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井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感。
上場企業から中場企業まで、延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤克樹です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所、井上先生よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さて、今週も行きたいと思いますが、前回はワンオンワンでしたよね。
ワンオンワンが進捗管理の場になってしまっているという現実を、
まずはお互いが分かり合う場に変えていくのがいいんじゃないかなという話があった中で、
テレワークになってそういうことが傾向としてあるよねという話が出てた中で、
テレワークの質問がちょうど来たので、テレワークのやつを取り扱っていきたいと思います。
質問だけですね、移住したいという社員が増えています。
週に程度出勤して、あとはテレワークになってしまいます。
今後、出勤という概念はどうなってしまうのでしょうか。
ということで、これは立場が分からないので、概念として話していくしかないかなと思いますが。
僕の行ってる会社でも、この間行ったら社員で、
どこどこに住み換えたいんですけど大丈夫でしょうかって人事に相談が来たって言ってたからね。
実際に起こり始めてるんですよね。
なんですね。
去年1年で東京から外へ出た人って40万人いるっていうデータもあったし。
40万もいるんですか。
県外だから神奈川とか千葉とかでもその中に活動して入ってるんだろうけど。
この間ね、千葉県のどこかで、飲食店が足りないって話を聞いてお腹がいってたんですけど、
移住者が近いからやたら引っ越してきてるらしく、飲食チャンスなんだよって逆に言ってたんで。
ああかもしれないね。
外、周辺そうなんでしょうね。
実際にそういう話が出てきたってことは、
去年あたりからコロナを背景に、その前から言ってたテレワークって本格的にちゃんと現実的になるねって言ってたじゃない。
さらにそれが本当に現実的になってるんだなっていう感覚ですよね。
いやー確かに確かに。
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それでいいんだろうともし、そうなっていかなきゃいけないんだろうなっていう感覚はある。
でもそうなるとこの質問者の聞いてる、出勤って概念はどうなんのっていうね。
例えば法律的に、出勤途中の災害って労働災害ですかとかね。
うーん、そうですね。
定義の仕方とかあるじゃない。
そういう側面から言うと、出勤っていう概念はどこかで作っておかないと、
おかしなことになるのかもしれないんだが、
ここではあえて、今みたいな労災的労働というようなことではなく、
例えば通勤手当ってどうするのとかね。
っていう話からいくと、出勤って何って言うと、
テレワークをしてるときに言えば、
ベッドルームからワークルームに移ったのが出勤だろうって話になるんでね。
要するに業務開始に伴って移動があるのであればそこを出勤って言うんだろうけど。
だから週に1回、2回会社に行って、他はテレワークですって言ったら、
あくまでも1、2回は通勤っていう感覚でいいんだろうけど、感覚的にはね。
ことさらながら特別な概念を入れなくてもいいんだろうけど、
そうするとさっき言った通勤手当ってどうなんのってなると、
当たり前だけど定期代だねって話になるわけだし。
なおかつ移住先が、新幹線使ったってどこどこまで行きますかってことになってくると、
じゃあいくらまで出すのって話になるので。
業務をするにあたって、場所がどことどことどこを使いますかっていうことが、
会社と社員とがお互いに確認し合うべきことになるので、
会社に行くということが通勤っていうことじゃないねって話にはやっぱりなると思うんだね。
特に週一しか行かないんだったらね、なおかつ。
特に高崎とかあっちのほうで新幹線で通いますなんていうと、
誰かが言ってたけど、場合によってはそれって出張じゃないのっていう話もあったくらいで、毎日ね。
いや毎日じゃなくて一日しか行かないから。
ああそういうことね。
通勤っていうのは、もともと自宅の中での自己完結しちゃってるよねって。
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交通費のかからない通勤だよね、それを。
大企業役員とかね、新幹線通勤って昔よく聞き入りましたよね。
うん。あったあった。
僕がいた会社でも盛んに新幹線通勤を認めるか認めないかって話してた時代があるからね。
それこそ通勤手当の上限を、
例えば当時で言うと、その前の会社で言えば、
ここの新幹線のここの駅までの定期代までは補償しようみたいな。
感覚で決めてたりもしたくらいだから。
話に戻ると、この質問者が聞いている通勤という概念はどうなんでしょうねって言ったら、
通勤という概念じゃないのかもね。
勤務をするのはどこですか。勤務地位はどこですか。
それの移動に伴う費用はこうしますっていうルールだけある。
くらいな感じなんじゃないのかな。
けどそういうことですよね、きっとね。
仕事というのは物理的な場所。
