうのをたまたまもらえて、Ender3っていうところのやつをもらったので、試しに何か作ってみたいな、プリントしてみたいなって思ったときに、なんか自分で手軽にデータを作ってやってみようってやったのがShaper3D。
スピーカー 2
とりあえず無料でお試し的に使えるやつだっけ?
03:03
スピーカー 1
基本的に全機能使えて、サブスクに入らないと、例えば保存できるファイル数が2つまでとか、高画質、データ3Dで作ったやつのきめ細かさみたいな。
印刷モード、普通のプリンターでも高品質とか低品質とか普通とかってあるやん。きれいさが選べる。あれでいうところの低品質でしか書き出しができない状態。無料のままだと。
スピーカー 2
ドットが粗い絵しか書き出せない?
スピーカー 1
そんなイメージ。なので、実質本当に使おう。ちゃんと使おうと思ったら、サブスクで月だったり年だったりの課金が必要ではあると思うんだけど、今回そのお試しで家庭用の造形っていうか、何かを作るっていうレベルであれば、低画質の書き出しでも問題ないかなと思って、今はまだ課金はしてない。
それで、最初に作ったのが、小学校3年生の息子が自分のiPadで表札を作った。
スピーカー 2
あれすごいよね。まずやってみようというのが普通にすごいなと思ったし、そして出来上がったものが一応ちゃんと様になっているっていうか。
スピーカー 1
夜ご飯終わった後に、みんなで何かやってみようとか言って、それぞれ今家族全員がiPadを持っているので、みんなでシェーパー3Dをインストールするところからスタートして、やってみましょうって言って。
で、ちょうどその表札みたいな、ポストに貼る用の標識、表札が欲しかったから、それ作ろうって言って、サイズを決めて、そのサイズで長方形を描いて、厚みを持たせて。
で、名前と住所をそれぞれテキストツールで文字を打って、それをやっぱり出っ張らせたいから、なんかちょっとずつ引っ張ってみたいな高さを出してっていうのは、全部子供がiPadでやった。
スピーカー 2
文字がテキスト入力してそれがプリントできるっていうのは楽というか、それさえあればなんか意外となんとかなるんやなっていう感じもしたね。
スピーカー 1
うん。だから、すごい簡単なものは、5分、10分とかいう感じで作れる3Dデータが作れるし、そのシェーパー3DっていうiPad用のアプリが非常によくできていて、チュートリアルがめちゃくちゃわかりやすい。
スピーカー 2
あれ、俺も触ってみて思ったんだけどね、アプリの使い方が決して簡単だとは思わない。初見でいきなりこれを使えって言われてもちょっと俺は無理だなっていう感じではあるんだけど、チュートリアルを3回ぐらいやれば、なんかある程度わかった感じにはなれるかなって思った。
06:08
スピーカー 1
あのiPadアプリって、最初にどんなことができるとか、こういう操作をするとこういうことができるとかっていうチュートリアルが出るものとか、ヘルプから出すものとかいろいろあって、今までいろんなチュートリアル見てきたけど、シェーパー3Dのチュートリアルはめちゃくちゃ出来がいいと思う。
スピーカー 2
俺ね、ちょうどね、昨日か一昨日ぐらいにね、もう1回iPadのロジックプロを触ろうと思ってね、チュートリアルやったんだけどね、3D CADよりもうちょっと触ったことがあるのに、ロジックのチュートリアルはマジでわかりづらくって。
スピーカー 1
ロジックって音楽のロジック?
