第62回の担当はわたる。
町田康さんの『告白』からの引用。
明治時代に起きた「河内十人斬り」という凄惨事件の犯人だった、城戸熊太郎の生い立ちを描いた長編。
物語の節々に描かれる、熊太郎の逡巡やとまどい、ままならなさの中から、わたるが自分の体験を思い出した箇所を引きました。
悪意を持った言動にどう返すか、ひかると、ゲストともだちのまりさと3人でおしゃべりしました。
★毎週月曜日 夕方5時に配信しています★
【メンバー】
わたる:発起人。テレビの制作会社ディレクター。テレビを見るより本が好き。
ひかる:わたるの大学からの友だち。会社員。道端に落ちているものを写真におさめたり、飼い犬を愛でるのが好き。
つかだ:ひかるの前の会社の先輩。ゆいこの塾の友だち。つかだくんと呼ばれているけど、みんなと仲がいいつもり。本が好き。
ゆいこ:みんなの友だち。ラジオやポッドキャストが好き。小学生からくるりを聴いている。
かしま:ゆいこの幼馴染。IN YOU RADIOのサムネイルをデザインしたデザイナー。
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00:03
IN YOU RADIO
引用ラジオ
小説や映画、ドラマや絵本など、日常で出会った言葉たち。
心に残った言葉にその人だけの経験や、普段考えていることが透けて見えてくる。
引用する言葉から、あなたの中に湧き上がる何かが垣間見えたら。
メンバーたちが持ち寄った言葉を取り上げながら、社会や生活を考え雑談するポッドキャストです。
ヒカルです。
マリサです。
ワタルです。
今日もマリサ先生が来ています。
あれ、さっき好きなものを言い忘れたみたいな。
自分紹介失敗したなって。
もう一回言ってもいいですか?好きなもの。
でもその話の流れで言うと、ヒカルさんも好きですけど。
ヒカルのことが好きだった。
そりゃそうだよね。
ヒカルさんが好きな落とし物を写真撮るのが好き。
そういうのも好きだし。
あとは、私あれです。
レストランとかで隣の人の会話を再撃して、
2人の関係性とかを想像する、妄想するのが好きです。
わかる。
俺だって道、結構最近さ、ずっと音楽弾いちゃうんだけど、外出するとき。
でも昨日外して、ちょっと表参道から阿波山一丁目まで歩いてたんだけど。
南北線に乗りたかったから。
会社から出て二回き分くらい歩いてた。
その時にイヤホンをせずにあえて歩いてたの。
そしたら道行く人の会話がめっちゃ入ってきて、
つい笑っちゃうわけ。意味わかんなすぎて。
前もわかんないしその後もわかんないから。
意味わかんなすぎて毎回笑っちゃうって聞こえてきたの。
それ、ちょっとコンテンツ化しすぎて自分らが楽しむ。
いいよね。たまにさ、結構パンチラインみたいなことだけ急に来るときあるよね。
なんの話してんの?
