1. iPad Workers
  2. #95:原稿チェックに使ったPDF..

iPad Workers Podcast第95回は「原稿チェックに使ったPDF編集アプリ」についてのお話です。

6月29日発売の書籍『iPadの引き出し』、見本誌が手元に届きました!

電子書籍、紙の本どちらも予約可能です。表紙デザインのクマがとてもかわいく、特色印刷(DIC-20)で色もキレイなので、個人的には紙の本推しです。

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本の中身をちょっと見せつつ、本の原稿チェックに使用したiPadのPDF編集アプリについて紹介します。

PDF Expert(無料版)

原稿チェックに使用したPDF編集アプリは PDF Expertです。高度な編集機能はPro版(年5400円のサブスクリプション)が必要ですが、PDF原稿に赤文字を入れる、写真を入れる、コメントを入れるなどは無料版で問題なく作業できました。

詳しくはこちら👇

https://ipadworkers.substack.com/p/iwpodcast-95



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サマリー

一人は本を構成する際に使ったPDF編集アプリについて話し、PDFエキスパートを紹介しています。PDFエキスパートは文字や図形を追加・編集し、コメントや赤入れなどのマークアップを簡単に行えます。このアプリはiPad、iPhone、Macで利用可能です。また、PDFエキスパートのプロプランを利用すると、テキストの打ち替えや署名の入れ替えなどの高度な機能も利用できます。PDFエキスパートを使用することで、本の制作や修正がスムーズに進行します。