スピーカー 2
そうそう。シェーパー3Dのチュートリアルがすげえよくできてるなっていうのを、逆のところで体感した感じ。
スピーカー 1
チュートリアルを比べてみてっていう。シェーパー3Dもロジックプロもどっちも多機能であることは間違いなくて、そもそも簡単さ、アプリの難易度っていうのを、習得のしやすさの度合いで言ったら、どっちも多分めちゃくちゃ難しい方のレベルではあるんだけど、
シェーパー3Dのチュートリアルっていうのが、常に小さく、ピクチャーインピクチャーみたいなイメージで、動画をエンドレスで操作説明の、こうやるとこうなるよっていう操作説明の動画をエンドレスでずっと流しつつ、自分がメイン画面で操作ができる、確認ができるっていうような作りになってるので、
一回流れ切ったから、もう一回再生し直すとか、もう一回チュートリアルの動画を見るとか、そういう操作が全く必要ない。
スピーカー 2
あとね、単純にやっぱり手順が良かったっていうのかな。全体像が見えやすく、順番にちゃんと説明してくれていた感じ。
スピーカー 1
なんか説明のお手本みたいな感じかな。
スピーカー 2
そういう意味では、説明をする素材、学ぶ、こういうふうに説明をすればいいんだっていうのを学ぶツールとしても良かったような感じがする。
スピーカー 1
そういう別の目線からすごく評価ができるアプリだった。
すごく高度なこと、本当に仕事で工業製品のデザインっていうか、データを作る時にも使われてたりするし、
こういう一般家庭の個人用の3Dプリンターでデータを印刷する時用のデータ作りとしても使えたりするし、
09:05
スピーカー 1
何よりもiPadの画面で、普通に春名はminiでやってるんやけど、iPad miniの画面でも全然問題なくでき、
さらにminiのスペックでもM1チップとかじゃない、まだAチップの方なんだけど、そのチップでも全然処理ができてしまうところとかすごい良くて、
表札作った後に化粧品を並べるデパートとか化粧品売り場に行くとテスターとかってボトルが並んでたりするんやけど、
それが置いてある台みたいな専用の台、そのボトルぴったりに穴が開いててそこに立てかけるみたいな、
そういうのを作ったら三面鏡の鏡の前とかぐちゃぐちゃにならずに綺麗に元に戻せるんじゃないかって思って、
今使っている化粧品のそのボトルの太さを測ってそれがぴったりはまるトレイみたいな台を作ったり、
あとはそうだね、マニアックなところで言ったアップルペンシルのペン先ホルダーっていうのを作った。
スピーカー 2
マニアックだね。そしてきっとウッドランということは容易に想像できるね。
スピーカー 1
だってそもそもそんなアップルペンシルのペン先をたくさん持ってて用途によって変えるとかいうことをやってる人がまあいないでしょうぐらいの。
スピーカー 2
化粧品のボトルもそうだけど、汎用的なサイズならいくらでもあるけど、
はるなが使っている組み合わせをはるなが好きな順番で並べられるぴったりはまる化粧品ボトルホルダーは工業ラインには乗らんよね。
やっぱり3Dプリンターじゃないと無理だよねってレベルだよね。
スピーカー 1
大層とか無印とか行くとそういう収納用品みたいなので、一般的なやつが入るサイズとかサイズ違いで商品のラインナップがあったりとかはするんだけど、
もっともっとそのカスタマイズっていうか個人にフィットしたものが3Dプリンターとそういう3Dデータが作れるアプリだったり技術だったりっていうところを合わせると本当に手軽に手に入るようになったのはすごく面白いと思う。
スピーカー 2
さらに言えばその化粧品ホルダーみたいなものの大雑把な作りで言えばめっちゃ簡単だよね。
めっちゃ簡単。化粧品のホルダーはめちゃくちゃすぐできたね。四角を作って、それに合わせて丸い穴を開ければいいわけでしょ。
スピーカー 1
ボトルの大きさをデジタルノイズっていうので全部の径を測って、その径に合わせて何ミリ何ミリの円とか四角とかボトルの形状に合わせて穴を開けるっていう感じ。
12:07
スピーカー 2
たぶん細かい使い勝手で言うと余白がどのぐらいあるといいとか厚みが何センチぐらいだと安定しやすく入れやすいとかちょっと入れるところを斜めにした方がいいみたいなことを調整はできるけど
少なくとも完成図が容易に想像できるから試作する気になれるって感じがする。
スピーカー 1
で、その作ったやつ10センチかける6センチぐらいの厚さ1.5から2ぐらいのトレーなんだけど、それで大体出力8時間ぐらい。
スピーカー 2
1日1個しか試作できんね。2個できなくないけど。
スピーカー 1
もうちょっとだから小さいサイズのもので何か作れるものないかなって思って考えたのがそのApple Pencilのペン先ホルダーで、
それはApple Pencilのペン先が5個ぐらい立てかけられるっていうか、並べられる穴が開いててそこにはめれるホルダーっていうのを作って、
それだと奥行き1センチの長さも4センチぐらい。厚さが1センチもないぐらいなので、
それに関しては出力時間5分ぐらいかな。プリンターが温まって印刷できるまでの待ち時間とか入れても多分15分あれば全部回せるぐらいだったから、
1時間に3、4個試作っていうかちょっと作って試してみて、ここもうちょっと広げたほうがいいなとか、
データ的にはぴったり入るはずなんだけど、今のうちのプリンターの性能とか、シェーパー3Dで出してる3Dデータの精度っていうと、
もうちょっとここは小さくしたほうがとか大きくしたほうがとか、そういうのがあったから、そういう調整を重ねて5、6作やったかな、ペンシルホルダーは。
スピーカー 2
1時間半、ながらでって感じなんかな。
スピーカー 1
そう、ながらで。ちょっとやって、ちょこっと直して、ちょっとやって、ちょこっと直して。
スピーカー 2
10分、15分待った間、他のことをやってみたいな感じ。
スピーカー 1
そうそう、プリンターを置いてる部屋で勝手に動いてて、なんか音静かになったっぽいなって思ったら、取りに行ってみたいなことを繰り返してたかな。
スピーカー 2
ちなみにそれはさ、材料費で言うとどのぐらいかかるものなの?