今なんでそれ言ったんだろうね。
自己紹介の一部と言いますか。
はいはい。第二弾。
見ず知らずの人の生活を想像するのがいいってことなのかもしれないですね。
いやーわかるよ。
関係ない人もね。
関係ないからこそですよね。
その後、レストランの隣で二人いて、
その後去ったときに
あの人たちは多分マッチングアプリみたいな話をするのが好き。
マッチングアプリの話を聞くのがめっちゃ面白い。
マッチングアプリでマッチした人との会話。
そう、会った人同士になってもわかるわけ。
最初、ため口とかだったりするとすぐにはわからないんだけど、
03:01
耳を傍らけてると結構出身とかから聞いてる。
兄弟構成とか。
男性の方は大学出身で、女性の方は大学出身で、
数年前に上京してきて。
もうその生い立ちがね。
生い立ちから離されてるから
そうだったよねっていうのを一緒に来たって人と話すのが好きです。
あえて勘違いさせたいけど、
人とマッチングアプリあった体を装って。
周りの人も惑わせたい。
とんでもない展開にする。
というわけで、今回は渡るの陰陽での回にさせていただきたいんですが、
今日陰陽として持ってきたのは町田幸さんの告白という本ですね。
分厚いね、めっちゃ。
840ページくらいあるんですよ。
めっちゃビビってて。
ハリーポッターくらいある。
ずっと気になっていたんですよ。
だけど全然手に取れてなくて。
会社の先輩、もう辞めちゃったんだけど仲良い先輩がいて、
その先輩とインスタのDMとかメッセージやり取りしてて、
町田幸の告白が自分の人生の本だって言ってて、
自分が親しみを覚える人が大切にしている本に何が書かれてるんだろうってめっちゃ気になって、
それで意を消して、ついに読んでみようと思って買いました。
町田幸さんの紹介とか知らない人もいるかもしれない。
町田幸さんは犬っていうバンド。
バンド?
ミュージシャンなんですよ。
町田幸さんっていうのは作家ミュージシャン。
1962年大阪生まれ。
高校時代より町田町蔵の名で音楽活動を始める。
97年に初女小説屈尊大国。
で、野間文芸新人賞。
文化村義馬号文学賞。
2000年にはキレギレでアクター側初住賞。
2001年四周の受賞もあり、という人です。
もうね、文体がすごい特徴があるというか、
この間僕とヒカルでポッドキャスト、ペーパードライブっていうね、
大嶋康樹さん、西川彩乃さん、永井玲さんがやってる、
読書会とか哲学対話をやるポッドキャストがあって、
それのイベントに行ってきて、
そこで取り上げられてた本が、
その取り上げられてた本、
ホタルの墓って本が取り上げられてて、
その野坂あき…
06:00
野坂あき…
あき…
読み方が…
あきゆきさん。
野坂あきゆきさんのホタルの墓。
もちろんみんな知ってるジブリでアニメ化されたものを取り上げてて、
野坂さんの文体がすごい変わってて、
点でつないで…
当点?
悪点か?
どっち?分かんない。
当点かな?
当点でつないでいく?
そうそう、一文がめっちゃ長いのよ。
点でつないでいく。丸がつかなくて、
点でずっと一文…
例えばね、結構ショッキングなのがパッと出てきたりするんだけど、
例えば…
これ、セイタっていうお兄ちゃんと、
あとセツコっていう妹のが、
戦争は後事になってしまうっていう話で、
最後セツコも亡くなって、
その後駅でセイタもその場で亡くなってしまう。
駅の構内で亡くなっちゃうっていうところから始まる。
セイタが亡くなるところから物語が始まる。
そこでもうほぼ倒れて、
息も絶え絶えになっているところのシーンで、
もはや泡もなく渇きもない。
桃たげに首を胸に落とし込み。
わあ汚い。死んどんのやろか。
アメリカ軍がもうすぐ来るというのに、
端屋で駅にこんなのおったら。
耳だけが生きていて、
様々な物音を聞き分け。
その不意に静まる時が夜。
構内を歩く下駄の響きと、
頭上を過ぎる列車の騒音。
急に駆け出す靴音。
お母ちゃん。幼児の声。
すぐ近くでボソボソ喋る男の声。
駅員の乱暴にバケツを放り出した音。
今日何日なんやろ。
何日なんや。
どれぐらいたってんやろ。
気づくと目の前にコンクリートの床があって、
だが自分が座っている時の姿で、
くの字になり横倒しになったとは気づかず。
床のかすかな埃の。
生太の弱い呼吸につれて震えるのを
ひたと見つめつつ。
何日なんやろな。何日やろか。
とそれのみ考えつつ、生太は死んだ。
みたいな。
これが一文。
これが丸無しで書かれるっていう。
だからその、
情景描写と聞こえてくる音とか、
その主人公が考えているもの。
鍵カッコも中に入っちゃう。
字の文と鍵カッコは一文でバーって続いていって、
それで最後にまとめていくような。
リズムもすごい特徴的だし、
その悲惨さみたいなものと、
そこに同時に流れる日常みたいな。
その時にあった日常みたいなものが
同時に存在している残酷さみたいなことが、
すごい酷命に書かれているなっていう印象。
09:00
町田さんは今の野坂明之さんの文体に
すごい影響を受けているらしくて、
その話もこの間のペーパードライブでもしてたんだけど、
町田工さんも大阪弁であえて書いたりとか、
大阪の言葉で書いたりとか、
あえて交語で書く。
みたいなのが特徴なんですよ。
小説?
