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2016-07-28 16:42

第66回『行動指針が、ビジョンと社員の行動をつなぐ!?』

第66回『行動指針が、ビジョンと社員の行動をつなぐ!?』
井上健一郎が、組織・人に関わるあらゆる問題をわかりやすく解説する番組です。
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井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感。
上場企業から中小企業まで、延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所、 井上さん、本日もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さあ、今日も来ておりますので、質問をご紹介していきたいと思います。
コンサルタントに依頼して、組織のビジョンを作りましたが、形だけのものになってしまい、
あまり意味があるとは思えません。会社のビジョンとは本当に必要なのでしょうか?
という、よく聞く悩みじゃないですか、これは。
何で作ったんでしょうね。
何かに悩んでて、ビジョンを作るといいぞ、世の中のビジョンブームがあって作ったっていうのは、
実態を見るとよく見ますけどね。
ビジョンはいくつか、ビジョンは必要だと私は思いますが、
財前ではそうですか?
まずはね、財前では必要ですと。
それはなぜかというと、社員さんが意欲を持って仕事に向かうためには、
やっぱりこれをやっている意味とかね、目的とかっていうのはやっぱり見えなきゃいけないので、
そのためにビジョンを掲げて、こっちに会社は向かっているんですということを宣言すること。
それによって、そのビジョンの違いによってはターゲット顧客も変わってきたりするから、
自分たちがやっていることは、なぜこういうことをやっているのかっていう、ホワイトのものかな、
ビジョンとかが示してくれると一番いいんだけど、
要するにミッションとかビジョンとかいろいろバリューとかね、いろいろな言葉があるけど、
通常その中はミッションもビジョンもとりあえず同じ一括りとして理念も含めて大きな旗としましょう。
そうしたときにビジョンはなぜ必要かということなんだけど、方向性を示すということが一つ。
方向性を示す。
どこに向かうんですか私たちはということです。
なのでそこから生み出される価値、行動基準、価値観行動基準というのが作られると。
この行動基準みたいなのに落ちてないとビジョンはふーんって終わる可能性があるね。
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あまり機能しないんですか。
中小度が高いのでビジョン。
地域社会の貢献とか、日本一の生産会社になるとか、そんなことはあるけれども、
あ、そうですかっていう感じはあるんでね、ワクワクしない。
しないしない、よく感じますね。
でもそれをやるためにどんなふうにみんなで頑張りたいんだよということとか、
もうちょっと僕がよく言うスモールビジョンですんだけど。
何ですかスモールビジョンというのは。
具体的なもう一個噛み砕いた現場がわかりやすいビジョン。
ゴールとちょっと違うんですか。
ゴールでもいいんだけど、例えば地域貢献、地域社会の貢献といってもいろんなパターンがあるので、
うちの会社はこの部分で地域社会に貢献します。
例えばそうだな、どんな業界が考えられるだろうか。
地域社会の貢献っていうことを考える。
例えば介護事業とかにおいても。
その地域の介護の方々をしっかり守ってとか。
ということでね、そうするとそのために介護事業。
介護事業がどんな介護事業、他の介護事業業者もあるかもしれないけど、
我々はこんな介護事業をやりたいよ、
っていうことがあったとしたら、変な話ね。
一つには、介護スキルを上げるとともに、
介護士さんたちの有利高い処遇を目指すんだっても別にいいと思うんでね。
それが一つの具体的なスモールビジョンになるので。
そしたら、うちはどこよりも一番高い経営を持っている。
どこよりも一番高い給料を得られる介護事業者になろうよ。
っていうのも一つだよね。
それとか、周辺地域に、例えば65歳以上のお年寄りが何万人いますと。
何万人のうち少なくても、我々は千人の人とその周辺の家族を支える。
雇用創出を通してとかね。
