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2016-08-04 14:28

第67回『負の感情の原因は、理想への思い!?』

第67回『負の感情の原因は、理想への思い!?』 井上健一郎が、組織・人に関わるあらゆる問題をわかりやすく解説する番組です。
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井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感
上場企業から中小企業まで、延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所、井上さん、本日もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
今日も質問が来ております。ご紹介しますね。
よろしいでしょうか。
最近、似たような質問というか、現場で起きているような質問が非常に多くて、
面白いんですが、ちょっと似ております。
毎日30分ほど微妙に残業する社員がいます。
毎日30分の残業であれば、仕事の効率性を高めることで、やらなくて済む気がしています。
怠惰が理由だとしか私は思えません。何と指摘すればよいのでしょうか。
というご質問ですね。
この30分の残業が何に影響しているのかというのは、ちょっと考えなきゃいけないので、
例えば、よくある30分以内は残業が発生しないとかね。
残業台。
15分刻みのところもあったりするけど、大きく言うと30分刻みだったりする場合もなくはないので、
その残業台が発生している30分なのかどうかもちょっとポイントとしてはない。
でもそれを言ってもしょうがないので、この方が何で30分やることに残業の問題がなかったとしたら、
何にしましょうかね。残業台がもらえるからやっているわけではないという前提でいくと。
30分についてどう思っているのかというのがすごく重要かな。
この残業している30分をどう見ているのか。
理由として、怠惰だからじゃないかと思っているんだけど。
でも30分やるのって、30分くらいだったら切り上げられるでしょう。
うまく効率的にやればって思っているのかどうかね。
僕だったら残業台が発生していないという感覚で言えば、
30分くらいってあんまりとやかく言う時間じゃないような気もしている。
だから僕だったら放っておくかもしれない。
その人のペースかもしれない。
なるほど。
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30分で残業台をもし払っていても、
私立もですし経営者としては違うかもしれないですけど、
経営インパクト、人数が千人、二十万人というのは違いますけど、
そこでとやかく言っているのもどうなのかな。
だけどなんかダラダラ感とか感じるんじゃないの。
そういう指摘ですよね。
タイトな理由としか思えないのですかと。
でも横のライトみたいに、
そうか終わったかと言って片付け始めて、
ちょっと最後残ったやつ処理してたら30分くらいって。
経ちますね。
だからカットアウト、ペシッてここで終わるというよりは、
フーッとフェードアウトするんだとしたら、
会社としてそれが雰囲気が悪いよと言うんだったら、
30分前に予令の話に予令って感じ。
例えばその30分がフェードアウトの時間だとしたらよ。
でもまあとはいいながら、
そんなにその人のペースだとしたら、
それはそれでもいいんじゃないと思うんだけど、
なんか効率が悪いなとかって言うんだったら、
同時になんで30分いつも延長するのって思ったら、
普通に聞くかな。
何やってんの?
この型の質問まさに、
何と指摘すればいいのでしょうかというとこなんで、
井上さんなら普通に聞く。
何してんの?
なんかいつも30分くらい最後終わるのにかかってるけど、
何してんの?って聞くね。
それはやめろよっていう意味ではなくて。
何してんの?って。
純粋な好奇心くらいの。
そうとか、なんかそれで保ってるものがあるのかとか、
ペースとか。
分かんない。
だから聞いて、
でも、で、
30分くらいになったら、
いやむしろ、
もしこの人がダラダラっとした感じがあるんだったら、
もったいなくないの?って。
ちょっと頑張って30分なら短くできるでしょう。
とっとと定時点帰った方がいいんじゃない?って、
いう風にアドバイスするかもしれない。
ダイレクトですね。
ダイレクトですね。
っていうかダメ出しする必要ないような気がしてるのよ。
なるほど。
それをダメ出しだと捉えてしまうんじゃないですか、この方は。
ああ、そっかそっかそっか。
NSさんとしてはダメ出しじゃない感覚で言えるわけですよね。
普通にだと思うよね。
なんか、
例えば必ず、
例えばだけどね、残業するんだけど、
30分間は動かないっていうのは、
それは指摘し、
ダメ出ししなきゃいけない。
その30分もったいないでしょうと。
毎日あなた1時間半くらい残業するけど、
最初の30分間、なかなか休憩に行くよねと。
そうですね、タバコに吸いに行ってるとかね。
そう。とか、晩飯食いに行っちゃう。
いろいろじゃない。
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昔やってたな。
うん、やってた。
でも僕の場合は残業代が作る会社ではなかったので、
正々堂々でやってた。
その感覚、僕の中にもそれがあるから、
30分くらい自分の仕事のペースなんじゃないと思ったりするので、
構わないやと思うけど、
ただね、こういう人もいた。
30分何がやってるかっていうと、
ダラダラと片付けてるって人もいるので、
逆に目障りだったりすることもあることはある。
なるほど。
ありますよね、それはそれで。
そういう時はちょっと、
もうそれぞれに言った方がいいと思うんだよね。
雰囲気が悪いからさ、
早く処理して帰りなさいよっていうことも言うだろうし。
ああ。
この人は感じてることが何かが重要なのよ。
うん。
なんかダラダラしてるなとか、
周りに良くないなとか。
まあ、怠惰だと思ってますし。
その怠惰だと思うことの、
もうちょっと感覚的な話ですか。
その30分間によってこの人は何を感じるのか。
あの、怠惰だと思う、だからだと思うのは、
何かを見てるからですね。
そう、何かを見てるから。
でも何を見てるのかな、
別に変な話、昼間ダラダラしてて、
でも必ず30分になってるのか。
なるほど、なるほど。
だったら30分が意味じゃなくて、
昼間のダラダラしてる方を指摘される。
確かに、確かに。
だからその、怠惰っていうのは、
いろんな事象を見たところの、
この人の見方で出てるですもんね。
それを取って、怠惰と言うと。
それを感じる、
その感じてるいろんな要素は何かをもっと、
それを集めた方がいいと。
そうそう。
もしかしたら30分残業の事なんか、
よりももっと大きな事は、
定時内に起こってるかも。
いや、全然分かんないんですけど、
今ちょっと納得しちゃいましたね。
そんな気しますね。
だから何かこう、やっぱり、
もしかしたら、
来てから仕事への取り掛かりが遅いと。
はい、はい、はい。
全体に30分ゼルゼルって言うんだったら、
戻してくれなんでね、話は。
残業するのじゃなくて、
もうちょっとスタート時間を、
みんな多分9時にはスタートするんで、
しっかり9時には仕事ができるようにしましょう、
ということだし。
なるほど。
その日常の仕事の給頭室で話していく姿とか、
いろんなところで何かっていうのは、
あるかもしれないですもんね。
だから何かね、
フランクに問いかけた方がいいと思うんで、
この辺のレベルだと。
フランクに問いかけるというのは。
だからさっき言ったみたいに、
いつも30分ぐらい残業になってるけど、
これってね、
何してんの?って聞けばいいし。
ああ。
だからさっき言った、
就業時間内に何かを感じて、
うん、なんかだらだらやって、
怠惰だな、
結果30分以上になってるよ、
って言うんだったら、
そのだらだらしてるところに、
もうちょっとスピードアップしようよ、
言っちゃえばいいし。
で、その時に、
結果オーラ30分いつもゼルゼルでしょ?