小説です。告白です。
告白はですね、
このあらすじを読むと、
人はなぜ人を殺すのか。
河内温度のスタンダードナンバーに
訴えつかれる実際に起きた大量殺人事件。
河内十人斬りをモチーフに、
永遠のテーマに迫る著者渾身の長編小説。
第41回谷崎純一郎賞受賞。
これだけ聞くと、
まがまがしい殺人事件の話だと思うじゃん。
実際そうなんだけど、
河内は大阪の田舎のほうで、
奈良に近い。
そこで突如起きた一家殺人事件があって、
その犯人を主人公にした作品で、
なんだけど、
町田さんが主人公の葛藤とか、
いろんなままならなさみたいな、
どんな経緯があって殺人を犯したかだけじゃなくて、
どんな経緯をたどって成長してきたかとか、
どんな人との付き合いをしてきたかみたいなのを、
実際に起きたことも含めて、
創作交えで書いてるみたいな。
そこに町田さんの優しさみたいな目線がある。
文体がまたより効いてて、
彼への優しさの表現として。
例えば、本当に見開きすぐ、始まってすぐ。
父母の調和を一心に受けて育ちながら、
なんでそんなことになってしまったのか。
あかんではないか。みたいな。
ツッコミが入る。
そんなことではあかんではないかみたいなのが、
ブシブシで入るわけ。
そこがすごいよくて、
この主人公の木戸熊太郎も、
自分の頭の中でいろいろ考えちゃう。
12:01
考えちゃってうまく出てこなかったりとか、
その辺がすごい寄り添ってて。
で、このあかんではないかって、
ここ面白いんだけど、
全部シーンとしてめっちゃ面白くて。
800ページなんだけど、
本当にどんどん読み進めちゃって。
今、ようやく600ページくらいまで来たんだけど。
っていう本なんですよ。
新聞連載してたから、
結構この山谷がはっきりある。
朝ドラみたいな感じ。
毎回毎回、結構展開がしっかりあって、
シーンも変わるし、場も変わるし、
人も変わっていくし。
鬼の子供みたいな人を殺しちゃって、
それをきっかけにどんどん崩れていくんだけど。
鬼の子供みたいな人と洞窟の中で会ってみたいな。
それがまためっちゃ似た人が出てくるみたいな。
めっちゃ似た人が出てきて、
それが最後の10人斬りに繋がる人に
きっかけになっちゃうんだけど。
みたいな不思議な、
熊太郎が体験した不思議な事件までの経緯が
本当に面白く書かれてて。
めっちゃおすすめあって、
読んでみてほしいんですけど。
あかんではないかっていいですよね。
いいよね。
ちょっと愛のあるツッコミというか。
そうそう。
これで、いろんな、めっちゃ付箋貼って、
自分が熊太郎が社会に対して感じた事とか、
自分が共感できる熊太郎の感情みたいな、
いろんなそういう、
自分との交差点に付箋をめっちゃ貼ってんだけど。
その中ですごいとある事を思い出した授業があったんで、
そこを引用しようと思うんですけど。
どんなシーンかというと、
さっき言った殺してしまった鬼の子供。
鬼の子供の兄貴みたいなやつがいるんだけど、
そいつとそっくりなやつが10年後くらいに出てくる。
20年後かな。
出てきて、そっから怯えてるんだけどずっと。
それが怯えてもいるし、
この熊太郎の事をすごい馬鹿にしてるから、
とにかく嫌いな。
熊二郎ってんだけど、そいつは。
熊二郎がめっちゃ嫌なやつで、
もうすごい嫌いなの。
いつか任せてやりたいけど、