PDF編集アプリの紹介
スピーカー 1
iPadのことばかり話す、iPadオンリーのポッドキャスト、iPad Workersポッドキャスト。
今日は、本の構成作業の時に使ってたPDF編集のアプリの話をします。
スピーカー 2
本の構成って終わったんやっけ?
スピーカー 1
ちょうど昨日、公了でした。
スピーカー 2
iPadの引き出し?
スピーカー 1
iPadの引き出しっていうタイトルの本が、6月29日に書店に並ぶスケジュールで発売されます。
スピーカー 2
そうね、あれ発売日じゃないんだよね。小ネタなんだけど。書店に並ぶスケジュールっていうのは良い表現だね。
スピーカー 1
たぶん、6月29日には手元に届く。予約注文とかもししてくれたら届くっていう感じかな。
その本の原稿のチェックっていうのが、基本的には編集者さんからPDFの形で届いてチェックをする。
正語っていうか、合ってるか合ってないか、間違ってないかどうかとか、
あとは単純にその誤字、脱字みたいなのとか、あとは写真がどうこうみたいなのを全部そのPDFになって送られてくるので、
それを見て、赤入れって言われるような感じで赤文字でチェックをしていくみたいな作業をしていました。
スピーカー 2
プロっぽい用語で言うと、ゲラがPDFで届いてそれを貼るのはiPadで処理というか確認していた。
で、それに使うPDFアプリが、標準だとiPadってPDFって上手く使えない?
スピーカー 1
使えるんだけど、今回その文字に対してそのハイライトをするとか、取り消し線を入れるとか、コメントを入れるとか、
写真を追加で入れる、こっちの写真に差し替えてください、みたいな形で、
写真アプリからなんか例えばドラッグ&ドロップで持っていくみたいなことをやりたかったので、
アップル標準のPDF編集機能?
スピーカー 2
ファイルでできるやつよね。
スピーカー 1
ファイルでできるマークアップの機能ではそれができない。
画像を追加して入れるみたいな、上に載せるみたいなことが今はできない。
今度のそのiPad OS 17、秋に出る17ではなんかできるようになるっぽいんだけど、
現状はできないので、専用のPDF編集アプリを使って作業をしていた。
スピーカー 2
で、なんてアプリ?
スピーカー 1
使ったのはPDFXpartっていうアプリ。
スピーカー 2
ビジネス系でなんか上位にいそうな名前やね。
スピーカー 1
そうそう。で、基本アプリ自体は無料でダウンロードできて、
有料にしないと使えないツールとか機能があって、それが年払いで5400円。
年5400円でプレミアムになるみたいな。
スピーカー 2
大雑把に月500円?
スピーカー 1
ぐらいかな。
PDFエキスパートの機能
スピーカー 1
大体ビジネス用途のPDF編集アプリって、結構それぐらいの値段のやつが多くて、
年で1万円とか結構高いやつが多い?
スピーカー 2
今ビジネス系はもうなんかめっちゃ全部高くなったよね。
特にiPadでその金取れそうなやつは取っておこうっていうイメージっていうか。
最初期はね、Goodreaderとか100円でずっと売っとったけど、今数千円とかしたりするしね。
スピーカー 1
アプリ自体の値段が、アプリの値段改訂の時に上がって、そこから結構上がってるっていうのもあるし、
元々の時代じゃないけど、昔は有料アプリが売れなかった時代だから安かったっていうのもあるかもしれない。
今回作ったのはPDFエキスパートで、
スピーカー 2
有料だと年5,400円なんだけど、春名さんは有料じゃなく無料のままで全部できた。
スピーカー 1
問題ないんや。
スピーカー 2
問題ない。
なんか用語で言うとさ、PDFの構成なんて意外といろんなこと…
やらんか、書ければいいのか言ったら。
スピーカー 1
PDFエキスパートの場合、無料のままでもコメントも入れれるし、
文字のハイライトもできるし、赤い線で取り消し線もできるし、
手書きで図を入れる、四角で赤く書き込むとか、手書きで文字を書き込むとか、写真を挿入するとか、全部できるわけ。
スピーカー 2
テキストを入れるっていうのは、手書きで書くのではなくて、ここって指定してキーボードで文字を入力することができるってことなのかな?
スピーカー 1
それもできる。どっちもできるっていう感じ。
で、これ面白いのがさ、PDFエキスパートってMacにもiPhoneにもiPadにも全部同じメーカーのアプリがあって、
Mac版はお金払わないと全然何にもできない。
スピーカー 2
書き込みもできんってこと?
スピーカー 1
書き込みもできないし、テキスト入力でコメントを入れるとか、コメント機能を使ってっていうのもできない。
もうほぼ閲覧専用のビューアーみたいな。
PDFエキスパートの利用例
スピーカー 2
それもただのプレビューでいいじゃんってことなの?それで言ったら。
スピーカー 1
でも、iPad版のPDFエキスパートアプリは、全然アプリで書き込みできるし、文字も入力できるし、全然普通に使える。
スピーカー 2
むしろお金を払うと何ができるようになるの?それを。
スピーカー 1
なんかね、署名を入れるとか、文章を打ち替えるっていうの。
スピーカー 2
あー、埋め込まれてるテキストを変更できる。
スピーカー 1