っていうのを補足情報として、
付け替えればいい。
自分に向き合って何かを言う時に、
自分が嫌だ、
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それを見て、
怠惰だなの前に、
非効率だなとか、
いろいろ思ってるじゃないですか。
そういったところは、
あんまり伝えたほうがいいんですか?
僕はそう思う。
例えば、
これちょっとこの事例とは違うけど、
例えば上司は、
なんでそんなやり方すんだよって思うことって
多いのよね。
多いですよね。
でも、
なんでそんなやり方すんだよ、
イライラが先行すると、
相手の受け取りはイライラを取るんだよね。
でも、
イライラの裏には
なんでそんなことするんだよがある。
でも、このなんでそんなことするんだよ
だけを問いかけても、
え?なんですか?っていうのが起こる。
でもその手前に、
もう一個手前に、
このままじゃうまくいかないだろ?
っていうのがあるはず。
だから、だとしたら、
ちょっとうまくいかないような気がするんだけど、
どう?って問いかけたりとか、
このゴールは、
例えば、
明日までにこれ仕上げるってことだと思うんだけど、
大丈夫?って聞いてみたりとか、
要するに、
その一歩手前。
なるほど。
例えば、今だと負の感情が湧き上がる、
一歩手前。
つまり、この人も何かを感じてるはず。
30分の残業があることで、
それを見て、
これでこうなってしまって
何かがあるんじゃないか?
そこをぶつけた方がいい。
なるほどですね。
イライラの感情をぶつけるのが、
その前の、逆にそこが不安とか心配とか、
そういったものと思うんですよね。
そこをぶつける。
よく言う、周りの後半に対する影響が、
ダルい影響を与えるとか、
なんでもいいから、
感じてるものを、
感情のイライラとか怒りとかから、
その次に来てる、
なんで30分残業してんの?
ってことだけに焦点を合わせるのではなくて、
それによって感じる、
マイナスポイントっていうのを、
ここの気持ちの中に中心に置いて、
周りの人が、
変えにくいと思ってんだよね、実は。
って、問いかけた方がいいし、
30分、ことさらに焦点を合わせる必要ないし、
30分が気になるんだったら、
さっき言ったように、
フランクに、
え、何だか30分必要だな、
って言われたら、
そしたら、
聞けばいいし、
その1個手前が何かあるんじゃないかなと思う。
そういう意味で言うと、
その1個手前が何かという、
まず自分への観察をすることの方が、
重要なわけですね、
どう指摘するか。
それが、さっき言うに、
どうやら1日見てても、
動きが鈍いと、
っていうことが、
で、
どうやら1人前、
1人の人がちゃんと仕上げる量の、
仕上がりになってないと思うんであれば、
手次第で言うと、
わかんないけど、
遅いと言うんであれば、
それは、
もうちょっとスピードアップして、
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生産性を高めたいんだけど、
どうしようかって話の方が正しい。
なるほど。
そっちの方が、
生産性があるというね。
お互い気持ちよく話せそうですし。
そう。
なるほどですね。
これは残業云々の話ではなく、
自分の仕事において、
何か、
不の感情を覚えてしまったときに、
その手前のところで、
自分は何を捉えて、
何を見ているかというのは、
意外とその瞬間以外のところでもあるかもしれない。
そうね。
だから、
良くしたいとか、
もっと良くなった方がいいという全体のことに対して、
この目の前に行動している人も、
もっとこうやってくれたらいいのに、
という、
ある種の、
理想像があると思うので、
そういかないよ、
このままじゃと思っているところまで、
怒り下げてほしい。
なるほど。
散り積もった、
夫婦の関係みたいですね。
あるところポンと出たけど、
実は言い合い事は、
もっと過去のところとかの話だったりとか。
そう。
何か、何か最近肩が転んだけど、
おーじょ駅前のマッサージができたから、
行ってこいよじゃなくて、
私は子育てに大変なんです、
そういう人間のコミュニケーションのところに
行きそう。
なるほど。
非常にズバリ解答というか、
起きた感情をその一歩手前を見るというところを
ぜひトライしていただいて、
他の仕事にもいろいろ使えると思いますので、
活用していただきたいですね。
本日もありがとうございました。
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