全然自分よりいろんな賢さもあってるし、
賭博というか博打の才能もあるみたいなやつで、
全然勝てない。
だからやり過ごしてるんだけど、
ひょんな事で、この弟に出会うシーンがあった。
弟がお金に困ってるところに、
そいつの弟。
熊二郎のめっちゃ嫌いなやつの弟のトラキチってやつに、
店で出会うみたいな。
そいつが金持ってないのに、
そのサービスを利用してしまって、
店主にボコボコにされそうになってるみたいなシーンに出会う。
熊二郎の弟だって知った瞬間のシーンです。
15:06
その弟を見ていきます。
松永トラキチ。
松永トラキチが松永伝二郎の父親の次男であるということは、
あの松永熊二郎の弟ということで、
その松永熊二郎は五条の賭博場で熊太郎と矢五郎、
矢五郎っていうのは弟分みたいな。
どんな態度を取っただろうかっていうのを思い出した。
はっきり言って仕方である。
この弟が困ってるってことははっきり言って仕方である。
普通だったら熊太郎、矢五郎が持っている銭を全部取られたのが分かっているのだから、
この文脈が分からないけど、
いろいろ問題があって熊二郎に巻き上げられちゃったことがあった。
同じ村の者として少しぐらい銭を回そうかというのが当たり前である。
ところが熊二郎と来たらそれどころか挨拶すらしないでそっぽを向き、
時折こちらを皮肉な目で盗み見てはニヤニヤしているのである。
そんな奴の弟を何も助ける必要はない。
しかし熊太郎には別の考えがあった。
一つには、だからこそ救ってやろうというのがあった。
熊太郎ははっきりと悪意を抱いて接した相手が、
意外な善意を持って横退したら、人間はどんな気持ちになるだろうかと考えた。
陶悪、そして恥の感覚に満たされるだろう。
自分はこの人が各善意の人だということも知らずに、あんな悪意を持って接してしまった。
自分は何たら卑劣な人間なのか、恥ずかしい。
その思って人は落ち込む。
そこに追い込んでこましたる。
というところなんですけど、
何で僕が共感というか、いいなと思った、思い出したことがあったかというと、
中学校の時に、これ僕の話です。一旦熊太郎の話は置いておいて。
自分の話として、
中学生の時にちょっとやんちゃ押しすぎて、中高1回だったんだけど、
先生と喧嘩したり、消火栓のボタンみたいなの。
あれをめっちゃしょうもない友達と昼休みの時に押して、
めっちゃ迷惑じゃん。
そういう人に迷惑をかけまくってたりとか、
友達のこといじりすぎて先生に怒られるみたいなことをやってた。
本当に迷惑な子供の時代があって。
そろそろ落ち着くかみたいな。
そう思ってはないけど、反省し始めたぐらいの時に、
別のクラスでいじめに会ってる子がいて、
18:00
その子がいじめられてるっていうことを、
なんか変な正義感で先生にチクったことがあって。
大丈夫ですか、あれみたいな。
そんな偽善なんだけど、ぶっちゃけ。
自分だってめっちゃ迷惑かけてるし。
それがきっかけで、
俺がいじめ、いじめじゃないんだけど、
飲室のいじめの対象になった時期があった。
変なあだ名つけられて呼ばれたりとか、
あんまり名も知らないやつというか、
顔と名前はちょっと分かるけど、
どんなやつか知らないやつが廊下で、
なんか嫌なあだ名を出呼んでくるみたいな。
とかなんか上書きに、
ガブ用?