直接打ち替える機能とか、そういうのはプロにしないと使えない。
スピーカー 2
まあ、確かにいらんかもしれないね。
スピーカー 1
でも、少なくとも春名さんが使っていたPDFを見て、そこにいらないところ消してとか、ここにこの文字に変えてくださいっていうのをテキストで入れる。
または手書きで書くとか、ここがなんかあれですっていうのを丸とか四角の図形で表すとか、
写真を上から載せてこれに差し替えてくださいみたいなのは全部無料のままのアプリでできた。
スピーカー 2
思いついたけどあれだね、学校のプリントとかを仮にPDFで管理していたりするとテキスト打ち替えたりできると便利になるのか。
スピーカー 1
まあ何に使うかかな、その次、例えばもう一回それを印刷して配布するとか。
スピーカー 2
毎年の運動会の案内を日付だけ変えればずっとずっと使いませるやん、基本的には。
スピーカー 1
だからそういう使い方をするのであればプロプランが必要なんだけど、簡単なチェックをする上では全然大丈夫だった。
そういう現行のチェックをして修正版が来ましたよっていう場合、
2つのファイルを見比べて前回のその自分が赤入れしたファイルを左に表示し、
新しく来たファイルを右側に表示してスプリットビューの状態で見比べるっていうのもPDFエキスパートがスプリットビュー対応しているので、
ウィンドウ分けて確認もできると。
スピーカー 2
同じアプリを2つのウィンドウで表示するってやつやね。
スピーカー 1
最近できないやつの方が少なくはなってきてるんだけど、
これもそのできるアプリとできないアプリっていうのがあるので、PDFエキスパートに関してはそれができる、ちゃんと対応しているアプリだった。
ようやくそのチェックが全部終わって完了して、本のその制作が一段落着いたっていう感じ。
ちなみにそのゴリゴさんもアトミックシンキングとか次のアトミック読書術とか、自分で作っているその電子書籍あるやん。
ああいうのって原稿をチェックするみたいな作業っていうのはしない?
スピーカー 2
ほとんどの場合がPC上でEPUBを作って、そのEPUBを見ながら直接元原稿を当たって修正するっていうやり方をするんだよね。
iPadで赤入れをして後から直すとかっていう風なやり方を少なくとも前回はしていなくて、
自分の予想なんだけどね、それをやると俺はむしろ間違えるっていう気がして、
1文字直した場合でももう一回作り直してもう一回確認して、ちゃんと直っているかどうかをその場で確認するぐらいのことをやらないと、
自分はむしろ直したのに直らんっていうことになってしまう気がする。
スピーカー 1
まとめてチェックをして、後で全部まとめて修正するっていうやり方じゃなくて、見ながら直したいところを随時元原稿というか自分が持っているやつでエディター上でも打ち直していく、修正していくって作業ってこと?
スピーカー 2
投資で読むみたいなことを言われてみると、あんまり得意じゃないというか、読んでいる途中に直したくなって直してしまってっていう意味で、
頭から最後まで一気に読むっていうことがあんまり自分ではしないのかもしれない、ひょっとしたら言われて思った。
PDFで何かをするということを、ひょっとしたら自分がセルパブで本を作るということにおいては、自分には必要はないのかもしれない。
Apple のブックアプリが非常に快適というかちょうどよくって、マークダウンで原稿を作って、そのパンドックでEPUBを作ってということをやると、パソコンでやっぱ何かやるのが好きみたいだね、そういう意味で言うと。
スピーカー 1
読んだり直したりするっていうのも。イメージはあるね。どっちかっていうとゴリゴさんはパソコン上で作業することがメインで、逆にはるなさんはパソコンが目の前にあったとしても、
スピーカー 2
iPad mini とかでやったりするからね。
スピーカー 1
今回のPDFのチェック、原稿のチェックなんかはパソコンの前にいたとしても、iPad を使ってやってたね。
iPadでの原稿の修正作業
スピーカー 1
その時はさすがにちょっと mini だと画面が小さくて、さっき言ってた左に修正前、右に修正後っていうのを並べるとできるんだけど、一個一個拡大しないと文字読めないサイズぐらいになっちゃうので、
そこは、iPad Pro 12.9インチでスプリットビューにして、左に修正前、右に修正後って確認して、直ってたら修正を書いたさ、PDFの方にマーカーペンみたいなの、最初に赤で入れたのとは別のペンで、ここは直ってたよ、ここはダメだったよみたいなので全部チェックしていた。
スピーカー 2
そういうことをやるっていうことを考えたこともないぐらい、そういう作業をやっぱうまくやれないのかも。でもそうだとしても多分俺だったら、パソコンのモニターで新しいPDFを開いて、手元のiPadでは直していたやつだけを開いて、見比べて直すと思う。iPadで左右にやっぱ並べたりはせんかな。
スピーカー 1
新しい方は新しい方で、やっぱまだ修正とかがあったから、それを追記するのにペンが必要で。
スピーカー 2
iPad2台かな。いやー、むずいね。そんなにいっぱい直すことがあるんやねっていうのもあんまり体験したことがない。そういう意味で言うと。
スピーカー 1