スピーカー 1
数十円もかからんぐらいじゃない?そのAppleペンシルのペン先ホルダーに関してはね。
スピーカー 2
試作1回数十円ぐらいのイメージ。
15:00
スピーカー 1
確かフィラメントの長さっていうのも、これを出力するのに必要な長さはこんだけですよとかっていうのが出るんやけど、確か6mぐらいって書いてあって。
スピーカー 2
フィラメントを6m使う?
スピーカー 1
すごい細長いプラスチックの紐みたいなやつがフィラメントって、3Dプリンターの原材料っていうか、3Dを作る材料になるんだけど、それが約6mぐらいを使ってプリンティングしますよみたいな。
スピーカー 2
で、買った時に何mあっていくらで買ったっていうのがわかれば、1個作るのの材料費がいくらっていうのは簡単に算数で出せる。
スピーカー 1
確か3,000mの巻で3,000円しないぐらいで買ってるから。
スピーカー 2
大雑把に1m1円?6mなら6円?
スピーカー 1
だと思うんだけど、正確なあれはわかんないけど、材料費だけの話で言ったらそのぐらい?
スピーカー 2
まあ、とんでもなく、あれか、でも24時間回し続けても大して材料費かからんってことなのか。
スピーカー 1
フィラメントをどれぐらい使うとか、あとはフィラメントも高級なものからピンキリなのに。
スピーカー 2
練習用の安いやつを買ったからっていうのもあるのか。
スピーカー 1
一応、プリンターのメーカーが出している純正品みたいなやつで選んだけど、そこはいろいろあるみたい。
スピーカー 2
たぶん電気代もすっげーうるせーから結構かかっているんだけれども、そんなにラーニングコストはないかなってイメージ。
スピーカー 1
なので、結構iPadを使って絵を描くとか、データを作るみたいなことは今までやってたけど、
それを簡単に家で出力する形がそのまま出てくるみたいなのって、今まであんまりなかったので、
スピーカー 2
結構楽しい体験というか、面白いなって、いろいろこれはできるなっていうのは感じた。
スピーカー 1
iPadで描けるのがデカいよね。マウスでももちろんできるんだけど、あれはペンでできると直感度がすごく高くて良い気がする。
Shaper 3Dはそこもよく考えられていて、手での操作とApple Pencilでの操作を分けてくれている。
お絵かきアプリみたいに分けて感知してくれるので、画面をグリグリ3Dの世界を動かしたり拡大したり縮小したりは手でしかできないし、
オブジェクトを選択したり伸ばしたりしたりはペンでしかできない。もちろん設定はできるんだけど、そうやることによってかなり操作はしやすくなっている。
そんな感じで、一番良かったのはiPadで手軽にデータが作れたこととか、作ったデータをちょこちょこと修正することができたことなので、
18:11
スピーカー 1
これが例えばパソコンでしかできないってなったらもうちょっと多分やらなかっただろうなぁとは思う。
スピーカー 2
やっぱりそうなる。そういう感じがあるんや。
スピーカー 1
そういう感じがあるので、今回iPadでShaper 3Dを使って3Dデータを作り、3Dプリンターでプリントしたっていうのは面白かったし、
今後もいろいろiPadと上手く使えるちょっとしたアクセサリーとかアイテムとか作れたら面白いなって思ってます。
スピーカー 2
iPadのスタンドとかなら、ある程度簡単に作れそうだよね。
スピーカー 1
ということで今日は、Shaper 3Dっていう3Dデータが作れるアプリを使って、3Dデータを作り、3Dプリンターで出力してみたよというお話でした。
番組への感想やリクエストなどは、シャープ、iPadworkersのハッシュタグをつけてツイートしてください。
それではまた来週。iPadworkers Podcastでした。
ありがとうございました。
19:24

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