ガブ用はさすがになかったけど、
クリームパンって入れて、
生で。
それは嫌。
ちりったクリームパンを生で入れて、
それ傷が入っちゃうみたいな。
そういう飲室のいじめがあった時に、
マジで俺こう思ったの。
こうなったのと同じこと。
善意で優しさで、
例えば目の前で嫌なあだ名呼んでくるやつに対して、
笑顔で返したろうと思って、
その方が絶対強力な仕返しになる。
あえて相手が悪意を持って攻撃しようとした相手に、
それを受け止める笑顔、
その大きい心で受け止めれば、
いかに自分が小さい人だということが、
相手に知らせることができる。
って思って、
そうやってた。
それ何歳って言ったっけ?
それは中3ぐらい。
中3ぐらい。
自分で考えついたの?
そういう風にしようって。
そうだね。
何かを参照したわけではないし、
今でこそこんな本読んでるけど、
前は全然本とかまともに読んでなかったし、
映画も別に流行ってる本しか見てなかったけど、
そういう復讐の方法が一番の強力な攻撃の方法なんじゃないか、
みたいなことを当時は思って。
これを前別の人に話したら、
すごい人間できた人だとか優しいんだみたいに言われたけど、
いやそうじゃない。
もう最大の攻撃をするには、
しかも自分も同じ土俵に上がらず、
でも最大相手に打撃を与えるためには、
優しさで返すのが一番なんじゃないかって、
マジで思ってたっていう。
その何かさ、
この鎌太郎が結局この寅吉を助けてあげて、
その後それなりにまともないい関係を結ぶんだけど、
この後もまたそれがひっくり返る可能性もあるなと思ってるんだけど、
なんか一見外から見れば、
優しい奴にしか見えないわけじゃん。
あんなに嫌な奴の弟を助ける鎌太郎、
いい奴だなって見える。
まあ見せたいのかもしれないけど、鎌太郎は。
21:00
でもやっぱりそうじゃなくて、
恥をかかせたいっていう。
なんかその土俵の大きさを見せつけてやりたいみたいな、
なんかその二面性がなんか人間らしくていいなっていう。
なんかこれがトロされてる。
ジノブでトロされてるみたいなのがいいなっていう。
なんかその、
例えば殺人事件とか、
何か事件とか問題が起きた時に、
なんか行為だけでつい見ちゃう。
言ってなんかとんでもないことした奴だ、
理解できないっていうのが、
多分最初の反応、人々の反応なんだろうけど、
こうやって全員裏にも二面性があるように、
反抗の裏にも何か二面性とか、
別の多面的な何かがあるっていうことを表した文章でもあるし、
なんか俺も優しい人だってよく言っていただけるんだけど、
いやそんなことなくて、
悪意を持った奴には、
恥をかかすことで仕返ししたいって平気だ思うし、みたいな。
なんかそういうズル賢さみたいなのも、
あるんだよなみたいな、
二面性を考えた。
中学校3年生の時の全員の仕返しは、
うまくいったんですか?
うまくいったと思って俺は。
そこからちょっと落ち着いていったんですか?