そのあたりはどういうふうに作っていくかっていう、そういう作っている手順だったりとか、あとはその作り方とかによってもまあまあ変わってくるかもしれないんだけど、今回そのiPadの引き出しっていうのは、iPadのことを説明した方だから、写真とかスクリーンショットとか結構画像も多めで、
さらにそれに対するその説明とか手順とかも結構順番があったりとかして、文字数の関係で春名が提出した原稿から削られてたりとか、
言い訳じゃないけど、まとめられてたりとかして、その段階で意味が違ってきてるとか、細かい話でなんかちょっとニュアンスがみたいな話があったりするので、そういうところがまあ基本はチェック項目になってた。
スピーカー 2
まああるね、その相性というかその人との言語感の不一致みたいなやつで、それは意味ちゃうやろうっていうのになるっていうのはある。
スピーカー 1
まあそういうのを何回か繰り返して、3回か4回ぐらい直して戻して、直して戻してみたいな感じの作業を終え、やっと昨日終わったっていう全部。
スピーカー 2
ソフトバンククリエイティブだったっけ、めっちゃ予算あるよね。表紙とかその写真撮影してたりとか、普通構成もさ、せいぜい2回で1回あれば十分っていうイメージなのに3回4回やっとるわけでしょ。
スピーカー 1
まあ通常3回ぐらいかな、初攻、2攻、3攻みたいな。
スピーカー 2
種類かな本の、俺が体験したことあるの2回っていうか、もうこれでもう間違いないよねぐらいにしか確認、1回目は直すけど、次はもうこれで間違いないよねで直さんぐらいのイメージだったんだけどね。
スピーカー 1
まあ今回の本に関しては割と3攻で。
原稿のデザインと写真の重要性
スピーカー 2
まだまだ直しとるやん。
スピーカー 1
デザインが変わってみたいな。
スピーカー 2
それ構成じゃねえと思うけど。
スピーカー 1
構成かなーって思いながらちょっとまあハテナは浮かびつつも、でもなんとか一応最終原稿まで終わったので、あとはまあ発売まで頑張ってプロモーションしようかなーみたいな。
スピーカー 2
あの個人的な印象、多分喋ってないと思うんだけどさ、春菜にその最新バージョンのやつを、最終バージョンに近いやつを見せてもらって、なんかあの写真を撮り下ろしをしてからっていうやつがめちゃめちゃクオリティーが上がっている感じがして、なんか普通にすごい良いやつになってたよね。
良い感じの本に。
スピーカー 1
おしゃれな感じ。
まあその前の本とかは本当春菜が撮った写真なので一覧のカメラとかも使ってなくて、単純にその iphone で撮った写真またはスクリーンショットの画像だったのが、今回その前回のその東京に行ってきたよっていう話の時に撮り下ろしの写真撮影っていうのでスタジオを借りてそこで
ipad の撮影、カメラマンさんとデザイナーさんと編集者さんとっていうので集まってわざわざ撮ってくれて。
スピーカー 2
でその写真で本の印象めっちゃ変わるんだなって、あのそういう意味ではね横から見ててだけどいい経験だった。こんなに変わるんかっていう印象が。
スピーカー 1
まあ見た目がさ、割と大きいところではあるし、そういうもんなんかな。
スピーカー 2
それだけでその本のクオリティが上がったようにやっぱ感じたからさ、すごいなぁと思った。
スピーカー 1
じゃあやっぱあれじゃない、kdp でその自分たちで作る場合もちょっと気合い入れて、写真、基本写真をあんまり使わない。
スピーカー 2
自分が作る本はそのそもそも写真を入れたくないから本を書いているぐらい話やからね。
スピーカー 1
だからイラストにしたりとか、スクリーンショットのはめ込みかな、はるなの場合だと。
写真、全体の写真じゃなくてもうフォトショップとかイラストレーターみたいなああいうデザインソフト上で
iPad の側っていうデザインの中に自分で撮ったスクリーンショットの画像だけを埋め込むような形で
最近のシリーズのiPad本には入れて作ってるかな。
スピーカー 2
そうね、アトミックシンキングもはるなが絵描いて入れてくれたから相当印象が変わっているのかもしれない。
その辺は自分だとあんま客観的に評価できないんだけど。
スピーカー 1
あれもね、差し絵あんまいらんって言われて。
個人的にいるとは特に思っていないからね。
はるな的にはあった方がイメージが湧きやすいとか、文章ばっかりやと疲れるから小休止。
ちょっと休憩がてら1個絵が入ってるとふーって一息つけるみたいな。
そういうリズムで勝手に差し絵を入れたみたいな。
今度のアトミック読書術、アトミックリーディングっていう名前にする予定の本も
同じような感じで休憩できる場所に絵を入れていこうかなって思ってる。
スピーカー 2
よろしくお願いします。
スピーカー 1
ということで今日は本のpdfのチェック構成に使ったpdfエキスパートっていうアプリの話と
どんな感じだったのかっていう話でした。
番組への感想やリクエストなどは、
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それではまた来週。ipadworkers podcastでした。
18:11

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