物理的な場所と働く場所と働くということが完全にイコールじゃなくなっている中で、
通勤という概念そのものがピンとこないですもんね。
さっきから言うように、向井先生みたいな法律的な立場から見ると、
これってどうなんのっていうのはあると思うんだけど。
それは細かいことで。
あとからね。会社に交わせるとして。
でも社員と会社の考え方では、従来の通勤という考え方はないよっていうことになると思う。
今のところ付き合いされているクライアントさんだったり、
中では完全に通勤という概念がぶっ飛んだみたいな会社はさすがにないですか。
結構リールが多いのかな。
いやいや、通勤という概念をなくしたとまでは決めてないんだけど、
通勤って何っていうふうに語ることもないんだけど、
ほぼ通勤という概念がなくなってるって会社はある。事実上。
向井先生は昔の元フルスの音楽業界とか、いわゆるクリエイティブ系の業界とかって、
あと新聞記者とかもそうなのかもしれないですけど、現場があるじゃないですか。
なので通勤という概念がそもそも存在しないみたいな方々って、
ここ結構近しいなあとは思うんで、
そういう人たちにとっては別に何ら変わんねえぞっていうところなのかなと思ってるんですけど。
変な話。
例えば僕の前の会社で言えば、
通勤手当は定期代表に相当するものを支給しているというルールだったけれども、
全然そこじゃないところ動き回るので、通常の交通費生産でしてるわけよね。
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だから定期代に相当の通勤手当というのがなくなっちゃうっていうだけだよね、今まず。
必要かかった交通費生産をするよっていうだけの話なんで。
まだ出張に近いですよね、マイルマイル。
ただ上限はあるよっていうことなんだろうと思うから。
その範疇で自由に考えてくださいといいですよっていう話になっちゃうんじゃないかね。
その代わり、勤務地、例えば会社には職場ごとのルールがあるので、
うちの仕事は、この部は、例えば営業部は、
必ず週に2日は会社に来てDRでやるんだぞっていうことがルールであれば、
それにちゃんと従ってください。
遠いから遅刻しますのは許せませんよって話になるだけだよね。
まあということになってしまいますが、あと何かありますかね。
移住したいという社員が増えていますと、出勤の概念はどうなっちゃいますか。
通勤系ってそうだけど、住宅の手当とかそういうところを出してるところだとまたその概念も変わるだろうね。
東京だから、東京の出社してる人たちは住宅手当が高いとかっていう会社もあるのでね。
他のエリアより。
そういうことも、ある意味是正するべき対象の細かい部分で言うと出てくるのかもしれない。
でも確かにその先から言うに、仕事するために通うっていう感覚はどんどんなくなるでしょうね。
それでいいんだろうし。
成り立つなれば。
前回言ったような共通だったり、関係の質がどんどん低下していくみたいなものはあり得るので。
場が一緒ってだけで、逆に言うとマイナスになった部分もあるかもしれませんけど。
まあね、確かに。
檜山先生がよくリーダーは旗を掲げなさいという話をされますが、
より旗がないと、ただこういう働き方が加速すればするほどどんどん分離していくというか、
敗退してきそうな感じは一方でします。
なので、今の質問者みたいなことで言うと、その旗っていう側面から言うと、
社員のほうから、「こうしたいんですけどどういいですか?」みたいな問いかけが来たって言うときに迷うよね。
でも本当だったら先回りして、例えばだけど、「便所ない?」って言ってあげられたら、
社員はある意味の旗を感じるのよね。
あ、方針は決まってるんだって。
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こういうことって実は細かいことなんだけど大事なんだよね。
どう考えたらいいんだろうかって言うんだけど、
どう考えようと思ってるかが大事って言ったらいいのかな。
間違ったらごめんなおすっていうことでいいんじゃないかと思うので。
こういう新しい動きが出てきてるときこそ、
人事とか総務とかいろんなところの専門セクションは、
自分の部署の範疇で起こり得ることについて、
実際にまだ起こってなくても方針は持っておいたほうがいい。
それがある意味の、会社にちゃんと考えて旗を立ててるって考えがするのでね。
あとは前回の引き続きの流れで言うのであれば、
井上先生がおっしゃってたワンオンワンとか、
背景となる共通のものを話すというのは場を別で設けるとかいうのが大事って意味で言うと、
こういう移住とかいうテーマについてみんなで話をするというのは逆に意味のありそうなテーマでもありますよね。
そうね。いいんじゃないの。
答えないですね。
現場の管理職課長さんぐらい集めて話すっていうの手だよね。
ええ、そうですよね。
それはいい話かもしれないね。
まあというところで、ホットというか現実的な方もいれば非現実的なテーマでもあったり、
人によってだいぶ違うテーマでありますけど、
それぞれの世の中の流れ的にはこういった話も多いんだなというところで、
今日のあたり終わりたいと思います。
井上先生、ありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
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