もちろんすぐには落ち着かなかったし、
しばらくあったけど、
俺3年F組だったんだけど、
AからFまであって、
A組のやつのトラックが、
そいつが俺のために嫌なネーミングのあだ名を考えてくれて、
考えてくれてね。
それを広めてた。
彼にはたぶん届かなかった。
でも同じクラスで、
自分の流位を下げるというか、
当時同じ年の男子がうじゃうじゃ集まって、
お互い聞き添い合って、比較し合って、
すごいギスギスした感じもあったし、
もちろん楽しみもあるけど、
自分の中にたまっているフラストレーションを、
格好の相手にぶつける、みたいな意味では、
特に関係ないけど、
留守されている嫌なあだ名を呼ぶ、
みたいなことで、
自分の流位を下げてたやつも結構いて、
A組のやつが言ってたんだけど、
うちのクラスでも、
そのあだ名で呼んだりとか、
無視する、みたいな子たちは結構いたんだ。
その子たちには、
俺はもう最大の笑顔で対応してて、
うちのクラスでは、
なんとなく薄まってた感じがある。
恐れすら感じるかもね。
攻撃とかいじめって、
欲しい反応があるじゃん。
泣かせるとか。
っていうのからは、
そこから全く想定外のリアクションが来ると、
24:00
怖いかもね。
ある種。
よく言うより、
想定外の反応があるから、
それに押しないようにというか、
そうじゃなくて、
想定ないの反応すると、
面白がって、
さらに、
露出狂とかね。
あんま反応しちゃいけないとか。
嫌とかやると喜んじゃう。
リアクションがあって、
面白がるっていう流れがあるけど、
優しさで返された時に、
自分もどう対応すればいいか、
分からなくなるってことですよね。
そういう攻撃とかって結構、
欲しい反応みたいなのはあるけど、
あんまり自分がなぜその行動を取るのか、
みたいな内省を伴ってないものって、
結構あるじゃん。
攻撃する側が。
そこに対して自分が、
想定してない反応を捉えた時に、
自分はこれに対してどうリアクションするんだろう、
何を思うんだろうって、
そこで初めて、
自分に矢印が向くみたいなのもある気がしてて、
それが結構攻撃になるのかなって。
そうだね。
あれ何してんだ俺みたいな。
なんでこれやってんだっけみたいな。
ってある気がした。
いじめとか、
他者との比較とかって、
結構自動的にやっちゃうというか、
人がなんか、
それこそ理由に下げるとか、
自分の不安定なメンタリティに対してのケア。
変なケア。
みたいのもあるじゃん、きっと。
なんかそれ、
そうじゃないんじゃないのって。
自分が本当に求めてるものは。
っていうのを気づかせる。
そこまでは言い過ぎかもしれないけど、
そうだね、確かに。
私もなんか、
割とそういう、
このね、
渡るとか、
今の小説の、
なんだっけ、
くもたろう、
みたいな反応を割とするタイプなんだけど、
なんかその、
悪意なく攻撃されることとかも、
攻撃ってか、
私からすると嫌だなって思うこと、
言われるとかされるってあって、
例えばなんか、
今の職はないけど、
前職とかで、
ちょっとそれ、
ハラスメントじゃないですかとか、
ちょっとダンソン女婿的な発想から来てませんかみたいな、
言動を取られたりした時に、
その人はもう何の気なしに言ってるし、
悪意とかも多分ないけど、
私はそれに対して傷つくみたいな時に、
なんかその、
私に対して向かれている、
その向けさせられている矢印を相手に向けるっていうか、
え、なんでそういうこと言うんですかとか、
え、それってどういう意味ですかとかって言うと、
なんかその、
しどろもどろになるみたいなのが結構あって、
それもなんかさっきのと同じかなと思って、
そういう風にしたりするかも。
そうね、なんかその、
流れを変えるっていうか、
なんか流れ、
こっちに流したいみたいな。
流しちゃったら、
まあなんか川にゴミを捨てるようなもんでさ、
川は一方通行でもう見えなくなるまで流れてくから、
そこにゴミ捨てたら自分の認識範囲外に行っちゃうから、