でもいいし、宣言なんだな、裏々が契約する。
それでもいいしね。
そのために今500件だけど、倍ぐらいのお客様にサービス提供したい。
売上目標というよりは、地域社会に貢献するっていうのを
我々はそのぐらいの影響力を持ちたい。
だからこのぐらいっていうのも見えてくるし。
収集度の高い大きなビジョンから見たときの現実可能性のあるビジョンか。
それを変に、そのための売上拡大目標とかってしちゃうと
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売上目標だけに見えるけど、今みたいに
先世代を支えたいとかっていうことであれば
支えるということにビジョンが、共感を持てるとかっていうのがあるので
そういう具体に落としてみたらどうかなっていうのが一つ。
なるほど。
あとね、やっぱりみんな仕事をするときって
今言った意味合いが分かるっていうものもそうなんだけど
なんかね、影響を受けるのよね。
例えば社長さんの人格、人柄に影響を受けたりとか
仕事をしていてお客さんの反応っていうのも影響を受ける。
そうですね、影響だらけですよね、仕事をしていると。
人との関わりなので、みんな影響し合っているから
経営者としては、経営者を通じて会社が社員に良い影響を与える
ということが非常に重要。
その良い影響とは、結局前向きに意欲的に働けるような影響を与えてあげるということなので
そうすると影響を与えるためのツールがいくつか必要で
社長さんの人格もそうだけど、だからこういうときに
僕らはどこに向かっているんだよっていうのも
社長さんの経営の人格をサポートするようなビジョンであれば
自分がこういうことをしたいっていうことに対して
うまく共感してもらうというか
こっち側に行きたいんだよっていう
行きたい方向性をうまく示して賛同してもらえるためのツールぐらいの
捉え方でいいってことですか?
でも大きいと思うのは、影響力があれば
明るく爽やかな社長さんが
さっきの介護の例でいうと
介護というのが少しマイナスなイメージ
弱者を助けるみたいな感覚があるけど、そうじゃないんだと
井上さんの感覚でいうと
ちょうど共通の仲のいい社長さんで
テレビCMとかで使われているトマトはほとんどあそこが使われている
みたいな社長さんを演やしてるじゃないですか
その方自身もテレビに出られて
かなり規模感のでかい農業法人ですけど
もはや多く以上やっていて活躍されている方とかが
あの方は非常にうまくビジョンとかから落とし込んで
スモールビジョンを有効活用して
マネジメントをされていたなと思う中で
ああいう方々とそうでない方というのは
ビジョンをどうやってうまく使っている人たちが
マネジメントをうまくやっているのかなと
やっぱりさっき言った具体が見えないと現場が動かないので
イメージできる世界が経営者とは世界の広がりが違うので
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毎日職場に来て作業を行なすというと失礼だけど
一定の作業をやって帰るというようなことなので
その作業自体を一生懸命やるとこうなれるんだな
という結びつきがあるぐらい
具体的なイメージが出るビジョンじゃないといけないので
だからさっきのような地域社会の貢献というビジョンは
なんとなく道徳的なビジョンだけど
それも大切なんだけどもっと具体的に
今ここで切っている伝票が地域社会の貢献につながるとは
なかなか思えないですよね
そこをうまくリンクさせて今やっていることが
その先につながっているというのを演出できるような
言葉だったり
だからこそスモールビジョンみたいなのがあるといいと
だから先ほどの例に出てきた法人の方なんかは
やっぱりこのぐらいのタイミング
こんなに短い時間で食卓までを統計して
新鮮さを保ちたいんだよということが
大きなビジョンの下にちゃんと提示されているので
現場はそうか何時間でこの作業を処理しないと
それは無理だとなるから
そういうのが隠れられているんですね
だから工夫をしようというアイディアも生まれ始めるし
イメージできるんだね
24時間以内で48時間みたいになっているんですね
そうするとまさかダラダラとやって
48時間で届けられないような
自粛はするわけないですし
その方も今聞いていると思うんだけど
確か間違っていないと思うんだけど
通常でいうとその世界は7日間かかる
それは48時間ぐらいで届けるんだという
48時間で届けるということは
配送の物流の流れもある限界のあるところまでしか