27:02
いいんだけど、
それをやっぱさ、
なんかゴミ捨てみたいなもんじゃんとか、
人に嫌なことするって。
自分の中に溜まってるゴミを相手にぶつけてさ、
でもいやいや、
これゴミですけどどうしたんですかみたいな。
帰ってくるみたいな。
ああああみたいな。
これゴミを捨てたんで、
拾っときましたみたいな。
あなたのゴミですよね。
そうですね。
戻していく。
ねえ。
確かになんか社内のコミュニケーションとかでも、
困ってたりする時に、
同じような仕返しですかね、
をしてうまくいったって教えてくれた先輩がいて、
ちょっとチクチク言う方だったり、
そういうことがあった時に、
私も残念です。
っていうのが一番言ってます。
そういうことを言われて、
でも自分なりに私も頑張ってきた。
ミスもあるし自分の日もあるんだけど、
でもこのミスに対してそこまで言われるなんて、
一緒に頑張ってきたのに残念です。
で、返すと、
エンパシー的なね。
向こうも、そっか、みたいな。
残念って思われた。
そのシドロモドロも。
想定外の答えとしてのシドロモドロもあるし、
残念って思わせてしまったちょっと罪悪感みたいなのも、
ちょっとした攻撃というか。
嫌なことされた人に優しく返しましょうだと、
絶対うまくいく。
続かないよ。
自分だってつらいからさ。
そんな時に優しさとか出てこないよって、
多分みんな思うから。
その、
仕返しとして最適なのはこれですって話だよね。
仕返しとして、
だから仕返ししていいんだよって。
仕返ししていいから、
それは、
善意的な、善意の仮面をかぶってやっちゃえば、
自分は悪者にならないし、
相手にも大ダメージを与えることができる。
っていう提案。
そうだね。
相手のシナリオに乗っからないって。
そうだね。
謝るっていうシナリオじゃなくて、
いや、私悲しいっていう、
返しっていう選択肢もあるよっていうのを教えてもらって。
確かに。
主語を置き換えてるのが大事かもね。
相手主語で語らせないっていうか、
自分がいろいろ感情とか思考がある主体として、
捉えさせるというか、相手。
そうね。
それすごい大事かもしれない。
ちょっとこう、もちろん謝りますしごすみませんとも思うけど、
それでも私も悲しいですっていうのが、
ちょっと私真似してみようって思いました。
それいいな。
なんかさ、その感情…
もう30分か。
なんか、その事実と感情みたいな話、
まあヒカルと度々してるんだけど、
結構男性と女性とも、
もちろん切り分けられないけど、傾向として、
30:01
男性は結構事実ばっかを話す傾向にあって、
そこに自分の感情を隠したまま、
それを強く言っちゃったりとか、傷つけるように言うみたいな人って結構いる?
もちろん女性でも多分いるかもしれないけど、
男女と関係なくても、
事実だけを言うと逆に伝わらないみたいなことってある?
その例えば、あなたの仕事がうまくいかなかったことで、
プロジェクトが滞ってますみたいな事実と、
自分はちょっと今困ってるみたいな感情とかさ、
ちょっと今どうしよう、自分でも困っちゃってるんだよねとか、
ちょっと今慌てちゃってるんだよねみたいな、
感情置き去りに事実だけバンバンバンバン言われると、
どう思ってるのかも分からなかったり、
うまく実は伝わらない。
逆に私も残念ですっていうのは、
事実を受け止めた上で、
こっちの事実と感情。
でもこう思ってますっていうのを伝えることで逆に伝わるっていうか、
伝わるというか、
自分の状況が相手にも共有できるっていうのはあるかもね。
上司側なのか分からないけど権力側。
事実を伝えることが重要だと思いがちだけど、
逆に感情も乗せて適度にね。
乗せすぎるとちょっとこってりしちゃうから、
それは危険だけど。
それでチクチク言う人って、
言った相手から感情が返ってくることも想定外ですよね、きっと。
自分が言うことに執着しちゃってるみたいなのもあるのかな。
言って満足してたり、
それで謝罪があったみたいな感じを想定してたのに、