商品を出さないということも決めているし
そういうことをちゃんとそれに向かって
ちゃんといろんな仕事の仕組みとか
いろんなことを工夫調整して
挑戦しているという姿も見るから
現場の人も私たちの作業を共鳴して
1時間作業を減らしたらいいんだということも見えるしね
ちなみにその方だけではなくてもいいんですけども
そうやってスモールビジョン
具体的な48時間に届けるんだというような
スモールビジョンを元にやっていった
マネジメントの中で
そのビジョン以外でそのビジョンが
ちゃんと浸透するために工夫されていることとか
そういったことってあるんですかね
そうですよね
ビジョン以外でいうと
さっき言った行動指針
前にも言ったことがあるけども
もう1歩踏み込もうよとか
そういうテーマ設定
仕事の仕方のね
だからビジョンっていうのを
例えば何回も言う
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地域社会の貢献でもいいから
そのためには我々は
こういう事業展開をする
地域ナンバーワンになって
皆さんに質のいいサービスを提供する
質のいいサービスをするためには
どこよりも1歩プラス
手を加えたものをお届けするんだ
だからみんな仕上がったとしても
もうちょっとレベルを上げる方法はないかという
プラスワンにこだわってくれみたいな
そういう流れ
なるほど
その中で行動指針とかも
重要になってくるって言われても
行動指針って聞くと
一気に難しそうとか
立地しなきゃいけないとか
堅苦しいなというような印象を
すごい受けてしまうんですけど
こううまくやるのって
どうやってやるのって
言う人が違う
やっぱり現場の
現場の動きの中で
振って理解できる言葉だよな
例えば
接客用であれば
常に客の顔を見ろだけでも
見ようって書いてあるだけでも
違うと思うんだよね
常に客の顔
お客さんの顔を見よう
って書いてあるだけでも
書いてあると何が生まれるかというと
お客さんの顔が見えてるかい?
って問いかけができる
共通言語にはなりやすい
そう共通言語
そうすると問いかけにも使えるし
みんなで統一して
培っていく
雰囲気作りに役立ったり
だから行動指針って言って
たくさんあるんだよね
何かを守りとか
この間も全国の
何百社分の動画を見たんだけど
やっぱりちょっと
そうですよね
もっと柔らかくていい
あくまで共通言語だぐらいの感じで
一緒に共有したい
だから
みんなが大切にしたい言葉を
そこに置く
さっき言うプラスワン
もう一歩踏み込むでもいいし
何回も言うけど
社名はちょっと忘れましたけど
大阪のある企業では
ひねらんかいっていうね
なるほど
ひねらんかいね
いいですね
確かにそのトーンだと
受け入れようかなって思いますね
働いてても
だから必ず振り返るでもいいわけだよね
一歩止まって考えましょうでもいいし
選んでもいいから
指差し確認って
鉄道なんかでは書いてあるけど
あんな感じのレベル感
そこは組織の雰囲気とか
社長の色とかによって
言葉の抽出というか
どういう言葉がそこに馴染みやすいのか
さっきのひねらんかいでしたっけ
そんなの東京人の
ガシガシの会社でやったら
なんかすごい嫌ですしね
だからそれはもう雰囲気だけど
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とかね
本当に面白いって問いかけてるだけでもいいからね
なるほど
企画会社とか何かやってるところだったら
本当に面白いそれっていう
問いかけを
常に書いておいてもいい
そういう意味で言うと
ビジョンというものは
大前提としては非常に重要だと
ただそれを現場で働いているというか
現実を作っている社員の人たちが
自分たちの行動とうまく見つけつけられる
スモールビジョンだったり
行動指針というところで
ちゃんとはしごでつないであげないと
機能しないので
今回の悩みのような形になっちゃうので
そこをちょっと工夫するといいと
そこでうまくいってないというようなことがあれば
井上さんその辺のアドバイスは
私目の当たりにして
そうやってビジョンを作るんだ
というのは見てきているので
相談でもいいですし
明海カレッジも主催されていますし
そういうところに行っていたりすると
いいんじゃないかなと思いますね
そうですね
本日もありがとうございました
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