そこに感情が返ってきた時にハッとする瞬間が生まれるのかなと思いました。
川にも見せてるようなものなのか。
一方通行だと思ってるけど、
自分から一方通行だと思ってるけど、
そのやりとりを想定してないというか。
聞き取りとかね。
攻撃する意志があってやってるかそうじゃないかっていうのは文句があるけど、
意志があってやってるとき、
これ言ってやりたいみたいなときって、
自分の中でストレスが傍慢してるから、
自分のことしか考えられてないというか、
それを投げたときに相手がどう受け取るかとか、
何を思うかとかって全然考えられてないことが結構多いからこそ、
受け手としてそれをどう思ったのかを伝えるのが大事になるよなって。
言ってすっきりしちゃいたい、それだけみたいなときもありますよね。
向こうの会心がどうであれ、ただ発散的に言いたいみたいな。
33:02
そういうときがあってもいい気がしてて、
信頼関係が成立してる親密な間柄だったら、
冷静に話し合うみたいなことが聞かないときもあって、
そういうときはぶつけ合うみたいなことも一つやり方としてあるかなと思いつつ、
それを職場の人とか合意とか信頼関係がないし、
権力褒美がある関係性でやっちゃうと、
それはもう攻撃でしかないよねっていう。
今の最後に思い出してたんだけど、
ヒカルからオススメしてもらって全部見たドラマで、
けものになれない私たち。
はいはいはい。
あれでさ、
確かに。
俺あの、何だっけあの人。
英本さんじゃなくて、
松田竜兵。
竜兵さんだっけ。
松田竜兵さんが演じるその弟と、
弟?
兄。
あーいたね。
借金抱えた兄がいて、
会社を倒産させちゃったんだけど、実家を継ぎ合うんだけど、
倒産させていただいた兄がいて、
それに闇金かなんかにずっと金借りてるから、
それのなんか、
お金のやりくりみたいなのを弟がやってあげてるみたいな。
でなんか、
喧嘩するシーンがあるんだよね。
道路の途中で喧嘩するシーンがあって、
あそこでなんか、
途中で邪魔が入るの。誰かがなんか。
邪魔が入るのかなんかで、
喧嘩が始まりそうなんだけど止められるシーンがあって、
そこでその竜兵さんの弟側が、
黙っててくれよみたいな。
喧嘩がしたいんだよみたいな。
戦いたいんだよみたいなことを言うんだよ。
ちょっと正確に思いたいんだけど。
なんか、
で、あれは兄弟っていう。
元々は権力交配があったかもしれないけど、
彼氏それも取っ払って、
今も金を借りる側、貸す側みたいな。
権力交配を取っ払って、
ストリートでさ、
同じ立場で、
一旦ファイトさせそう。
あれは象徴的なシーンだなって思ったし、
あらがきさん演じる主人公に対して、
いい顔してるんじゃねーみたいな。
ずっとつっかかってくるみたいな。
あれもなんか、
すごいしんどくなっちゃったんだよね。
でも彼が求めてることは、
何もないフラットな立場で、
ぶつけ合うからこそ、
本音とか、
本音っていうか、
実感みたいなさ、
人との一緒に生きる実感みたいなのがあるっていうのを、
彼はずっと持ってる。
人として描いてる。
全員主人公のそれぞれのパーツが
自分の中にあるような気がするんだよ。
パワハラ上司も、
敵な気持ちになっちゃう時もあるし、
あと発砲美人にさ、
適度な距離感を作りたい自分もいるし、
本音でぶつかりたい自分もいて、
36:00
あれは自分の内面を見てる感じがして、
確かに。
すごい面白いドラマだったな。
それを燃やした今。
というわけで、
今日渡辺が持ってきたのは町田孝さんの告白。
一つには、だからこそ救ってやろうというのがあった。
熊太郎ははっきりと悪意を抱いて接した相手が、
意外な善意を持って応対したら、
人間はどんな気持ちになるだろうかと考えた。
はい、でした。
ありがとうございました。
ぜひ読んでください。
840ページありますけど、めちゃくちゃ面白いんで。
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